ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Open Reel Ensemble @ 吉祥寺CAFE ZENON / サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年・MOTアニュアル2010 装飾 @ 東京都現代美術館 と清澄庭園とか




タイトルにしても長い1日。今日は東京都現代美術館へ。チケットを買ってあって今週末がラストになる“サイバーアーツジャパン―アルスエレクトロニカの30年”と、同じく開催中の“MOTアニュアル2010 装飾”を見に。そしてその後Footnikへ行って名古屋グランパス-ジュビロ磐田、というコース。試合開始が16時なのでそれまでに現代美術館へ行って移動するというスケジュールなので、僕の日曜にしては早起き。アタック25までに起きることはあってものど自慢までに起きれることってなかなか無い。朝起きると前夜の強風はやんで良い天気。洗濯日和。良い天気なので井の頭公園も人出が多くて、急がずに公園を一周。東西線を西から東へ。良い天気だし、清澄白河ではなく木場で降りて、木場公園の中を歩いて現代美術館へ。こちらの公園もやはり人が多く平和で気持ち良過ぎる。散歩日和!

前に現代美術館へ来たのは普通に寒い土曜の夕方過ぎだったからそんなに人多くなかったけど、今日は暖かい三連休の中日ってことでかかなり人が多かった。サイバーアーツジャパンは期待以上にかなり面白かった。ポストペット(って死語?)のモモだけ「フォトOK!」って書いてあったので写真撮る人多数。近寄ったら「起こさないで下さい」の文字。明和電機の展示も面白かった。サイバーアーツジャパンは若い人だけじゃなく子供や家族連れも多くて、そしてどんな層でも楽しめる展示だった。むしろ子供に混じってはしゃぐ大人の図というか。2週してしまうぐらい楽しかった。ぶよぶよするゴムの椅子とか…。MOTアニュアルも繊細で面白かったけど、でもやっぱサイバーアーツジャパン面白かったなー。来年もやるのなら来よう。そして現代美術館は次回展示のフセイン・チャラヤン展も見に来たい。

本当はここから銀座に出て散歩した後、大崎へ…ってつもりだったんだけれど、名勝の清澄庭園へ寄っていたらもうそんな時間でも無くなってしまった。清澄庭園は先週行った御薬園と比べても広く、すごくきれいな庭園だった。良かった。歩きながら聴いていた、最近MP3プレイヤーに入れ直したSpangle call Lilli lineがハマりまくってた。なんか以前浜離宮を散歩した時もそんなこと書いた気がする。それにしても最近は公園ばかり行っている。来週は等々力に試合を見に行くのだけれど、その過程でまた二つ三つと普段は歩かない公園を歩く気満々だったりするし、あと今月末までのVOCA展で上野へ行きたかったりしていて、だとしたらやっぱまた別の公園を歩くのだろうなあ、と思ったりしている。そっち方面行くのだから銀座あたりも来週行こう。あと来週は六本木アートナイトへ行こうかと。あと髪を切りたい。

oniwa.garden
清澄白河⇒大門⇒浜松町⇒大崎と移動。前半は見れず後半から名古屋グランパス-ジュビロ磐田。0-1の前半どうだったかはわからないけど、ある程度名古屋に試合の主導権を握られるのは分かっていた中で、風上に立ったジュビロのサッカーはここ2戦と比べれば悪くはなかった。悪くはなかったけど、オフサイドで取り消しになった名古屋の2点がもしオフサイドでなければ、0-4の試合。これが結果であり現実。ジュビロが決定的に惜しいシーンと言えたのは終了間際のイグノのシュートだけ。これで3試合でセットプレーだけの1得点。前田もイグノも点が取れない。このコンビが研究されているのかわからないけど、昨年と比べてもイグノが下がり過ぎるシーンが多い気がするし、でもそれは後ろが昨年以上に変に繋ごうとして攻撃が遅れているからかもしれない。1点入ったら回り出すのかもしれないけど…。

「前田を日本代表へ」という思いも強かったけど、チームがこの調子じゃ難しいかな。なんかやっぱ今年のうちは地味にダメ。ゴール裏に「今年は結果を出せ」みたいな弾幕が張られていて、これはサポーターの意志表示だと思うのだけど。「内容は良くなっている」とか「次に繋がる」とか「切り替えて」とかじゃなく、勝利を見せてくれという。なんかジュビロサポは勝利や点よりもパスを繋ぐサッカー(横パスバックパス含む)を見たいだけなのかなーと開幕戦後のぬくぬくっぷりを見て思ったので、なんか安心。松浦はやっぱりトップ下のような形の時の方が生きる。荒田が入ってからのうちは少し良いサッカーをするようになった気がする。あそこにジウが収まれば…ってところかなあ。その頃はも5月か。うむむむ。試合が終わって外へ出るとすごく寒い。夜は気温差あるみたいだったけど、こんなに寒いとは…。

吉祥寺へ戻ってきて、CAFE ZENONでOpen Reel Ensembleを見る。昨年の文化庁メディア芸術祭でちらっと見た記憶はあるんだけど、思い出したのは今年の文化庁メディア芸術祭でBraun Tube Jazz Bandを見たところから。今日このカフェで行われていたのは“TERATOTERA”という、吉祥寺と高円寺を結ぶアートプロジェクト…とかそういうのらしくて、そのイベントの一環でOpen Reel Ensembleが出演。今日の夜は特に予定も無かったし吉祥寺で見られるんなら見よう、と思って行った。んだけど、期待以上に面白かった。YouTubeで映像も見れるけど、この面白さは生で見ないとわからない、ってどのライブもそうだけど今日ほど思うことはなかなか無い気がする。音楽でも“アーティスト”って言うけどさ、曲を創造するんじゃなく、楽器と音と手法を創造しちゃってるのだから。面白くないはずがない。

でも主宰者(コンダクター)の子、1987年生まれなのだよね。レコードどころかもうカセットテープすら馴染みのない世代なはずなのだから、テープに音を録音するっていう行為自体日常にある物事じゃないと思うんだけど、だからこそ生まれる発想なのかもしれない。もうノートPCが1台あればDJ出来ちゃう時代、その場でHDに録音出来てしまう時代だからこそ、テープに録音してその音を即座に使うっていう、遠回りでアナログで…逆にテクニックとアイデアを要するライブパフォーマンスは面白くてたまらなかった。しかもそれをスクラッチしたり、曲のタイミングに合うよう、早送りや巻き戻しをして。巻き戻しされてるリールの画もまた面白い。トラックを切り替えたりしていたのも元々の機能なんだろうか。本当にすごく良く練り込まれたライブで、今年見たライブで一番良いぐらい言っても良いぐらい面白かった。

時折バイオリンなんかも出てきて、音や曲も面白いっちゃ面白いんだけど、でもこのライブの価値は音楽性がどうとか言うものではない。見る人によっては、大学生がおもちゃで遊んでいるようなもの…なんて言う人も居るかもしれなけど、そうだとしても圧倒的な面白さだと思う。楽器が楽器だけに、このプロジェクトはいつまで続くんだろうか…なんて思うけど、フェスとか出ないかなあ。単細胞で申し訳ない。でも野外映えするパフォーマンスじゃないから、エレグラとかそういうのかな。絶対面白いし、このパフォーマンスはきっと国境を越えるんだろうな。若い世代だからこその発想。いやはや。あと無戒アコエレとかと対バンしたら面白いだろうなあとか想像。是非また何かの機会で見たいな。別のカフェに寄って帰宅。明日は休日出勤でこれで3連休は終わり。結局部屋の掃除が出来ず。GWに持ち越しだな…。

月曜、休日出勤。早起き出来たら駒場野公園でも散歩してから行こうと思ったものの起きれず。電車から眺めたらもう駒場野公園の入り口の桜はかなり咲いていたので起きれなかったことを後悔。23時半退社。各駅しか無い時間なので駒場東大前で降りて駒場野公園を通過しつつ下北まで歩く。井の頭公園から見る夜空と比べて駒場野公園から見る夜空は赤くて、桜の色味はよく見えなかった。また明るい時間に来るか…。ここ数年、井の頭公園以外にも小金井公園善福寺公園駒場野公園に行って歩いている。今年もそうしたいけど4月3、4日の週末東京に居ないからなー。今週からの昼休みは離れた公園まで散歩したい。下北のこっち側もすごく久々に歩いた気がする。round up以来か?ってぐらい。ほんとこの1年、めっきり来なくなったなあ。職場の人とか在住の知り合いが増えてすっかり足が遠のいてしまった。季節が季節だからか、(こんな時間でも)森ガールな人だらけだった。あの白いスカートやフリフリがゲロで汚されればいいのにと願う。そんな日々。