ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

the pillows @ 赤坂BLITZ

今年は沢山見たピロウズですが(好きになって12年目、今更になって!)、大晦日のチケットは取れなかった(というより入替戦のことばかり考えていてすっかり忘れていた(笑))ので、これが今年最後のピロウズ。見るのはこの間のツアーの追加のZepp Tokyo公演以来。昨年シングルBOXのツアーとなった“LOSTMAN GO TO CITY”TOURは信じられないぐらいレアなシングル曲やC/Wの曲とかやっていて、「このセットリストすごくないですか?"Ninny"とか"Beautiful Picture"とか"Skeleton Liar"とか…」なんて会社で当時居たピロウズ仲間の子と話していたこともよく憶えているのだけれど、今年もレア曲ばかりやるとの噂だったこのライヴ。

10月頃にファンクラブに入っているピロウズ仲間のかたに聞いたら「今回、1人1枚までなんだよね〜」とのことでそれが無理、前述のピロウズ仲間の子と会った時に「オフィシャルサイトの先行で取れたんですよ〜」なんて聞いたけどそれもすっかり気付いていなくて、一般発売に賭けたけど駄目で、あー今回は見れないんだろうなーと完全に諦めていたのだけれど、「行けないですかね〜」なんて色んな人に言っていたら(笑)、意外な方面からどうにか行けることに。ジュビロの残留も決まって、すっきりした気持ちでライヴを迎えることが出来た気がします。レッドクロスへ行った人曰く、本当に普段やらない曲ばかりとのことで期待してブリッツへ向かう。

しっかしやっぱりオフィスが移転してから赤坂へは行き難くなった。渋谷まで出て、表参道で千代田線に乗換が一番早い。のだけれど、渋谷へ向かうべく山手線に乗っている時、「千代田線が止まってる。間に合わないかも」とピロウズ仲間のかたからのメール。なので千代田線を避けて赤坂見附から降りる。けど思った通り、遠かった…。それにしてもあれだけ頻繁に乗ってた銀座線なのに、すっごい久々!変な感じ。千代田線が遅れているなら開始も遅れていたりしないかな〜と思ったけど、その期待は外れ始まっていました。"FUN FUN FUN OK!"の時入場。赤坂サカサカスは当然イルミネーションいっぱいで人が多かった。まずセットリスト。

01. RAIN BRAIN
02. STALKER
03. Degeneration
04. FUN FUN FUN OK!
05. Juliet
06. Sick Vibration
07. Beehive
08. Moon is mine
09. ウィノナ
10. 昇らない太陽
11. Nowhere
12. Wake Up, Frenzy!
13. サヨナラサマー (PUFFY)
14. シュガーナイトメア (V6)
15. Skim Heaven
16. HEART IS THERE
17. SUICIDE DIVING
18. サリバンになりたい
19. Ritalin 202
20. モールタウンプリズナ

[ Encole ]
21. Paper Triangle
22. ムーンマーガレット
23. No Substance

本当に普段やらない曲がいっぱい。でも、まさかシングル曲が一つもない、アルバムの中の曲だけとは思わなかった(笑)ライヴ中に「マニアックな曲ばかり」とはさわおが沢山言っていたけれど。入場してすぐ次が"Juliet"!そう、"Juliet"も何気に初めてライヴで聴きました。昔、"RUNNERS HIGH"の時のライブビートを録音した時も、多分この曲は最初の方にやってて…僕は4曲目の"Wonderful Sight"から録音し始めて。何度も何度も聴いたテープなのに、"Juliet"だけは入っていなかった。なんてこともあり。ピロウズは全曲好きと言っても過言ではないけど、その中でも"Juliet"はここ数年ずーーーっと聴いてる。思い入れやそういう情景があるかって言うと、そうでもないんだよね。ロストマンやバスターズの収録曲や、"CARNIVAL"と比べると。逆にそういう思い入れがないから、ずーっと聴いてるんだと思う。

MCを挟んで"Beehive"、そして"Moon is mine"!いやー、やっぱりロストマンの曲をやられると嬉しい。後半にやった"SUICIDE DIVING"も。当然期待はしていたけど、まさか両方聴けるだなんて!特に"SUICIDE DIVING"の“そんなの幻だよって 沢山の人に言われた 僕だって分かりたいけど 無理なことさ”なんてフレーズは、やはり僕の根底にあるなぁ、なんて見ながらしみじみ。"ウィノナ"も今年の聞いたピロウズの曲の一曲(年々ピロウズの中でもお気に入りは変わる)MCで、「すっごい暗い時期に作った曲なんだが」「"RUNNERS HIGH"で一瞬グッ!といったのに、そこでキングの社長が変わって。ピロウズなんかに金かけてられんと」

「"Smile"はシングルがなかったろ?」「"バビロン天使の詩"のPVとか憶えてるだろ?(笑)」「CDの売上げが伸び悩んだのに、でもライヴの動員はどんどん増えていってた不思議な時期だったんだ」とか、"Penalty Life"に至るまでの苦悩を語った後、"昇らない太陽"。今年の夏頃、"ロンサムダイヤモンド"をよく聴いているみたいなことを書いた記憶があるけど、この曲もよく聴いていたっけ。“風はどこからか吹いて君の涙乾かすだろう 雨は何気なく降って僕の名前削るだろう”“明け方ふいに現れる月をキミだと信じてたのは 遠い昔のことさ”聴いていた今年の夏頃、聴いていたっけなあ。その後、"Nowhere"と暗い曲が続くんだけれど――

今日のチケットはツテツテで入れさせて頂いたのですが、2階席で見させていただくことになり…。2階の一番上で立見で見ていたのですが、後ろ姿で何とも言えないところもあるにしても、この日終わるまでに見た限り、有名な人、それは売れっ子バンドのかたがた含め、沢山いらっしゃって(赤坂は来易いんだろうなあ)、ちょっとキョロキョロしてしまう中…その"Nowhere"の時、僕も大好きな超有名バンドのかた(ジェーアイアールオーさんではなく。)がすっごいノリノリで(笑)あんな暗い曲なのに(笑)そういやフェスの時、暗い曲をリクエストしていたよねえ、この人。比較的終始ノリノリでしたが、なんか良い光景でした。仲良いんだなあ。

でも"Nowhere"の時はさわおもノリノリな感じで弾いていたように思う。そう、多分全体的に普段やらない曲中心とは言っても、その中で“演奏しやすい、しにくい、慣れてる、慣れていない”があって。あー、弾くことに集中してんなーって曲も中にはあったけど(笑)、なんか"Nowhere"は…慣れてんのかなぁ、っていう。そういえば、バスターズの中からNowhereしかないのは、他の曲は割とライブでやることが未だに多いから。なんだよね。その後はPUFFY、V6と提供曲のカヴァーが続く。V6の三宅くんもピロウズ好きらしく、それで依頼があって作った曲とのことだけれど、そういう意味では…その辺の面々もきっと2階席に居たのかもしれない。

いや、でもなんか相当すごいことになっていたと思う、2階席。「シンちゃんが死んでとしてだな」とかなんかどんどんさわおはSになっているのか?と思いつつ、でもこれだけ皆(名声を得ても)ピロウズ好きなのは、根暗というと語弊があるけど、そういうものを背負って生きているんだなぁというかね。口に出来ない心の闇を、さわおが歌ってくれているって、皆感じているのかな(笑)さて。アーティストじゃなくても、もしかしたら貴ちゃん(中村貴子さん)とかも居たのかもなあ、なんて思って。ミュージックスクエア聴いて音楽を知っていった僕としては、下手な有名人や売れっ子バンドよりも、きっと神的存在かもしんないよなぁ、今更ながら。

だからなんだろう。そういう場所に身を置いた中で聴いた"SUICIDE DIVING"はまた特別な気持ちであった気がする。15歳の時に一杯聴いていた曲だもの。ま、その時はSUICIDEがどういう意味が知らなくて、後から「自殺って意味なのか」って感じだったけど(笑)ただのピーターパンシンドローム的な歌かと思ってた。多分その辺の言葉遣いがやっぱさわおって上手なんだよなぁ。終盤は"HEART IS THERE"で一度会場がアゲアゲな感じになって、"SUICIDE DIVING"を挟み、サリバン、リタリン、モールタウンプリズナーで駆け抜けるように本編終了!サリバンもライヴで聴くの初めてかな?ビデオで沢山見てたから初めてって感じがしない…。

"モールタウンプリズナー"はPenalty Life Tourで見ていたと思うから初めてではないと思うんだけど、この曲は今回の入替戦で仙台へ行く時にポータブルプレイヤーに入れて持って行った一曲だったりする。それはなんだろう、逃げるなんて出来るはずないだろう。と思ったからかな。アンコールの一発目が"Paper Triangle"。うわー、嬉しい。"ムーンマーガレット"も今年の夏ぐらいから何故か沢山聴いている曲。“キミを描きそこねたままで 絵の具が足りなくなった”“心に咲いた白い花 踏んじゃったけど”なんてフレーズがふとハマったんだと思う。客電もついたし、これで終わりかな…?と思ったけど、やっぱりダブルアンコールありました。

この時の、"No Substance"を待つ感じ…今日やらなきゃいつやるのか、みたいな(笑)会場がそんな空気だった気がする。最近は"Advice"の方が多い印象があるから。"No Substance"は僕が人生で二度目にダイヴをした曲だったりするので、やっぱし思い入れある。今日は誰も出なかったけど。というか、もうピロウズのライヴでダイヴは出ないかー。なんであの時しようと思ったんだろう?と今となると思うけど、でも決して、あの時していたのは僕だけではなかったはず。そんな時代だったと思うんだよねー。20周年で色々またやるから、とさわおは言っていた。楽しみだ。もう916でどこかの会場は押さえてあるんだろうけど、どこだろうなあ。

という感じで、結果シングル曲無し。多分、僕が今までにピロウズのライヴで見ていて今日初めてじゃなかった曲って、"Penalty Life"収録曲と"Ritalin 202"と"No Substance"ぐらいかな。昨年のやつがシングルいっぱいで、"Tiny Boat"とか"Daydream Wonder"とかやってたから…あとカップリングの"Ninny"とか"Wonderful Sight"とか"Skeleton Liar"とか…そういうのもちょっと期待してたけど、やらなかった。あと期待していたけどやらなかった曲は"My Beautiful Sun"かな。ライヴ後に合流したピロウズ仲間のかたが「そう、それ期待して“Mosquito Kiss Girl”Tシャツだったんだけどねー」と言っていた。

ライヴの後は、元会社のピロウズ仲間のかた二人と合流。僕は11月に二人とも会っていたわけだけど、二人は久々の再会だったようで。久々の再会っぽい雰囲気がなんかよかったなあ、と思った。後から来た子に、メールを出そうかすごく迷ったのだけれど。それは、返事無かったり会えなかったら沈む不安があったから(笑)でも、勇気出してメール出してよかった。でも、メール送るまで帰らずに中で待ってくれていたみたいだったから(僕は外で「出てくるかなあ」と待っていたので、若干すれ違い感があるのですが(笑))。ふと帰りにそう思って、内心ちょっと嬉しかった。クリスマスツリーの下で待つ僕の選択も今考えるとどうかと思う気もするけど。

千代田線が未だダイヤの乱れで激混みだったので、表参道で銀座線、渋谷で井の頭線へ乗換えて3人で帰ってくる。11月の時とはまた違う、何とも言えない複雑な気持ちがあって、うーん、例えば3人じゃなくても会えていただろうか、こんな笑顔を見れたんだろうか。なんていちいち考えてしまうのだけれど。面倒臭いなー、もう考えるのやめようこんなこと。と、思っていたはずだったのに(笑)、いざ会うとやっぱりなんか他の人と会うのとは違う気持ちみたいなのがやっぱりあって、まあそんなフリは出来ないけれど。今日みたいなライヴで"ウィノナ"のような曲を聴けてしまったことが、うーん、なんて言うんだろ?街中で今もボーイフレンドが順番待ちしてるって、でも良いんだ、条件は無い。なんて気持ちになってしまうところで。

そんな気持ちがどこへ行くかはわからないけれど(僕が今後のピロウズのライヴのチケット取り損ねているので(笑)、今後何かに誘う理由が無いんだなー)、こんな風に普通に会えるのが何より嬉しいことではあるんだな、きっと。また井の頭線のホームでバッタリ会えたりしたら他愛も無い会話が出来るかな。他の人とは違う何かを憶えたところで、気軽に会える勇気が無ければ距離なんて近付きようがないのだし、ややこしいのとかやっぱり嫌だもんな。難しいものだけれど。クラムボンの"パンと蜜を召し上がれ"の“じっくり煮込めばさよなら出来るね”なんてフレーズが最後ひとり、頭に思い浮かびながら。コトコト弱火で煮込んでみたらどうだろう。

余談。有名人がいっぱいいたかもしれないー、みたいなことを書いたけど、ダブルアンコールの時に「もう終わりかな?」と思ったたからそれまでの位置からちょっと移動して。その時に、立見エリアのすぐ斜め隣ぐらいに居た人が「背高いなー…」と思ったら、シンペイくんだった(笑)…いや、さん付けすべきだよなぁ…。座れただろうに、なんからしいなあって思ったけど。同じバンドのかたが一緒でした。それ以外にもBバンドのボーカルくんと思しき人とか、Cバンドのドラムさんと思しきひととか、顔と名前が一致した人でそれぐらい。本編終わりの時「これって、本編の終わりですかね?」と質問をくれたかたも見たことある人だったような気もする。

入替戦で残留が決定して帰ってきた時も思ったし、そんな2階席の空気を吸えていた時も思ったことなんだけれど、“たとえ今死んでも思い残すことはあんまり無いと思う”。まだあれを手に入れていないから死ねない、みたいなのは、無い。(もうそういう欲が無いから日常に夢中になれることがあるとも言える)…んだけど、火曜、宅配便が来たのでドアを開けて受領票を受取ったら、それが明らかにおかしい。次の瞬間、その人に刺された。…という夢を見た。それで目が覚めた。「死にたくないな」と思った夢だった。そう、なんだかんだで死にたくはないんだなぁって思う。時々こういう、死ぬのかもって思う夢や、誰かが死んだりする夢を見る気がする。


火曜の夜、出先で打ち合わせたお相手が、外国のかた(英語圏)だった。アメリカ人かな。インタビュー仕事がらみではもう何人もお会いしてきたけれど、普通のビジネスがらみだと初めてだったのです(日本語をお喋りになられるかたを除くと)。名刺交換をする前、その人を前にしてふと癖で右手が出てしまった。そう、インタビューの時も、会社のかたのアメリカンスクール繋がりのフットサルの時もなんだけど、そういう人って…自然と握手を交わすことが多かったんですよ。だからその時のノリで僕は手を出したら、逆にその人は手を差し出してなくて(笑)僕の手に気付いて握手交わしたけれど。…これは向こうのビジネスマナー的にどうなんだろう?

プライベートではしてもビジネスだとしないものなのかな?わからない。(ちなみに日本人同士でビジネスの場で初対面の時に握手したことなんて当然無い。音楽繋がり絡みではあるけど。)そして打ち合わせの最中は英語でお喋りになるわけだけど、聞き取れたり聞き取れなかったり。英語で返せたらかっこいいよなあと、インタビューの時以上に思いました(笑)インタビューの時はさ、こっち側に通訳さんが居ることがあるから。気持ち、こっち側。みたいなのがあるんだけど、今日はそうじゃなかったから。こういう時、訳されない部分を理解出来たりすると…なんか、いいよなっていうか…訳されないと思って言っていることってきっとあると思うのよ(笑)

そういうところを理解している…フリをしたくて(笑)、今日も(わかっていないくせに)頷いたりしていた(笑)本当に英語って必要だねえ。今更ながら。誰と話してたんだっけなあ、「スウェーデン人の喋る英語は分かり易い」とかそんなこと。ああいう風になりたい。id:pokkapokkaさんのこのエントリ見ていて(今回のエントリ的に言うと、当初はピロウズ繋がりでしたよね!コメント付けられないのでエントリの中で書きますけど!正にちょうど10年前頃にYahoo!ピロウズ掲示板を4人ぐらいで回していたような(笑))、「握手してくださいー!」と叫ぶ子供の声を聞いても、誰か英語教えてあげなきゃ駄目だよと(笑)思った次第でございます。

夜は昨日はあれだけ久々だと感じた銀座線に今日も乗って、渋谷へ。夜は渋谷でCOUNTDOWN JAPANのチケットを引き取りつつ、ごはん。その人を待っている間、HMV渋谷の2Fで立読みなどをしていたのだけれど、内田彩乃さんというかたの“シーズンワードローブ”という本をふと読んでみた。なんていうか…いかにも、って感じなんだけど(男が読むなって感じですよね。でもHMV渋谷2Fは、女性ファッション誌を読みやすい…ような気がする。)、でもこういうの読んでそうな人がオフィスに一人でも居ればちょっとは日々の楽しみが増えるのになーなんて(笑)いや、でもこれは本当に思う…。ショルダーバッグ+自転車の写真とか、ほんと大好き。

小学生低学年の頃とかにしていたようなプレゼント交換会のようなことがあったら(一体どうなったらそんなシチュエーションになるんだ(笑))、たぶんこの本をそのプレゼント用に選びたい、なんかそんなことを思った。一緒になんか良い感じのCDを添えて。こういうの読んでそうな女性が好き、みたいなところはあるよな。たぶん。んで、この本の中で、「なんだかんだで福岡がいちばん好き」的なことを書いていた部分があったのだけれど、なんかそれもいいなーと思って。それは先週、仙台と浜松と地方都市を縦横断したからで、浜松出身民として地方都市(浜松)が好きだからなんだろうなあ。それであっても発信出来るものがきっとある、というか。

音楽に例えるならば、渋谷のCDショップ行かなきゃ最先端じゃない、という時代はきっと終わっているはず。…とか言って、12/30〜1/7の間に渋谷のTOWERで行われる輸入盤の大セール(200円〜)。これは絶対行きます。初日は混むだろうから大晦日の夜あたりに行こうっと。2年前もこれで沢山CD買いましたが、多分まだ聴いていないCDありそうだなー(笑)まあなんだろう。でも東京に来なければ出来ない仕事があって、そういう仕事がしたくて東京に僕は来たわけだから、それを突き詰めることを忘れちゃいけない…もしそれが無いのなら、地方発で“それ”を証明することに魅力を感じる部分があるのだから。それはジュビロ然り。

さてはて。ごはん食べている最中。「なんか疲れちゃってね」みたいなことを言われた後、「まあ、師走ですからねえ」なんて言ったんだけれど。言ってて自分で「“しわす”と“しあわせ”って響きが似ているなあ」なんて思ったら、「え?幸せなの〜?(笑)」なんて返事が。やっぱそう聞こえたんだな(笑)多分「しわすで…」と、「す」の後に母音がeの「で」が続くからそう聞こえ易いのかもしれない。「幸せ」だと言い切るのは恋人が出来てからだなと思っているので、現状「幸せであるか」と問われたらつい否定してしまうんだけれど(笑)そう、どうしても「幸せ」って言葉は恋愛に直結してしまう気がしませんか?スポーツ選手とかでない限り。

だからそういう部分で「幸せ」は否定してしまうんだけど、でも。今、日々楽しいかと言うとそうでもないしすごく逃げている部分はあるけど、でもトータルで考えればやはり今はすごく幸せな状況下に置かれていることは確かだと思う。いや、“幸せだと思えることが増えた”のかな?それは昨日も今日もだけど。こうやって音楽の趣味の合う人と会えるのが嬉しいし、楽しく話せるのが嬉しいし、ごはん食べられればまた嬉しいし。最近会社で誰かとごはん食べたりしないから、一人暮らし中の僕としたら、こうやって人と向かい合ってごはん食べられる時間は、普通に…幸せな時間だと言って全く差し支えない。幸せのレベルが低いかもしれないけど…(笑)

なんというか、あんまり幸せを手に入れる為に貪欲になりすぎると、何か落としたりすり抜けたり、バランスを崩したりするんじゃないか。って思うから、そんな“ふとした幸せ”が…日常に落ちていることが、大切なことなんだと思う。なんて言ったらどうかな?(笑)そういえばこの人との会話で聞いた噂。とある有名な(?)ライターさんの奥さんは、ピロウズのライヴで知り合ったとかそんな噂。うわあ、素敵だなあって思いました。そんなピロウズ話で火曜日のお話は終わり。

水曜日。親会社と合同の忘年会。久々に親会社の人たちと目一杯話せて嬉しかった。…まあそんなのもおかしい話で。移転前から危惧していた通り、閉塞感から抜け出せない僕が居る。なんか特に水曜日は駄目駄目で。忘年会とか参加したくないなーって気分。なんだろう?でも、4年前の忘年会の時もそんな気分だったっけ。ああ、そう思うとあの時のこともすごく憶えてる(笑)都合の良い(?)サーバートラブルがあって、一次会はサボって、二次会から行って、ムシャクシャしてたから"スモーキンビリー"歌ったら…今となってはいつもフェスに一緒に行く友人がそこで「ミッシェルとか好きなんですか!?」なんて食いついてきてくれたんだった(笑)

“まあでもそれもいいんだけどさ。どうせもう、先が決まっていることだから。”なんて思ったり、“でも、前の会社の時と違うから。”と言いながらも、でも似たり寄ったりなんだろうな。でも、違うのは違うので確かで、すごくモチベーションの持って行き方が難しいし、現状それが出来ていない…なんて愚痴か悩みかそんなものを、月、火とこぼしていたんだけれど。すごく気持ち悪い。人に言うことじゃないから言わないけれど、僕には目に見える部分でそういう変化があったりするわけで…管理者権限があるから自分で設定するのに自分にその権限を与えない、みたいな…ねじれている部分があって。弱音を許されるのであれば辛いなあって言いたいけど…。

月曜日、話していたこと…「え、あの頃にはもう決まっていたんですか?」みたいなことが、ああこういうことだったんだ。と今になって、わかってきたような。そんな気持ち。ともあれ、忘年会は丁度、CDJに一緒に行く人、昼間も「チケ来たから渡しますー」なんてメールしていた親会社のかたと同じグループだったから、すごく気が楽だったし、でもそれ以外にも今更ながら色々話せたかたも居て。んー。楽しかった。システム部の中で浮いている人と同じコンプレックスじゃないけどそういうのを共有したり、ゆずのタンブラー使っていた人と話したら実は向こうは4つか5つ年上だったり。いや、でも今でもゆずが好きって言える人は、年上な気がする。

多分、青春時代のゆずの影響を受けた2つや3つ下の子たちにとって、ゆずは若気の至りなのではないかなぁと。僕にとってはゆずは別に若気の至りじゃないから。青春に違いない。それは、ミッシェルやハイスタやバインやトライセラや…ジャンルバラバラかもしれないけど、でもそれらと並んで。2次会も親会社の人たち10人ぐらいと一緒に飲んでいたんだけれど、んー。ねじれているけどでも楽しかったです。どうせもうこんなこともそう無いから。休憩時間中にジャスコの中の書店行って、昨日読んでた内田彩乃さんとかその辺の雑誌を読み漁っていたんだけれど、それらは婦人向け雑誌コーナーにありました。なるへそ。どうりで僕は年上好きなわけだ?

そうそう、よく「結婚したい」とか僕書いているけどさ、そのゆず好きなかたが「彼氏は募集していないけど旦那は募集している」というようなことを声を大にして言っていて(笑)そういう人を改めて前にすると、あんまりそういう話って出来ないなあと思った。なんていうか、合わせているようで嫌だなあと思い。でも今下書きでそんな話をつらつら書き中(入替戦で移動中に思いついたこと)。でもその忘年会で30秒ぐらい隣あった親会社のかわいいあの子とは全く話せなかった。たぶん、そういうもの。横すら見れないものなあ。はー。ちょっと久々に飲み過ぎて気持ち悪い。なんかでも、ほんとこんなんじゃ駄目だなあ。駄目だと分かっていても、足は痛いし歯も痛いし頭痛もするし気持ち悪いし乗らないし、うーん、ここ3年で最悪の状態。

多分、気持ちがあった頃は、反抗心のような気力があったけど、もうそれも無いから。話したいことも無いし出したいことがない。要はそれが辛い。気力が起こらないのがつまらない、それが分かっていても変われないのが辛い。まだやらなきゃいけないことがあるから仕方ないんだけど。あー気を休めたい。お腹はすくのに食欲が沸かなくて、どうしようかと思ったんだけれど、ジャスコで見つけた258円の「ビーフシチューパイ」がそんなお腹には丁度良かった。ビーフシチューとパイ。なんとなく、ほっこりした気分になる組合せ。ジャスコのお菓子の棚の前で、20分以上も立ちつくして、何も選べない、何も買えばいい。何個買えばいいんだ。なんて気持ち。