ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

COUNTDOWN JAPAN 08/09 @ 幕張メッセ 1日目

ぼやぼや暗いことも書いてましたが、気持ちを切替えて今年のライヴ納め、COUNTDOWN JAPANへ行って来ました。'04年以降、これで5年目です。前日に何見よっかなーと考え始めたら気持ちもちょっと盛り上がってきたので、やっぱ年末にこういう大きなイベントがあると楽しいなと。昨年書いていたような気がするんだけど、早い明るい時間から屋内に居たくないなぁと思っているので15時半のPerfumeから見始めようという気持ちでお昼頃起床。14時過ぎに吉祥寺を出て、15時過ぎに海浜幕張着。時間に余裕があったら中野から東西線で交通費節約しようかと思っていたんだけど(笑)、そこまでの余裕は無かった。

予定ではもうちょっと早く海浜幕張着いて、アウトレット寄って、メッセに入場して通路エリアにてワンセグ有馬記念を見てからPerfume、みたいな流れを思い描いていたの。だけどそんなに早く着けなかったので、Perfume見たいのならもう直接メッセ行かなきゃ!…と思ったんだけれど、他の人の急ぐ姿を見て…まあいいか、と(笑)一度メッセ行っちゃったらここまで戻ってくる時間ももう無いな、って思ったので先にアウトレット寄って。有馬記念を見入り過ぎちゃってそれが無ければちょっとぐらいPerfume見ること出来たかもわからないけど。まあいいや。6月にPerfume初めて見たライヴが今年のベスト・ライヴの一つであることは変わりない。

で、先に有馬記念のお話ですが、ダイワスカーレット強過ぎ!能力は疑いようがなかったし、天皇杯・秋の激走の反動の心配だけだと思っていたけど、心配不要でしたね。“記録は破られるためにある”とはよく言ったものだけど、正にダイワスカーレットウオッカの為にあるような言葉だ。男馬が情けないというよりはこの2頭が規格外としか思えません。そんな牝馬が1年に2頭居たことがすごい。ディープスカイウオッカを完封したスクリーンヒーロー相手にこの競馬。スクリーンヒーローも下手な競馬をしたわけではない(マツリダゴッホはなんであんな後ろからかな、と思ったけど)。でも掴まえに行った馬が全部潰れて、後ろからの中穴・人気薄が2、3、4着なのだからまた強さが際立つ。ディープインパクトかこの馬か、ってぐらい強いんじゃないかと言うと言い過ぎだけど、来年凱旋門賞とか行ってほしいよ。

競馬トークはそこまでとして(笑)、いやほんと、あんな強い競馬されたせいで思わずレース後も番組見入っちゃったんだから(笑)そして。Perfumeより服を見ることを優先して、それってどうなのかとも思ったけど、でも物って消えないじゃん。人は死んだら土に帰るし記憶もいつかは消えるものだけど、物は燃やさなければ消えない。だから物は偉大。なのでライヴより物を優先させたっていい。…とかそんなことをバンアパのライヴを見ている時に思った(笑)そういえば、電車で前に座ってた女性が…「たぶんこの人はCDJ行くんだろうな。」って感じの人で。で、服見てたら、その人が居たのね。この人もPerfume見ずに服見てんだ、と思って(笑)

でもその時何となく僕に内心気まずさがあったのは、その人とアウトレットで遭遇した時、僕が普通にレディースの服を見ていたから、だろう(笑)まあ、身体小さいのと良いことに本当に相変わらず明るい色ばっか好んでるけれど、先日18時ぐらいに自転車に乗ってたんですよ。ピロウズのライヴの日かな。早い時間で丁度皆帰る時間だから、細い道を歩いている人がいつになく多かったんだけど、本当に皆“黒”ばっかりなんだよね、上着が。目の悪い僕には見えないんだよね、夜に黒い服を着ている人って(笑)目が悪い僕が悪いんだけど。目が悪いくせに裸眼で夜自転車なんてこぐ僕が悪いんだけど。しかも結構勢いよくこいでる僕が悪いので、そこはいつもより慎重に乗りましたけど…。まあ…吉祥寺とかで見るよりは気が楽です、幕張のアウトレットは。間違っても知っている人と遭遇する確率は低いわけだから。

話が脱線しまくりですが…メッセに入場したのが丁度Perfumeが終わった後。EARTH方面から流れてくる人の多さで状況把握。でもきっと2万人のEARTH STAGEでもパンパンに埋まったんだろうなあ(規制掛かるんじゃないかなとも思ってた。どうだったんだろう)。とりあえず今回一緒にチケットを買ったかたと乾杯した後(この時真心をチョイ聴き)、MOONのa flood of circleへ。初見。事前の予備知識は、M-ON TVがやってた映画(元スパカのジュンジ、というよりはプロデューサーのいしわたり淳二氏が役者初挑戦していたやつ)に何故か出演していたこと、そしてshimokita round upのラインナップに名を連ねていたこと、それぐらい。

事前に曲聴いて興味があったというよりは、試聴がてらという感じ。3曲ぐらい見て「なるほどこういう感じなのねー」と思った後、EARTHのthe band apartへ。バンアパは見るのは3年前のCDJ以来、2度目(たしか)。その時は、あんまり“良かった!”、みたいな印象は無くって…。でも、今日見たらめっちゃめっちゃかっこよかった!これは多分、今年ロックを聴く機会が多かったのや、USのエモいのを(デスキャブ中心に)例年より多く聴いたからかもしれない。前に見た時も当然バンアパは聴いたことあった上で見ているんだけど、当時よりも受け入れられる耳になっているというか…だって当時は、マイス(The Miceteeth)が出るから、ってその日来てたんだから(笑)そりゃ、全然耳が求めているものが違うよって。あの年3日間行ったのはマイス、ボノボ、ユアソンと…バラけたからで、今と全然趣向が違う。

そう、でも当時そこまで良かったと思わなかったというのは、当時の日記読んでもひしひし伝わってくるんだけど、斜に構えてるよねえ(笑)いや、今も僕自身はそういう人間から脱却出来ているわけではないし、当時のその視点は“客観的に見ているつもりのそれ”なんだけど…でも、ただ“斜に構えていたんだなあ”と。…でもね、斜に構えるのってエネルギーが必要なんだと思うのです。気力が無い今だからこそ思ってしまうことかな…当時はそれだけのエネルギーがあったんだと思う、って。ともあれ、バンアパ良かったです。こういうバンドをメインステージに置くジャパンは捨てたもんじゃない。もっと聴いてみたい。色々と落ち着いたらCD借りよう。

バンアパを見た後は、LOVE LOVE LOVE。これもshimokita round upに出ていたなあという印象。事前に予備知識が無かったので、これをきっかけに聴いてみようという感じ。ふーん、なるほどなあという感じ。その後は一瞬ハナレグミへ行ったけど、ものっすごい人が入っていたので、入ってすぐ出る。丁度"明日天気になれ"をやっていた。ハナレグミ見たのは昨年の朝霧以来でした。ま、一瞬だけど。そしてお腹も空いたしなんか食べようと思い、「うーめん大好き小池くん」という屋台に並んでいたのです。そこで耳にした一言。「小池くんって誰だよ」。…これは元ネタを知っていればいちいち「誰だよ」なんて思わないと思うのですよ。うわー、"ラーメン大好き小池さんの唄"を知らない世代が居るのか…。軽く衝撃でした。

ついでに言うと、DJ BOOTHに小西康陽さんが出演していたんだけれど、別行動していたかたに寄ると「結構ガラガラだった」そうで。その後の片平さんがかなり人入っていたのを見ただけに…そりゃもう…ピチカートとかわかんないよねえ。と。"ベイビーポータブルロック"とか知らないわけですよ。活動していないオリジナルラヴとかもわかんないんじゃない?ジェネレーション・ギャップです…。…ピチカートの話題に食いつく25歳も少数派か(笑)イヴに思いっきり"12月24日"聴いて無理にテンション上げて仕事してたからね。…でも、なんかもう慣れてきたのか、そんなにジャパンのフェスへ来ていちいち「若いなー」なんてことを思わなくなったなあ。

前はさ、“会社では一番年下だけど、フェスに行くと大学生が居て…このフェスの年齢層は若い…”みたいな感覚があったわけど、今は会社も年下どんどん増えてきているから…なんかいちいち“あれは若いからー”みたく、それで斜に構えるところが無くなったよね(笑)そういうのが減っていくのはいいことです。ていうかJリーグなんぞもっと若い選手ばっかりだからね(笑)バンドも勿論そうだけど。まあ若いとは言っても、CDJは思っているよりも年上の世代の人も多く居ると思うし、年末はどうせ暇な僕にとっては欠かせないイベントであることは向こう2年は変わらないと思う。逆に、バンアパの時に隣で子供連れの夫婦が3人で手を繋いで踊っていた。何年先かわかりませんが、そうありたいもので。バンアパでって言うのがまたかっこいいところなのですが(笑)歳を重ねて、もっと音楽に純粋になりたい。

そう、でも若い女の子が多いということは、今年流行った髪形の人が多いということ。なんか例のああいう髪型の人、非常に多かったです。これは普段の電車や駅でも思うことですが(思うな)、でも絶対短い髪の人の方がかわいいと思うんだよ。ずっとそう思ってた。特に今多い、首上ぐらいまでのさ…。そこで思ったの。その感覚ってたぶん僕が中学生の時に広末涼子がブームだったからじゃないかなあ。形は全然違うんだけど、でも長さはあれぐらいだったよね。そう思うと、ピチカートのアートワークに影響されたつもりだった僕の根底も崩れるんですが(笑)…でも正直さ、あんまりあの髪型が流行っているからって、友達とは同じ髪型になりたくないと思わないものかなあ?そういう何人組とかが結構居るからさ…キノコみたいなのが二人並んでいてさ(笑)、なんかそう思うと薄れるよね。良さが。わかんないけど。

また脱線しましたが戻ります。うーめんを食べた後、NATSUMEN2006年のフジロック以来。あの時はすごく良かった気がするのに、今日はそうでもなかった。メンバー構成が代わったから?それとも環境の違い…?そう考えると、環境の違いな気がする。快晴のオレンジコートだからなあ。そしてNATSUMENも途中で切り上げて、もう一つ時間がかぶっていた100sへ。100s見るのは昨年の国技館以来ですが、100sCOUNTDOWN JAPANというと僕にとって初めてのCDJがすぐ思い出されます。"1,2,3"とかをやってくれてはしゃいで、トリのくるりは見ずに帰ったら、同じ電車の同じ車両に4年会っていなかった友人が居た…という出来事。

4年間連絡も取り合わず、お互いこの日来ているなんて知らない中での再会で(勿論僕は電車で向かいの席など見えておらず気付いてませんでしたが)、その人が居なかったら(要は知っている人が一人でも東京に居なかったのなら)またこうして東京に来られていたかはわからないから。そう思うと、今んとこ人生史上最も大きな再会として挙げられるでしょう(“再会”みたいなこと自体が今のところ無いから。会ってる人はずっと会ってる)。そんな思い入れがある100sは途中からですが、着いた瞬間"君ノ声"が始まってビックリ。ライヴでは初めて聴きます。やっぱ名曲だなあ。その後、"ももとせ"があり、更にそれに続いたのが"永遠なるもの"!!

この日の人との会話で、すごく考えさせられることがあって。それもまた、後ろ向きに(笑)いや、すごくポジティヴな話なんだよ。「ビックリするほどだと思う。」と言っていて、逆に言うと僕も「ビックリするほど」のことになっていると思うんだけれどさ。前にも書いた気がしますけど、「今まで期待をされたことがなかったから」みたいなこと。期待がゼロだったってわけじゃないよ、そりゃ親だって居れば友人だって居るし、会社だってあるわけだから、少なからず期待は背負ってきたかもしれないけど。でも、自分自身そう認識したことはなかったし、良い意味で期待を裏切られればとか、見返してやろうとか、そういうモチベーションで生きてきた。

今、そういうストイックさというか…そういうのを完全に失っている状態である上、“期待されてんだ”と感じる場面に出くわすと、ちょっと“どうしよう…”みたく戸惑ってしまうところが今はあり、むーーー、みたいな気持ちで臨んでいた100sでしたので。"永遠なるもの"には心打たれたなあ。そう、それこそ「全てが人並みに上手くいきますように。」と本気で願っていたわけじゃない?いや、今もそうだ。まあ…たとえ上手くいかなくったって、死ぬわけじゃないんだって言うかさ。家族でも友人でも一人でも少しでもまだ期待をしてくれる人が居るのなら、その先があって、生きられると思う。…いや、そんな次元じゃないぐらいの話なんだけどさ(笑)

たとえば"永遠なるもの"の歌詞の最後に“僕の人生はバラ色に変わったーっ!”ってあるけど、でも中村一義がこの曲書いてるのってデビューして間もない頃、ヒッキー卒業してまだ割と間もない頃。そう、ポジティヴ思考のスイッチはおそろしいもの。それぐらいの力がある。でもまあ、バラ色は言い過ぎでも僕の人生の色も確実に彩られてきていて…格好が?ああうん、格好もですけど(笑)青いよ、だって性分だ!(笑)そして最後にやった"ロックンロール"の“彩りたいんだ、日々をさ。”という感じです。まあ、いつまでも若く居られるわけじゃない(=勢いで生きられるわけじゃない(笑))から、そういう要素でモチベーションを生むことも、徐々に変えていかなきゃいけないけれど。いや、自然と変わっていくものかな?たぶんそうだと思いたいけど。はー、改めて"永遠なるもの"の歌詞は全部が全部良過ぎる…!

最後に「また夏に!」と言って去っていった中村くん。2月にシングルが出て(今日もやったのかなあ?僕は聴けなかったけど。)、その後の展開も色々楽しみなところ。でも今日のライヴに関してはたぶん国技館以来ってこともあってか…中村くんの歌の調子はまだ100%では無いようには感じたかな。なんかねー、がんばろーって思った。さて、100sを終えて、逆側の電気まで急ぐ気が起きなかったので、まだ行っていなかったDJ BOOTHへ行ってみる。今年から幕張メッセのイベントホールも借り切ったCDJ。行ったら片平実さんの時間だったけど、雰囲気を知りたいだけだったので降りて登ってそのまま出る。僕はDJ BOOTHで踊る人ではないからその要素は少ないんだけど、良い休憩エリアだと思った。2階席好きとしては、2階席の席で休みつつ上からDJ BOOTHで踊っている人たちを見るのが良いと思ってね。

そして改めてイベントホールの規模を見て、んー。武道館でオールスタンディングが難しいとしたら(Ken Yokoyamaとかフランツはやってましたけど)、ここのオールスタンディングなら…ピロウズでも埋められる?なんて考えていました。妄想ですけど、ベイNK亡き今(結局行ったことないままだったなぁ)、ここかなぁという気がしますが、どうだろう。僕は2階席で構わないので、上から目一杯跳ねるみんなを眺める妄想。んで、メッセの本エリアに戻る。その途中撮ったこれの画像ですが、これってライジングサンにもあったよね…同じやつかな?別のやつかな?同じのでレンタルしてるとかだったら素直に仲直りだと喜びたいけど多分別だろうなあ。どっち派とかあると思うけど、それこそさっきの中村くんの歌詞を引用するなら“全ては良い笑顔のために。”。一応、ライジング出たバンドがブッキングされていないということは…ないね、くるりスカパラKen Yokoyama怒髪天もte'も。

また脱線しますが、このミラーボール群もそうだけど、今年のCDJはオブジェにすごく力を入れられていた印象。フードエリアの天井もあんなカラフルじゃなかったし、地球のところも前は地球しかなかったのに蜘蛛みたくなっていたし(例えが悪い(笑))、通路の天井もキラキラした花が飾ってあったり。他にも色々気付いたところがあったけど、昨年までの“コンクリート!”って感じが気持ち薄れさせる要素になっていた気がします。まあコンクリートですけど。そういうライヴ以外の遊び心…メンツ云々じゃなくて、冬にはCDJ遊びに来たくなる感じ…“RIJFの冬版”ではなく、“冬のフジロック”に近付きつつあるんじゃないでしょうか、CDJは。

…そう言うと、大袈裟かもしれないけど競合が居ないし(同じ沿線にディズニーこそあれ)。この時期じゃ海外のバンドも来ないし。そもそもSMASHもCreativemanも年末年始休暇中だし(笑)でも、メンツ勝負ではなくそういった遊び心に力を入れてくれるのは嬉しいことで、それこそフェスの醍醐味。例年よりもちょっとワクワクしたのはその環境の影響がとても大きいと思います。なんだっけな、うーめんを食べている時、前の席に座っていたかたが…何かパフェみたいなものを買ってきたみたいで。こんな冬なのに、と思っていたら、それを写メで撮っているのね。なんだかそれを見て…そのシーンすら何かアイデアになり得るものだと思ったりしました。

勿論改善点もまだまだあると思うので、それがまた来年の楽しみになり。ちなみに無茶言うだけなら、“人工芝敷き詰めてくれ”ってのが僕の希望かな?(笑)100均で売ってるベランダ用のやつでやるとして、いくら掛かるだろうね…。あとDJ BOOTHの階段とか、あれ絶対混むもんなあ。明後日の曽我部恵一バンドの時とかめちゃめちゃ詰まるんじゃないか。以前システム系のイベントでメッセに来た時(笑)、もっとスムーズにメッセ本体からイベントホールのアリーナへ入って行ける通路があった気がするんだけど…まあそこがスタッフとアーティスト用の通路になっているわけだから仕方無いのか。って、あの通路ってもしやサマソニの取材エリアかな…。

そっか、逆に言うとあの階段じゃCOSMOとかのバンドのステージを持ってくるのは無理という判断を下してDJ BOOTHを置いたんだろうなあ。まあ、DJ BOOTHへはそんなに行かない僕としては正直どうでもいいところもありますが(笑)んで、そういった感想を色々…中の人にお話する機会があり、「全体的に“今年は頑張ってるなー”って思いました。」と言ったのだけれど、いざ「そう渋谷に言っときます(笑)」と言われると、…なんだか自分の台詞が“上から目線”だって思うよね(笑)自分の中だけで思っていることを言葉にするだけなのに。思わず「やめてください!(笑)」と言ってしまったもの。うん、でも今年は快適に過ごせた気がしたなー。

さてライヴに話を戻し、COSMOでOGRE YOU ASSHOLE。オウガを見るのは約1年弱ぶり。初めて見た時以来。さっきまでのLOVE LOVE LOVEやa flood of circleは結構ガラガラで「結構色んなステージにバラけてんのかなー」と思ったんですが、オウガの時はかなりの混み具合(この後のアヴェンジャーズも)。あの時間は皆休憩タイムだったのか。"しらない合図しらせる子"、"サカサマ"、"J.N"、"コインランドリー"、"アドバンテージ"と聴きたい曲全部聴けたところで出て、MOON STAGEへ移動。いやー、もうずっと見たいと思っていた中久々に見たけど、めっちゃくちゃ良かった。なんでこの曲で"コインランドリー"なのか。ほんと癖になる。

演奏面はもっと向上出来る気がするので、もしそうなった時はマジでものすごいかっこいいバンドになると思う、とか2度目の癖に偉そうなこと言ってみる(笑)いやほんとかっこよかったよ。バンアパと並んで今日のベストアクト…ってなんか今年の趣向性が見え隠れしますけど(笑)ギター2本のアンサンブル、みたいなところ。…という言葉は山中さわおが"MY FOOT"の頃…正確に言うと"ノンフィクション"の頃からよく言うようになった印象のある言葉ですが(笑)、まあその辺を意識して好むようになったのがピロウズが入り口ではあったかもしれないけど(ロックから離れつつ、ピロウズだけはちゃんと聴いていたような時期だったから)。

そう、今日幕張行く前に来月のスターズの来日公演のチケットとかを買ったんですが(あとはデスキャブと天皇杯と。)、今日オウガ見て改めて「なんでスターズの前座なんだろ?」っていう(笑)たしかにスターズは(カナダのARTS&CRAFTSだけど一応)USインディーかもしれないけど、でも…スターズってちょっと渋谷系入っているというかオシャレな感じの音だと思うんですよ。オウガは全然男臭い感じがするので(笑)"しらない合図しらせる子"は優しいけどね…スターズのファンは「コインランド〜リ〜♪」とかよりもっとシャレた言葉の方が喜ぶ気がしますが(笑)、まあ両方好きな僕としては当然嬉しいんだけどね。またその時見るの楽しみ。

そして、そもそもこの日行きましょうよ的な話になったきっかけである、avengers in sci-fi。こちらも大入り。ちなみにいつも通りクローク不使用なのでいずれも隅の方で見ていましたが、この時が一番肩身狭かったかな(笑)"Homosapiens Experience"からライヴ開始!この一ヶ月で一番聴いたんじゃないかぐらいこの曲は聴いていたので期待も大きかったのですが、正直CD程の迫力には欠けたかなー。ライヴが盛り上がっているのは盛り上がっているし、その後の"Beats For Jealous Pluto"、"STARMINE SISTER"、"Sci-fi Age Riot"も非常にかっこよくて盛り上がったんだけれど(特に"Sci-fi Age Riot"はよくあれを再現したなぁと)。

期待が大きかったから、もっと良いライヴが出来るんじゃないかなぁと思ったところがあったかな…。これだけ機材の多いバンドだとセット時間が厳しい今日のイベントでは持ち味が出し切れなかったかな。またワンマンとか、前にバンドが居ないライヴで見てみたい。そこで今日より狭い場所だったらなんか1.5倍増しぐらいでかっこいいんじゃないかとかそんな風に思った。同じ感想を一緒に来た人も持っていたみたい。avengersは途中で抜けて、一応bonobosも最後3曲。今年の朝霧JAM以来bonobosCDJでは見るの3度目ですが、"光のブルース"、"Standing There"、"Thank You For The Music"と、2年前と同じラインナップ(笑)

まあCD出してないからな〜(笑)アルバム4月に出る宣言をしていて、でも前作以降もライヴだけはずーーっと継続してやっている分、ファンはどんどん増えているのかなあって気がして(RIJFでもCDJでもどんどん良い位置になっていっているような(笑))。期待してます、勿論。レコ社も事務所も離れて向かった先はPヴァインという、Pヴァイン好きな僕としては楽しみで仕方ないんですが(笑)というかコジロウがMr.Baterみたいな髪型になっていたように見えたんですがあれは帽子じゃないですよね。本当の金髪ですよね。ビックリした。そこを出たところでカクテル待ってたらちょうど人と合流。一瞬だけUNCHAINを見て、今日は終了!

例年、こんな忙しなく見ていた年は無かった(ひとつのバンドの途中で抜けたりとか)。今までだったら絶対a flood of circleとかLOVE LOVE LOVEとかは見なかったと思うのね。知らないバンドを見ようと今まであんまりして来なかったから。見ようと思ったのはshimokita round upの影響かもしれないけど、それをしたらなかなか楽しいのね。それも今日思った以上に楽しめた一つの要因かもしれない。例えばフットサルもそうなんだけど(笑)、やるようになってから、試合見ながら「上手い」って言ってしまう回数が増えたんだよね。なんかそういう、“自分でやってみて”変わる感覚ってものっすごい多くて、CDJ自体、今日はそう感じられたかな。

フェスの最中も思っていたけれど、明日以降のタイムテーブルを見ていて…チケットの売り切れていない30日のSPECIAL OTHERSのトリ、というのがもんのすごく気になってきて。今日も楽しかったし、スペアザが一年のライヴ納めだったらなんかいいなあ、と思って…30日も行くことにしました。楽しみです!新木場で一緒に帰ったかたとお別れ。良いお年を!のご挨拶。最初は28日が今年最後人と会う日かな、と思っていたけど、明日も明後日も人と会えそうなので嬉しいです。今までは、駄目な時は人と会わないようにしよう、愚痴みたいなこと言っても楽しくないだろうし、と思っていて、人と会わないようにしていた。けど、それで解決出来ないのも何となく学んできたので、マイナスの影響を与えるようなことは言わないとしても、人と会って楽しい話をすればきっと前向きになれるんじゃないかと。そんな風に考えた。

そんな風に今後も自分自身を反面教師にしていかなければいけないし、なんだかんだで今までもそうして来ているはずで、右往左往、紆余曲折して今の自分があるんだとは思う。年が明けて少し経って年齢が一つ増えれば、もう完全に20代後半。2年後には出来ないことが今は出来るはず。やるだけのことはやってみよう。てな感じで、今日がライヴ、明日サッカー(国立)、明後日ライヴ、明々後日もしかしたらサッカー(選手権見に行こうかなあと)、明々後日サッカー(国立)。というジグサグサンバ。残りの休みも楽しみたいです。新木場から有楽町線、永田町で半蔵門に乗換えて、井の頭線で帰ってくる。帰りはちょっと電車代節約して帰ってきた。

ところで、行きの東京駅で…いつも通りエスカレーターの右側を一段飛ばしでバタバタ降りていたのだけれど、(階段と比べ段差のある)エスカレーターを一段飛ばしで勢い付けて下ると、まだ足首に痛みがあるなあと…(そんな忙しなく降りなければいいのに…)。帰りの永田町での長い下りエスカレーターはゆっくり降りましたが、登りより下りの方が負担がある。そんな感じでまだ足は完治していない感があるので、ライヴ中も跳ねたりは殆どしなかった。ゆらゆら揺れてはいたけど。…で、「全部のアーティストを見るのは物理的に不可能です」という、夏とアナウンスを聞いていて…CDJだったら出来る気がしない?(笑)夏フェスぐらいの距離があると絶対無理だし、今の足じゃ無理だけど…ステージ間の距離が近いもん。別にダッシュとかなくても、DJブース含めても行けると思う。じゃあ実際にやるの?と言われてやるかと言うと勿論別だけど、「どうせしないくせに」と思われると「してやろう」と思うもので(笑)いずれ機会があれば(笑)そんな感じです。また明日!