ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

長野旅行(穂高神社〜シャロム ヒュッテ〜大王わさび農園)/ 清春芸術村(安藤忠雄「光の美術館」藤森照信 茶室「徹」)

6月に地元の友人の結婚式で穂高に行って来ました。地元の友人=浜松だし、奥さんは長野だけどこちらの方では無いし、何故穂高?と思ったけど、穂高神社といい、その後の「シャロム ヒュッテ」と言い、素敵な会場で、自然が好きな友人(とその奥さん)らしいなあと思った。

元はといえば最初にキャンプ型フェス(朝霧)へ一緒に行ったのもこの友人であり、昨年は奥さんとも一緒に行った。少年野球の頃から別のチームで対戦してはいてお互い名前は知っていて、中学の野球部時代、そして音楽でつるみ始めてはやウン年。たまに帰った時にしか遊べないけど、本当にお似合いな二人だと感じるので末永く幸せであってほしい。いや、きっとそうなるな。以下はその旅行の写真。顔がちゃんと映ってるような写真は抜いていますが。

穂高神社

結果だけ言うと間に合ったんだけど。それでも朝寝坊して、ダッシュで駅まで向かったんだけど、最寄り駅を出る電車の時間には間に合っていなかった――んだけど電車が2分程遅れてきたので予定通りのあずさに間に合ったという。本当に間に合ってよかった。中央本線に乗るのは昨年の甲府遠征以来、景色が見れなかった時含めればムーンライトしなのにも乗ったけど(特急に乗るのは初めて)。やっぱり中央本線の景色は楽しい。大糸線は写真を撮ったつもりだったけど、無かった…。




 

シャロム ヒュッテ

ここはもう本当に素敵なレストラン&ペンションでした。いつかまた個人的にも行きたい。












友人の結婚式では、中には本当に中学以来会うような奴も居て。しかも中学の同級生同士で結婚していたりして「マジでー?」なんつったりして。皆でペンションに泊まったのだけど、修学旅行みたいで楽しかった。もう中学3年での年齢から倍生きているんだからなー。皆家庭を築いていて、すごいなあと思うばかり。
 

穂高散策〜等々力家住宅、大王わさび農場、碌山美術館

翌日は上高地へ寄って浜松へ帰る…という友人とは別行動で。穂高のわさび農場(付近の湧水群)は以前何かで見て、行ってみたいと思っていたので、そこへ行った。駅前でレンタサイクルがあることは事前に調べてあり、本当は前日(式の日)に早めに来て行こうかと思ったんだけど、雨だったので断念したのでした。(嘘。前日は起きれなかっただけ。)






↑の一番右下の写真はわさび農場から離れた場所の普通の場所。そういったところにも湧水のきれいな川があって(そこからわさび園が広がっていて)すごく良い風景だった。ちょっと違うけど、三島を思い出す。↓は碌山美術館穂高には「アートヒルズ」という場所や美術館も他にも幾つかあって、あと安曇野といえばちひろ美術館とかもあって、そっち方面にも行ってみたかったんだけど(自転車で走るには遠いけど、そういうのを走る人間なので…)、今回は次に移動することも考えると時間が無いなって思ってやめた。安曇野にはまた遠過ぎない未来に来たい。

 

清春芸術村(安藤忠雄「光の美術館 CLAVE' GALERIE」、藤森照信 茶室「徹」、ベルナール・カトラン回顧展 @ 清春白樺美術館 など)

穂高⇒松本⇒小淵沢⇒長坂と移動。本当は小淵沢で中村キース・へリング美術館へも行きたかったんだけど、バスの時間を完全に勘違いしていた。小淵沢は何度か下車したことがあるのだけどこれぐらいの時間に降りるのは初めてで、こんなにバスが出たり入ったりしていて、観光客が多いとは初めて知った。街の方針でレンタサイクルが無いそうなのは残念だけど、リゾナーレとかも行ってみたい気がするし、小海線も遠くない未来に乗ってみたい。

今回は「光の美術館」の方が行きたい度が高かったので、長坂へ移動(小淵沢からバスもあるのだけど、本数が少なく時間が合わなかったため)。徒歩30分…なんだけど、行きは「5分」とされるタクシー。田舎で信号も少ない中での5分なので、道は覚えられるんだけど、確かにずいぶん距離を走られた感覚。







藤森照信作品を見るのは昨年の甲府遠征ついでに見に行った「空飛ぶ泥舟」以来。この人の作品はどれを見ても質感が好きだ。国分寺の自邸「タンポポハウス」とかも見に行ってみたい…。あと光の美術館も中がかっこよかった。意識して安藤忠雄建築を見るのは地中美術館以来だったと思うけど、昨年東北旅行中に見た塩釜の菅野美術館を思い出した。

下は駅に戻るまでの景色。「徒歩30分」とされているけど、長坂駅にコインロッカーが無いからスーツとかが入った荷物を抱えながら歩いたし、坂を下ったり登ったりしたので、途中立ち止まったりしたのもあるけど、50分近く掛かったのではないか…。遠かった。もし行きたいと思っている人がこれを読んだとしたら、絶対バスの時刻表を考慮して行くべし。まあ普通の人は車で行くんだろうけどね。


そんな長い道中でしんどかったけど、先月新潟行って以来、どうも棚田の景色にグッと来る。何故グッと来るのかというのはその時にも少し書いている気がするけど、兎に角地元で当たり前のものとしてみてきた真四角の平べったい田んぼとはフォルムが違う。なんか、とにかく、良い。

これは全然別の日に越後妻有のインフォメーションセンターで見つけた話なんだけど、「まつだい棚田バンク」というのがある。ここ2、3年、忙しくて自炊しなくなった頃からお米を買わなくなってしまったのだけど、でも自分の田んぼのお米なら食べたいだろうし、越後妻有に行くきっかけにもなるし、一石二鳥なのではと考えていたり。絶対に情が沸くだろうし、それが「良くも悪くも」ということにもならないとは言い切れないから、軽い気持ちで投資しちゃいけない気はしてしまうんだけど。まあでも棚田の景色があるだけで、新潟とか長野とか山梨とか…になんかもう少し気軽に旅行したい気持ちになっている今日この頃。


この後、石和温泉に寄り帰京。それ以外に見たサッカーや展示のエントリもアップしたいけど、それはまたいつか。

友人の結婚式のスライドショー見ていて、同じ時間、同じ場所で過ごしているのに、「誰かとの景色」って全く違うなあ…って当たり前のことなんだけど、思ったねー。すなわちたとえばこの流れで言うと…

「ちょっとそこのキミ、ボクと一緒に棚田のオーナーにならない?」

なんつってな。ぬんぬん。