ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Luxury in fashion Reconsidered(ラグジュアリー:ファッションの欲望) @ 東京都現代美術館 とか今年を振り返り始めたりとか


神戸初日の日記も更新。一週間前には書き終えていたんだけど、日曜に「いいや」と思ってたら平日が怒涛過ぎて何も手をつけられなかった。本当に一週間が早い。このエントリも先週の金曜の外苑前の話の日から書いていたものだったりする。そもそもサッカー観戦記を書きたかったから復活させたものなのでサッカー観戦が無いとエントリ立てるような話が無いんだけど(サッカー云々というか平日は仕事でしかないからだけど。今週はお昼も全然外へ出られなかった…)、でももう一つ、“あった出来事は書き残さないと忘れてしまうな”というのも一つなので、年末らしく忙しい中でもぼちぼち人と会ったりしているのでそんなことを書き残したい。




まず表題の今週末の話から。土曜は朝、健康診断へ。10月に受けた検査の再検査。一番忙しい時期に受けた検査だったからそりゃ悪いところがあるだろうとは思っていたけど、でも引っ掛かって二次審査受けるのは初めて。ちょっとビビってます。神戸行きの前には出てた結果なのでもうちょっと早く来た方がよかったんだけど、でも平日は忙しくて抜けられないなぁと…。生活を改善したくても、なかなかね。11時半に北品川。12時には終わる。羽田を除いて久々に京急に乗って、せっかく久々に前の会社の近くまで来たので、そこから旧東海道を散歩がてら歩く。天気も良くて散歩日和でした。前の会社の前まで、辞めてから9ヶ月ぶりぐらいに来る。

休日だから誰にも会うまいと思って来たんだけど、あれからもう9ヶ月も経っているのがすごい早いなーって思う。転職前もなんだかんだで忙しくしていた気がするから(特に今年の2月3月はそうだったイメージ)、今年は余計に早かったっていうか疲れたっていうか…。今は今で頭が一杯でどんな仕事をしていたかももうすぐには思い出せないけど、この辺の景色は昨日のように思い出せるなと思った。久々にジャスコにも行った。やっぱ安い。ほんと毎日通ってたなあ…やっぱ近くにあればそれはそれで便利!このまま旧東海道を歩くのはそれはそれで面白そうだったんだけれど、元々行きたかった東京都現代美術館に、こんなちゃんと昼間から行動している日じゃないと行かない!と思って、とりあえず東に電車で向かうことに。りんかい線東京テレポートへ。ライブとかイベントがなくお台場に来たのは初めてだ。

昼間で別にキラキラしていなかったとはいえ、今までだったらこんなクリスマス直前でムード真っ只中の中にお台場に来ようとは思わなかっただろう。けど、まあそういうことも考えなくなった。ので行ってみようと。こないだのルミナリエでその辺の羞恥心みたいなのが無くなった(笑)行きたいとこ行けばいいんだと。んで、お台場をこんな風に目的地なく歩いたのは初めて。こう歩いてみると、思っているより“何も無い”というか(笑)そんな気がする。ゼップ無くなったらほんと来る理由なくなりそう。あ、あとよーうやく知人の京都サポの勤めているブランド、SOU・SOUに初めて行ったんですが、すごくツボだった…。こんなポップなデザインのものが揃っているところとは思っていなかったです、正直。こりゃファンになる人居るわ、と。6月にゼップ来た時に来ていたらきっともうスニーカー買って履いていた。

3月に大阪行った時、「ああ、青山店ならすぐ行けそうです」「あーでもそっちは足袋しかないから」みたいな会話をして、すっかりそこで“足袋”ってワードが頭に入っちゃってた。でもそんな印象を一気に覆されました。毎度CONVERSEのハイカットのカラフルなやつ、を追いかけては、でも最近ちょっとデザインバリエーションに飽きてきた身としては、うわーこれピッタリだ。と。3年ぐらい前にPUMAから出ていた足袋型のスニーカーを好んで履いていた時期があったので、こういうスニーカーに違和感も無いし。今回は荷物を増やしたくなくて買わなかったですが、また買いに行こう。青山店に行けばよさそうだし。しかしなんで東京にこんなお台場にしかないのだ。勿体無い。吉祥寺にあればいいのに(笑)なんか町並みや居る人々に合う気がするし。ルコックとのコラボも総じてよかった。うーん、いいなあ…。

とかつい見入ってしまって、欲しいシャツ(というのかなあれ)があったんだけれどサイズが合わなくて、こういうの社員はサンプルもらえるんだろうから羨ましいなあとか思いながら(笑)、靴下と手ぬぐいだけ買ってお台場を後に。ゆりかもめでこっち側まで来ると、土地が余ってるんだなあというのがわかる。そりゃ10万人規模のスタジアムとか言うわけだなあ。豊洲で降りて、そこからバスで東京都現代美術館へ。木場公園のあたりとかも久々に来たので懐かしかった。東京都現代美術館へ来た目的は、無料展示をしている“スウェーディッシュ・ファッション〜新しいアイデンティティを求めて”ってやつに来たかったからなんだけれど、メインで展示をしていた表題のイベントも観覧したのでそっちをタイトルに。同時にあったコム・デ・ギャルソンによる空間デザインの展示や、常設展、井上雄彦の展示なども。


現代美術館を後にし、帰りは清澄白河駅から。今まで「なんであんなとこに作ったんだろう」と思ってたんだけれど、商店街を歩いていたらなんとなく「この辺はそういう町なのかなあ」って気がした。銀座に寄ってお菓子を選んで買った後、今年お世話になった人の家でのクリスマスパーティーへ。本当は歩いて汐留・新橋の雰囲気を見た後に行きたかったんだけどもうそんな時間が無かった。ここまでも結構歩き通し。大人になってからというものそんなにクリスマスってワクワクするようなイベントでもなくなっていたから(ずっとひとりもんだしね)、クリスマスをこんな風に言えるのが久しぶりで楽しかった。けど、どこか僕の後ろめたいような暗い影がチラホラ(笑)この人たちと遊ばせてもらって、一緒に朝霧行ったのも大きかったけど今年2月から楽しいことが色々あったなあと思うので、ほんと感謝している。

まだこれからって感じだったけれど後ろ髪引かれつつ抜け出して、21時から大崎のFootnikで別の人たちと飲む。ちょうどクラブワールドカップの3位決定戦がやっていたので、その試合終了まで居た。「元旦、柏のゴール裏に居た頃にはまさかこんな1年になるなんて思いもよらなかっただろうな」なんて言って。このうちの一方とも今年は例年になく会う機会があったので、お世話になりました。感謝しています。井の頭線の終電はもう無かったので中央線で帰ってくる。なんか東京を満喫した一日だった。昼間に血を抜いたとは思えない。…っていうか血を抜いた後に全く休みを入れずに歩き続けたのって、今振り返るとどうかと思うな。そりゃ疲れるや。

土曜は歩き通しで疲れたのもあるけど、なんか今年は本当に「疲れた」ってつぶやきたい状態の時が多くって、先日上司にすごく言い当てられてドギマギしてしまったんだけど、よくよく考えると今年は“暗い自分”をすごく抑えていた気がして。僕自身は自分の暗い部分はすっごくよく知っているし、東京出てきて以降関わった人でも知っている人は知っていると思うんだけれど、でも新たに出会っていく人…特に今年環境が変わって新しく出会った人たち…は勿論そういうところを知らない。別にそれって出したいものではないから、意図的に抑えていると言えばそうなのだけれど。でもそれをすごく言い当てられて、「もっと自然で良い、別にダメでもいいんだから」って言われて、それで「そうなのかな…」と思っていたタイミングだったから…土曜の夜、大人数の時より少人数になった時の方がなんかほっとした。

今年は日記も書いていなかったから、あんまり自分のダメな部分がどうとか暗いところがどうとか、そういうこと考えたりもしなかった。まあ別にいちいち考えるようなことでもないし。でもなんだろうね、25ぐらいまでは“人とあまり関われないでも楽しんで過ごせる自分”みたいなのを構築してきて。そんな中結果的に楽しいことや楽しみが増えて、人と関わる機会、遊ぶ機会がこの2年ぐらいで増えていって。そうした中で、“一歩踏み込まない自分”みたいなのはすごく居るなあってのは思っていたんだよね。でもまあそれでいっかって今までは思っていたんだけれど、でも徐々に…“自然にそうなれない”というか、自分のメッキが剥がれてきている。

何もしていない自分はダメな人間だ。そう否定してしまうから、何かをしようと、頑張ってしまう。で、何かある時は良いけど、何も無い時に自然に居られなくなる。周りは何も思っていなくても、勝手にダメだと思ってしまう。僕には何もない、って思ってしまう。「別にそれでもいいんだよ、無理して作った自分でずっと居るよりは」って言われて、そうなんだよなあ…と。本当はダメな自分や弱い自分は出したい。特に今年はこのエントリに何度も出てくる言葉だけど、“疲れた”から。でも、言葉では「大丈夫です」って言っちゃうんだな(笑)大丈夫って言葉を言うことに慣れてしまった。人を頼るのも下手。「それは人を信用していないからだよ」って言われて、そんなつもりはないって思っているし、言うんだけれど、でも突き詰めれば、確かに僕はリアルに元々人を信じられないみたいなところから、一つ一つクリアしたりマヒさせて、一応会社で働いてお金をもらえるみたいなところまで来た人間なんで…根底を言い当てられたとしたら否定出来ないし、何も言えない。

僕の中ではそういった一つ一つを、クリアしてきたものだと思っていたけど…、そういう段階を経て“変わってきた”のを知っている人はそう見てくれるけど、それを知らない人にとっては所詮僕の今の姿はメッキなんだよなあ。それが無理が出始めている。「ダメだっていいんだよ、君の頑張りや出来るところは皆良く知ってる。そこで弱みを見せられないのは君のくだらないプライドでしかない。それで結果的に自分自身の首を絞めているんだから」ということだったかそうだったか忘れたけど、でもすーごくそう思う。けど、どう振舞えばいいのかわからなくなって、硬いままの自分になってしまう。疲れたなあ。でも疲れさせているのは自分なんだよなあ。もっと自然になればいいだけなんだから。難しいことでもないんだけど、難しい。日曜は前日の疲れて一日眠ってM-1だけ見たという1日。1週間経つのが早い…。


先週金曜。仕事を終えた後、前の会社で同じ部署だった人たちと、当時よく行っていた外苑前のお店で忘年会。当時と言っても3年前。今や皆違う会社。同窓会みたいだ。でもこうして会える人が居るのは幸せなことだな、って気がする。その帰り、更に前の会社の人とバッタリ。ビックリ。こんな日があるもんなんだな。ちょうどその日だったか、会社で資料を漁っていて、7月頃の資料なんだけど「こんなことありましたね…遠い昔みたいです」なんて会社の先輩と言って笑っていたんだけど、本当にこの1年はあっという間だったし、この1年は色々なことが塗り替えられた。まだ転職して1年経っていないけど、もうとっくにそれ以上経っているような密度が濃い1年だった。昨年も1年が早かった、と言っていた気がする。でも今年はそれ以上に早かった。こうして年をとっていくんだな、って気がします(笑)

密度が濃かった分、今年はとにかく疲れた。ほんと疲れた。色々なことが塗り替えられた、というのも良いことばかりではなく悲しいこともある。でもそういうことやこの徒労感を代償としても、この1年は夢が2つぐらい叶った。はっきり言って、もういつ田舎帰ってもいい(笑)もちろん現実的にはまだまだ仕事でやるべきこともあればもっと出来ることもあると思っているし、部屋も更新したばかりなのでもう何年か居るけれど。それはそれとして、でももう完全に“出来過ぎ”なんです絶対に。あと何をかなえたらいい?あとどれだけ頑張ったらいい?…そう思うのもなんかちょっと疲れちゃったなあ…と思うので、どこかで自分にブレーキかける意味で…もういつ帰ってもいい、みたいなことを近頃よく思うのだと思う。でないと疲れる。

ほんといつ帰ることになっても思い残すことも後悔もないぐらいなんだけど、一つあるとしたら東京で恋愛したかったなぁ、ってぐらい(笑)かなった夢と比べてどう考えても一番簡単そうなことなのに…。でも、今年の状態ではとてもとても恋愛やそんな駆け引きに神経割いている余裕が無かったな。誰かのことを考えられる頭の余裕がなかったし、それぐらい疲れていた。今年は週末ほんとよく眠ったのもその現れで。それで行けなかった試合が多かった(笑)来年はもうちょい余裕出来るといいけどね。今年もあとはこのまま何もせず指をくわえて、カウントダウンを待つだけ。やー、マジで10年へのカウントダウンに突入することになるとはなー。

忘年会はそんな風に今年1年を振り返る良い機会だった気がする。同時に自分のポジションを確認出来る良い機会だった。ブランドとしては前進したかもしれないけど、時代の流れへのアンテナとしてはどうなのか?と考えさせられた。やっぱこういう機会や繋がりは大事だなあと。土曜は髪を切りに行って、日曜日はフットサルへ。日曜は、たぶん今年一番聴いたバンドの解散ライブもあったのだけれど残念ながら気付いた時にはチケットが売り切れていた。前田の残留も決まって、もう今年はエントリを立てるようなイベントがない。予定もフットサルぐらいしかないや…。東京都現代美術館行けてないから行こうかな…。とか思っていたのがこの週の話。

月曜(14日)。前職の親会社の友人らと飲む。「そういえばちょうど昨年の今頃に忘年会があったよねえ」なんて言いながら。早いもんだなー。時期の割に渋谷でこんな空いているお店が…と思ったけど、美味しかった。そんな一息も束の間、火曜からは怒涛のように忙しく、昼飯で外へ出られない日が続く。金曜、ようやく一息…。外に出られないので毎日会社の下の売店でコーヒー買ってたらその売店さんの人と会話する機会が何故か増え、金曜日に外で急に声掛けられて「…この人誰だっけ?」と思ってたらその店員さんの人だった、なんてことがあった。変わるもんなんだなあ…。そんな日常。そういえば前の会社の外苑前のオフィスの頃も警備員さんと仲良くなったっけ。あれももう3年前かな?早いもんです。毎週いくつか仕事上でレギュラーな作業があるんだけど、それが来るのが来るのがあっという間…。

そして週末で冒頭の話という感じでした。さて、長くなりました。改めてこれで今年はもう仕事以外の予定は無い。あーサッカー見たい、ほんとシーズン終わると抜け殻!って話を土曜していて。同時に年始の帰省の予定を考え始めていまして、最初は「年始に帰って、10日また帰るのもな…」って思ってたんですが、そんなサッカー見たいのならやっぱり帰るべきだと思った(名波引退試合)。そうすることにしようと思います。18きっぷの季節だし。この冬も18きっぷで帰るつもり。んで10日も帰るとして(実際は9日に帰って1泊するかな?)、1回余る。この1回を利用してまたどこかへ行こうかな。今年はもう色々なところ行ったので、来週どこかへ行く気持ちは全くわかなかったんだけど、年が変わればまた違うかなと。今年関東で行ってないのって多分栃木だけで、栃木も昨年末の仙台の帰りに通過しているのであまり「あ、行ってない!」みたいな気持ちにならない。東京近郊のJR線は今年殆ど乗ったんじゃないかなー。帰省時含めて、どこへ行きたいか考えてみようと。長くなったけど、今年は本当に忙しくって、仕事のことで頭が一杯で。週末は疲れ果ててぐったり眠り続けてしまう日が多くて。過ぎるのが早かった。疲れた疲れたばかり書いているけど、でもその分充実していたと言えば勿論そうなのです。たぶん今年は人生のピークの一つだった、って後から思うかもしれない年。あともう少し。