ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

the pillows / The ピーズ / 怒髪天 @ 渋谷O-EAST と、ナビスコカップ準決勝 ジュビロ磐田-川崎フロンターレ感想






これは月曜日に行ったライブですが、2月以来ピロウズのライブ。今年は夏フェスで見なかったので半年以上ぶり。すごく楽しみだったのですが、仕事を抜けられず見れたのはトリのピロウズの、それも30分ぐらいだけ。会社を飛び出したのが21時05分、O-EAST着が21時10分頃(比較的近くて、AXとかじゃなくて良かった…)。イベントだから遅くなっても2番手の途中ぐらいは見られるんじゃないかと思ったけど甘かった。でも、肝心のピロウズは…ライブではまだ聴いたことない懐かしい曲もやってくれたし、セットリスト的にすごく満足。ネタバレになるので歯抜けで書くと、“Ninny”がねー、とにかく嬉しかったなー。シングル集が出た時のLOSTMAN〜ツアーでやってて、マジかよ…と思っていた曲。もう12年前の曲。“RUNNERS HIGH”の時のライブビートでやっていたのを、何度も何度も聴いていたけど、ライブでは12年越しに初めて聴けた。“思い出して振り向くたびに震えるほど”ってフレーズがほんと好きだ。そしてその次に演奏したのが“Please Mr.Lostman”。

たしか昨年6月のGLAYの対バンの時にもやってて、なんか拳あげてた記憶あるなあと思ったんだけど、ちょうどブログ停止していたタイミングだからどんなんだったっけな。もったいないな、と思いながら。916のDVDでこの曲のイントロが流れた瞬間、涙腺崩壊した無職時代はもう5年前かあ、と思うと、本当に年ってとるもんだな…って思う。近頃は色々5年というサイクルを感じることが多い(ちなみにジュビロが最後に準決勝・決勝なるものに進出した天皇杯も同じ頃)。アンコールの“LITTLE BUSTERS”では増子さんとはるくんも出てきた(けど歌わず拳あげてただけ。なんか珍しいシーンだ(笑))。まあでもやっぱなんかとにかく、ピロウズ山中さわおが元気そうな姿…40になっても跳ねている姿を見ていると、僕も高校時代から10歳とか年をとったけど、でも…まだまだ生きるんだなあっていう。当時のさわおが30歳とかでしょ。そう思えばまだまだ途中なんだなって。今後いくらでも変わっていけるし、上向いていけるって信じたい。午前3時にタクシーで帰宅した月曜。

で。両方とも大した長さにならないので一つのエントリにまとめてしまう。水曜、ナビスコカップ準決勝、ジュビロ磐田-川崎フロンターレヤマハスタジアム。今回は帰れないので、せめて仕事を早く切り上げてサッカーバーで観戦。着いた時にはもうパク・チュホが交代していた。怪我…?そして交代で左サイドバックで入っているのは山本康裕。…何故?康裕って左SBやったことあるの?Jの公式戦では少なくとも無いよね?直前の練習でも絶対試してないでしょ?なんでそんないきなり賭けに出るんだ?金沢だって岡田だってベンチ居るのに、だ。出したい選手の順位的に康裕が上位に居るのは分かる。でも相手は下位のチームではない。J1屈指のスピードを誇る3トップのフロンターレなのだ。何故そこにいきなり初心者を飛び込ませるようなことをするのか。サイドバックにだってポジショニングとかあるわけでさ…それは経験によって磨かれるもので、それによってチームを助けるわけじゃん…柳下もDFだったから分かってると思うんだけど…舐めてるのか過信してるのか。

ホームだからって攻撃性をアピールする必要がある、なんてことはないと思うのだ。まして今日なんてリーグ戦じゃなくて大事な第1戦だったのだから。結果的に前半はやられまくった。明らかにバランスが悪かったし中盤やサイドから打開出来る気がしなかった。すごく手詰まり感があった。0-0で終われたのが御の字なぐらい(川口代表呼べばいいんじゃない?)。後半ジュビロが盛り返したのも所詮は相手が先制した後だ。川崎としては“アウェーゴール”を得られたのだから、そこからリスクを犯す必要は無かった。だから別にジュビロが機能していたわけではなかったし、康裕の攻撃パターンが限られている分、前線のジウシーニョがそこからボールをもらう為の動きでサイドに流れるシーンがいつも以上に多くて、結果的にやはり攻撃のバランスが崩れていたんだと思う。左サイドに流れたジウへの縦へのグラウンダーの多いこと…。菅沼が入って(船谷が抜けて)レフティーが居なくなって、余計左からのクロスのオプションが抜けてしまった。何の為だったのだろう?

黒津のゴールはテレビでリプレイを見ていたら「ハンドじゃん」って思うけど、スタジアムで見ていたら絶対気付かないものだったと思うし、逆の立場だったら「気付かなくてラッキー」と思うぐらいのもんだと思うから、そこをとやかく思っても仕方が無い。それよりも、あのシーンを招いた自らのミスを省みるべきだ。上田の前線へのフィードも安易だった(直後に交代させられた)けど、あそこで上田が苦し紛れの安易なフィードを出さざるを得ない状況を作ったのは、チーム全体だ。競り負けたのは誰だ。カバーに行かなかったのは誰だ。クリアミスしたのは誰だ。今日の試合を通じてみれば、やっぱ負けて然るべき内容であり力の差だったと思う。川崎は憲剛、稲本、ジュニーニョと核を全員下げたんだから。…ベストメンバーで当たって負けたのならまだ納得がいくんだけど…なあ。…とは言え、やっぱ追いついてほしかったけどさ。選手から気迫が感じられなかったわけじゃなかった。成岡や船谷でも。ただ、前田はもっと積極的にゴール狙ってもいいんじゃないだろうか?

特にファーに流れてフリーでクロスを受けたのに、中に入ってきた西に合わせようとしてしまったシーン。ああいうの狙ってよ!って思う。川崎DFもなかなかそう簡単に前田に前を向かせてはくれなかったけど。試合前、前田がザックにチェックされる、代表入りあるか?というようなムードだったけど、この結果では不甲斐ない。ふがいないや。いやー。いいよ代表選ばれなくて。その代わりにさ、2戦連続でザックの御前でゴール決めた川崎のスピードスター黒津を代表に選ぶべきだとおもうよぼくは。憲剛は勿論だけど、稲本も小宮山もついでに森も呼んじゃいなYO!負けチームの5番の変わりにさ!森だって左右こなせるしさ!……それぐらいのメンバーになれば2戦目アウェーでも勝ち目はあるかもしれません。前田なあ…選ばれたら嬉しいけどさあ…。まあ、2-1で勝てれば勝ち抜けだからね。1-0でも延長戦。

正直今日の前半の勢いでやられると差が歴然としてたけど、憲剛居ない川崎なら…という色気は正直あるよ。ジュビロ、連勝していた(無敗だった)と言っても9月に当たってたのは全部下位チームだったからなあ。仙台、湘南、FC東京、京都。自分たちより上のクラブとは一つも当たっていない(笑)まあだから今日の試合で少し目が覚めたんじゃないかと。準決勝慣れしている川崎の方が構えてくれればと思っていたけど、全くそんなこと無かった。ジュビロの選手の方にまだまだ勝負勘が無かったけど、2戦目は失うものは無い。悔いないように戦ってほしいし、そういう戦いが見たい。このスコアじゃ、朝霧切り上げざるを得ないね(笑)決勝への道は正直なところ険しい。まあ、もし負けてもshimokita round upへの参加が決まるだけで、そっちにも大好きなアーティストが決まったというのを、アーティスト側が出しちゃってるので(いいのか?)、うーん、少し複雑なのだけど。とりあえず明日の代表の発表を楽しみに待つ。まだ半分。ここは途中なんだって信じたい。