ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

SAYONARA国立競技場、SAYONARA-AX、さよならバウスシアター。the pillows・9mm Parabellum Bullet @ SHIBUYA-AX / SCAFULL KING・CAPTAIN HEDGE HOG @ SHIBUYA-AX / SAYONARA国立競技場ファイナルイベント @ 国立霞ヶ丘競技場 / ラストバウス 爆音映画祭『ミッシェル・ガン・エレファント THEE MOVIE-LAST HEAVEN 031011』と『GET ACTION!!』を見る

5月31日をもって色んな会場のイベント開催が最後を迎えました。偶然にもこの3日間でバウスシアター、SHIBUYA-AX、国立競技場へ足を運べたので、そこで見た色々について。

5/31“SAYONARA国立競技場ファイナルイベント”@ 国立霞ヶ丘競技場

SHIBUYA-AXでのライヴ前にSAYONARA国立競技場イベントへ。ほんとはポール・マッカートニー見に来るのが最後かなと思ってたし、あとは木曜のJAPAN NIGHT狙いだったんだけど良いチケットが手に入らなかったのもありこちらのイベントへ。サッカーレジェンドマッチから観戦。ジュビロ勢では中山、田中マコ、よっさんあたりが名を連ね、それ以外ではラモスや北澤や井原、宮本や森岡、戸田といった近年日本代表を沸かせたメンバーから、大仁会長まで。MIFA CUPから一週間ぶりに見た中山、ゴールも決めたけど身体張ってるなあ(笑)やっぱ中山はフットサルじゃなくてフルコートだよね。

ていうかラモス、今日のJ2の試合はどうしたの?と思ったけど、FC岐阜の試合だけ日曜なのねー(しかも午前中の練習に立ち会って、更にミニゲームにも参加していたらしい。この試合の為のウォーミングアップか(笑))。レジェンドマッチは1対1のドローで終了。この後ブルーインパルスによる展示飛行があり(皆持ってるカメラが本気すぎる!)、ラグビーレジェンドマッチの前に僕はライヴに向けて離脱。21時から23時は芝生に入れるみたいだった。それも行きたかったなあ…。

国立競技場。初めて来たのは2001年で、それからは好きなクラブ関係なく、J1、J2問わず見に来たし、ナビスコ決勝や天皇杯決勝もカード問わず毎年のように来ていたし、高校サッカー、ACL(日本のクラブ以外でも)、A3(懐かしい)、五輪代表や女子代表…と色々見た。観戦記録で国立で見た試合を適当に数えたら100試合越えてた。やっぱ住んでるのが中央線沿線なんで来やすかったし、外苑前勤務時代もあったからその頃は特に来た。駅からの距離も、傾斜があるスタンドも、試合後に青山にも表参道にも原宿にも渋谷にも新宿にも歩いて出られる。立地が最高過ぎるよね。

国立競技場の思い出…色んな試合、色んな景色が思い出深いけど(10年以上に見た試合の景色も思い出せる)、ジュビロのタイトルが絡んだ試合も何試合か見たけど、一番思い出深いのは2007年の元旦。毎年天皇杯決勝はチケット買っていて、その年は浦和対ガンバだったと思うけど。外苑前まで来たのに、サーバートラブルで出勤して(笑)会社の中で一人テレビつけて、ビルの窓から国立を眺めて。最後の10分ぐらいだけ見に行って、そんでまた会社戻って…なんてこともあった。明治公園のフリーマーケットもやらなくなるんだろうな。でも数年後、また新しい風景が見られるんだと思うとそれはそれで楽しみです。

5/29 SCAFULL KING / CAPTAIN HEDGE HOGSHIBUYA-AX

前日に見たGRAPEVINEが「15年前のあの頃」だとしたら、この組み合わせは「14年前のあの頃」。スキャフルを見るのは一昨年のCOAST以来、キャプヘジを見るのは5年前のAX以来。この日代々木競技場ではLUNA SEAのライヴがあったみたいで、スキャフルファンも黒いTシャツ率が高いんだけど、LUNA SEAファンも勿論黒服率が高くって、なんか面白かった。

キャプヘジは意外と前の方が空いていた。実はファンあんまりかぶってない?結構前の方の柵にスキャフルのTシャツを着てた人がガッシリしがみついてて(最前ではなく)、スキャフル地蔵か!などと思ったり(笑)キャプヘジやっぱかっこよかったし、“You Don't Know How My Feel”はやっぱ名曲ですなあ。しのっぴの「最新アルバム『DOLPHIN』から“Let's Lock”」のくだり、おもしろかった。意外と女性ファンが前の方に多いなあ…前からこうだっけ?と思って、ライヴ後に友人に聞いたら「最近アスパラのライヴも女性率が高くなってきてる」と言ってて。キッズが卒業していってるんだろうか…。

続いてはスキャフル。この頃にはフロアも埋まっていて、“SAVE YOUR LOVE”から爆発。結構序盤に“THE SIMPLE ANGER”が来たのでその辺からシュッと後ろに引いて(笑)踊ってたんだけど、やっぱこの日は最近2回のワンマンと違って平日だから仕事帰りっぽいスーツの人ちょいちょい居て。“IRISH FARM”辺りで革靴で踏まれてマジ痛かった。硬さが違う…。しかもその後ダイヴしようとしてて(上れなかったみたいだけど)、あれで頭蹴られたらと思うとガクブル。我慢できないのはわかるけれども…。両バンドともまたどっかでやるんだろうし、また見られたらいいなー。

5/31“SAYONARA-AX”the pillows / 9mm Parabellum Bullet / WHITE ASH @ SHIBUYA-AX

“SAYONARA-AX”the pillows、9mm、WHITE ASH@SHIBUYA-AX。上記の国立競技場のファイナルイベントへ行っていたので、トップバッターのWHITE ASHは見れず(昨年ワンマン見てるので、興味ないわけじゃないし見たかったけど)。まず9mmから。菅原君の「今日でAX出禁になる位のライヴを」のくだり面白かった。人気曲連発って感じて無茶苦茶かっこよかったんだけれど、こんだけ激しいのに、後ろのほうでも割と押し合いへし合いになるスキャフルを2日前に見てしまったもんで、「自分のスペースで激しく踊る」9mmファンのマナーの良さ(?)を感じた。

そしてピロウズ。最近の数回とアラバキでは前の方へ行ったけど今回は後ろのほうで見た。アラバキの時と似たセトリであの時から“I think I can”と“LAST DINOSAUR”“ONE LIFE”あたりが増えたのと、アンコールで“Swanky Street”。へえ!意外な曲!と思ったけど(ライヴで聴くの久々だから嬉しかったけど)、最後の「壊れてもいいんだ 僕らが全部憶えてる 壊れてもいいんだ」のところでなるほど…と思って、同じく今日が最後の国立競技場やバウスのことも思って、ちょっと胸が一杯に。(でもこの日は割と演奏が不安定だったように感じたのは僕だけかな。前半にシンちゃんのスネアの音が入らないことが多かった気がして、なんか低音が抜けてカクっとなる感じ。そういうアレンジになったのかなーと思ったけど多分違う)

ライヴ後にはスタッフの挨拶や花束贈呈もあって、そして最後に流れたのはこけら落としをやったDragon Ashの“陽はまたのぼりくりかえす”。さすがに最後だからハコ内部の撮影はスタッフも止めてなかった。この日のピロウズは24度目のAXだったそう。僕は何度行ったんだろうなー(数えたら29回でした)。遊びでも、時には仕事でも、仕事を抜け出して行って会社戻ったことも…色々あった。思い出深いライヴを考えると、pre-schoolの解散ライヴ(もう10年以上前なのかー)だったり、あとはGG08のビークル/スペアザ、あとユアソンのワンマンがなぜかすごい印象に残ってる。でも多分一番見たのはピロウズなんだろうな。


さよならバウスシアター、最後の宴。THE LAST BAUS 爆音映画祭

『GET ACTION!!』

ラウトバウス、爆音映画祭で『GET ACTION!!』を見ました。93-95年に活動していたTEENGENERATEというバンドのドキュメンタリー。初日だったのか関係者挨拶があったり、お客さんも多く、ギターウルフのセイジさんも居てびっくり。(←初日じゃなくて逆に最終日だったそうです。)感想。僕がインディーの音楽の情報を知り始めたのってせいぜい97、8年頃。それより前のシーンを垣間見えたのは面白かった。ミッシェルやギターウルフの前にこんなかっこいいバンド居たんだな…って思ったら、フロントマン2人は静岡県出身だった!地元での撮影ではすみやでレコード掘ってるシーンもあって面白かった(笑)

海外での活動時のドキュメントを見てると、漫画『BECK』のモデルってこっから来てんの?と思うような感じ。バンド名で検索したらWiki英語版だし、この映画の中でもTeenage Fanclubノーマン・ブレイクやThe PosiesのKen Stringfellowまで出演してて驚いたし、「日本より海外で知られている」てのは本当にそうなんだろうなー。そんな感じで面白かったです。

ミッシェル・ガン・エレファント THEE MOVIE-LAST HEAVEN 031011』

ラウトバウス、爆音映画祭で『ミッシェル・ガン・エレファント THEE MOVIE-LAST HEAVEN 031011』を見ました。4年前?の公開時に見てなかったので初見。1週間前に前売りで買った整理番号が若かったからどの程度の入りかなと思っていたんだけど、結果平日昼間なのにほぼ満員だった。この時間でも来れる若い子も居たと思うけど、多分リアルタイマーも結構居た(その前の週の土曜の上映がすぐ売り切れたっぽかったし皆都合つけてきたのかな)。10年前のライヴだし、アベが亡くなった後に公開されてる映画だというのもわかってるけど――音の臨場感もあった分、すごくライヴに入り込めたし…終わった後に泣いてる人が居て(最後の「アベフトシに捧げる。」って字幕がやばい)、すーごくわかるって思った。

このライヴの当時、僕は浜松に戻っていたし、ギターロックもあまり聴かなくなってた時期だから(渋谷系に一番ハマっていた時期(笑))、最後の幕張メッセは勿論のこと、ツアーの名古屋公演にも行かなかった。ミッシェルは結局1回しか見てない。今思うと、もっと見ればよかったな――と、当然ながら思わせられる。僕は正直ロックン・ロールみたいなもの(スタイルとしても、音楽としても)はそこまで好きじゃない、と時々思うけど、それを超えるカッコよさがミッシェルにはあった。なんていうか、まゆゆの「ミッシェルは神様」って言葉はすごく的確な表現だと思う。

たとえば、あの頃リアルタイムだった大人が「ミッシェルみたいなバンドは出てこないよね、最近のバンドとかよくわかんない」みたいなことを言ったりするじゃないですか。でもそれって僕はそれは新しいバンドのクオリティの問題ではないと思っている。ミッシェルは曲や演奏は当然のこと――見た目もスタイルも、カルチャーとして特別にカッコいい存在だった。フロントに背の高くてスタイルの良いあの3人が立って――というあのバンドそのもののカッコよさは偶然の産物でもあるけど、あの時代に存在していたミッシェルのカッコよさは、日本におけるロックフェス聡明期であり、ロックバンドが復権し始めたという――そういう時代が作ったものでもある。それだけ特別なバンドだったんだ。みたいなことを思いました。

浅井裕介“世界中の何でもないところに、大事なものは何でもなく隠れている”

浅井裕介さんによるバウスシアターの最後の日までの壁画。詳しくはこちら。バウスで映画見るはこれが最後かな。ライブはあんまし見れそうなのが無いので来るのも最後かな。寂しいねえ。

それ以外のこと


今年のまんパクに石松が出店してた!地元も地元だよー。中学校のすぐ近くだし野球部の打ち上げとかもやったし。話したら今やもう全国区らしい。結構並んだからそうなんだろうなー。まんパク、平日だけどすごい人だった。客層、年齢層もほんと幅広くて、皆ビアガーデン的なるもの、ピクニックを求めているんだな~と思った。元同僚とも話したけど、良い顔してた。

2月頭から休み始めて、100万ぐらいは使っちゃおう!と思ってたけど、NY行きの諸々と今月の家賃で遂にそこまで達してしまった。意外と早かった。その上で岐阜と山形と京都へは行くつもりだから、更に減るんだけど、まあいざパーッと使ってみると…勤労意欲が沸いてきた(笑)4月の段階ではだいぶゆっくりしようと思っていたのに。焦るようなことはないんだけど貧乏性なもんで、そういうの意識し始めると「小田急優待券余らすからって静岡帰るより、そのまま余らせた方がお金は使わないよな…」と思うようになる(ので結局大分戦も岡山戦も見に帰らず。湘南戦は帰ろうと思ってるけど)。

この週末も仕事の相談受けたり、出世した元同僚と話せたりしたので、まあなんかそういうタイミングが近づいてきてのかなあと。NY旅行について。先週は毎日のように誰かと飲んでいたので「NY来週かーいいなー、また行きたいなー」みたいな話になって、やっぱ皆行った時の話を楽しそうにするので、じわじわテンション上がってきてる。今はこんな不安もあるのに、帰ってきたらすぐまた「海外行きたい!」って思いそう(国内旅行もそうだったし)。だとしたら余計仕事欲も高まるってもんです。帰ってきたらまず岐阜アウェーが待ってるけど、でもとりあえずニューヨークのことだけ考える!