ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭へ行ってきた②。常陸多賀〜日立駅エリア編と和田永『エレクトロニコス・ファンタスティコス!~日立通電編~』

KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭へ行ってきました。日立市編。日立市には2年前に妹島和世建築巡りで来たけど、その一つ手前・常陸多賀で降りるのは初めて。遊里探訪サイトで紹介されていた町だったのでそれも少し楽しみにしていました。

常陸多賀エリア

A-25 山本美希「ストリートファニチャー」と常陸多賀の町並み


A-17 青崎伸孝「スマイリー・バッグ・ポートレート

A-18 中崎透「看板屋なかざき」


こう見ると茨城県ってダイゴとかミワとかサトミとか、名前みたいな市町村が多い(笑)

A-19 和田永「エレクトロニコス・ファンタスティコス!」

ちょうどこの日の晩にライブ・パフォーマンスということで、楽器の一部とご本人は不在。残念だけどライブ・パフォーマンス超良かった。このエントリの後半に。

A-20 力石咲「ニット・インベーダー in 常陸多賀


A-21 藤浩志「ポリプラネットカンパニー」




ぬいぐるみや玩具の廃材を組み合わせて新たな作品(おもちゃ)に。面白かったー!

A-23 加藤増田齋藤岩沢(KMSI)「A Wonder Lasts but Nine Days ー友子の噂ー」と塙山キャバレー


常陸多賀の駅から約1km程離れた場所にあるバラック飲み屋街のママにインタビューする映像作品。前述の遊里探訪サイトで紹介されてたのであの場所のことは知ってたのだけど、まさかアート作品で紹介されるとは…。そして塙山キャバレーって言うのか。興味深かった。

日立駅エリア

A-04 ダニエル・ビュレン「回廊の中で:この場所のための4つの虹」と妹島和世建築・JR日立駅



そして日立駅へ移動。作品番号的にも一応日立市日立駅が芸術祭の中心ということになるのかな。

A-06 米谷健+ジュリア「クリスタルパレス:万原子力発電国産業製作品大博覧会」

A-07 和田永「日立電輪塔」

A-11 テア・マキパー「ノアのバス」


その他日立シビックセンターではA-08〜10のプラネタリウム映像作品も見ました。

和田永『エレクトロニコス・ファンタスティコス!~日立通電編~』



最終週の土曜日、ちょうど和田永くんのライブ・パフォーマンス『エレクトロニコス・ファンタスティコス!~日立通電編~』があったのでそれも見に。彼のライブ的なものは先月末にOpen Reel Ensembleを観て以来。ソロを観るのはかなり久々な気がする。もう超絶面白かった!!まずはソロのブラウンチューブから始まり、ブラウンチューブのカルテット編成、それを大太鼓としたものと続く。その後転換があって何が始まるのかと思ったら、置いてあった扇風機がギターのような楽器になっていた!これを見るのは初めて。セッティングで扇風機が置いてあったのがまさか楽器だとは思わなかった(笑)扇風機をそうした楽器にする発想、そして作り、実際に音を奏でる。やーもう凄すぎる。超楽しかった。

Open Reelもそうだけど、「テレビを叩いて電子楽器として奏でる」「扇風機をギターのような電子楽器にして奏でる」という、技術的なスゴさへの感心――というより、視覚的な訳の分からなさに笑顔なしでは観ていられない(笑)そしてお客さん(ライブ・パフォーマンスの場に居た人も、滞在製作中に仲良くなったという人も)を演奏に巻き込むのも含め、この間の久々に見たOpen Reelの時も思ったけど今も進化していて本当に凄いし面白い楽しい。彼のやってることは本当に老若男女問わず観てて楽しめると思う。元々若いのにすごいと思っていたけど、良い感じに進化していてやっぱり若いのに凄い。


常陸太田エリア編、高萩〜北茨城編は以下へ続きます。

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