ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田 @ BMWスタジアム平塚 / 岩合光昭写真展「ねこ」 @ ヒカリエホール など

湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田BMWスタジアム平塚

前回の平塚アウェー(3年前。この時のエントリ読んだら僕チャンピオンシップの復活案を批判してる(笑))はちょうど18きっぷ最終日だったから18きっぷで行ったんだけど、今回もナイターだし途中どっかで寄り道したいと思ってた。鎌倉?箱根?小田原?横浜?でも結局暑さに負けて甲子園見てた分、鎌倉の庭園寄るには遅いし横浜って気分でもないし、その結果微妙に早く平塚に到着。基本ギリギリ到着が基本なので、早過ぎる…。なので競技場隣の日帰り温泉の露天風呂に浸かってたら、チャントが聞こえてきて、あれ試合って18時からだっけ…!?と一瞬焦る。慌ててチケットの額面見直したら19時からでほっとしたりしつつ、そんなこんなで湘南ベルマーレ-ジュビロ磐田BMWスタです。メインスタンドの向こうに見えるのは富士山かな。ジュビロ見るのは7月の仙台戦以来ベルマーレを見るのは多分この天皇杯以来です。

J1残留への裏天王山。前半、まさかのシュートゼロ

さて試合。ジュビロのスタメンは、八田、駒野、駿哉、伊野波、宮崎、小林裕、藤田、カルリーニョス、山田、金園、前田。関塚体制になってからの初が色々。駿哉がスタメンなのも久々だし、新加入のカルリーニョスがスタメン、そして松浦がスタメンから外れ金園・前田のスタメン揃い踏み。前半戦のこのカードでは松浦が大活躍だったんだから松浦スタメンかと思ったんだけどな…。カルリーニョスも大宮で2列目やってた印象が殆ど無いんだけど。

前半から、監督交代前の悪癖である「横パス・バックパスの応酬、足元でしかもらわない、そして相手はそこを狙えばいい」チームに戻っちゃったなーという感じ。センターバックのところから繋がなきゃダメなの?ドリブルしちゃダメなの?同じ下位対決だった大分戦もそんな低調な内容でしたが、全く変わっていない。もうJ2落ちて良い選手は別チーム行った方が日本サッカーの為なんじゃないかと思えてくるような、見てて悲しい糞サッカー…(さすがにここまで思ったことは今まで無かった。それぐらいひどかった)。

前半、多分前に出し所がなくって、2連続でセンターバックから八田にバックパス戻ってきた時に(相手ゴール裏だけじゃなく)味方のゴール裏からざわめきみたいなのがあった。それってすごく自然な反応だと思って――「応援で勝たせたい」と言うのなら、ただなんでもどんなプレーにも黙々とコールするのではなく、弱気、後ろ向き、必死さを感じないプレーへの叱咤もあってもいいと思うんだよなあ。それも「背中を押す」行為なのでは…と。そんな低調なジュビロ、前半はシュートゼロだったと後で知りました。すぐ上の16位のチームに対してこの内容。シュート打たなきゃ点は入らないし、勝てないよね…。

大分戦の時も「最初から自分で前へ行くつもりの感じられない、後ろ向きなトラップ」が気になってたんだけどさ。そこへ戻っちゃったなあって感じ。駒野とカルリーニョスぐらいかな、まだそれが薄いのは…。小林裕紀はボールをもらいたいがあまり、はたいた後に「後ろ斜め」ばかりに走る。だから全然選手が前に出ていけないし、FWとバックラインの間に人が居ない状況が続いた。でもクロスを上げても中で合わないし、DFやGKが苦し紛れにロングボール上げても前田、金園のところで収まらない(セカンドボールが拾えない)し、そらあシュートどころの問題ではない。

後半、運良く先制をするも…

後半開始早々、伊野波の負傷退場という不運。今日はCBの控えはいない。どういじるのかと思ったら、チョン・ウヨンを投入。この後、駿哉・藤田・ウヨンの3バックになったけど、これは相手が減った後からだったのか、その前からだったのか(気付かなかった)。その後、湘南GKアレックス・サンターナが飛び出し、PA外で手を使いシュートを止めたため、一発レッドで退場(真横から見てた身としては、あれさわってなかったら入ったのかどうかわからなかったけど)。ジュビロゴール裏から「レッド」「ハンド」コール、まあそれはいいけど、多分「出ろ」か「帰れ」コールみたいなことしていたよね?正直、そんな風に相手のミスのコールするよりも、よっぽど低調で臆病な自チームにブーイングした方が意味があるのではないか…。

それで得たぺナ外FKを駒野が見事に決めて先制。チームの悪い雰囲気を払拭したい為か、ゴール後はジュビロにしてはすごい喜びようだった。さて、その後は相手が減って試合を支配出来るようになったものの、なっかなかシュートまで結びつかない。やっぱりすぐ後ろに戻しちゃう。「一人少ない相手の方が苦しい、だからボールを回す」それ自体は効果があることかもしれない、けど結局ジュビロの「走らない、無理をしない」パス回しでは、10人の相手を「休ませるため」のパス回しでしかないんだよなあ。11人でも10人でも、一人一人が走って前へ勝負して必死だったのは湘南の方だったし、1人多い筈のジュビロは走りたくなさそうに後ろでパスを回してた。

結果湘南はウェリントンが一点をもぎ取り(あのシーンもゴール前にジュビロは7人ぐらい居て、湘南は3人ぐらいしか居なかったのに、ジュビロは全員足を止めてた)、ロスタイム6分(長いけど伊野波やアレックスの交代の時にかなり時間使ってたから妥当)の最後までベルマーレの選手は身を投げ出して必死で守り切った。対するジュビロは変わらずエコでロハスなサッカー…いや11人の時よりは前にボール運べてたけど…なかなかシュートに繋がらなかったな。ロスタイムで相手寄せてこないのに、センターバックのところで横パス繰り返しているんだもの。サッカーの神様が居るのなら、ベルマーレに微笑んだ。そうあるべき試合だった。

数字以上に、内容的にほぼ終戦を覚悟せざるを得ないドロー

「こんな状況だから前向いていこうぜ」的な雰囲気だと思っていたから試合後のゴール裏のブーイングは意外だった。勝ち点3差の16位対17位、この直接対決で(しかも一人多くて)勝てなかったのは負けに等しく、且つ今季終戦に近い意味を持つ――と感じ取っているからかな。でもさほんとにさ、こんな状況でも必死にやって敗けなら仕方ないよ。でも、今日のちんたら具合では…ブーイングが出て逆にほっとした(笑)自分もそうだけど、ジュビロの選手もスタッフも全員――4月にあれだけ快勝したから、きっと勝てるって思い込みでもあったのかな。10人の時間帯のジュビロの妙に余裕があったサッカーは、それを物語っていたようにも感じる。

でもスタジアム行って試合見たい欲は変わらないので(このザマはこのザマで見届けたいって気持ちなのか何なのか)、来週再来週もヤマハ行きたいんだけど…もう小手先で何か変わっても変えても、ダメなんだなあというか…カウントダウンを待つだけなのか…そんな覚悟をさせられた試合。誰が良いとか誰が悪いとかそういう次元でないぐらい、全員が戦えていない感じ。いやなんかもうさあ、いいんだよ落ちたって。沢山初めてのアウェー行けるし(僕都合)。選手も沢山出ていくだろう。ジュビロは所詮、小田舎のクラブだ。そんな小田舎が中都市大都市に勝つためにはどうしたらいいんだ?必死になれ、そして頭使え。「必死になって戦う」そんなチームが、今季を終えた時に戻っていればいいな。

…2007年降格した時のサンフレッチェもこういう感じの「実力はありそうだし、繋ぐんだけど、走れない」チームだったような印象がある(この試合とか)。降格決定後に歯車が噛み合って天皇杯勝ち上がったけど、今日の結果で少しでも吹っ切れてくれたらな…(まだ希望はゼロではない)。

翌18日。「このチーム状態の中、スタートから前田金園の2トップだとやっぱあまり機能しないなあキーマンはやっぱ松浦と山田のコンビだな」と思ったところで松浦のこの事故(本人の過失かはまだよくわからないけど…)。これで欠場なんてことになったら踏んだり蹴ったりすぎる。ダメな年ってそういうもんなのかねー?

1月に「今年は運使い果たしたわ」って事があってそんな風に口に出してはいたけど、本当にそれ以降はダメージが大きいことが幾つかあって(ジュビロもそのうちの一つだし、今回の病休もそうだし)、実際そうなられても困るんだけどなーと思うわ…。(でもそういや5年前降格しそうになった頃も生活リズム崩しまくってその裏で転職活動したりふられたり愛猫が死んだりという年だったな。不思議と重なるっていうかほんとチームの調子に上下させられる)

ビジターの選手交代の時の電話みたいな音、ホームが先制した時に流れる音楽がバラードっていう、拍子抜けする感じが面白かったなBMWスタ。来季も来るのか来ないのか…。試合後レンタサイクルで駅に戻ってたら結構走ってるジュビロサポ居たので、新幹線の終電があるのかな?と思った。以下は平塚プチ遠征、それ以外の写真。せっかくだから(幕張行けなかった分)海を見に行ってみたり。藤沢駅にあるNEW DAYS、こんなん初めて見た!



流行性角結膜炎」を患っていました。とか、それ以外のこと

繁忙期が明けた月曜の夜頃から目の充血がひどくなり、でもただの目の疲れかと思って数日間過ごしていたけど、治らないので眼科に行ったら「はやり目」だとのこと。→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%81%E8%A1%8C%E6%80%A7%E8%A7%92%E7%B5%90%E8%86%9C%E7%82%8E そしてそこで「最低一週間の出勤停止」を命じられる。いやいやそう言われてもそんな数日も休めないって…でもディスプレイまともに見てられないし…どうしたらいいんだこれ。

というところから、結局最悪一週間休むかもってことに。インフルと違って身体はピンピンしてるだけに「大袈裟じゃね?」とか思いつつ、診断は診断だし遊んでいる場合でもなく、友人との約束も色々キャンセルしたりサマソニも断念してチケット売ったり…。理由は違えど身体悪くして休むの、この1年半で3度目。いや身体は元気なんだけどなあ…。

人と接触しなきゃいいなら家で仕事出来るんじゃないかとも考えたけど、結局目を休めなきゃどうにもならない。でも目を休める、と思うとなーんも出来ることないんだよな。こんな形で、引越し後初めて新しい部屋でだらだらする時間が訪れるとは…。週も明けてだいぶ目自体の調子は戻ったけど、眼科へ行っても感染性ってことでやっぱり出社は止められた。(仕方ないけど)もどかしい。でも家に居るとほんと身が入らなくって自宅作業は無理だわーって思った。引越しただけじゃ変わらん。早く作業用デスク買おう!

この一週間で2年分は休んだ感覚、そして3、4年分ぐらいテレビ見た気がする。社会人になって、年末年始以外で1週間休んだのは初めてでは…(昨年のインフルも5日だし)。そして自宅でこんなにダラダラ甲子園見たのはいつぶりだろう…。身体も目も疲れて無いから、なかなか眠くならない日々が続いて生活リズムも久々に崩れた(アルコールもNG)。インフルの時は薬で眠くなれたんだけどそうじゃないからなー。もどかしい。

前の週末のうちに目の調子自体はだいぶ良くなったので気持ちはかなり幕張行きに向いていたけど(諦めきれてなかった)、さすがに会社の人に会ったりしたら良くないので断念したり。行ったら(メッセ入れたら)絶対トゥードアまで見たいから…。ビーチのピロウズだけでも見に行きたいと迷っているけど、最高気温38度という数字見てくらくらした…。いつでも出られる準備はして、今家出ればまだ間に合うんだけど…2時間ぐらい迷い続けたけど、やっぱやめようやっぱやめよう(言い聞かせるように)。もうリスクを犯す立場ではない。3週間我慢すれば名古屋で見られる。…てなこともあるので、個人的にも久々の名古屋ダイヤモンドホール、ほんと楽しみ…。

なお、はやり目の症状が出るまで潜伏期間は約一週間。「最近温泉とか行かれましたか?」「行きました」「旅行は?」「行きました」。完全にフジロックですありがとうございました。ちなみに、はやり目を悪化させてしまうと目に白い斑点が残ってしまうとのこと。うーん、それがいわゆる「目が目が目がホワイトシング」…

岩合光昭「ねこ」展 @ ヒカリエホール / Five British Artists @ 小山登美夫ギャラリーヒカリエ


岩合光昭「ねこ」展@ヒカリエを見ました。昨年、三島の佐野美術館でやっててすごい見たかったけど行けなかった展示だったのでアクセスしやすい場所で見れてうれしい。ぬこ様かわゆす。最高。写真美術館の方でやっている「ネコライオン」展にも後日!あと8Fの小山登美夫ギャラリーヒカリエの「Five British Artists」展では、ダミアン・ハーストが展示されてました。こちらも面白かった。

フォトライフにも延々猫写真をアップし続けている。タグつけていないものも沢山あるけど。以下は直近撮ったもの。携帯のカメラじゃなかなか良いものが撮れないけどね。


今後見たい展示。瀬戸内国際芸術祭に行こうか行くまいか。これだけ休むともう1日も休み取り辛いなってのが正直なところだけど…「どうせまたそうじゃない時期にも行くだろうし、人が多い時期に行っても不自由じゃん」て気もするし「その雰囲気が楽しいんじゃん!」て気もするし。来週東京戦見に帰るかはそれ次第。再来週の甲府戦こそもうジ・エンドな状況かもしれないけど…翌日のライヴもあるし帰る。美術手帖のあいちトリエンナーレ特別号見ていたら見たいものが多くて、こちらも今回も面白そうで楽しみになってきた(歩き回ってライヴ前にバテそう…)。藤森照信さんの空飛ぶ泥船の再展示があるようで。楽しみだなあ!

バタバタしたりゴロゴロしてる間にPARCOからONLY FREE PAPERが無くなってた…。残念。色んな地域、色んな人種のフリーペーパーを見るのが大好きだった。まず6階や4階行って、そこから服見る流れも良かったんだけどなあ。どこかで店舗復活したらまた行きたい。