ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

菊地代表入り、中山は札幌に、志村の話、日々、振り返り

…“名波引退試合”で検索するとこの記事が何故か某検索エンジンですごい上に来てるので、2010年1月10日の名波引退試合の感想(長文)はこちら。よろしければ。… ///  たぶんこれが今年最後に立てるエントリ。土曜日も出勤。今週は休みだった23日以外は全部中央線の三鷹行きの終電だった。正確に言うと先週からそうだったか。毎年忙しいって言っている気がするけど、それでも今年が一番忙しかった気がする。時間で集計してもそうなる、きっと。自分の、頑張ったなーって手応えほど、周りがそう見ているかというとそうでもないんだろうなーと思うし、実際自分は自分で反省すべき点多いし仕方ないなーと思うし…って感じだけど、でも今年はほんと仕事したなあ…。頑張ったと思う。自分ぐらいそう思ったっていいだろう。あっという間でした。明日も出勤。ほんと忙しくって世間と景色が頭に入らない。画像は意味無しチェコのお酒。今週あって色々思ったことを。

菊地直哉、サッカー日本代表入り。最初新聞の記事で「菊池(大分)」と噂の段階で出ていた時は、「川崎の方の菊池のことか?」と思っていた(まあ後で川崎の方も菊地だということを知るのだけれど)。まさか、逮捕歴のある選手、それもほんの少し前のこと…そんな選手が代表に入るわけがないと思っていた。けど、発表された時には確かにその名前があった。驚いた。狂っていると思った。もう今の日本代表、しいては日本サッカー協会は終わっている、腐っていると思った。実質B代表だから云々、とかそういう問題ではない。僕はアンチ巨人だしプロ野球史上主義みたいなのも大嫌いだけど、“紳士たれ”って言葉、少しぐらい見習ったらどうだ。

菊地がポテンシャルがある選手だってことは、すごくすごく良く知っているつもりだ。痛いぐらい知っているつもりだ。昨年の残留争い中から、今年の層の薄いボランチを見るにつけ、どれだけあのまま問題なくいっていればと内心思っていたことか。でももうそれは取り返しのつかないことだ。街を代表するサッカークラブの選手として、この街に居るべきではない。そういうことは当時長々書いたけれども、でも別に海外でサッカーを続けることは、あの才能を潰してしまうのは勿体無いとは思ったから何も思わなかった。活躍すれば代表待望論出たりするかもなー、なんて思っていたし。でも、今夏に日本に戻ってくるという話が出た時、大宮や千葉の名前もあって、つい2年前に一般市民に対することで逮捕された選手の獲得へ動くモラルやプライドの低さにガッカリした。結果、決まったのは2チームではなかったけど。

大分というのは本州じゃないし磐田から一番遠いしJ2落ちそうだし、まだベターだと思った。だからまだなんとなく受け入れられると思った。来年はJ2。違うカテゴリだ。それで今季もう菊地の名前を見ることはないと思っていたが…まさか、“日本代表”入りって。たった2年半前、“街に根付く”はずのJリーグのクラブの、当時から日本代表候補入りしていた選手が、一般市民に対して犯罪行為を行った。その選手が、たったの2年で、日本を代表してあの青いユニフォームに袖を通す。FAIR PLAY?菊地はたった2年前にフェアじゃないプレイをして逮捕された人間だぜ?(笑)反省している?そりゃそうだ。でなきゃ日本に戻ってプレーなんて出来るわけがない。チャンスを与える?もう十分チャンス与えられえてるだろ、海外でもプロとしてプレーして、日本でもプロとしてまだプレーさせてもらっているんだから。

大体反省って、たった2年だ。まだ5年10年とかなら長さを感じるかもしれないが、22から24になった、たったそれぐらい。とてもほとぼりが冷めているとは思えない。あの事件の後どれだけスポンサーに影響があったか?協会の誰も異を唱えなかったのか。逮捕歴がある選手が日本代表入りすることすら前代未聞だろうに(それがまだ無銭飲食とかならともかくさ。←これ逮捕された当時も書いた気がする。だったらまだ笑えるのに、とか)、スポンサーは許すのか?キリンのアルコール飲料飲んでればちょっとぐらい悪戯したっていいってこと?(笑)ベネトンでもスポンサーにつくのかね?Jリーガーの犯罪は別にこの件だけじゃなく色々あるっちゃあったけど、その中でも日本代表候補入りしていた菊地の逮捕はただでさえあれだけ爆発的に話題になったのに。まさかのあの選手が代表入りって、どう考えてもギャグだ。

メディアがオブラートに包むのは、まあ百歩譲ってわからなくもない(問題提起するメディアが無いのも、終わってることの現れであると思うけど…)。元々の日本サッカー協会との関係性上もあるし、来年にはW杯というキラーコンテンツも控えている。ここで下手は出来ない。しかし美談にするのは違うと思う。今時あんな安っぽいいかにも作られた美談、受けないぜ。しかしW杯がキラーコンテンツったって、Jリーグの優勝の記事が2ページ白黒で扱われるこの時代。もう2002年の頃とは違うのだ。色々な部分が…、来年のW杯後に訪れる、日本サッカーの不景気時代の布石のように思える。犯罪おかして逮捕されようが2年も経てばJリーグに戻れるし日本代表にも入れるという前例を作ったことが、はっきり言ってプロのスポーツとして恥だと思うが、どうだろうか?まあ菊地本人はそりゃ反省しているだろうけど、あまりに周りの大人が甘過ぎるということだと思う。ほんと今回のことはさすがに「終わってる」と思った。もうプライドもモラルもないんだな。日本代表じゃなくJリーグだけど、よっぽどマルハンのスポンサーの方が許されることだと思うわ。マジで。とりあえずキリンの商品はしばらく買ったり頼んだりするのやめようと思う。

中山雅史コンサドーレ札幌入り決定。噂に出ていたチームの中でも一番成績のよかったチームだし、順当だと思うし嬉しかった。別に札幌や北海道には僕は何の思い入れもない。けど、来年もまた札幌へ行く楽しみが増えたから。来年のライジングの時に、是非札幌ドームでの試合があることを願いたい(その時出られるかはまた別の話だけど)。僕は、ジュビロ以外で中山が水色のユニフォームを着る姿というのが嫌だったから、横浜FCは一番嫌だった。一番見に行き易いとかそんなの関係無い。赤黒っていう今までと全く違う色に染まる中山を見られるから、それの方が楽しみだ。あとカズゴンとかどうせそんな2トップ、実現したところでJ2でも通用しないでしょう(笑)と思っていたから。あの当時のカズゴンだったから価値があるんであって、記念試合ならともかくJ2通用しないそんな2トップ、僕は別に見たくない。

フジファブリック志村正彦死去。「フジファブリックのHP見てみて」。そう言われた。何か発表なのか。なんでこのタイミングで?と思った。一緒に居た人が冗談で「志村脱退とか(笑)」なんて言うので「志村が居なくなってどうすんの(笑)ニュー・アルバムとかツアー決定とかなのかな」なんて言ってた。開いた。言葉を失った。信じられない。あまりにも、急過ぎる。別の世界の話題のようだった6月の訃報は置いておくとして、5月の時にはNHKのニュースで知った。一度かかっていた病の話だった。7月の時も急だった。ショックだった。けど、どこで何をしているかもわからなくなっていたといえばそうだった。半ば幻のような終わりだった。

でも志村はつい10日前もライブをやっていた。数日後には幕張メッセのステージにも立つ。来年には地元で大きなライブが決まっていた。先日発売されたトリビュート・アルバムでも普通にその声を響かせていた。一体何故。急過ぎる。信じられない、っていう感覚は今年起こった数度のことには、なかったこと。それまでの人と比べて直近で一番見ていた頻度や回数は多かったからというのもあると思う。本当に、まだまだこれから、これからの人だった。早過ぎる。いやしかし急過ぎる。なんかまだウソのような気すらしてしまうぐらい。でも、もうその姿を見られないのは確かなのだろう。信じられないけど。7月、もうあのバンドは伝説になってしまうのだな――というのも衝撃だった。でも言ってしまえばたとえばチバにはまだその歌を歌う権利があると思う。けど、もうこのバンドの歌を歌える人間は居ないのだ。

このブログを始めた頃にたしか“陽炎”を買った。中古で50円で。東京に来る前に最後で地元で見たライブがこのバンドだった。東京に出てきた直後のCOUNTDOWN JAPANでも見た。東京に来た頃は本当によく聴いていた。最近は聴く機会や見る機会は減っていたけど、でも今年出たアルバムもちゃんと結構聴いていた。土曜日も人から来るメールはそのことばかりで、会った人と話してもその話になっていった。金曜は、それによってまたすべき仕事がこなしきれなかった。金曜で仕事納めの予定だったけど土曜も出ることになった。仕方が無い、こればっかりは。信じられない。ただただ“陽炎”が頭を繰り返し続けている。“残像が 胸を 締め付ける”

●その他の日々。今週忙しかったのは前述の通り。イブ、朝、右足を激しくくじく。昼、予測はしてたけど忙しくて外に出れず。トラブルが重なりしたいことできず。夜、サーバーが連続して落ちる(正月とか忘年会の日とかえてしてそういう時に起こるもの)。やっぱしたいことできず。そして終電、会社に音楽プレイヤーを忘れて退屈。…でも遅い時間に帰る皆がいつもと比べて「おつかれさまです」と言ってくれた。こんなことはあんまりない。今日みたいな日だからか。昨年は終電逃して、大崎から2時間かけてチャリで帰ったことを思えばマシか。そしてクリスマス。忙しかった。以降同じ。色んなこと同時にこなした上、イレギュラーなことが発生して。一体今日一日何やっていたんだろうと思う程過ぎるのがあっという間だ。クリスマスは仕事納めの予定が納まらず、ともあれ終電前に終えて、帰らずに元上司のオフィスに遊びに行って飲んでタクシーで4時帰宅。一緒に帰ってきた会社員兼インディーバンドの人から面白い話をきいた。そんな日だった。忙しかった。

Twitterを必要性があって始めようとしたんだけど続かなかったという話を書こうと思って書く余裕がなかったのでまたの機会で。誰がどこでどうしているということに興味がない。という話が、前回書いていた暗さの話に繋げられるのでまた次にでも書こうと思う。先週段階で「予定が無いなー無いなー」って思っていて、それもあれだなあと思ったので、とりあえずチケットを買って予定を埋めた。名波引退試合、選手権の決勝(なので日曜はエコパで試合見た後そのまま帰ってくる予定)、誕生日のライブをすっかり買い忘れていたバンドのツアーのセミファイナル。で、そうして帰省を決めたら、マイスティースが一夜限りの復活だとか、9日の夜に916のライブの放送を地上波でやるだとか。テレしずでやらんかな…(笑)しかし結果的には今週末に予定とかあんまりなくてよかった。フットサル以外。年始は6日まで休みなのだけれど、多分地元の友人はせいぜい休みは4日までだよなあ。と思うと、5、6でどっか旅行してから東京帰ろうかなあー。とも思う。多分このエントリ続く。

只今、31日午前1時半。これが今年最後の書き込み。多分。 27日日曜は13時から28時頃まで働いていた。で、2時間ぐらいの睡眠で仕事へ。その後も毎日午前0時を回るペースで仕事、仕事、仕事。そして31日も。結果的に今年を振り返るモードではない(笑) 右足首に1年前のような痛み。くじいた翌々日にフットサルなんてやるからだ。日曜日も行こうとしてたけど、結果的に仕事で行けなかったのはよかったのかしら…。仕事も、どうにか対処して、余裕が出来たなあ、と思ったらバタついて。そんな繰り返し。しっかし今年は本当に仕事仕事だった。振り返ってもそんな話と、目標通り旅行に結構行けたかなあという話ぐらいにしかならない。

志村のことで追加で思ったこと。5月とも7月とも違う、不思議に思ったような感覚。これ、きっと10年前にフィッシュマンズファンは同じような感覚だったんだろうか。続くはずのことがあまりに急に終わりを告げてしまったということが。当時僕はフィッシュマンズは知っていたし聴いていたし、もうネット人種だったから雑誌とかではなくネットで比較的すぐ知ったと思うんだけれど、それでもまだフィッシュマンズを聴き込む程の人間ではなかったからピンとは来なかった。その一ヶ月後のスカパラ青木さんのことも同じ。いわゆるゼロ年代のバンドがこのような形で終わりを告げたのは今回初めてだったと思うからすごくふわふわした感じがするんだ。

大晦日というか元日もいつ帰れるかわからないけど、元旦は勿論国立。一応地元静岡の清水が来なくて残念だけど、西同士のカードになったので楽しみですよ。起きれるかなー。今年も元旦に人とお会い出来ると嬉しいなあ。明日まで余裕ないので当日メールしてみよう。準決勝は映像も一切見ていないからどっち優勢かはあんまり予想がつかない。今年の目標(逃げの目標)の“旅行に沢山行く”の結果は満足しているので、来年は改めて恋愛が目標だなー。わーこのカウントダウンは嫌だなー、ほんと。10年経ってここまで来れたけど、その結果そんなものにも追われているのだから情けない。今年の春ぐらいに姉と妹がうちに来た時「東京大神宮行った」と言っていて、結果二人とも結婚&婚約なので(笑)、マジで正月行ってから帰るぐらいのつもりです。今年の締めがこれってどうなのだ。それではよいお年を。