メッセージ・ソング?

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか。

クラムボン @ ねぶたの家ワ・ラッセ / ぼくらが旅に出る理由は大体百個ぐらいあって【仙台〜盛岡〜青森編】







東北旅行2日目。前日考えていたこととして、とりあえずライブの始まる19時に青森に着ければ良いのだけど、(新幹線はなんか使いたくないな…JR東日本にばっかお金を落としている感じがするし。なんてこと前提で考えると、)青森って思った以上に遠い(笑)理想は各駅停車なんだけど、盛岡からJRだけだと時間が掛かり過ぎるし、IGR⇒青い森鉄道だとちょっと高くつく。調べた末、盛岡⇒青森は高速バスを使うのがスピード的にもコスト的にも一番良さそう。ということだけ決めて眠る。翌朝。あまりに身体が重くだるく眠く、予定の時間には全く起きれず。昨日までの睡眠時間と体調を考えればそりゃそうだと言うか。昨日はアドレナリンが出まくってたんだろうな。ライブ断念して青森行くのやめてだるーっと過ごそうかなってことすら考えた(笑)松島に行きたかったのです。けどこの起きた時間だと仙台〜松島〜盛岡〜青森が無理になって、どうしよっかなってのもあったんだけど。結局松島は断念して、仙台〜盛岡の高速バスの時間に当たりをつけてチェックアウト。

11時35分の高速バスで盛岡へ。松島へ行きたかったのは――なんか仙台の街中は本当に元通りで。中には営業停止中の建物もあるから全て元通りってわけでは無いんだけど――もう少し感じられるところにも行きたい、という思いからだった。前日メールしてた人(旦那が仙台サポの元同僚)がGWに松島行ったんだけど――なんて書いていたのもあり。結局海岸の方には行けなかった。行けたから何が出来るわけじゃないんだけど。前日立寄ったメディアテークには資料写真が並べられていた。市街はこんな風に前来た時と何ら変わりない景色だけど、そこからちょっと離れた場所は悪夢みたいなことになっているのもまた事実なのだというのが、すごく不思議。先週飲んだ仙台出身のフットサル仲間もそんな話をしていたっけ。仙台から盛岡の道中は道中でそれなりに景色を楽しみたかったんだけど、2時間半のうち1時間半以上仕事の応対をしていた。イーモバイルがあってよかった…のか?気持ち的には仕事を忘れる旅なんだけど…。仕事の夢とか見ちゃうし、全然だなー。

14時盛岡着。次のバスは15時45分。1時間半だけ盛岡観光。駅から一番近いレンタサイクル店でレンタサイクルし、盛岡城跡公園と市内をしゃーっと回って1時間。IGRの改札前で三陸鉄道のグッズ販売をしていたので思わず買ってしまった。なんか東京に居ると「がんばれ東北」みたく一括りにしちゃっている感じがあるんだけど(まあそりゃそうなんだけど)、いざ来てみると、盛岡みたく内陸のあまり被害の無いところでは「三陸のために」みたいな雰囲気があるんだなぁって感じました。これは青森もそう。盛岡を15時45分のバスで出る。ここからの道中も景色をそれなりに楽しむ――つもりが、殆ど寝てた。でも時々目が覚めた時やSAでの休憩時には、この辺ではまだ桜が残っているんだなーと思ってテンション上がった。今年3度目の桜の季節。遠くの山の方では雪が残っている。途中十和田市で停車。そういえば十和田市現代美術館に行きたいって選択肢もよくよく考えればあったなー。またいずれ…。18時40分、青森着。肌寒い。駅から徒歩1分のねぶたの家ワ・ラッセへ。






そして今日のライブ、クラムボン@ねぶたの家ワ・ラッセ。この日東北であるライブの中で一番良いものを選んだ形なんだけれど、青森までわざわざ来ているなんて追っかけみたい(笑)ねぶたの家ワ・ラッセはその名の通り、ねぶた祭りで使われているあの人形?のミュージアムとかもあった。もうすぐライブだったから入らなかったけど。明日時間あったら行こう。クラムボン見るのは、ワンマンだと多分この野音以来約3年ぶり(東京だとすぐ売り切れちゃって見れないのもまた事実だけれど)。イベントだと昨年のnetral nationとかメタモでちょっと見ている。今日は全自由席だったけど座席有り。いわゆるよくあるホールと違って、傾斜がきつくてステージ上が見やすかった(メンバーが「壁みたい」と言うぐらい)。奥の上の方を選んだら、ちょうどPAの真上。ここで一つ面白いと思ったのが、PA卓にiPadがあって、画面にミキサーが出てるの!Macのデスクトップやノートを見ることはよくあるけど、iPadを見るのは初めて。そしてPAが真ん中で無い意味も後で知ることに。

クラムボンの今回のツアーは“ドコガイイデスカツアー”。ライブハウスやホールでは無い、変わった会場でのツアー。浜松で言うと天神蔵という酒蔵だったりそういう。ワ・ラッセはキャパ的には200人ぐらいかな。当日券出てたみたいだけど空席は10個も無かったように見える。MCでも言っていたけど、ライブで使われるのは初めてだそう。全く違和感を感じないぐらい音も良かったし見易かったし良い会場だった。天神蔵なんて真逆でステージ無いけど大丈夫かな(笑)ライブ始まって暫くすると、PAの方が、iPadを片手に移動開始。なるほど!だからPAが真ん中じゃなくても良いし、iPadが役に立つんだ!しかも同期しているんだって思うとすごい。機材もコンパクトになるし。んで。今回のツアーはベスト盤を引っ提げて行われたツアーだったので、最新アルバムをあんまりちゃんと聴いていない僕でも全く戸惑うことがない楽曲のオンパレード。ツアー2箇所目なので(そんなことも知らず来ていたけど(笑))セットリストは書かないけど、もうねー、すごい良かった!

クラムボンのライブは何度か見てきているけど今回初めて聴けた曲もあった。色々好きな曲だらけではあったけど、僕が一番好きな曲はこの曲だなあって曲もやってくれたし、アルバムで言うと一番好きな“まちわび まちさび”からも結構曲をやってくれたので嬉しかった(でもこのアルバムの僕の一番のお気に入り“EPIC”は残念ながらベスト盤に収録されていない模様)。そんな中で今日やったライブの中で1つだけ曲名を挙げると、(別にライブで初めて聴いたわけじゃないんだけど、)“GOOD TIME MUSIC”がなんかぐっと来てしまった。なんか、バスの中で「どこまで行っても仕事に追われている感じがするな」って結構ネガティブな気持ちになっていた。気持ち的な疲れを忘れたい旅だったから余計に。そう思っていたから、歌詞が響いた。“GOOD TIME MUSIC ここじゃないどっか もっといい場所へ GOOD TIME MUSIC 連れてって”“なにもしたくない そんな日もあるよ そっとしててくれ そんな日もあるよ 心を無にして 君の声を聴く 懐かしさ 強さ 優しさ 愛おしさ”。

物理的に遠くへ行っても逃げ切れない気持ちだったけど、音楽がどこか連れていってくれた――そう思えたのが、今日のライブだった。クラムボンって結構古い曲をライブでやってくれるバンドだけど、でも改めて――12年分の曲を違和感無く未だ瑞々しく演奏してくれる、本当にすごいバンドだなぁって思う。今改めて、一つのシーンを確立した存在だよなぁって。初めて見たのも99年だから12年前だよ。ミトも歳取ったみたいなこと言ってたけど、見ている側も同じだよね(笑)クラムボンフリークの人の気持ちもわかるし、東京で見られないのもわかる(チケットが取れなそうなものは基本的にすぐ諦めちゃうので今後も東京では全然見る機会が無いのだろう(笑))。どっか別会場もタイミング会えば見たいなあ。21時にライブ終了。ホテルにチェックイン⇒大浴場につかり旅の疲れを癒す。青森にはフジテレビ系が無くて、なんかすごく不思議な感じ…。明日は東北旅行最終日。今日は移動ばっかりの1日だったので明日は色々動き回りたい。予定を立ててから眠りたい。