ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

六本木アートナイト / クリストとジャンヌ=クロード展 @ 21_21 DESIGN SIGHT / 六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?@ 森美術館






前日は結局朝までかかった。タクシーで帰る気満々だったのに始発の時間になっちゃったからそれで帰宅。13時に等々力にサッカーを見に行くには4時間半で起きなければいけない。平日の仕事の日ならそれぐらいの睡眠時間でも身体が起きるもんなのだけれど、始発帰りの休日ともなるとそうもいかず、目覚ましが鳴って「無理だ。」と思ったのでそのまま眠って等々力は行かず。14時半頃に目が覚めて…まだ眠れたけど…16時からの磐田-京都は見に行くか、と…元々等々力の後に恵比寿に移動してFootnikで見ようと思ってたその試合。どちらにせよ夜六本木に行くには恵比寿に行くことになるので、とりあえず起きる。結局ぐだぐだしちゃって後半しか見てないけど。日経賞を見て家を出る。松岡の言葉数が妙に少なかったのは、ダービー馬に対する妨害だったし調教師とかからお叱りでも受けたのかなあ。

いよいよ人出の増えてきた井の頭公園を過ぎて駅へ。でもまだ桜も人出もピークには遠いかな。来週はすごそう。居ないけど。でもまた明日も雨だし、再来週まで桜は持つかな?さてテレビ観戦だけど磐田-京都に関して簡単に書こう。イグノの先制点はチームの力ではなく完全に個人の力なので、ジュビロが良いサッカーをして先制点をもぎとったわけではない。後半、磐田は仙台戦の仙台のようにドン引き。おい、ヤンツーさんの志しってこんなもんか。仙台のようなサッカーを批判してたサポーターの顔が立たないぞ(笑)ディエゴのすごいミドルで同点。結局あの試合でうちに足りなかったのはこういうチャレンジだったのじゃないかと。その後、前田のPKで勝ち越し。PKを得たシーンは松浦が中央に入っていって切り込んだところから。中に入っていくプレーが見たいと思っていたから、「機能した!」って思った。

今日の松浦の左サイドでのプレーはすごく良かったと思う。練習試合の頃は窮屈そうだなーって思ってたけど、ああいう中に切れ込むプレーが増えるとパクチュホも上がり易くなる。松浦は試合毎によくなっている気がするし、なんか俊哉っぽくなってきていないかな。あれ程のプレイヤーになってくれることを期待しているよ、本気で。右サイドに動かされた後は消えちゃったけど。いやなんかそもそも強い4バックのクラブでは右サイドも左サイドも無いぐらい2列目はポジション入替えている気がするんだけどね…。しかしまあ、ちょっと点が取れると結局守備がダメなうち。柳沢のゴールも良かったけど、DFはもうちょい寄せられなかったか。柳沢のゴールも中山の決勝ゴールも駒野の裏のスペースを使われている。相変わらず穴。最後、珍しく勝負に出た姿勢が仇になってしまった。そこまでの実力ということか。

うーん、勝てないね。(前田はPKとはいえ、)両FWにゴールが出たのはデカいし、今日の試合の収穫も無いわけじゃない、けど、4試合を終えて最下位。4試合のうち目に見えて格上なのは名古屋だけ。ある意味順位を争う相手にもこの結果。内容云々を語ることも出来るけど、でももう…もはや完全に流れが向いていない。昨年の10月3日の柏戦以降、Jリーグのクラブに勝ち星無し?だもの。それを断つ決断が必要だよ。ただその決断がされるクラブではうちは無いと思うので(笑)、来週もガンバじゃ勝てないとして(見に行くのにそう思いたくはないけど…)、その次の節の対湘南戦でどんな結果になるか…だよね。ワースト記録をどんどん打ち立てる内山政権〜柳下政権。でも柳下を替えるとしても“パスサッカー幻想”をぶっ壊す、まともな外部の血を入れないとダメだよ。客を呼ぶのは内容じゃなく結果だ。

前田や那須の茫然自失とした顔をテレビ画面越しに眺めた後(でも僕もそうだ)、代官山〜中目黒方面へ。本当は等々力での試合を見た後、中目黒〜代官山〜恵比寿と歩く予定だったのだけれど、その逆。目黒川沿いの夜桜のライトアップを見ながら散歩。井の頭公園と比べるとだいぶ咲いている気がする。中目黒から日比谷線で六本木。これが20時ぐらい。国立新美術館〜ミッドタウン〜六本木ヒルズと、展示やイベントを見て歩く。有料の展示で見たのが、21_21 DESIGN SIGHTの「クリストとジャンヌ=クロード」展と、森美術館での「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」の二つ。元々この日見るつもりでチケットを買ってあったのだった。あとはDESIGN HUBでの「bodw, Hong Kong: Window to the World」も見た。アジア版グッドデザイン賞みたいな展示で、すごく面白かった。

季節柄か六本木はこの間来た時と比べても人がすごく多くてこのイベント関係無く歩いている人も多かったけど、でもやっぱこのイベントの為に歩いている人も多かった(ピンク色のボールを見に付けている人の多いこと!並ぶのが面倒でもらえなかった)。「クリストとジャンヌ=クロード」展は、こんな形での現代アート、空間芸術があるってことを初めて知って軽く衝撃を受けるぐらい滅茶苦茶面白かった。六本木クロッシングも面白かった。期間も7月まであるのでまた行きたいな。今日行った理由は、アートナイトのイベントの一環として鈴木ヒラク×Shing02という催しがあったため。どうしても一つぐらい音楽が関連する催しを見ずには居られない。シティビューのチケット売場がおそろしい行列になっていたので、事前にチケット買ってあってよかった…と思いながら。せっかくなのでシティビューにも入場したり。

Shing02は一昨年のフジロック以来ぐらい。ライブペインティングに合わせてのパフォーマンス、決して長い時間のパフォーマンスではなかったけど、すごくかっこよかった。人多過ぎで暑いぐらい。ところで、先日のNujabesが亡くなったというニュース。数年前職業訓練通った後、一緒のタイミングで東京へ来た人からNujabesのアルバムを借りたこと、そのアルバム収録曲である“Worlds End Rhapsody”で未だに毎日目覚めている、ということ(目覚ましプレイリストの1曲)、“Luv sic”がきっかけでShing02もちゃんと聴き始めて、そしてShing02のアルバムを遡って色々聴いたこと、まあそんなエピソードぐらいしか無いんだけど、でも未だ聴き続けている大好きな曲があるアーティスト。ご冥福をお祈りします。六本木クロッシングを見た後、もう一度六本木ヒルズアリーナに戻ったものの、“カンパニー・デ・キダム”は見れなかった…これが唯一の心残り。ミッドタウンでのOpen Reel Ensembleが見たくて仕方が無かったけど、見たら終電逃すし…と色々考えた末断念。結果的に今日は歩きっぱなしで、疲れた身体に鞭打った形になってしまったけど…すごく楽しかった。アートナイト、来年もあるのならまた是非歩きたいと思う。

それ以外の話で書きたいこともあるけどまた次回ないしは追記。