ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

友人id:momcole君の結婚に寄せて / 遠州の庭園を巡る(摩訶耶寺庭園〜長楽寺庭園〜龍潭寺庭園)

友人id:momcole君の結婚に寄せて

友人であるid:momcole君がこの6月結婚をしました。今までの友人の結婚もそれぞれ思うことはあったんだけどあんましそういうことは書いていなくって、でもなんか今回こうして指を動かしているのは、このブログは2005年から始まってますが、一緒にライヴに行き始めたのがちょうど2005年で、それ以降一緒にフェスやライヴに一緒に行くことが多く、このブログを書く中でも一番登場していそうだなあと思って。会って話すことの方が多いとは思うんだけど、なんか上手く言えないこともあると思うからブログにしてみようと思ったのだ。

しかしお互いの性格か、これだけ一緒にフェスとか行ってるのに、二人で一緒に撮った写真とかねえなあと思って(笑)今度行く時撮ってもらおう。

momcole君は自分が地元・浜松のIT企業で働き始めた頃、後からバイトで入ってきた。そういう順番があるのでタメなのに「さん付け」で呼ばれていて、多分何度か君付けを試みてくれたこともあったけど、なんかお互いしっくり来なかったのかわからないけど、なんか結果ずっとそうなっている。でもその会社で働いている頃はそんなに接点が無かった。いわゆる大人しそうな良い人である彼と違って僕は多分当時から性格的にひん曲がっていたので話すこともなく、まああんまり共通の趣味もないと思ってた。

僕が辞めることを決意していた忘年会で、誰も知らねえだろうと思ったけどとりあえずがなりたくて、二次会のバーのカラオケで入れたのが“スモーキンビリー”。歌い終わって、今まで見たこともない活き活きとした顔で「ミッシェル好きなんですか!?」と話し掛けてきたのが、momcole君だった(笑)全くそんな風に見えなかったから本当に意外で、ほんとあれがなかったらその後繋がっていたかわからない。

初めてライヴに誘ったのが今はなき“ムーチャス・グラシャス・ライヴデス”という焼津での野外フェスでした(この時)。そこにKOOLOGIのギタリストとしてアベフトシが出るって言うんで、こりゃ誘ってみるかなと。現地集合にした結果、会場到着前にちょうど一雨来て、フェスが初めてだったmomcole君は雨に打たれて待っていた。あれはほんと申し訳無い気持ちになった。けど、やっぱギターを弾くアベフトシかっこよかったし、会場内を普通にアベフトシがふらついているのを遠めに二人して見ていた、そこから色んなライヴに誘うというのが始まった、というか、振り回すことが始まったと言える(笑)

くるりフジファブリック、翌年以降のRock on the Rock、朝霧も毎年、ap bankもほぼ毎年、遠いところではフジロックでテントも一緒に貼ったしな。一番近い最近では昨年末のTwo Door Cinema Clubと。僕が仕事辞めてすぐ東京行った割に色々とライヴ行ったなあ。基本僕は友達少ないので、フェス仲間同士で繋げられる――みたいなことはそんなに無いんだけど、少ないながら繋がった友人が居たのは、まあ良かったのかなあという気がする。地元同士、仲良くなってくれて嬉しいっす。

一緒に行ったライヴの中でも想い出深いのはScoobie Do野音。スクービーもムーチャスで見て好きになってくれたバンドだったと思うんだけど、一緒に見に行って――お酒をあまり飲まないmomcole君と違って僕はその日もガブガブ飲んでいたのもあるんだけど、“GET UP”の時なぜか号泣。まあ恥ずかしい出来事だったな(笑)

と、この辺まではこの二次会に向かう新幹線の中で書いてたんだけど、ここで止めてて、今ここからは8月11日に書いている(笑)なんだろう――奥さんとも少なからず音楽が繋げてくれた縁だったし、そこに朝霧JAMがあったと思うと、(momcole君だけに限らないけど、)本当に人と人の出会いには運命的なものがあるよなあと思って。素敵な二人だと思うし、基本大人しいmomcole君には姉さん女房がお似合いだと思う。家ではどうか知らんけど(笑)今回のパーティーも、(自分らで来たこともあったけど、)シャレたカフェでやりやがって!という、そんな感じです。

二次会だけじゃなくて式の方も出たかったなあ(でも多分気を遣ってくれたんだと思うけどw)、まあ僕は相変わらずですわ。今後も色々なライヴに一緒に行くことになると思う(?)けど、今後も仲良くしてね。(他にも写真撮ったので気が向いたらFacebookの方にアップする…かもしれないししないかもしれないし)


さてこの週末は。友人とスタジオ入ったり、実家帰ったら偶然姪っ子たちが来ていたので遊んだり(行く手間省けたわー)、思ったより充実した帰省に。日曜夜にナビスコがあればもっと…ね。あと日曜は「青々しているこの季節に庭園行きたいなー」と思って、龍潭寺、摩訶耶寺、長楽寺へ行きました。

遠州の庭園を巡る。三ケ日駅〜摩訶耶寺庭園



三ヶ日駅から自転車で10分程。摩訶耶寺庭園は外国人の選ぶ庭園ランキング(→http://gardenrankings.com/ )でトップ10に入ることもある庭で(最新ランクでは33位ですが…)、苔寺西芳寺)に次いで国内で2番目に古い庭園なんだって。すげーじゃん!…だけど無人。京都の庭園を思うと寂しい…。もっと推してもいいのになあ、って思うけどどうなんだろう?浜松じゃ無理?古い庭園だからなのか、山の作り方が独特な感じがする。
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長楽寺庭園


気賀駅から自転車で10分程、小堀遠州作の長楽寺庭園は「満天星の庭」という名の通り、素敵な景観!「遠州三名園」の一つとのことなのだけど、地方としての遠州なのか小堀遠州だからなのかはわからず。(摩訶耶寺は時代が違うから違うらしいです。説明をしてくださいました)
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龍潭寺庭園



最後は気賀駅から3km程にある龍潭寺庭園。前2つの庭園もすごい良かったけど、国指定名勝となるとやっぱ手入れ方が違う。あと一気に人も増えた(観光バスまで!)。京都の庭園に来たみたいな気分になる程さすが素晴らしかった。こちらも小堀遠州作。
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天浜線〜帰京




そんな浜松の中でもマニアックなエリアの庭園巡りでした。遠州三名園のもう一つは鷲津にあるらしいので、また次回行きたい…。なお3つの庭園とも天浜線の駅からレンタサイクルで行ける距離なんだけど、今回はわざわざ三ヶ日から気賀までも自転車で移動(10kmぐらい。人にはお勧めできない)。上のみかんのは途中あったかわいいトイレ。でも子供の頃にも見た記憶が少しだけある。あと龍潭寺にはもう富士山世界遺産のポスターが貼られていた。早い!

庭園まわった後は気賀駅から天浜線に乗車。そのまま時間をかけて掛川まで。天浜線西鹿島以東に初めて乗った。途中の「森町」は遠州の小京都と呼ばれる町。地元だけどあんまり来たことないけどね…。ちなみに昨日知ったのだけど、森町には「トルシエ通り」なる通りがあるらしい。気になる…。

最後の一枚は熱海で見た車両。これだけ東海道線に乗ってるのにこのラッピングの電車初めて見た気がする。なんかクラフトワークの「ツール・ド・フランス」を思い出す。もしくはオランダとか床屋とか。

帰省中に見たコンフェデ杯について。

・コンフェデ、ようやく初めて起きて見れている。前田(と本田)が相手GKへのバックパスの時にほぼ必ずチェイスしにいく。自発的なプレーとは思えないのでザックの指示なんだろうな。ザックジャパンのベースが守備組織としたら、この2人のファーストディフェンスから始まっている。
・本田のマークがさすがにきつくて、下がって受けに行くこと考えると、それなりに代わりに前で受けられて収まるトップは前田の方がやっぱチームは機能するんだな。点もほしいけど…。というか5月のジュビロの頃よりはコンディションは上がってそうでよかったわあ。
・後半開始から足止まってたけど、前2戦もこういう感じだったのかなって失点。しかし北京五輪みたく本番じゃなくて良かった。そういう意味で良い大会だったと思う。監督の手腕もここからどう世界仕様に作り替えるかの方が大事で、この4チームの力関係は元々こういうものでしょう。
・しかし本当に結果に拘るのならやっぱこの失点ぶりはいただけない。正攻法で戦って守りきれる程の守備力は日本はまだ持ってない。CBとボランチの部分の守備力が足りない…と思うと南アフリカの時みたく前一人削ってアンカーに一人、という選択肢はまた生まれてくるんかなあ。
・あとはなんだかんだ前田の代わりを務められるFW探しが代表にとってはやっぱ急務なんだろうし、前田は良い時と比べるとさばいた後のゴール前での動きがもっさりしている感じがする。エルナンデスみたいなシュっとフリーになる動きしてほしい。クラブで復調してもらうしかないっす。