ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

天皇杯 川崎フロンターレ-湘南ベルマーレ @ 等々力陸上競技場 / 湘南ベルマーレ-京都サンガFC @ 等々力陸上競技場 / 「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」@ オペラシティアートギャラリー / 重森三玲 北斗七星の庭_展 @ ワタリウム美術館 とか

準決勝が終わって時間軸むちゃくちゃだけど、4回戦と準々決勝の話とか、12月に見た展示の話をとりあえず今年最後のエントリで。12月は仕事が忙しかったり片付かないのは例年のことだけど、帰ってきたら部屋の片付けを優先させていたからダイアリーの更新頻度が減ってしまった。今年も昨年と同じく、元日朝まで仕事、元日は徹夜で天皇杯、9日までの冬休みは西日本へ旅行。

天皇杯4回戦 川崎フロンターレ-湘南ベルマーレ等々力陸上競技場


まず天皇杯4回戦、フロンターレベルマーレへ。最初はこの日何かと迷っていたのだけど(美術館か高円宮杯か)、昼間の試合で京都が鹿島に勝ったのを見て、番狂わせって起こるものだなあという気持ちと、この試合の勝者がその相手になることになっていたから、等々力に行くことを決めた。元々一番無難なカードとして予測された鹿島対川崎じゃ、準々決勝何を見るか迷うとしてもカード的な面白さはないな…とか思ってたんだけど、若手の良い京都対川崎or湘南だったら面白いなーという気持ちと。

17時からだったこの試合。寒い。フロンターレを見るのは9月以来ベルマーレを見るのは5月に味スタで見て以来神奈川ダービー。前半は力の差が歴然。湘南は安易なパスミス多すぎて、中盤で奪った川崎が度々ゴールに襲い掛かる。それでもジュニーニョを欠く川崎の矢島、小林悠、田坂、山瀬…といったような和製布陣のフロンターレはチャンスをことごとく決め切れず、0-0で前半終了。こういうスコアで終われると、何が起こるかわからない雰囲気になるもので。ちなみにハーフタイム、何故かDaft Punk “One More Time”が。誰選曲。

しかしまさか本当に湘南が先制してしまうとは!セットプレーのこぼれ玉、ライン際で良いフェイントから良いクロスを坂本が上げ、高山が頭で決める。湘南サポ歓喜。逆に、先制されてからの川崎は固くミスパスが目立った。湘南は良く守り、逃げ切り。わからないものだ!このサッカーの内容見るとリーグ戦でイマイチなのも(昨年までJ1に居たとは思えないなー)、反町さんやめるのもわかるんだけど、それでもここで勝ちを拾うのはそういう星に生まれた人なのかも…と思うし、田原も坂本も良かった。坂本ってこんなに頼りになる選手だったんだなあと思った。アウェー寄りで見てたんだけど、前の列の人がこっそり巻いているマフラーはアルビレックスカラーだった(笑)

準々決勝 湘南ベルマーレ-京都サンガFC等々力陸上競技場


ほんとはこの3連休は旅行に行く気満々だったのだけれど、仕事と部屋が片付かずに東京で過ごす。それで最近場の等々力で準々決勝を観戦。ベルマーレは↑の試合以来だけど、サンガはいつ以来か検索したら2008年に札幌ドームで見て以来!今季序盤不調なのは順位表だけの情報で、フジロックで京都サポのかたと「大木さんはどうなんですか?」「いや、内容は悪くないから今は我慢」みたいな会話をしていて「へー」と思っていたのだけど、終盤の好調ぶりを見て「ああ、戦術が浸透したのか」とは思っていたのでした。

まずJ2同士の対戦になった等々力だけど、思ったより人多くて一安心…。京都サポもそこそこ来ていたのと、ベルマーレサポも前週より多かった。ゴール裏の「プレゼントは国立+賞金でおねがい」って段幕がよかったなあ。前半は湘南ペースだったように感じたけど、先制はセットプレーから京都。ドゥトラ、おじぎパフォーマンス。その先制に至るまでの過程で少しずつ京都もペースを掴み始めていたのはあって、そのサッカーの内容は少ないタッチ数でパスをまわす、ヴァンフォーレ時代を思い出す正に大木サッカー。選手がサボるとミスになる。低迷していたからどうなっているのかと思ったけど、戦術の浸透に時間が掛かったと思えば納得。

後半は同点に追いつきたい湘南が猛攻をかける。FWを増やし攻め込むも、GK水谷の好守に阻まれる。個人的には柏時代にHonda FCの少ないサポを挑発しておいて試合に逆転負けしたイメージが強くて好きなイメージは無いのだけど(笑)、この日の水谷の気迫は確かに印象に残った。時間が過ぎるのも早くて、最後ロスタイム、ミドルシュートがバーを叩いてタイムアップ、というのはなかなか劇的でしびれた。その直後GK水谷がゴール裏に駆けていったのも含め、劇的なタイムアップ。この時点で京都は2002年度以来の4強。普通に考えたらマリノスの方が1枚も2枚も上手だと思うけど、ドゥトラと宮吉は何か決めそうな雰囲気を持っている選手だなと思った。安藤って静学時代は右WBだったっけ…と思いつつ、でもなんかプロになってからはSBじゃないのでポテンシャル程は機能していなかった印象。あと個人的には森下俊の成長ぶりが嬉しかった。オファー出せばよいんじゃないか…。

…とそんな風に準々決勝終了時には思っていたし、4回戦終わった段階で「ガンバも鹿島も居ないし、新鮮なカードになりそうだな」とは思っていたけど、まさかJ2対決になるとは…。2012年最初の日にKyoto vs Tokyoとか、海外の人から見たらなんか熱いカードな気がする(笑)どんなカードであれ元日決勝は特別。東京サポは圧倒的に多く来るだろうし(どっちかのホームみたくなるのは好きじゃないけど)、スタジアムの雰囲気は良いでしょう。楽しみ。

「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」@ オペラシティアートギャラリー / 重森三玲 北斗七星の庭_展 @ワタリウム美術館

クリスマス期間に見た展示とクリスマスっぽい写真。










重森三玲“北斗七星の庭”展@ワタリウム美術館は、庭師さんの展示。そういうの珍しいけど無茶苦茶面白かった。会場のデザインはグルーヴィジョンズ。年始の旅、足立美術館庭園やイサムノグチ庭園のことは考えてたけど、他にももっと寄りたいところありそう。この重森さんが一番と挙げていたのは阿波国分寺庭園。この方とイサムノグチのエピソードの展示とかもあった。京都にも代表作はあるけど、主に山陰地方に作品があるそう。期間中また見に行こう。

25日は「感じる服 考える服:東京ファッションの現在形」@ オペラシティアートギャラリーの最終日に駆け込む。ハイブランドのアートみたいな感じじゃなくもう少し柔らかい感じの展示(mina perhonenとかが展示しているのでそういう感じ)で面白かった。シアタープロダクツのバーコードとイトケン作による音の連動作品とか面白かったな。クリスマス期間の展示は、時間や開館日の勘違いで「失われた街」展に行けなかったのだけ心残り。

イブは246沿いの某社のクリスマスツリーとったり、表参道のイルミネーションの中を自転車で駆け下りたり。そしてこの付近の(人が少ないエリアの)お店に寄ってたら、ロック・スターが居た…!誰とは言わないけどNHKで番組やってたあの人!喋り方もあの人だった!ギャー!声かけられなかったけど、にやついてる状態で目は合ったよ。なんというクリスマスの出来事。そのまま自転車で渋谷に行くと、PARCOのところの交差点で誰かが手を振ってると思ったら、数日前飲んだばかりの元同僚だった。ビックリ(向こうも自転車の先輩と渋谷で出くわすとは思わないだろう)。笑った。予定が無いと言うので仕事の時間を挟んでカフェでケーキを食べに行った。イヴに女子と渋谷のカフェでケーキ。リア充気分!(笑)

クリスマスは昔の仲間と忘年会。平日も忘年会や元同僚(の先輩)の起業した会社のウン周年パーティーなど、なんだかんだで濃いクリスマス期間でしたが、部屋も結局CDが片付ききらなくって、年内に片付けたかったなーと思う。1月の週末はどうせ予定無いしそのタイミングでやるかって感じだけど…。MOTは何故年内に行こうとしていたかというと、ベルリン〜展が1/9までだったからだった。まあ仕方ないか、どちらかと言うと1/15までの建築〜展のが目当てだったし。あと蓮沼執太展も1/15まで。…1/9に選手権の決勝までに帰ってこれればその後行ける時間はあるんだけれども。

“現代建築家のデビュー作”展 @ GA GALLERY / BE@RBRICK WORLD WIDE TOUR 2 @ PARCO MUSEUM /




それ以外に見た展示。最近オープンした代々木VILLAGEへ行ってみた。すごくきれいだったのだけど、平日の昼間だからかかなり人が少なかった。こんな土地でこれだけの人通りで成り立つのだろうか…小林武史大沢伸一のことが心配。大沢伸一のことは本当のことがわかるまで変に騒ぎ立てないようにと思う。その時やってたギャラリーの展示を見たけど、今はホンマタカシさんのをやっているみたいなのでまた年明けにでも行ってみようと思う。ベアブリック展は昼休みに。“現代建築家のデビュー作”展は代々木行った帰りにたまたま。でも(最近名前を覚えたばかりだけれど)面白い建築家の方々の模型作品ばかりで面白かった。

年始の旅行予定

ベネッセハウス予約しちゃったー。ギャー。元々唯一ハイシーズンじゃない1月6日に直島行く予定にしてたんだけど、高松が思いのほか「ここがいいな」ってところが無かったので勢いで。ちょうどかなり安くなるクーポンを売っていたのもあり…。人生史上今のところ1泊で最大は7,000円のビジホ。今年のARABAKIの時だったり数年前のRIJFの時だったり何度かあるんだけど、桁一つ増えた上でそのダブルぐらいの価格…!ベネッセハウスは基本二人〜の価格設定なので一人用の料金は少しぐらいしか安くならないのだけど、自分としてもツインじゃなくてダブルの部屋にならないかと思っていたりしますよ。せめて。

そして年始は2日に実家帰る予定だったけど、姉家族や妹家族と全く予定が合わないっぽいので、やめて旅行日程にあてようかなとか思い中。どうせ実家自体は8日の夜も帰るし。1日増えたらどこへ行けるか…ライヴとかサッカーとか美術館とかは無いのだけど、今回の「行ってない県を埋める」趣旨から言うと高知か山口。高知は1月7日にバンプのライヴがあるのだけど、さすがに売り切れてる上ヤフオクでも高騰しているので難しい(6日に直島泊まる以上工程は変わらないけど)。だとしたら山口か。今までは島根もほんの少ししか足を踏み入れず米子から南に下っちゃう予定だったけど島根も横断する形で。(冬の日本海側をなめていないかが我ながら心配)

1/2 東京(1日のうちに移動しちゃってもいいかも)〜京都〜宮津 1/3 宮津鳥取〜米子 1/4 米子〜足立美術館〜島根横断〜山口or荻 1/5 荻or山口〜広島〜倉敷 1/6 倉敷〜直島 1/7 直島〜高松〜徳島〜和歌山 1/8 和歌山〜奈良or大阪or京都〜名古屋(CYHSY@名古屋クアトロ)〜浜松 1/9 浜松〜東京

とか。当初は全日18きっぷも考えていたけど、12月のうちに消費しなかったので、このうち5日だけ18きっぷ。場合によっちゃ新幹線も使うし、1/6・7あたりは18きっぷを使う程の移動じゃなかったりもする。ただ、1日増えることで宿泊費は更に上乗せ。そう考えると1日のうちに浜松に帰っちゃって1泊だけするというのはアリかも。今回は東京で一人暮らししてから部屋を空ける期間も最長。その次は3年前ぐらいに西日本旅行した時で、その時は旅先で人と会ったけど、今回はそういう予定は入れていない。途中で寂しくならないかな(笑)

12月分。良いお年を。