ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ナビスコ杯決勝 ジュビロ磐田-サンフレッチェ広島 @ 国立霞ヶ丘競技場 / shimokita round up3 @ 下北沢各ライブハウス / Tokyo Designers Week 2010 @ 神宮外苑特設会場

11月3日は毎年良い天気。さて出掛けます。準決勝の時も同じようなこと書いたかもしれないけど、当たり前のような舞台だったけど、ここまで辿り着くのに長かった。入替戦もあった。黄金時代を知るのは西と前田(と金沢)のみ。スタメンでは無いかもだけど、その翌年入団の成岡や大井、更にその翌年の船谷、その翌年の八田…らの手で勝ち取った舞台。勝っても負けても、晴晴とした気持ちになれる良い試合を期待します。昨年のナビスコ決勝の感想はこれ、昨年のshimokita round upこれ。また帰ったら長い感想を書きます。…と、ここまでは試合へ行く前に書いたこと、以降は…優勝した試合の感想などをつらつらと綴っています。









渋谷からの銀座線が普段の休日と比べても混み合っていた。ナビスコカップ東京デザイナーズウィークに加えて早慶戦もあったからみたいだ。外苑前で降りて、スタジアム通りではなく246を東へ。途中、前田と槙野が表紙のエルゴラを買いながら、いちょう並木を抜けて12時半頃にトーキョーデザイナーズウィークのメイン会場へ。今年は100% Design Tokyoも無くなり、Daily Casa BRUTUSを配っている人も居なくなり、少し規模縮小したのかなという感じも受けていたけど、入場してみると今年も大賑わい。コンテナや学生さんの作品、大きなテント内を見て回る。今年もJudson Beaumont氏の作品は面白くて本人も相変わらず愉快そうな人だった。しかしやっぱり1時間じゃ全く時間が足らなかった…そんなの分かり切っているからもっと早く来ようと思っていたんだけどねえ…。途中地元の友人から「着いたよー」なんて電話を受けて試合が近付いているのを感じながら、13時半というケツだけ決めていてその時間には会場を裏口から抜け、目の前の青山門へ。

ナビスコカップ決勝、ジュビロ磐田-サンフレッチェ広島国立霞ヶ丘競技場。個人的には毎年足を運んでいるナビスコ決勝だけど、今日はいつもとは違う。2001年以来のジュビロ磐田の決勝進出。東京へ来ていた一年目、あの時も国立に足を運んだ。あの時はまだジュビロをスタジアムで見るのが3試合目とか。静岡県西部在住者として、エスパルスよりジュビロ贔屓ではあったけど、スタジアムへ足を運んだことはなく、東京へ来てからスタジアムへ足を運ぶようになった。あの時はゴール裏の上の方で、ビッグフラッグの下に居たりしたっけ。水色の紙テープを手にしていたけど、それが使われることはなかった。毎年天皇杯決勝にも来ているから、2004年の元旦、2005年元旦も国立でジュビロを見た。2005年は2日前に大雪が降って足元が凍っていて、山本時代初期で内容も寒かった。負けてほっとした。あの頃までは当たり前のようだったこの舞台。一昨年の入替戦を思うと、まさかこんなに早く辿り着けるとも思っていなくて、この雰囲気を感じられることが、まず幸せだった。

友人は指定席だけど僕は自由席。ホーム側のバックスタンド上段へ。エルゴラにも当日券販売の広告があったように、2年前の同じ非首都圏対決・大分×清水が売り切れたのに今年はチケットが売り切れなかった。数年前の当時は観客動員数ビリ&ブービーだったジェフ×ガンバ(両方タイトル童貞だしジェフもフクアリが出来立ての頃)の時でもほぼ売り切れで4万6千とかそういう状況だったことを考えると、やっぱ地味なカードなのかなーと当事者として思っていた。だから寒い試合にならなければいいな…というのが試合前の思いとしてありつつも、実際のスタジアムは、メインに空席はちょいあるけど、まあ埋まっている状況。特にさすがに広島と比べれば近隣のジュビロ側はほぼ埋まっていたんじゃないかと。試合前のマスゲーム。両チームゴール裏、マスゲームの上からビッグフラッグ。そのフラッグがはけると、サンフレのゴール裏は最初無かったカップの画が出来上がっていた(笑)槙野だけじゃなく、サポーターもこういうパフォーマンスごとを考えたんだなー。面白い。

ジュビロのスタメンは、川口、康裕、古賀、カンジン、脩斗。那須、上田はナビスコ準決勝1戦目以来の先発、西、船谷、そしてジウシーニョ、前田。広島は西川、森脇、中島、ミキッチ、森崎兄、森崎弟、山岸、高萩、高柳、李。ジュビロと比べると広島の方が先月16日のリーグ戦の頃からメンバーが入れ替わっていた。そして試合。先制点まではお互いシュートが少ない印象。お互い、らしいサッカーはしているんだけど。先制点はジュビロ。相手のミスから前線の前田に展開され、前田が中へクロス。それに合わせたのは…船谷!まさか!「船谷のヘディングゴール」がこんな舞台で決まるなんて夢にも思わなかった…!「船谷のヘディングシュート」すらビックリするのに(笑)この時間帯まで広島守備陣はかなり前田に対してケアしていた。ジュビロがシュートまで繋がらなかったのはそれもあったけれど、初めて自由を許した瞬間ゴールに直結した。先制点でようやく広島もスイッチが入った印象。李忠成のゴールは半分はミキッチのゴール。個人技で右サイドを切り裂かれた。

同点のまま前半は終了。前半からハーフタイムまでは日差しが強くてすっごく暑かった…。帽子こそ持っていたけど日焼け止めなどしていない。後日「焼けたねー」とか言われたんだけど(ただの地黒でもあるけど)、この日が影響している気がする。そして後半。気を抜いているうちに山岸のゴール。見てなかったぐらいの勢い…。簡単にやられすぎた。直後にカンジンが交代。前半の最後に相当痛んでいたからそのまま交代するかと思ったんだけど…出てきていたからには大丈夫だと思っていた。もし万全じゃないのに出てきていて本気で走れなかったことがこの失点に繋がったのなら、もし負けていたら悔やまれる失点だった。しかしその直後、西がミキッチばりに個人技で抜け出してGKと1対1。上手く浮かせて…僕の見ていた角度的には「決まった!」と思ったけど、無情にも枠からそれた…。あれが決まっていたら…また違う試合展開になっていただろうな。逆に言うと、ここからなかなか追いつけない時間が続いたことで、広島に「守り」の意識を根付かせたんだけれど。

広島は後半開始から山崎雅人を入れて2トップ気味になったことで、ジュビロDFは裏に抜け出す選手の対応に少し苦労していた印象。後日、同僚の柏サポが「古賀ちゃんは2列目から飛び出してくる選手への反応が苦手なんだよねー」と言っていたんだけど(笑)、まあ正にそんな感じの展開。ここを無失点にしのいだことが大きかったと言えば大きかったのだ。そしてこの日の柳下は早くカードを切った方だと思う。船谷に替えて菅沼。菅沼が入って、ミキッチの裏を縦に勝負出来る選手ができた。菅沼も移籍当初と比べて今日はだいぶ積極的になっていた印象。個人技で度々ゴールに迫ってくれて、ここで「菅沼もケアしなきゃいけない」という意識を根付かせたことで、徐々に前田の負担が減っていったんじゃないかと思う。後の得点が無くても、今日の菅沼は移籍してきてから一番良かったと思う。そしてジウシーニョに替えて山崎。今日はジウシーニョがとにかく高山主審と相性が悪かった。全然ファール取ってもらえなかったし(ダイブする選手じゃないんだけどなー…すげー真面目な選手だよ)、挙句のイエロー。この場面で成岡じゃなく山崎だったのは、「バランス」じゃなく「点という結果」を求めていたからなんだろうなと思った。

ところで高山主審は個人的には結構信頼しているし、流し気味なジャッジはやっぱ好きなんだけど、ハンド見逃しが今日は多かった気がする。あ、でも、個人的に広島のゴールパフォーマンスは嫌いじゃないしうざいと思わないので、前半の広島のゴールの時に高山さんが冷めるような注意しなくてよかったなーと思った(試合前に審判委員長が「やれやれ」って言ってたんだね)。プロの「興行」である以上、選手であるのと同時にエンターテイナーでもあるのだ。それを強要するわけじゃないけど、「目立つ」ことって大事だし、話題になることを作るのはいいことだと思う。それは何より中山が率先してやっていたことでもある。目立ちながら、結果も出す。それが大事だしそれがプロだ。テレビはつまんなくなっているし業界は廃れていくのかもしれないけど、でもやっぱテレビ受けしそうなことやるのはJリーグにおいてはまだまだ大事だと思う。中山の最後の試合の時そう思ったからさ。まあ、その分、サンフレは今後グダグダにならないよう頑張ってもらいたいけど(笑)

試合に戻って。ジュビロはなかなか追いつけない。サンフレッチェは脅威だったミキッチを下げて守備の横竹を投入し守り切りを狙う。何度も上田がコーナーキックを蹴りに行く。痛んだシーンが幾つかあったからロスタイムは短くないとは思っていたけど、この時点ではとにかくもう追いつくことしかなかった。まだこの後勝てるなんて気持ち、これっぽっちも無かった。後半44分、前田が押し込んだ同点ゴールは、今日の5点の中で一番ぐっとこみ上げるものがあった。起死回生。この苦しい時間帯、皆の想いを乗せて、決めるべき人が決めた。黄金時代のメンバーが抜けていった苦しいこの5年を支えた前田が決めた。2002年の対鹿島での西の角度ゼロからのゴールや、入替戦の時の松浦のゴールとか、色々思い出深いベストゴールはあるんだけど、「(苦しい時を乗り越えて久々の)タイトルがかかった試合、起死回生の同点ゴール」というシチュエーション的に、このゴールが人生のベストゴールの一つとして刻まれた瞬間だった。これだけ泣きそうになったゴールは初めて。

しかしまだ同点になっただけ。ロスタイムは5分。ここで突き放されるのが昨年までのジュビロ!(笑)ひやひやしたけど、そのまま前後半終了。延長戦。「これは勝てるかも」という気持ちが沸いてきたのはここから。広島は最後のカードを横竹に切って守りに入っていたから、もう一度攻め直すのは難しいはず。流れはこちらにある。だからこそ、高萩のシュートは「やられた!」と思ったし決まったかと思った…。あれが入らなかったことがツキがあった。延長では広島も徐々に疲労の色が見えて、山崎(ジュビロの方)が良い形で抜け出すシーンが増える。そこから得たFK、上田も良い弾道を描いたFKだったけど…西川が右手で弾き返す。それ以降はジュビロのチャンスが続く。そして勝ち越しゴール。CKから、那須が逸らして菅沼ボレー!昨日、会社の柏サポの人に「実が決めるよ(笑)」なんて言われていたのでした。うわーほんとに決めた!だからこの時点ではMVPは菅沼になるのか!?という。そしたら来年どうなるんだろう!?とか。今考えている場合じゃないのに(笑)

そしてその直後、山崎のゴール。中盤で良い形で奪っての速攻。相手が多少なりともガックリ来たところに畳み掛けられた。でも、あのシュートは簡単に決められそうで結構外す角度だと思う。山崎、あいいうの決めるよなあ。ほんとナイスゴール。正直、これで決まったかなと…多くの人が思ったと思う。でも、前半終了間際、槙野がFKを決める。一度止められた後、もう一度得たFKで全く同じ角度からのFK。あれは川口止められなくても仕方が無い、コースが完璧。あのムードの中で、あの時間帯で決めるんだから、槙野は役者だ。口だけの男じゃないよ。…まあ、失点数考えると守備力が何とも言えないかもだけど…「この試合はまだ面白くなる!まだわからない!」と思わせられた素晴らしい得点でした。いやー、なんて面白い試合なんだ!そういえば槙野、前半にも何かミスした時に芝を叩いて悔しがっていたよね。そういう行動いちいち取るの、僕は面白いと思う(笑)見ていて飽きさせないというか、「何やってんだこいつ(笑)」って思わせることって大事だと思うよ。

しかし追いすがる広島に止めを刺したのは、やっぱりこの男だった。前田遼一。ロングボールを受けて、足が止まりバランスを崩す広島DFを尻目にドリブル。ふわっと浮かせて、そのままゴール裏を駆ける。前田にしては大袈裟なゴールパフォーマンスな方(笑)去年の浦和戦の2点目でもああだったな。あの時はあの後逆転負けして、前田は涙を流したと報道された。あれから一年。文句無しに試合、タイトルを決定付けるゴール。ふわっと浮いたのはDFに当たったからではあるけど、その前のトラップから裏に抜けてドリブルで半分決まっていた。ゴール後にも、絶妙なワンタッチでボールを長めに出すドリブルで、時間を使うシーンがあった。両チーム足をつる選手も多い苦しい時間帯、前田は最後まで身体の軸がぶれなかった。「前田は守備しない、運動量が…」と思っている人が居るけど(今回の日本代表に入って)、それは大きな間違いだ。前田はすごくスタミナがある。守備をあまりしないのは、あんまり下がってこられると前線にキープ出来る選手が居なくなるからだ(笑)

それに前田にはゴールに近いところでプレーをしていてほしい。だから守備をあまりしなくなっただけ。完全にうちのチーム事情です(あとはジウシーニョが無茶苦茶守備する選手だから楽しているってのもあるよね。相方がチョ・ジェジンみたいな選手だったらまた変わると思う)。ザックからはどう見えているんだろうか。今日は延長戦に入ってからは、他の選手も苦しくなったからすごく守備しに戻ってくるシーンが増えたし、前線でも右から左まで走っていったり。ほんとよー走る選手なんだよ。前半とかはマークも厳しくて楽にプレーさせてくれなかったけど、時間が経過して広島守備陣がばてるにつれて、前田のプレーはすごみを増していった。最後は両チームとも足をつる選手が増えた。西なんて、普段60-70分ぐらいで変わる選手。ほんとよく頑張った。延長戦で西が広島のカウンターを一人で走って防いだシーンがあったじゃん(たしかまだ同点の時)。あのタックル失敗してたらレッドものなぐらい危ないシーンだったからさー。ほんとよく止めてくれたよ…。あの西が!

そして最後のPK。確かに掛かってたけど、あれ今日の基準で1点差だったら取らなかったかったんじゃないかな?そんなところまで面白くしなくていいって!って思ったけど(笑)、あそこで止める川口も役者。本当に今日の試合はサッカーの要素全部詰まったような、満腹感のある試合だった…。「地味なカードなんだろうなー…」って気持ちがあったからこそ、退屈でつまんない試合にならなくて本当に良かった…後日会社でも人からも「面白かったよ」って言われて、サポーター冥利に尽きる。そしてホイッスル。歓喜。うちの選手たちはああいう舞台ではちゃんと喜んでくれるんだなーってわかって嬉しかった(笑)基本的に喜び方が大人しいチームだからさー。完全優勝時に出ていた西や浄は勿論、前田や成岡も天皇杯で優勝した時のスタメンではあるんだけど。成岡は本当に嬉しそうだったな。MVPは前田。2点目が入らなかったら菅沼だったのかもしれないけど…2得点2アシスト、誰も文句無いでしょう。これでようやく前田は名実ともに日本一のストライカーと認識されたかな!

サポーターへの挨拶や歓喜の歌は続く。マフラーぶんぶん回してひとしきり歌が終わったところで、友人カップル、その親、その友人と「おめでとう」「ありがとう」なんて言い合って喜んだ。ようやく、こういったことを、自分のチームで出来たね(笑)スタジアム観戦暦10年目。今日の試合は、気持ち的には人生におけるベストゲーム。クオリティ的にはまた別だけど、強かった頃よりも確実に嬉しい。前田がPKを外したあのナビスコカップから10年。ようやく触れた輝き。ああ嬉しいなあ。本当に嬉しい。そして今回の優勝は、きれいごとじゃなく皆がMVP。あの川崎戦を勝ったから今日の勝利があった。今日出られなかったけど、八田も、隆も、成岡も、居なかったらこの優勝は無かっただろう。逆に、川崎戦第一戦でミスをして、今日はそれ以来のスタメンだった上田も、本当に今日良く頑張ってくれた。両SB山本も、危なっかしいながら、怪我でもがれた両翼をよく支えてくれた。ヨシカツも古賀もカンジンも大井も、那須ボランチじゃなーって思ってたけど、もう気にならなくなってきた(でもやっぱ上田とのコンビの方が良い気がするなあ)。点という結果を出した船谷、山崎、菅沼も、得点王のジウも、チームを支えた西も。皆がMVP!

今日ばかりはリーグ戦11位という順位を忘れる。これで、今日だけじゃなく、普段の試合ももう少し観客が増えるといいな(っつってもリーグ戦じゃ11位とかいう締まらない順位だし、今日だけな気がするなあ…)。正直今日は、古い選手のユニの人、少なくなかった。でも、中山が抜けて最初の年でのタイトル。これで、サポーターもちゃんと新しいチームについてきてくれればいいなあ。元々「世代交代の失敗」ってのも、「若い選手を使って育てる」んじゃなく、「だったら実績ある選手を使う」的なムードがあったのが悪かったと思う(サポーターもそれを求めていたと思う)。山本時代、それで前田も一瞬出られなくなった時期があった…。アジウソンはそんな雰囲気をぶち破って、上田を抜擢したし、成岡や大井の出番もそれまでと比べて増えた。前田は不動の存在になった。けど、サポーターは新陳代謝をどうも望んでいない雰囲気があった。そこからの低迷があって、オフト体制を経て、まあ柳下もなー…って感じなんだけど、キャプテンに昨年移籍してきたばかりの那須を立てて、カンジンや(離脱中だけど)チュホ、古賀や菅沼と今季来たばかり選手たちが活躍して、掴んだタイトル。なんかようやく正常化されたのかなという気がする。

菅沼や古賀が残るかわからないけど…(翌日、残るという報道がありました)、チーム内の競争が活性化すればいいなと思うし、前田に駒野、チュホ、そして川口という代表選手が居ることでやはり大きな刺激になっていけば、また強くなっていくと思う。まだあんまり安心出来ないのが正直なところだけど…(今年の瓦斯みたく低迷する可能性は小さくないかと)。それもこれも前田次第…。この試合もザッケローニ監督は視察していた。前田のパフォーマンスはどう映っただろうか。前回の日本代表戦で前田が選ばれ日本中のサッカーファンから賛否両論上がったこの状況が、僕はすごく嬉しい。だから個人的にはアジアカップでも前田は出てほしいし定着してほしいと思っている。でもアジアカップに呼ばれるということは来季のコンディションに大きな影響を及ぼす。難しいけれど、でも気持ち的には今回ぐらい前田に代表に気持ち良く送り出したいというか。その為なら天皇杯の結果もそんなに気にしないし、来季も前田の負荷を減らせる体制にあっていてほしいとも思う。




試合が終わって千駄ヶ谷小学校方面へ歩く。東京デザイナーズウィークのサテライト展示であるIKEA HOUSEへ立寄って、明治神宮駅まで歩く。千代田線直通で下北へ。今日のライヴ、shimokita round up3。昨年、一昨年と参加しているこのイベント。今年も初めから色々な面で参加したかったけど、ジュビロが決勝進出したから断念したのでした。昨年さわおがソロで出ていたけど、the pillowsが出演が今回の一番の目的。メイン会場に向かう途中で昨年知合った人と会うも僕が覚えていないという失態。人のことを憶えられないのってダメだなあ…と痛感。ERAでyour gold, my pink、GARDEN(ようやく初めて入った!)でつばきを見て、QUEへ。入場規制掛かっててどうかなーと思ってたけど、noodlesを途中から見始めて、そのままQUEでピロウズ9月のEAST以来。出演が決まった時点で「GARDENかなあ」と思ってたからQUEじゃ狭くないかと。今まで見た中で一番狭いか?と思ったけど…考えてみたら地元の浜松FORCEの方が狭いか。

“NO SELF CONTROL”“Ritalin 202”“インスタントミュージック”“WALKIN' ON THE SPIRAL”“Back Seat Dog”“Movement”“サードアイ”“RUNNERS HIGH”“Sleepyhead”“POISON ROCK'N ROLL”、アンコールで“No Substance”。たぶんこれで全部かな。最近の曲は新曲の“Movement”と“POISON ROCK'N ROLL”ぐらいで古い曲が多め。中でも“NO SELF CONTROL”“インスタントミュージック”は前回ジュビロナビスコカップで優勝した1998年リリースの曲だ…なんて無理矢理こじつけたくなるようなそんな気分(笑)アッパーな曲多し。QUEだからってそんな暑くなりそうなセットじゃなくても…。“サードアイ”“RUNNERS HIGH”で「ああ、終わりかな」って思ったけど、まだそこから“Sleepyhead”だもんね。しかもラストがノーサブ。今日試合終了のホイッスルが鳴った瞬間やトロフィーが掲げられた瞬間、自然と拳を高く上げてしまったけど、やっぱピロウズのライブでも自然と拳が上がる。ライブが終わって外へ出るとピロウズ好きな元同僚の子。毎年このイベントで会う。元気そうでよかったし、また年末飲めればいいねなんて話しながら。本部に戻って人と会話。元同僚の先輩の人の旦那になる人がベガルタサポなのは何となく知っていたけど、話せば話す程コアなサポだった。好きなクラブ(そして優勝!)、好きな音楽。色んな人に会えて、良い一日だった。