ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

東京ヴェルディ-サガン鳥栖 @ 味の素スタジアム と清志郎一周忌






GW2日目。仕事の夢で目覚める。気が休まらない。マイネルキッツは強い競馬をしたなあ。前年王者で前哨戦も勝っているのにあの人気は美味しかっただろうしマークも甘かった。宝塚でも人気にならないだろうけど、ああいう積極的な競馬を見たい。今日は忌野清志郎一周忌。そうか、だから清志郎トリビュートはARABAKIの2日目なのか。地元・国立でも一周忌イベントが…なんてニュース記事を見つけて、今日は試合前必ずしも行きたいようなところが無いし(味スタは5日も行くつもりだし)、それ行こうかなあってことで今日は三鷹⇒国立⇒立川⇒分倍河原飛田給と移動。しかし行った時間が遅かったのか、もう商店街は清志郎やRCの曲は流れていませんでした。それらしいフラッグや案内板も無かった…。今日は各局で清志郎関連番組を放送している(NHK-FMの○○三昧では清志郎三昧!)

南武線分倍河原に移動している最中、隣の人が急に宗教勧誘のパンフレットを差し出してきた。南武線は何度か目ですがこんなのは初めて。おそるべし南武線。てなわけで味スタでヴェルディサガン。今年初J2。ヴェルディ見るのも久々でこの試合以来サガン見るのはもっと久々で2006年以来。前半20分ぐらいに到着。今日も前売り買ってなかったので当日券を買ったら、ゴール裏が当日券2,500円!わー、昨年まで前売り1,500円当日券2,000円だったのですっかりその気で居たんだけど値上がりしたのね…。経営する会社が変わった影響か…まぁ母体の親会社であり大口スポンサーが消えて、新しいスポンサー集めにも苦労した以上、チケット代値上げするという選択は当然か…。それに今のヴェルディでも見たいというような人は、チケット値上げされたからって来なくなることはない気もするし。

日テレが離れて選手も放出し戦力も落ちて、順位も現在下位と低迷中のヴェルディ。厳しいなあと思うけど、経営陣が変わったことで今までの“メディア力に頼った”“バブルの再来を夢見てる”感じの運営が変わればいいと思っていたし、スタジアムの雰囲気や運営が変わっていたりすればいいな、と思いながらスタジアムへ向かった。けど、とりあえず何も変わっていなかった…(試合前がどうなってるかも見ればよかったなー)。変わったところとしては、バックスタンドを使用しないという思い切った選択。多分テレビ栄えは最低。といっても映像が流れるのなんてスカパーしか無いからいいのか。でもJリーグでバックスタンド使わない試合なんて初めて見たな…。ゴール裏使わないって試合ならあったけれど。ゴール裏もアウェー側は半分ぐらいしか使っていなかったし、ビジョンも片側しか映されていなかった。

これだけのエリア(特にバックスタンド及び向こう側の通路)を締め切ることによって運営費を圧縮出来るであろうのは確か。そういえば映像も試合中のリプレイは無くなった。まだ新しいことを求める以前に、試合運営するのが精一杯というか、身の丈にあった運営を模索する過程なのかなと思った。正直現状のままでは寂しいけど、今は仕方無いんだろうな(でもあのコンドルみたいなのが場内一周したりすればいいのに。ヴェルディのあの鳥の登場回数ってやたら少ない。キャラが出来てないのか?)。そういえば昨年までと比べて金券ショップで招待券を見掛ける回数もグッと減った(なくなったわけではないけど)。その結果かどうかわからないけど、今日の観衆は3,500人台という…多分僕が味スタ来た中では最少の数。先週はまだ7,000人ぐらい入ってたはずだから基礎値は昨年と変わっていないんだろうけど。

でもやっぱり東京でこの基礎値は厳しいし、今後増える見込みは…あるか?東京がFC東京だけになるのは寂しいからどうにか頑張ってほしいけど、“読売クラブ”を知らない身としてはこのクラブのアイデンティティがもうよく分からないし、その読売クラブが強かった時代って日本サッカーに客が入ってなかった時代でしょ?そういう意味ではやっぱ増えるにしたって限界があるのかなと。“東京”って名前だとどこに訴えかけているかもわからないし(と思うのは、町田ゼルビアの“町田”っていう訴えかけと比べると。)、ホームスタジアムが同じである以上FC東京と競合を避けざるを得ないし、それに負け続けている。数年前の話だけど、立川市をホームタウンにしたところで、じゃあ立川の人が「味スタ行こうか」ってなるって言ったらならないと思うんだよ。だって実際のスタジアムの場所は調布なんだから。

今の現状だけなら東京に居場所は無いんじゃないかと。いや、正しくは味スタに居場所が無い。こんだけしか客入らないのなら、ほんと稲城市陸上競技場とか立川市陸上競技場でやればいいんじゃない?両方あるか知らずに書いてるけど(笑)んで、そうなるとJリーグのスタジアム規格に合わないということになると思うんだけど、もうそれこそJFLからやり直すぐらいじゃないとこのクラブの価値って増さない気がするなあ。しかし以前はかき入れ時だったはずのGWで、平常の週末より入らないのってきついなあ。いくら先週は比較的近場の甲府、今週は遠い鳥栖だと言ったって。GWの夜にあえてヴェルディを見に来たいとは確かに思わないけどさ…(来てる僕はなんなんだって話になるけど…それは…寂しいやつかもしくは物好きだってこと(笑))。でもこの観客数の傾向は別に味スタだけじゃない気がした。

引きの強いカードならナイターでも良いけど、引きの弱そうなカードは子供が来易い昼間の方が良い気がするけどどうなんだろう?まあ、いつでも見れるJリーグよりも、1年に数度しかない大型連休での旅行の方を優先するっていう判断は非常にわかることです(そういう意味では鳥栖サポは良いなあ)。ほんと人の少ない試合の飛田給って寂しかった。さてそろそろ試合の話。鳥栖には昨年までジュビロに居た萬代がスタメン。あと早坂って選手もHonda FCから移籍した選手。へえ、スタメンで出れるぐらいなんだ。両チームとも切替が早くて、個人の能力はともかく昨日と比べて面白い試合だった。でもやっぱシュートが枠に飛ばないんだよねー。だからチャンスは出来るんだけど、豊田も萬代も他の選手もなかなか決められない…。

先制はヴェルディ。平本のゴールは向こう側だったので良く見えなかったけど、良い繋ぎのカウンターだった(赤星は何をアピールしてたんだろう?)。ゴールが決まった瞬間、土肥以外の全員がゴール裏まで走っていってしまって、その時間がロスタイムに反映されているのだから。ロスタイムに追いつかれるなんて、よく出来た話だな(笑)サガンの同点に追いついたFKはGKの赤星まで上がってきていた。なんかまだ両チームとも、ジュビロよりも勝利を欲している感じがして…それが面白く見えるのかも。結果は1-1のドロー。河野は昨年見た時よりもさらに良い選手になっている気がした。ドリブルの速さは段違い、ボディバランスもどんどんよくなっている。ヴェルディへの愛情から今季は残留したけど、でも遅かれ早かれまたJ1に行く選手だろうな。萬代も頑張ってたけど、でもやっぱFWは点を取ってほしい。

試合終了後。今日は三鷹駅へ戻りたかったけどシャトルバスが無かった。「そういえば路線バスがあるよな…」と思ってバックスタンド裏の道からバス停へ。しかし行き先は武蔵小金井と武蔵境のみ。しかも武蔵境行きのバス、ちょうど行ったところだった。うーむ、待ち時間…。この道に出来たCOCO'Sにこんな理由で初めて立寄る。終バスまで時間を潰したら、その終バスも駅まで行かず武蔵境の営業所で降ろされた。そこから駅まで徒歩10分ちょっと。前日の豆で足が痛いし、電車で三鷹まで戻ろう…と思っていたつもりが、三鷹-武蔵境間はそんな遠くないし歩けるなあ…とか思い、歩いて三鷹駅まで。やべっちFCロックの学園特番には間に合った。明日は武蔵野陸とヒルズアリーナへ。昨日書いた地元出身のミュージシャン話。鳥栖っていったらやっぱ向井秀徳?と思ったけど、ZAZENだと応援歌に出来そうな曲がないか(笑)“猫町”っていうゲーフラぐらいならあっても良いと思う。しかし現実的には(鳥栖じゃなくても佐賀ってことで)はなわとかなんだろうなあ。