ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

the pillows @ JCBホール と小石川後楽園




今日はJCBホールピロウズのライブがあって、横浜アリーナでゆずのライブがあるという日。ピロウズが“LITTLE BUSTERS”、ゆずが“ゆずマン”という僕の人生においておそらくとても重要な2枚のアルバムがリリースされたのが12年前の2月21日。あれから一回りしたんだなあ…と思うと、状況が変わっているのや色んな出会いや別れがあることぐらいは当たり前だと思えば、思ったより自分自身は変わっていない気がするなー。結婚しているわけでも子供がいるわけでもないし、何か守るものがあるわけでもないし。背も伸びなかったし(笑)、音楽も好きなままだし、ミュージシャンにはなれずとも東京で音楽寄りの仕事に就けたわけだし。今の会社で仕事出来ていることが何より幸せだというか、色々あったし色々あったわけでもないけど、良い一年だったのかなと思う。このまま28になりたくはないけど!

ゆずのことは最近すっかり人と話すこともないし、ここで書くこともないけど、忘れているわけではなく。“逢いたい”“虹”も良い曲だなあって思うし、plentyの4月に出るアルバムの曲順を見た時、2曲目が“少年”、3曲目が“からっぽ”で、「ゆずじゃん!」と直感的に思うぐらいで(ゆずの2ndシングルが“少年”、3rdシングルが“からっぽ”)。ジャンルは全然違うけど、なかなかこの並びはかぶらないよね(笑)15の頃に僕に影響を与えたアーティストで、解散してしまったバンドやメンバーがこの世から居なくなってしまったバンドも居るけど、でもピロウズもゆずも、ミスチルバインも…僕の中で15の頃に最も大きかったバンドは未だ全て健在で一つも解散していないというのは奇跡だと思う。そんで(昨年は見れなかったけど、今年は)誕生日にそういうバンドのライブを見られるというのは嬉しい。

ライブ前には、行きたいと思っていた小石川後楽園へ。JCBホールへ行くにはちょうど良いと思って。東京も色々歩いたし自転車でも走ったけどこの辺の地理はよくわからず迷った。そして小石川後楽園。梅こそ咲いていたけど、でもやっぱりもうちょっと暖かい時期に来るべきなのだろうなあ…。浜離宮も庭園から汐留の高層ビル群が見えて変な感じで面白いけど、小石川後楽園は東京ドームの屋根がどーんと見えてこれまた変な感じ。先週行った2つの庭園のクオリティの高さを感じました。また春とかに来れば違うんだろうけど。しかしどうも昨日から頭痛と発熱で体調が優れず、本当は土日と休日出勤して仕事するつもりが日曜の昼まで部屋でずっと眠っていて、日曜も熱は下がったと思って起きたのだけれど、小石川後楽園行った後に少し休んでいたあたりからまたふらふらと。突き指した指も内出血で薄黒く…。
oniwa.garden
寒気がしながらJCBホールへ。でもライブが始まってしまうとある程度アドレナリンのおかげ?でしんどさも忘れられた。ライブ当日こんな状態になると予想していたわけじゃないけど指定席でよかった。JCBホールは初めてだったけど、あのアリーナに2,000人も入るんだなあ。そんな僕は3階席のサイド。自分の横からは見切れ席だからかもうお客さんは居なかった。多分今日の席はピロウズファンにとっては一番人気の無い席なんじゃないか、まあだから定価で手に入ったのか。でも僕はもうとっくの昔にスタンディングへのこだわりも消えているし、元々サッカーでは“1階席の前の方”ではなく“2階席で全体を俯瞰出来る視点”が好きな僕にとって、3階席からの眺めって面白そうだなあ、フロアの揺れや動きも俯瞰出来そうだし。と思っていた通り、普段見えない部分が色々見えて面白かったです。

JCBホールの3階席はステージからそんなに距離が無いので純粋に見易い。豊田スタジアムみたいな感じ(←一部のサッカーファンにしか分からない喩え)。1階席からの距離差が無くて、傾斜がきつい感じというのかな。さわおがライブ中どれだけ動いているかも上から見るとまた全然違う印象だし(思っていた以上に動き回っている(笑))、エフェクターの揃いぶりや使い方も見える。シンちゃんの腕の動き、ドラムパターンも見える。そしてJCBホールの照明は上から見られることも意識したパターンもあって、これは上なりの楽しみなんだと思った。あとはたとえば、“Sleepy Head”や“No Substance”なんてバンドによっては絶対ダイブ続出するような曲だろうに、ピロウズはダイバーが出ない。だからセキュリティが一人も居ない、ということもよりわかるし、カメラマンの動きも上からだとよく見える。

なので橋本塁さん、分かりやすい(ピロウズを撮っているのは初めて見た気がする)。ライブによっては上から来るダイバーに気をつけながら写真撮っているんだなあ、ということがわかる。DVDやテレビ用のカメラが入っていると尚更そういうリスクがあるわけだから、ダイバーが出るバンドのDVD撮影って相当大変だよなあ…。ライブの話も簡単に。“ビスケット・ハンマー”を初めてライブで聴けてテンション上がった。うーんアリーナで元気で見たかった。“LAST DINOSAUR”やノーサブもだけど。冒頭で書いたアルバムからは“like a love song”。12年後もこんなに“懐かしくなく”今のものとして聴き続けられる曲って今後そう現れないと思う。本編は20時半頃終了。テンポ良かったんだなあ。ダブル・アンコールを経て21時頃終了。これでしばらく見る機会が無いのは寂しい。楽しかった!

ピロウズ仲間の人と会った後、身体がしんどかったので飲みにも行かず帰ることにして水道橋から帰ろうとしているとまた別の知り合いにバッタリ。会話しながら帰る。好きなバンド繋がりの人とこうして会えて良い日だったんじゃないかなあ。スタバでシフォンケーキを買って帰ってくる。もう一つゆずのことを書く機会が無い理由を思い出した。ライブへ行かないからだ。何故行かないか。指定席だからだ。25、6の男が一人で指定席、という何とも言えぬ寂しさは…ピロウズだったらクリア出来ても(でも本当はフロアが良い)、ゆずやミスチルではクリア出来ないのだな、これが(笑)だからミスチルを見るのもap fesだけでドームとかには行かないのだ。早くそういうのクリア出来る状況になりたいもので。しかし先週書いているようなUSインディーと今日のゆずという落差はクリア出来ないだろう、普通に考えて。今買った会場限定CD聴いている。“ONE LIFE”にせよ“雨上がりに見た幻”にせよ、この12年も歩いてきたのは確かに僕の足なのだ。と思う。今日は薬飲んで寝る。

その他の日常の話。月曜には会社の飲み会があった。上司についていって二次会で2時ぐらいまで飲み、3時前に帰宅。楽しかった。木曜はまた雪。仕事上早起きをする日だったので、そのまままた朝散歩をしてから会社へ。今回は朝起きた時点でもまだ雪が降っていてテンション上がったけど、気温の影響か水っぽくて、コンクリート部分にはほぼ積もっていなかった。今回は雪だるまも見なかった。昼休み、会社からちょっと離れた代官山方面の公園に思いつきで行ってみたけれど、雪っぽさは何も残っていなかった。雪だるまを作ろうとしたのかな、と思うような丸い土はあったけれど。オリンピックもワンセグや帰ってきた後のダイジェストでちょくちょく見ている。国母騒動は旅行中だったから殆ど追っていなかったけど、競技を見ながら思うことがあったので前回書き切れなかったサッカー日本代表のことと絡めてまた書きたい。前田は本当に復帰しそう。なんか書いていた通りになりそうだ(笑)練習試合は回避みたいだけど…絶対チームで調整出来たのは良かったと思うな。