ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ザ・カスタネッツ @ 代々木Zher the ZOO とか2対6(笑)とか

ライヴの話も後に書きますが、改めて今日からJリーグ開幕。本当は日産でのマリノス-サンフレッチェが面白そうだったから行きたかったけど、前日寝たのが5時過ぎでは13時に小机に行けるような時間に起きられるはずがない。ただでさえ今週疲れていたので。なので睡眠欲に従って眠り続け、結局同じく13時の味スタへ行くことも諦め。今更ながらどこも当日券高いなぁ。特に日産の高さは尋常じゃないね。あんな見難いのに。16時からの等々力は行こうと思えば行ける時間だったんだけれど、「でも来週万博見に行く前に、一度ジュビロの試合は見ておきたいなぁ」と思ったので、放送のあった恵比寿のFootnikへ。

で、ジュビロ磐田-モンテディオ山形ヤマハスタジアムをテレビ観戦。なんだか周りがみんな山形サポばっかりで、テレビの中ではホームだけど店内ではアウェーでした(笑)もう片方の(メインのプロジェクターでやってた)ジェフ千葉-ガンバ大阪は結構ガラガラだったのに、こっち側キュウキュウ。山形がやっぱJ1で初の試合なわけなので、みんな集ったんだろうなあ…。FC東京以外で一つのサポがこんなに集まってるの見たの初めてぐらいかもしれない。最初は標準語で喋ってるのに、徐々に方言になまっていくのも面白いと思った。でもやっぱいいよねえ、そういう地元愛って。見かけによらなさとか。勿論僕も地元大好きだし、磐田も好きだしね。

試合。ジュビロの今季は4バック。川口、右から加賀、那須、茶野、駒野。ボランチに犬塚と山本康裕。2列目右に太田、左に西。2トップが前田とジウシーニョ。山形は清水、宮本、レオナルド、石井、石川、キム、秋葉、佐藤、宮沢、古橋、長谷川。山形自体、スタジアムで見たことも一回しか無いので(6年前?)、名前は知っているけど殆ど見たことない選手。宮本、石川、宮沢、古橋ぐらいかなあ、見たことあるの。勿論全部他のチーム時代だけど(宮本、古橋はセレッソ時代だし、石川は鹿島時代だし)、あと途中から出てきた北村と宮崎とか財前とかもかなあ。で、正直なところ僕自身も前半は「(いくら昨年入替戦まで行って仙台と互角の勝負をしていたとはいえ)さすがにJ1初体験の初顔の山形には試合支配出来るだろう」ぐらいは思っていて、流れからじゃないけどジウシーニョの先制点まではそうだった。

同点ゴールも出会い頭の一発じゃないけど、“4バックになってもセットプレーの弱さは変わらないのは仕方が無いなあ。”ぐらいだったんだけど、2点目の古橋のゴールは、あんなにサイドで簡単にあげさせちゃいかんなぁ、と。中盤でボールを失う機会も多くて相手のプレスに押されてしまった前半だったけど、でもまだ気持ち余裕だったというか、後半巻き返せるだろうと思っていた。で、その隣でやっていたガンバは先週とは打って変わって、ジェフを圧倒。ジェフも懸命にやっていたけど、でも普通に「ガンバ強いわ…」って感じ。付け入る隙もなかなか無いし、あの3トップも反則だし(一応ルーカスは2列目なのかな)一週間でこうも変わるかね。

んで後半。松浦が入って流れが変わって、ジウシーニョの同点ゴールまでは良かったんだけどなー…。逆に言うと向こうは宮崎が入ってから試合の流れがもう一度変わって、そして決定付けられた。宮崎が福岡時代にやっぱり途中から入って決勝ゴールを決めた試合なんかも見たことがあったから、そういう選手だとは思っていたけど…まさか6失点とはね。5点目でもう笑っちゃったけど、6点目があるとはね(笑)しっかし、全部向こうの右サイドから崩されてたよね?セットプレーとうちの左サイド。駒野は代表に呼ばれるべき選手じゃない、ということがよーくわかった試合だったかと。そして最後の得点もなんで那須はあんなにどフリーにしていたのか…。

セットプレーも結局マーク付き切れていなかっただけ。だからなんかもう、単純に守備がひどくて。当然松浦を入れて中盤のところでのバランスが崩れた要素もあったにせよ…それでも、技術云々っていうか、集中力の問題だと思った…。あまりに那須と駒野がひどすぎて…ああいうところで気持ちが切れちゃう選手なんだよ、なあチームが降格したからって出ていくような選手は…思えば茶野とキムから始まって、ファブリシオ、駒野、那須と後ろの選手ばかり完全移籍で移籍金はたいて外から取ってきて…J2から上がってきたチームに6失点かあ(笑)そのうちキムとファブリシオは移籍金無しで出しちゃうし。アジウソンに謝れって感じだよ、マジで(笑)

そして結局は、昨年書いてた“犬塚、ロドリゴボランチはJ1最下位レベル”が何も解決されていないということではないかと。サイドが簡単に破られるのは、ボランチのフォローが無いのも一つの原因ではあるし。山本にも当然期待はしているけど、さすがにまだまだ。結局「昨年たまたま調子が悪かった」ぐらいにしかクラブが思ってなくて根本的に戦力が足りていないところに目をつぶったから、最下位レベルのままだった。ファブリシオ、菊地の頃と比べると3枚も4枚も落ちるのが現実なんだよなあ。ったくこんなことで菊地の名前なんぞ出したくないが。犬塚は今日は早々と交代させられたけど、来週はあの運動量は結構必要になる気もしますが。

攻撃面では…皆ボールを奪ってから持ち過ぎなんだよなあ。出した後の走りが足りない。…というのはガンバと対比だったからすごく思った。山形に対して自分たちが自信があったのかわからないけど。まぁでもシステムがどうというより、そもそも“ハードワークと判断力が足りない”という次元だったけど。まぁ入替戦の時点で“あくまで18番目にJ1での挑戦権を得たに過ぎない”と書いていた気がするし、それで17番目に挑戦権を得たチームに負けたというのは、妥当な結果と言えばそうなんだろうな。昨年みたく中途半端な状況が続いて問題が出てこなかったより、一番最初の試合で現実を見られたのはよかったんじゃないかな、と前向きに考える。

昨年も開幕戦で負けて、絶対勝てる気がしなかったガンバに3-0で勝っちゃったので…まだわからんですよ。…1-2ぐらいだったら善戦、だと思う(笑)7点取られなければ。…まあ“原点回帰”という言葉通り、2部から再スタートを切ることになるかもしれないですけど(笑)リアルに18チームで一番下だと分かった。でもあとは上がるだけ。“善戦すれば喜べる”というのは、逆に楽だね(笑)…昨年と違って前半戦のアドバンテージすら積み上げられないとなると、リアルに降格がチラつくなあ…。山形に関しては、古橋はそれこそHonda FCで都田で見ていた選手だから、素直に嬉しいけれどね。古橋は磐田東高出身。誰にとってのホームだったかなあ…。

ところで丁度この日の夜は野球のWBCの試合があるってことで、Footnikでも放送を予定していたみたいで。この試合の最中にも徐々に人が集まりだしては、でも良い席はもう全部予約が入ってしまっていたから座ったのはいいものの「18時になったら立ち見です」と言われていて迷っていたお客さんが結構居たのが少し面白かった。結局皆好きなんだなあ…。僕は一緒に見る人なんぞ居ないので試合が終わったらすぐ席立ちましたけど(笑)いやあ…でも2対6はなあ。2-3とかで負けるのはあると思ってたけど、6失点ねえ…ジュビロが6点も取られるの初めて見たかな…。あと名波の妙に冷静な解説も面白かった。あれだから。AB型だから(笑)

で、夜はザ・カスタネッツのライヴ。昼間、日産まで行ってたらライヴは行かないつもりだったんだけれど、気晴らしに(笑)そうだ、前までは恵比寿ってよく渋谷から歩いたり渋谷まで歩いたりしていたもんだけど、今は幸い定期区間なのでそういうことしなくて済んでいるなあ。でもその代わり渋谷から代々木まで歩いたけど(笑)なのでザーザズー到着は19時30分ぐらい。僕が着いて最初の3曲が"ニア"、"マーチ"、"ムーンパレス"、"中途半端な僕だから"、"これが何か分かるかい?"と、"khaki"の中の曲が多かったのは、この作品が3月発売だったからかなあ。その後にやった"春うらら"も。でもこの中で僕が一番春を感じさせる曲は"ムーンパレス"。

'98年発売で、リリースの頃が丁度高校入学の時だったから色々思うことあったけど、10年経って…今これから迎えようとしている新しい春以上に、この曲が染みることはなかったなあ。“ジレンマはどこか蹴飛ばす 様々な形で繋がる 好きだったものは大好きになった”というフレーズは、正にこれから思うことなのだと思う。“そして今何をしたいのかを知っている”というのは、今の、人生史上こんなに迷いなく吹っ切れている僕は初めてなんじゃないか?って僕に当てはまる、ような気がします。カスタネッツを見るのは何気にもう3年ぶりで(東京来て最初に見たバンドだったんだね、今考えると)、すごく久々だったけど、いやあ、やっぱ良いなあ。

カスタネッツの好きな曲は割とコロコロ変わるというか、でも結構常に何らかの曲を聴いているバンドではあるんだけど。今更何が良いって言うと難しい。でも、その季節感を感じさせる曲がきっと好きなんだろうなあ…。そうか、"MARKET"も5月発売だから春だし、後半にやった"気分屋さん"も"MARKET"だね。終盤は"フィクション"、"ねないねないねない"で本編が終了。アンコールで"時間"、"サンシャイン"と、あと知らない曲。新しいアルバムはまだ聴いていなかったりするので、新しい曲は全然分からなかったりするんだけれど…。でもなんか、本当に良いライヴだった。4月のQUEは見に行かない気がするけど、でもきっとまた見たくなる。

という感じでライヴは終わり…しかし後半のライヴの話よりも明らかにテレビで見たジュビロの話が力入っていて(笑)…なんでこんなんなのに、メディアはメディアでもサッカーじゃなく音楽なのかって思うと、“バランスとタイミング”なんだろうなぁ、と。こんなボロ負けしようが万博へ行くワクワク感が一切変わらないのは…“悲しい”とか“悔しい”気持ちを繰り返してゆくのは“楽しい”とか“嬉しい”気持ちを眩しくするため、だと思うので。…この歌詞は引用元が伝わらなさそうなのでリンク貼ります。まあその仕事的な話というのはまた書きますけど(前回のエントリにたらたら書いている部分を書き直すのを含め。日曜書きたかったけどそれはかなわず…)。

夜は姉と妹が部屋に泊まりに来た。何も知らずに韓国料理屋行ったら、韓国人が集まってWBCを応援していたそうです。二人とも一月に東京大神宮行ったら御利益があったそう。「行けば?」と言われた。うーむ。日曜は姉と妹を見送って、昼から髪を切りに。その後外苑前から渋谷まで歩く。これを人に勧めておいて「自分は行ってないなあ」と思ったので今日こそ思いついてワンダーサイト行ったのに、もう終わってました…。代わりに渋谷のTokyo Wonder SiteでWonder Seeds 2009を見ました。アートに関しては見る専門の僕は毎回毎回誰の作品でも“すごいなぁ”としか思えない。けどなんか感性が刺激された気になって、頑張ろうと思うんだけれど――でもその後出社して資料とか片付けてたけど、全然進まない。やばい。絶対明日人と飲みに行っている場合じゃないし火曜日から帰ってる場合じゃない。

とりあえず火曜日19時に退社して18きっぷで帰るのは無理だと思う。帰るのは変わらないとしても、新幹線だな、こりゃ…。先週日曜も出社したりフットサルしたりしてるので、どうも今日は疲労感が抜けなかった。仕事がはかどらなかったのはその要素も確実にある。本当は日曜のうちに宿とかもちゃんと取っておきたかったけど今のところ何もしていない。札幌、仙台と泊まったリッチモンドホテルズの系列が何気に西日本には一切無くて迷い中。浜松にあるぐらいなら広島神戸京都にぐらいあるだろと思ってたけど、無いみたい…どこがいいだろう。ちなみに人を頼らずに極力一人でホテルに泊まりたいのは、僕の睡眠欲の強さ所以。ほんとねー、移動にお金掛けなくても睡眠にはお金を掛けたい(笑)まあ最悪、浜松の実家出る前までに決められればいいや。とりあえず服とかはバッグに詰めておいた。まあ服は着ていく時の服さえあれば、後はどこかしらで買っていけばどうにでもなるのだけれど。一番忘れちゃいけないのはノートPCの電源。もう明後日にはという実感などない!

月曜。今朝は直行だったのに、起きたら乗る予定の電車の10分前。何故4つの目覚ましに気付けない、自分。東横線で横浜へ行ってご挨拶。乗換で時間があったのでお菓子を買っていく。当然自費ですが、こういった“見返りを期待しなくて良い優しさ”みたいなのは良いですよねえ。という話をこの間人としていた。後輩の子とごはんを食べて帰社。色々お話出来てよかった。帰ってきたところで親会社の仲が良い人が居たのでとりあえずフードを引っ張る。良く分からない。夕方過ぎにはタメで同じバンドを好きだった人が退職の挨拶に訪れて、僕も退職のご挨拶。ちょうどうちに来る前に、わたくしの次の職場に行っていたようで、笑う。そのかたもまた新しい道に進むとのことで、タメとしては頑張ってほしいなあ、と(皆にそう思うけど)。でも何故か僕のP-VINE好きぶりばかり何故か話していたような…(関係無い)。

夜は4月からものすごい大きな会社の副社長になる人とサシで飲む。多分人に言えば分かるような会社の社長だった人でもある。このトラウマのきっかけの人でもあるけど(笑)それこそ僕が子供ながらに買っていたものを作っていた人だ。もうこんな人が近くに居る機会と言うのは無いと思って、思い切って誘っていたのがかなった。色々お話が出来て本当に良かったし、改めて今後も頑張ろうって思った。お昼に後輩の子と話していた時も「僕がこんなに人に寂しがられる人間になるとはなぁ」と思ったし(笑)、なんかほんとそれぐらいそんなことすら僕は無い人だと思ってたんですね。当然こんな人と飲みに行けるだなんて、思いもしなかったこと。僕は全く違う業界・世界へ向かうわけだけど、“だからこそ、こんな出会いって面白い”。…僕の振り回す手が空に届いて、あの星を盗み出せたら何が変わるのかわかりませんが、でも今は確実に人生の中で一番面白い時期に来ている実感はある。…恋愛以外は(笑)さて、明日から帰省という実感は無いです。…とりあえず頑張る。

火曜日。朝渋谷の金券ショップできっぷを買って、最終の新幹線で帰省。井の頭線の渋谷駅から一番近い金券ショップが東京浜松間のきっぷを150円ほど値下げしていたのが嬉しかったり、その帰りの新幹線で初めて足元にコンセントがある席だったのでそれにも感動。でも一日トータルで見ると気疲れ…。なんかたとえば、自分の仕事やスケジュールって、結局自分一人で決められるものでも、回るものでもないわけで。僕は当然のように、グループウェアで一目で見られるレベル、全社員の一週間分のスケジュールぐらいは、毎日見て頭に入れているし、レポートや報告だって見る。それは別に前の会社からしていたことでもあるけど。それが“普通”なとか“まとも”なのか、ただの“勘違いして頑張っちゃってるおかしな人”なのか、わかんなくなったなあ。と思った。別に僕が居なくて困るのは僕じゃないわけじゃん。

…まあ結局僕に電話が来たりして僕が困ることになる可能性があるわけだけど(笑)ともあれ、そういった意味でもこのタイミングでこれだけ長く(と言っても6日間なんて短いものだけど)休みを取るというのは、ちょうど良いシミュレーションになるんじゃないかなあ。結局居ると頼られちゃうし“やってくれる”と思われてしまうのであればね。良いシュミ…シミュレーション。勿論“意外と何も無かった”のであれば、それは何よりだし。んー、でもね。やっぱちょっと僕は色々なことをし過ぎたのかな。本来僕がやらなくたっていいことをし過ぎた。僕自身にとってはそれがあって今の僕、今後の僕があるわけだけど、でもその分“システムの人はそこまでやってくれるんだ”という“本来とは違った線引き”を後輩に覚えさせてしまったな…彼ら彼女らの成長の機会を奪ってしまったのかな…なんて思うことも少しある。

…僕自身は、そんな僕の殻を破ろうとする姿を見て他の若い子たちにも殻を破ろうとしてほしかったんだけど(笑)、そうはならなかったです。難しいなあ。やっぱそれは僕の非力さだったんだろうって思うし、僕のやり方が正しくなかった、ということ。変な申し訳無さというかやっぱ無力さは感じるんですが、これでまた僕はそれを糧にして次の僕になるのだろうし…それは僕の人生で、残る人は残る人でその人の人生。僕がとやかく思ってどうなるものでもないのだ。僕が辿り着いた場所がどこであろうが、引き続き僕は人の心配が出来るような余裕のある人生は送れないだろうし(笑)…変な話、なんだかんだでまだ僕はそんな子たちと比べても“幸福な人生”には程遠いと思うから。間違った旅路の果てに正しさを祈りながら、明日から18きっぷの旅。だがまだ広島の宿は予約してません。これからじゃらんで検索…。

苦節2時間、広島での宿は予約完了。札幌や仙台の時みたいな感覚でJRの駅近を探していたら全然無くて焦りました。殆ど(中心街も)路面電車の行った先って感じで。広島は完全に路面電車文化なのかあ。高校の修学旅行のことも全然覚えていないし、ほんと今回も全然予備知識無く、結局完全にノープランです。とりあえずその路面電車の先の方で予約したので、行って明日考える。ネット使えて2泊で約9,000円。まあでもこれぐらいかあ。直前予約、とかで検索してみたけどなんか別に良いのが無かったので普通にじゃらんで予約しました。でも結局4泊全部泊まりは(金額的に)きついな、と思ったので土曜日の大阪は人の家にお邪魔になる予定です。金曜の宿はとりあえず広島出るまでに決める。金曜の目的地は神戸だけど、そこになるとも限らないし。明日は8時前には起きたい。ではおやすみなさい。