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メッセージ・ソング?

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか。

荒吐の季節に桜が満開。ARABAKI ROCK FEST.14 @ エコキャンプみちのくへ行ってきた / 松島と庭園めぐり

(タイトルの元ネタにピンと来る人は競馬好き。なんとなくずっとこの実況が思い浮かんでいた(笑))2011年以来アラバキ、初めての春のアラバキへ行ってきました(この公園自体はAIR JAM 2012以来、仙台は昨年7月のユアスタ以来)。前回行った時のエントリの頭の方に「次回キャンプしてみたいなあと思った」と書いていた通り、今回はキャンプでの参戦。元々は今年も行こうとは思っていなかったけど、キャンプ付き2日券が余っているとたまたま誘われたので行くことを決断。初めての春アラバキのキャンプは、朝霧やフジロック、エゾ等とはまた違う楽しさがあった。来年も…とは言わないけど、また行きたいなあ。各アーティストのセトリはこちらにまとまっていたので、これも参考にしつつ、色々振り返ります。

1日目

cero(チラ見)→キュウソネコカミ→HEY-SMITH→N'夙川BOYS(チラ見)→アルカラ(チラ見)→電気グルーヴ(チラ見)→ゲスの極み乙女。YOUR SONG IS GOODPeople In The BoxASIAN KUNG-FU GENERATIONBOOM BOOM SATELLITESthe telephones→GTR祭2014(音だけ)→Schroeder-Headzカーネーション×大森靖子DJみそしるとMCごはん





行きは金曜23時東京発の夜行バス。鈍行での旅行は数多くしている自分ですが、夜行バスは実は初めて。すっきり眠れたらいいなあと思っていたけど、バスの照明消えたところでその旅感にワクワクし、車窓の旅感にワクワクしてしまって寝るどころではない。PAでの休憩中には必ず降りて散策。アルコールでも飲んで眠気を…と思ったけど、高速のPAには売ってなかった。よく考えりゃ、そりゃそうか。最終的には国見PAから会場の近くに着くまでの間は眠ることができた。(午前4~8時ぐらいの間ですが)

風の草原側の入り口から入場したのが10時過ぎ。テントもスムーズに建てられて行動開始。1日目に見たものは上記。昨年から今年にかけて好きになった若手、キュウソネコカミゲスの極み乙女。はようやく初めて(表から)見られた!特にゲスは絶対テント一杯になると思ったので早め早めに。なので後ろの方がどうなってるかはわからないけど多分パンパン。“ノーマルアタマ”をSEに登場した四人の振り付け、あれ一体なんだ?と思っていたけど後日公開されたMVで踊ってました。“キラーボール”があんなモッシュ曲になっているとは…!もう、きてんなーってのを肌身で実感。

アルバム結局どれ位売れてるんだろ?と調べたらオリコン11位。まあ名古屋UPSETとかでやってる場合じゃないわ…。ふと思うのは、自分の周りでは結構「最近の若いバンドとか聴かなくなってきた」みたいな、同年代か上の人でもゲスの極み乙女。を好きになっている傾向にある気がする。ロックじゃないけどキャッチーだし踊れる…みたいな感じ、スペアザが人気出た流れを思い出す(あの時と勢いは格段に上だけど)。でも、「最終的にはインディゴのが売れると思うんですよねー、僕は」と人に話す位indigo la endを最近とても聴いていて、両方合わせて川谷絵音君のプロジェクトは向こう数年楽しめるなーって思ってる。

最近見たばかりだからわざわざアラバキで見なくてもいいかな、と思ってたけど逆に最近見たからこそ見たくなったASIAN KUNG-FU GENERATIONPeople In The Boxアジカンの演奏曲は全部月曜もやっていたけど、ピープルはこないだやってない“ペーパートリップ”をやった!YOUR SONG IS GOODBOOM BOOM SATELLITESもひっさびさに見た。ユアソンは松井泉さん入ってからは初めて見たかも。またもっとちゃんと長くみたい。こういう若いフェスでブンブンってどれぐらい人気あるんだろう?と思っていたけど、思ったより人も多くて、そして皆思いっきし踊っている感じ。その後向かったthe telephonesはやっぱテントから人が溢れまくっていた。






日が落ちてから急激に寒くなった。覚悟してた以上に冷える。昼間暑かった分、放射冷却か…。GTR祭りを聴きながらスープとか飲んだ…けど寒いのでテントの中でゴロゴロ。こんな寒い中みんな動き回れるんだからタフだ。GTR祭り、バイン田中君の歌声聴いたのもすーんごく久々な気がした。曲目は予め決まってたのね。でも寝るには勿体無いなあ…と思ってたところに聴こえてきたのが鍵盤の音色。それがすごく良くて釣られるように聴きに行ったのがSchroeder-Headz。名前だけ知ってたけどこういう感じなんだ!もっとスエミツみたいなの想像してたけど全然違った。Nujabesとかピアノジャックが好きな友人が好きと言っていたけど、納得。ゲストで堂島くんも参加。

これまた久々のカーネーションの“Edo River”“夜の煙突”に引き寄せられて行った以外は寒いのでキャンプファイヤーから離れられない。外国人の方がマシュマロを焼いている(そしてそれを皆に振舞ってる)。映像を撮られていたので、昼間に出てた洋楽のアーティストかなあ?とかこの時点では思っていた。でもBGMで流れているエルレのほうの“Funny Bunny”を上手に日本語で歌う。好きなのかなー?そしてこの日の最後はDJみそしるとMCごはん。面白かったー!

2日目

在日ファンク→SHISHAMO→クリープハイプKANA-BOON(チラ見)→tricot→ストレイテナー(音だけ)→KEMURI→MAN WITH A MISSON(チラ見)→the pillows→細美さん(チラ見)→THE BACK HORN「KYO-MEI×荒吐」→初恋の嵐(チラ見)




5時頃までは寒さで何度も目が覚めたのに(シュラフの選択ミスったわー…)、7時には暑さで目が覚め、そして外に出てももうあっつい!朝はいつものコーヒーとレーズンロール。しかしまあ、お湯沸かせるだけでこんなに満足感あるとは!楽しい!完全に自分でもシングルバーナー買おうと思いました。朝霧もだけどやっぱラジオ体操が聞こえてくるキャンプは楽しい。

2日目見たもの。クリープハイプも昨日のアジカン、ピープルと同じく最近見たばっかでまた見たくなったバンド。今回は“おやすみ泣き声~”をやった。もっと人入るかなと思っていたけど、前後のアーティストたちと比べると入ってない感じがしたかな?そして“ラブホテル”の跳ねっぷりを見ててもやっぱワンマンとフェスだと客層違う感じがする。最近よく聴いているtricotも表では初めて見たんですが、まあ大変盛り上がったしかっこよかった。サポートのドラムはScott&Riversでも叩いているdetroit7の人?誰になるのかなと思っていたけど、なる程、良い人選。ストレイテナーは後ろの方で人と話しながらだったので見てはいないけど、“シンデレラソング”かっこいいなあー。

KEMURIは最初後ろの方で見るつもりだったけど“our PMA”で我慢できなくなって前の方へ。砂埃すごかった…。んでthe pillows月初の第2期のような曲はやらんだろうと思っていたけど、“カーニバル”“Blues Drive Monster”と来て、うおお!って感じ。この日はテナーだったりthe HIATUSだったりが一緒の日だったからか…なんとなくそちら側のファンが多い感じで、ワンマンでの前のほうとも客層が違った気がして面白かった。あと昨日マシュマロ焼いてた外人さん、tricot見てるなあと思ってたら、ピロウズの時にもすごく近くに居て、そして一緒に合唱してハイタッチとかした。ピロウズファンだったのね(笑)

最後はTHE BACK HORN「KYO-MEI×荒吐。見に行く前に磐越側に居たんだけど、結構もう帰る感じの人たちが多くて(マンウィズ終わりで、というか)。この2日間の陸奥のステージ、結構人が一杯なアクトが多かったから(初めて来た時と比べると、入っている率がすごかったように感じた)、バクホンどれぐらい人入るんだろうな~と思っていたけど、予想以上に観客も多かった!途中MCで「アラバキが始まって以来皆勤賞である」こと、「今回の大トリの話をもらった時、俺たちで務まるんだろうか…」と思ったこと、みたいなMCを聴いていて…バクホンにとってはアラバキがホームなのかなーと思った。セッションだから、ということではなく、だからこれだけの人が集まったんだろうなと。

エレカシ宮本さんがゲストに出てきた“悲しみの果て”、その次の鬼束ちひろというゲストも話題性があったとは思うけれど(鬼束ちひろはヤバかった…文字通りの意味で…アヴァンギャルドな見た目はともかく声が出てなかったのがなあ)、本編最後の3つ、“戦う君よ”からストリングス(と鍵盤)を入れて、でもあのままのテンションとスピードでやってたのがなんだかんだで一番ハマっていたしかっこよかったし、フィナーレに相応しい豪華な感じがあったな。アンコール辺りで混みあう前に離脱して、少し押していたらしい初恋の嵐をチラ見して、終了。意外とスムーズに乗れた仙台駅行きのバスの車内は、友人含めみんなぐったり眠ってて静寂。うーん、疲れた…けど楽しかった!



2日目終了後は仙台駅近くのホテルに宿泊。寝る前に飲みに行った駅前の小さなバーで周りの人たちと話してたら、そいつの元カノが僕の母校だったりとか(笑)、豊川の人と三河弁談義になったりして、仙台まで来てそういう話になるとはな~と最後の最後まで面白いアラバキ遠征でした。今回はいつも以上に見知らぬ人と話したな。さらに翌朝、マシュマロ焼き外人さんたちとホテルの朝食で遭遇。別にアーティストさんではなく「J-ROCK好きの外人さん」だった模様。でもこういう人が居るのが面白い!

ARABAKI ROCK FEST.×Jリーグな話

今回のアラバキでは、フジロックだけじゃなくヤマスタやユアスタとお互いのホームでもお会いしていたベガサポの方だったり、前回のアラバキで偶然通りかかったJリーグユニの方々とお会いする約束をしていて、実際に会うことが出来た。んだけど、それに飽き足らずJリーグのユニの人を見掛けたら写真を撮らせてもらったりしてた。松本山雅、ガンバ、レイソルサンフレッチェフロンターレザスパ、水戸ちゃん、言わずもがなだけど仙台。写真撮ってないのだと他にも山形鹿島浦和あたりは見掛けた。人の話だとグランパスアルビレックスFC東京あたりも居たという話。残念ながらブラウブリッツ、福島U、ヴァンラーレ、グルージャといった東北のクラブは見つけられませんでした。あとthe telephonesのグッズのユニがコンサドーレっぽい赤黒で、昨日今日すーっごく着てる人多かったんだけど(電話ズサポと呼びたい)、その中でETUの黄金コンビ、ジーノと椿を見つけてテンション上がった!(笑)

色々声かけてみて、まあ別にサポ属性じゃなく結局「人」って話なんだけど、J2クラブのサポの方とか比較的J2経験が多いクラブの人がノリが良い人が多いと思った。うちがJ2だからか。言い換えれば、J2はサポの人間力が鍛えられる場所でもあるのかもしれない、ってね。あとむすび丸課長に「今日ベガっ太さんは来ているの?」と聞いたら「今のところそういう情報は入っていない」と言っていたんだけど、その後ベガサポの方とそういう話をしていたら「例年ベガッ太はアラバキに居ないよ。2011年に居たのは運がよかったんじゃない」とおっしゃっていた。なるー。

ベストアクトを考える。のと、トルネード竜巻について

アラバキで思ったこと。cero、ゲス、キュウソ、トリコとか若手は持ち時間が25分で(中堅でもピープルは25分!)、ピロウズケムリテナー等クラスでも35分。音の被りを避けたり出る側は承知の上としても正直これは短いと感じた。どんなに好きで、ライヴが良くても、30分そこらのライヴをベストアクトとはなかなか感じられないと思って。そういう意味でも、僕も今回のベストアクトを選ぶならTHE BACK HORNかもなあ。あの大トリの舞台をらしく務め上げた、その演出込みで。次点は今回はほんとキャンプ楽しみにしてたので、キャンパー向けのライヴで実際良い発見だったSchroeder-HeadzDJみそしるとMCごはん

アラバキバクホンを見に行った目的、一番ゲストで見たかったのが鍵盤のサポートで参加したトルネード竜巻の曽我さん。もう5年以上活動してないバンドだけど、ex.表記ではないんだ…と地味なところが気になり、でもex.じゃないことが嬉しくもあり。トルネード竜巻。フルバンドでのライヴ1回位しか見れなかったけど、本当に大好きなバンドだった。バクホンとの縁ってなんだろうと思ったけどスピードスター繋がりかな?曽我さん、いいおっちゃんになってた。またいつかライヴを見たいな。


おまけ。松島と庭園めぐり

元々「アラバキに合わせて東北旅行できないかなあ」と思っていたんだけど、良いフリーきっぷが無い時期だったので断念。帰り方を散々迷ったけど(18きっぷの時期じゃないと鈍行で帰っても案外高くつく)、バスのが圧倒的に安いのでそれで帰ることに決める(野岩鉄道会津鉄道の旅は山形遠征時にとっておく…)。それまでの時間少し観光。

石巻の行きたい庭園は休園日だったのでとりあえず松島へ。松島を歩いたのは震災の年以来(翌年のAIR JAMの時に温泉にだけ行ったけど夜だった)。円通院を見たのはその前年以来。平日とはいえGW期間ということで観光客も多く、そしてアラバキに行ったんだろうなーって人も多かった。

五大堂など




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松島一の坊ホテル庭園


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円通院庭園


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高速バスで帰ってきてみた

仙台に戻って少しぶらぶらしたのち、14時発の高速バス。仙台から高速バスで帰ってきたのも初めて。仙台駅を5時間で東京着。鈍行だと7時間かかることを考えれば、早い!(結構右車線でガンガン抜いてくバスで予定より20分も早い。早く着くのは嬉しいけどバスでは安全のほうが嬉しい気も。調子がよかったのかもしれんけど。)4列シートだったけどコスパの良い快適な旅だった。

鈍行の旅だと「どの路線で帰るか」とか「どこで途中下車するか(乗換含む)」を考えるから「ああ、この旅行先から帰るんだなー」感はあんまりないんですが、高速バスは乗ったらもう着くだけなんだなーと思うとイベントの終わり感があると思った。でも普段見ない高速バスの車窓はそれもまた楽しい。東北道の景色は新鮮で、バスも悪くないなあと。以上でアラバキの旅は終了。次の東北は6月の山形アウェー!

余談(1)。今回のアラバキで嬉しかったのが、橋本塁さんに道端で気付いて声掛けてもらえたこと。前職で何度も現場でお会いしてたけど、直接やりとりしてたわけじゃないので…そういう方にはなかなかご挨拶できないので良かった。(ちなみにandropのカメラマンさんでもあります、っていうと面白く繋がるなあと)

余談(2)。今回のアラバキ、FRAPBOISのアイテムを身に着けている人が多いなーと思った。すごくわかる、僕も好きだし。だけど自分が普段行くフジとか朝霧だとやっぱそんなこと無い気がして。「若いからか」と思うべきか、「仙台で流行ってるのかなー」と思うべきか。(駅前の良いテナントに入ってるし)