ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

shimokita round up 2 @ 下北沢CLUB QUE / SHELTER / GARAGE / CLUB251 / 440 / mona records (2日目)








2日目も。天気も良く、2日間通じて色んな人と会えて楽しかったな。さすがに体力的には疲れたけど、それ以上にすごくすごく元気をもらえた。そして最後にはご褒美という言葉では小さ過ぎるような出来事。妙に“死”に憧れていた高校生の頃の自分に、「生きていると必ず良いことがある!」って伝えたい。そんな高校生の頃に最も憧れていた人との話。足跡の無い道を選んで、ずいぶん歩いたなあ、って思う。これは確かに僕の生きた証になると思うんだけど、直接的には伝えられないのが残念。見せたい。最後2日間仲良くしてくれた人と飲みに行って、朝4時半に帰ってきて。身体はきつかったけど翌朝も通常通り出社して仕事出来たのは、それだけのエネルギーをもらえたからだと思います。さすがに眠かったのでいつもより早く仕事を上がってついでに見に行ったのが関係無い最後の一枚のBoys Noize

そうこうしているうちに天皇杯は敗退。がっくり。神戸戦が今季最終戦確定。じゃあ行こう。仙台or長崎旅行の妄想はかなわず。高原が浦和退団とか。うちに来ればいいのに、って言いたいけどうちにはそんな金無いだろうなあ。川口ですら確か年俸6,000万ぐらい。この成績のFWに1億台は無理だろう。21日はそんな埼スタ

想い出話

合成じゃなく。ああ僕、老けたなあ、とかじゃなく。嬉しさというか感動というか、言葉に表し切れないんだけど、東京来たこの5年、いや、たぶん音楽を好きになって、このバンドを好きになって十数年、生きてきた中で一番嬉しいと言っても過言ではないかも。待ち受けにしたいけどどう考えても誰かに見られた時気持ち悪いので(絶対ゲイだと思われるだろ(笑))、それは出来ないんだけど、それでももう思い出すだけでにやけちゃう。もうこんなこと二度とない。というか、こんなところまで来られるとは思わなかった!!!とかこんな思いもよらぬことになったshimokita round upを振り返り。

■初日
昨年、人の繋がりでお手伝いスタッフとして参加したshimokita round up山中さわおソロの出演が決まった時点で「お願いしたらチケット買えますか?」と聞いた時点で「たぶん今年も手伝ってということになる」という話をもらって、望むところ!と思って決まったのが10月頭。そっからは忙しかったり帰省もしていたりしたからすっかり頭から抜けていて…この週もすっごく疲れていたけど、だからこそ楽しみにしていた。昨年のこのイベントの何が楽しかったかって、やっぱお客さんの笑顔がすぐそこで見られたからだった、と多分昨年のレポ見れば書いてあると思う。

んで今年。スタッフの方々には憶えていてもらって嬉しかった。でもそれぐらい昨年は言葉通りフル回転だった気はする(笑)そんな昨年と比べると、昨年やったパス交換もガチャガチャ入替えも学生ボランティアさんがやってくれて、拍子抜けするぐらい楽。去年は2バンド、実質1バンドしか見れなかったんだけど、この日はもっと見れたしライブハウスも全部回れた。この日見たのはPop Chocolat、ポッグカウチナゲット、踊ってばかりの国、アンコールアワーズ。さすがにトップバッターのバンアパ、音速、ニコルズの時間は外に出られなかったけど…。

アンコールアワーズは結局事前にマイスペで聞いたりも実はしていなかったんですが、思っていた以上に素晴らしかった…!!というか巧い。Jリーグ繋がりでこういう素敵な音楽に出会えたことに感謝!という風に無理矢理Jリーグネタに結び付けてこれは表のブログにも書いてしまおう(笑)でもほんとにそう思った。mona records、一応×だったみたいなんで、皆よく知っているなあと感心してしまいました。まあ僕は言うほど下北系じゃないからなあ。踊ってばかりの国も素晴らしかった。なんで名前知ってたんだっけな。気になって行ったけど大正解。

ちなみに初日、本部に居る時に武道館の時以来会えて会話。「今日はANATAKIKOU?」なんて言ってて、その後、踊ってばかりの国の時にもバッタリ。うーん、嬉しいような複雑なような。まあなんかこれぐらいの距離感なんだろうなあ、と思った。昨年は翌日月初で仕事だったのもあり打上げに参加出来なかったのだけれど、今年は中打ちがあった。夏にでっかいフェスのど真ん中もやってるわけだけど、バンドマンにこんな人口密度で囲まれるのはさすがに初めて。びびった。でも良い感じに酔えて他のスタッフのかたと楽しくお話出来てよかった。編集長さんに「出会えてよかったよー」と言われたのは嬉しかったな。

そんな初日、「冒頭で拍子抜けするぐらい楽だった」と書いていたけど、平日の疲れと割りと立っている時間が長かったのもあって、さすがに疲れていたようで。アルコールも入っていたし、家に帰って南アフリカ戦テレビで見始めたところまでは記憶あるんだけど、いつのまにか眠って朝だった。

■二日目
良い天気!さすがに疲れが顔に出ていたのか、「顔が疲れている」と言われた。でも多分皆そうだった。学生さんはわからんけど。一緒に待機組だった時に会話とかもしたんだけど、さすがにこんな年下の女子と話したのって初めてぐらいだろうなー、きっと。年を取ったもんですよ(笑)二日目はお手伝いさんも増えたので更に楽になり、もっと見に行けた。Bob&Carnivals、OKAMOTO'S(18、9歳には見えない…絶対スクービーに影響受けてる。名前だけじゃなくすーごく巧かった)、throwcurveカーネーション山中さわお

スロウカーブもどれかと言うと人の繋がりでずっと名前だけ知っていて、初めて見て聴いたバンド。まんまとツボでした。でもファンほぼ皆女子。Quip自体がまあやっぱそうなんだよなあ。でもほんと、Shortcut Miffy!のQuip買った時から、僕は僕でナチュラルにこう育ってしまったので、まあ仕方ないというか…。その後行った山中さわおの男率にビックリした。いやでもきっと全体では女性率の方が高いと思うんだけど、でも「前の人の背が高くてステージがよく見えない」ということは、この2日間で山中さわおの時だけだった。ピロウズには男ファンがどんどん増えている。ダメ男ばっかりがね(笑)“天使みたいにキミは立ってた”“Lemon Drops”“僕らのハレー彗星”“パトリシア”“この世の果てまで”“傷跡の囁き 誰もいないパラダイス”“Good Dreams”など。なかなかレア選曲。

これで僕のライブは終わり。トリが終わって、本部もがしがし片付けていって。去年もそうだったけど、さすがに寂しい。夏フェスの時はあまりにも規模が大きいから手作り感や終わっていく感じというのが薄いんだけど、この規模だと本当に「終わっていく感じ」がリアルで、惜しく寂しく、楽しかったなって思う。この日も中打ち。アルコールを並べたりしていると、すたすたと歩いてきたのが…さわおさん!うわわわ!目の前に居る!編集長に挨拶している。うっわーーー、もうこんな距離で見ることはないわあ。スタッフの人も「さわおさんは来ないと思う」なんて言ってての登場だからビックリ…。中打ちが始まった後、人が混み合う中、何故か僕は山中さわおと背中合わせ。足がガッタガタ震えた(笑)

二日間一緒に同じ仕事をしていた人、話聞いている限りでは限りなく同年代で同じぐらいのピロウズファン歴のある女性と前日からずっと仲良く話していて、この中打ちの時も近くに居て、「うわあ、すごいですよ」なんて言いながら笑い合っていて、二人でずっと山中さわおの動向を見ていたんだけど(笑)、更にもう一人加わって3人でもじもじしているところにピロウズ担当の方がするするっといらっしゃって、「この子たちがすごくピロウズが好きで」と紹介してくださって。握手して。会話して。そしてこうして写真も撮ってもらえて。もう舞い上がりまくり。しかも結構長いこと対応してくれた(笑)もう夢みたいな時間でしたよ…。他の若いバンドの人も「ずっと好きでした!」って告白しに来ていた(笑)同じだよなあ。

そんな風に中打ちが終わり。今年も最後の片付けまでは居たいな、と思って手伝って。終電もまだ全然余裕だったし。でもさすがに明日仕事だから終電で帰ろうとは思っていた…んだけど、「来るよね、というか行こう」と編集長さんに言われて、せっかくなので次にも…。午前三時半まで飲んでいました。出来ることならそのまま朝まで居たかったし、翌日会社休みたかったけど(笑)そういうわけにも行かないので…。4時半に家に帰ってきて、5時に眠って、8時に起きて10時にちゃんと出社。きつかったけど、出来るもんだなー…。頑張った。それぐらいのエネルギーをもらった二日間だった。

こんなことがなくとも、今年も本当に楽しいイベントだった。良い雰囲気の街で良い音楽と良い笑顔があって、楽しい話も出来て、うーん本当に楽しかった。中打ちで雰囲気を味わえたのでもう十分過ぎるぐらい十分だったのだけれど。まさかこんなことがあるとはさ…色んな人に感謝してもし切れない。「これぐらいしか出来ないから」って言うけど、もうどれだけでも使ってくれって感じですよ(笑)「貸しが出来たね」って本当にそう(笑)本当に人の繋がりでこのイベントに参加出来て、人の繋がりで知った音楽を聴きに行って。なんかね、本当に色んなものばかりもらって、果たして僕が何か返せてんのかなって思う。BUMP OF CHICKENの“ひとりごと”って曲を思い出す。

だから良いことがありすぎて、帰りはドーンって沈んじゃったぐらい、まあ明日起きたくないなーってシンプルな理由もあったけど(笑、まあ起きたけど)。なんかすっごい、今年の割と躁だったり鬱だったり波のある自分らしい出来事の象徴となりそうな。そうだ、日曜には本部で会社の人にも会った。そりゃ会うだろって話なんだけど。「あ!」「あ、おつかれさまです(笑)」「あれ?仕事…ですか?(笑)」「し…私用です(笑)」みたいな感じで。そりゃ僕の頭の中も散らかるわけです。そうなることが分かっていて、今年はなんか突き進もうとして、過ごしてしまった1年だったと思います。なんか、色々なことを得すぎて、すごく色々なことを失っている気がする、そんな1年。その象徴的出来事。

本当に感謝してもしきれない、僕なんかぐらいなら今後もどれだけでも手伝いますって思う。本当に楽しくて。嫌われなければもう僕は抜け出せない(笑)幸せでした。ほわっとして足元踏み外しそうで怖いけど。でもいつ死んでももう構わないぐらいの出来事ではあるわけで(笑)にやけすぎだなあ、この顔。でもあの後もずっとにやけていたけど。

このイベントでそのずっと一緒の仕事をしていた子。去年も居たことはお互い憶えていたんだけど、会話したのは今年が初めてで。おそらく年の近いピロウズファンってだけでなんかこんな話していて楽しいのはなんなんだろう。これでもう次会うのが1年後だと思うと寂しいなあ、会いたいなあ。なんだこれ、これが恋か?(笑)だとしたら単純だなあ、ずっとこんな「どうやったら恋愛感情抱けるかわかんない」とか思ってたのに。今後またきっと一緒のピロウズのライブに居ることはあるんだろうし、その時会えたりしたら、嬉しかったりするんだと思う。こういう思い込みがちょっと久々なもんで(全然叶わないかもしれないのに)、そっかあ、こういうことかあ。と思った。本当に色々なことがあった、不思議な二日間でした。感謝。