ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

アルビレックス新潟-ジュビロ磐田 @ 東北電力スタジアムビッグスワン / 越後妻有 大地の芸術祭の里へ行ってきた(うぶすなの家/光の館/絵本と木の実の美術館)

先週末のアウェー新潟旅行の日記。新潟は4年連続なので例年違うルートを考えているのですが、今年は行きたかった「越後妻有」に寄って帰ってきました。↑の写真はまつだい停車時に撮った草間彌生「花咲ける妻有」。かなり写真が多いですが読み込み重くてごめんなさい。なおこれでしばらくアウェー遠征は無い予定。

えちごツーデーパス/越後湯沢〜北越急行ほくほく線〜柏崎〜越後線〜新潟

金曜は越後湯沢に宿泊。去年はゲストハウスだったけど今年はホテル。露天風呂がめっちゃ広くて気持ちよかった。そして昨年同様、越後湯沢からえちごツーデーパスを利用して新潟へ。2,500円で土日で新潟エリアが乗り放題。湯沢から新潟駅まで最短距離で乗るだけでも同じぐらいの乗車券が掛かるのでかなりお得なきっぷ。今回は昨年以上に遠回りで新潟へ向かいます。

まず北越急行直江津方面へ。北越急行は初で結構楽しみにしていたのですが、トンネルが多くて結構退屈だった…。十日町駅は思った以上に街だった。それと比べるとまつだいは思ったより何も無くて意外だった。犀潟で柏崎方面へ乗換。時間があれば直江津まで行っちゃいたかったんだけど、その後に(信越線ではなく)越後線に乗りたいことを考えると試合開始に間に合わなかったので。あともう少しの早起きが出来たらなあ(今回も早かった方なんだけどなあ)。なお、間違えてくびきで降りかけたのだけど、車掌さんに拾ってもらえた…ほんと危ない。車掌さんに感謝。


日本海を沿って柏崎まで。この辺の景色は日本海にせり出す岩がゴツゴツしていて面白い景色だった。柏崎で越後線に乗換です。柏崎は乗換待ちで30分ぐらい駅の回りで過ごしたけど、とりあえず名勝庭園・貞観園が遠くて残念。公共交通機関で行けるか微妙だったけど(駅にレンタサイクルはあったけど)、いつかまた柏崎行くことになった時には計画を練ります。近いところでは松雲山荘とか行ってみたかった。

ところで世の中は原発で盛り上がっていますが、柏崎も刈羽原発があります。電車に乗りながら、柏崎駅でもらった市の観光冊子読んでたら、2012年、この寂れた地方の街(失礼)にははっきり言って不釣合いな市の新しい文化会館と、原発近くに「サッカー場や宿泊施設をかねた大型複合施設」が誕生するそうで。後者なんか完全にJヴィレッジじゃないか。別に僕は「反原発」という程の意思はまだ持っていない。だからそれに対して批判的な気持ちになるわけでもないし、「ずぶずぶだなあ」とは思うけど、その市にはその市の事情があるということ。ただ、そう思いながら、原発の最寄り駅である「刈羽駅」で、中学生ぐらいの学生が降りていったのを見て、なんだか上手く言い表せない気持ちになった。

吉田で見慣れない黄色い電車(引き続き越後線)に乗換え。ここからの沿線は学校が多く、学生で無茶苦茶込み合ったし景色もそんなに面白くなかった…。14時35分、新潟着。例年通りレンタサイクルをしてビッグスワンへ。



 

5/19 アルビレックス新潟-ジュビロ磐田東北電力スタジアムビッグスワン

スタジアムへ着くと迎えてくれたのはこの2匹のマスコット。えーと、左側の君はアルディージャを応援しなくてよいのかね?(会社的に。) 右側のは…野球のほうのやつだと思うのですが、見方を間違えればなんか中国製みたいなマスコット。昨年には出来ていたんだと思うけど、改めて見てハードオフスタジアムもデカくてきれいだな〜と思った。

そしてアルビレックス新潟-ジュビロ磐田東北電力スタジアムビッグスワンです。ジュビロを見るのは先週以来アルビレックスを見るのは昨年のこのカード以来でしょうか。今まで3回のこのスタジアムは全てドローだったので今回もそうかと思いきや、申し訳なるぐらいの快勝でした。

まず外でタレカツ丼買っている時点で先制のアナウンス。マジすか。今週も見逃したー。席に着いて落ち着く前に、前田の2点目。あれ、これは今週も勝ちかな…。ジュビロの今週のスタメンは快勝の先週と同じ。はっきり言って好調。それ以降も前田に惜しいシーンが幾つかあって(シュート0が続いた数戦前がウソのよう!)、前半でもっと差がついてもおかしくなかった。はっきり言って、アルビレックスで怖いのはブルーノ・ロペスだけ。試合を完全にジュビロは支配し、更に新潟は前半で一人が退場し、この時点でほぼ試合は決した。

ところで前半、新潟の内田が傷んだ後、PA内に居た松浦?が「出そう」と思って外の山田に渡したボールを、山田がプレーを続けていたシーンがあった。そんでブーイングを受けたわけだけど。その内田が痛んだシーン、山田がハーフウェーラインよりも自陣側から一人でボールを運んでいって(内田をブロックしながら)、最後に切り替えして完全に振り切った、というプレーで内田が痛んだ。山田としては自分がキレキレだったわけだから、まあ相手が勝手に痛んだだけではあるんだけど、完全に内田ヤバそうだったし(その後全治8ヶ月)、ああいうのはお互い様だしあそこはすぐに切ってほしかったかな。

後半、アルビは矢野貴章鈴木武蔵。思い切った采配。しかもとっくに出場歴あると思っていたら、ジュビロの試合が初出場だったのだとか。しかし本当に鈴木武蔵は雰囲気がある選手で怖かった。結構競り勝たれたし、交わされてPKかもって思ったシーンあったし(ギリギリでのFKで、まあ結果的にそこからオウンゴールが生まれたのだけど)。矢野貴章の立場は…。それでも、1人少ない新潟に好調磐田の勢いを止める術はなく、小林のゴール(見逃した)、松浦のゴール(見逃した)、前田のゴール、締めはキャプテン山田大記のゴール!カウンターから相手DF(36番?)をぶち抜いてのゴールは気持ちよかった。しかし、もう2点ぐらいは入ってもおかしくないような展開だった。

上位の結果により、順位を上げることは出来なかったけど、こうして得失点差を稼ぐのは大きいし、とにかく好調のチームの試合を見るのは楽しい!もう全員が好調というか安定したパフォーマンスを見せているので、本当に全試合見に行きたいような気持ちになる。唯一、コンディションが上がりきっていないなーと感じたのは山崎かな。今の段階で怪我から復帰してプレー出来ている時点で、よくこの時期に間に合ったな…って思うけどね。山田や松浦と比べて、チャレンジする精神に欠けているように感じる。でも、代表でもこういう起用法だし、良いんじゃないかという気も。

アルビレックスはこの大敗を受けて後日監督交代となった。しかし正直監督の采配ってよりそもそも戦力がなって感じがして。藤田、小谷野の2列目は心許なすぎる。あとは36番、多分見たの逮捕前以来だったんだけど。あれ以前のような、獅子奮迅さが全く無くて、まあある意味ほっとしたというか。若手日本代表入った時は本気で協会気が狂ってると思ったもん。はっきり言ってヤマスタのピッチ立つとか正気かよって今も思うけど(去年までってどうだったん)、2005-6年頃にこの選手にワクワクされられたのはウソではなく紛れもなく将来のキャプテンだと思ってたしね。そんな当時の期待を思い返しても本当に勿体無いな、って試合見てて思いました。

ところで、例年そうだという印象はないんだけど今年はメインスタンドに学生っぽい人がやたらと多かった。「W杯や昇格の頃に小中学生だった年代がもう大学生・社会人になってるわけで、そういう層が自分でお金出しているとしたら、文化の根付きとしては成功してるよなあ…」なんて思ったのだけど、Twitterで「動員だと思われ」というレスをいただき(笑)、確かに試合途中に来てる子が多かったり試合にあまり興味なさそうな子も多かったので、そういうことかあと。指定席じゃなく自由席でええやんって気もするけど、出席とったりするためかな…。あと、ホーム側ゴール裏2階よりアウェー側ゴール裏2階の方(こっちもホーム席扱い)の方が人が多いのが、ゴール裏2階に行きたい人間としては腑に落ちない。また新潟旅行来たいから、頑張ってほしいけどな…。

試合後は自転車で少し市内観光。毎年来てるからそんな回るところないと思いきや、一年に一回しか来ないと自転車で走るのは楽しい(古町あたりとか)。白山公園も毎年写真撮ってるけど、やっぱ来る季節が違うとまた見える景色も少し違う。昨年はどこも桜が満開だったから、またそういう季節にも来たいな。GOLDEN PIGSではDOESがやってたみたい。


あと、信濃川沿いに見慣れないものが。

「開港都市にいがた 水と土の芸術祭 2012」の作品でした。開催は7月から(http://www.mizu-tsuchi.jp/)。18時半過ぎに自転車を返却。信越線で南下し、東三条弥彦線(これも初)に乗換え、この日は燕三条で一泊。ほんとは翌日を考えて長岡とか六日町とか十日町がよかったんだけど、良い宿がなく。ところで、新潟は地方都市の中でも浜松っぽいなーと思うことが多いのだけど、燕三条はもう!かなりそんな感じ…!静岡県西部っぽい!どこにそれを感じるか?うーん、新幹線の駅、バイパス、イオンのSC、みたいな組み合わせ…?(燕三条の駅から徒歩数分のところにイオンのSCが。)カメレオンクラブとか、まだあったんだ!みたいな。懐かしい。/この日はCLの決勝に備えて早めに就寝。

CL決勝〜リゾートビュー越後妻有で十日町へ。

午前3時45分に目覚ましで起床。その後はテレビはつけたけど殆ど眠りながら。ドログバの同点ゴールで完全に目覚める。延長戦へ。香川や宮市と比べて報道量は確実に少ないけど、でもこの舞台を二十歳で肌で感じてる宇佐美はやっぱすごい。何かの弾みで出ないかなーと思ってたけどそれはなく残念。結果、ロッベンのPK失敗があり、延長戦も完全に引いていたチェルシーPK戦で勝利を収めた。つか、90分で終わって欲しいのは審判も同じだろうな。延長戦でPK判定なんていう、誰かに恨まれるかもしれない判定したくないよね。(あれは正真正銘PKだったし、そして外しちゃったけど)

CLで早起きしたまま、早くチェックアウト。東三条からはせっかくなので今週末だけの臨時列車「リゾートビュー越後妻有」で十日町へ向かいます。越後川口ですれ違った臨時列車?に「宴」とデカく書かれてた。なんの臨時列車だろ。気になる。飯山線も初めてだったけど、なかなか良い山道…!そのまま長野まで乗ってしまっても楽しいだろうなーと思った。というか帰りは長野回りで帰ることも一度本気で考えたけど、実現はしなかった。来年は飯山線ルートで新潟来たいな…!




十日町ステージ 越後妻有交流館 キナーレ

10時前に十日町着。「越後妻有 大地の芸術祭」の舞台。この地方を自転車で走っているブログを見て、はっきり言って「大変かもしれないけど、運動不足だし丁度いいや。景色とかも楽しそうだし」ぐらいの気持ちで、十日町駅でレンタサイクル。まず「十日町ステージ 越後妻有交流館 キナーレ」。ここで作品リストをコピーしてもらったりコインロッカーに荷物を預けて(←今思えば駅に預ければよかった)、自転車を走らせる。

今回最も行きたいのはジェームズ・タレル『光の館』。現在は芸術祭期間ではないので、見れる作品/見れない作品がある。なので、光の館を中心に、十日町周辺で行きたいと決めたのが『うぶすなの家』『光の館』『絵本と木の実の美術館』でした。最初は割かし平坦で「距離が長いだけなら平気」とか思っていたけど…最終的にはその3つに行くためにそれぞれ山道を登ることになるとは、まだ想像もしていませんでした。

 

神明水辺公園〜ドミニク・ペロー『バタフライパビリオン』など。

この頃はまだ平坦。このドミニク・ペローの作品、見たかったんだけど、大地の芸術祭のオフィシャルサイトでは「非公開」扱いになっていた。でも通ったら結果的に見れたし、作品の反射もさることながら、山の緑や周りの池と溶け込むその姿がすごく素敵な作品だった。以下はそれ以外の作品。



最後の2枚は芹川智一『田園の中の異国ing(OUTLAND)』です。

『うぶすなの家』、古郡 弘『胞衣―みしゃぐち』

『バタフライパビリオン』を過ぎた後、自転車を乗り進めると…ここからが山でした。とにかく続く山。あと4km、あと2kmが長い…。どんどん標高が高くなってゆく。ダムが出来そうなぐらいの谷。

最後の坂を上りきると、ようやく最初の目的地、うぶすなの家に到着…!外に居た人、中に居たスタッフの方にも、「こんな山奥よく自転車で来たね…!?」とねぎらっていただいた。でも、はっきり言ってこんな山道だと分かっていたら来なかったです、みたいな(笑)冷たい水をペットボトルに入れ直してくれたり(「下の水とは全然美味しさが違うよ!」なんて言って。でもほんと美味しかった)、色々と話をしてくれたり、タオルまでおろしてくれたり。山菜の料理食べたかったけど、食欲が沸かずコーヒーで休憩だけにしたのが残念…。いやしかし、これまた古い家を元にした素敵な作品だった。

そして『うぶすなの家」の更に奥の集落にある『胞衣―みしゃぐち』。「せっかくここまで来たのなら行ってみるといいよ」とうぶすなの家の人に言っていただいたので、自転車で足を伸ばしてみた。


面白い。しかし良い天気なのにこれだけ人気がないところにあると何か出てきそうで怖い。ゴーレムとか。(ドラクエ脳)

内田 繁『境界の神話』

うぶすなの家で「『光の館』へ行きたい」と話をしたら、「戻りは一度下るけど、逆の山にあるからまた登るよ」と言われ、「マジすか…」と思いながらも、今回の目的である『光の館』に向かいます。この頃12時半。

途中、道ばたにあった『境界の神話』。なお奥に見える素敵な古い建物、中には入れなかったけど、後で地図見てたら国指定重要文化財「星名家住宅」でした。公開していないの勿体無いなあ、全然お金払って見たいぐらいの感じだったのに…。

ナカゴグリーンパーク。藤原吉志子『レイチェル・カーソンに捧ぐ―4つの小さな物語』など。

そして更に山を登ります。ナカゴグリーンパークに行く道も大変だった…!この辺の道を体験して、本当は更にその先の「節黒城跡」の作品や、仁田地区の作品も見に行きたかったんだけど、「この坂道を“ついでに登る”のは無理だわ」と思ったので、『光の館』に絞った。



ジェームズ・タレル『光の館』

更に一山のぼり、ようや『光の館』!!

「たまに居るけど、今年になってからは自転車で来た人は初めてです!」と言われた。一緒のタイミングで到着した練馬ナンバーから降りた老夫婦と一緒に建物内を案内をしてもらった。まず案内されたメインの部屋の開閉式の屋根が開くと…

虹!

ここまで頑張ってきた甲斐があったー!と思わされる瞬間。まあでも、結構あるそうです(笑)これは宿泊してナイトプログラムとか体験してみたいなー。建物内、それは趣であったり照明だったりもさることながら、見えるけしきも青々しくすごく気持ちのよい。冬になると2階まで雪が積もるそう。お風呂場は夜は照明がなく、光ファイバーだけなんだとか。うーん、泊まってみたいな…そんな日は来ない気もするけど…。





一通り見て回って、2階に戻ると、うぶすなの家に行った時、ちょうど「取材をしていた」メディアの方と鉢合わせ。「こっちも自転車で来たんですか!?(←僕のこと)」なんて話をしてたら、何故かその方々がどなたかにインタビューをする前に、僕も一緒にお茶を振舞われました。ありがたかったけど、普段起こりえない不思議な体験…。そこで、お互い次は『絵本と木の実の美術館』へ行くということを知る(笑)「じゃ、先に行きます!」と言って来た坂道を下ってゆく。この頃14時45分。

鉢・田島征三『絵本と木の実の美術館』

『光の館』をひたすら南へ。そしてまた坂を登ると、5.5kmの時点からはしばらく平坦。『光の館』で「ここから道はまっすぐだけど、一度下るけど、また登って…登って、登るよ?」と言われていて、「マジすか」と思いながら、この平坦の頃は「そうでもないじゃん」と思っていたのだけど、残り3km時点ぐらいから…登って…登って…という感じだった。ちょっとした坂道なら全然こぐのですが、もう全然こげない坂道。しかも左手は(ガードレールが一部無い箇所すらある)崖っつーか谷。でもそんなところにすら棚田が張り巡らされているこの田舎のすごさ。東京はなんであんな面積でウン万なんて話をしているんだろうなあ、とか思いながら。

そして辿り着いた『絵本と木の実の美術館』。到着は15時40分。最後の坂で20分以上を要した。ちなみに到着した時点で、ちょうど媒体の方が到着、「よく登りましたね〜」(笑)やりぬく子です。

でもここもほんと、登ってきた甲斐のあった、素敵な作品でした。廃校全体がアート作品です。廃屋の作品は今まで色々見たけど(あいちトリエンナーレ瀬戸内国際芸術祭でも)、廃校が舞台の作品は初めて見たのかな…。切ないような、甘酸っぱいような、懐かしいような、不思議な気持ちにさせられる。









最後、ここまで実は『光の館』でお菓子をいただいた以外は何も食べていなかったので、グラウンドを眺めながら昼食。美味しかったです。でも坂登りすぎて、息苦しくって、食べるのすら苦しかったのが残念…。

旅終わりとそれ以外の景色。



16時半前に『絵本と木の実の美術館』を出て、坂を下る。キナーレに荷物を取りに来てから駅で自転車を返却して終了。せっかくだからキナーレの「明石の湯」にも寄りたかったなー(そこにも作品があるっぽかったので)。自転車返してからだと往復が面倒だったからやめちゃったけど。なお、キョリ測で距離測ったら約50km。距離自体は当初覚悟していたぐらいなのだけど、とにかくもう坂がね…!アホみたく汗だくになったし、快晴の中、日焼け止めなんて用意してなかったから、かなり焼けました。山の中でチャリこいで何やってんだ。

そんな日焼けしちゃうような天気だったけど、ところどころ、雪が残っている景色があった。いい感じの棚田の写真は結果的に撮れなくて残念だけど、かなり走りながら見とれたっていうか…景色が楽しかった。ただ四角いのが連なってる平野の田んぼとは違うっていうか…、田んぼや組合せごとに形が違うんだよね。丸みがあって、面白いなあというか、生活の知恵・生活のデザインだよなあって。東京で慌しく暮らしているとこんな風に草花の景色に見とれることってないよね。

あと結構色んなところで震災か豪雨の爪あとを感じるところを見掛けました。絵本と木の実の美術館近くでは道路が崩れちゃって、一応工事中のところとかあった。東日本大震災どころか、まだまだ中越地震や…昨年の栄村の地震の影響や、豪雨や、色々あると思うんだけど、「復興バブル」なんて評される仙台とはまた違う被災地の現状だなって思った。

ほくほく線で越後湯沢に戻って、新幹線乗る前に日帰り温泉へ(汗流したく…)。昨年フジロック帰りで、湯沢で温泉入りたいと観光所で聞いてお勧めされた「駒子の湯」へ(駅から距離あるから、フジの季節に歩こうとは思えなかった)。そしてへぎそばを食べて、新幹線で帰京し今回の旅は終了。おつかれさまでした!

今回あまりに自転車に乗っている時間が多くて、まつだいに行けなかったのは残念だったけど、ある意味来年以降のアウェー来る時に寄る場所を残したというか…(アルビが残留すればだけど)。十日町周辺の作品もまだ行きたい場所結構あるんだけど、「でもまた坂だよな」って思うと二の足を踏みそう…。自転車で回った例を見て、僕もチャレンジしたけど、とても人に薦められる代物じゃない。けど、今ぐらいの季節だったら…もう一回ぐらい自転車でチャレンジしたいかな(笑)レンタル原チャとかあればなあ…。(ちなみに今回はママチャリ。十日町では電動自転車の貸し出しもあったけど、それでもこれだけの山登ってたらすぐ電池なくなっちゃうだろうし、電池なくなったら電動式なんてただの車体重量の重い自転車なので。もっと登りがきつかったと思う。)

でもなんだかんだで自転車で見る景色が好きで…ど田舎かもしれないけど、風景が楽しかった。どの会場のスタッフさんも他に無い親切さで。皆して「よく自転車で来たね!」「大地の芸術祭の時も来てね!」みたいな。越後妻有トリエンナーレは行かないけど、今回行った場所、どこもまた車運転するようになったら行きたいなあ。というか、微妙に近いよなあ、十日町って。決してアウェー遠征とかぶらなくたって、行きたくなりそうだ…。画像が多いエントリですが、以上です。今回は試合の感想早めにアップできたかな。