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メッセージ・ソング?

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか。

V・ファーレン長崎-ジュビロ磐田 @ 長崎県立総合運動公園陸上競技場 / 長崎の色んな町並み。長崎・東山手、南山手とグラバー園、平戸・梅ヶ谷津偕楽園、佐世保、島原の城下町と遊郭跡、諫早、伊万里など

初長崎アウェー。V・ファーレン長崎-ジュビロ磐田長崎県立総合運動公園陸上競技場




「J2屈指のスター軍団」は前半シュート0。苦しい戦いもなんとかドロー

V・ファーレン長崎-ジュビロ磐田@長崎へ行ってきました。後述の平戸~伊万里観光の後に諫早駅へ着くと諫早駅の駅員さんはユニフォームを着用し、そして駅はV・ファーレンとヴィヴィくんによって彩られまくっている(床のヴィヴィくんは翌日人が少ない時間に撮影)。昨年旅行で長崎へ来た時にも「JR九州長崎支社が頑張っている」感は伝わってきていたけど(あと島原鉄道V・ファーレンラッピング列車も前に見た)、諫早駅がこんなにV・ファーレン色にあふれているとは知りませんでした。駅からスタジアムは徒歩30分。歩けなくもないけど丁度出るバスがあったのでバスでスタジアムへ。

長崎は人の集まり方も雰囲気も富山のアウェーに似ている感じがした。スタジアムも2階席があるし(だから2階で観戦)。ジュビロを見るのはつい先日のセレッソ戦以来V・ファーレンを見るのは5月のヤマハ以来。あの時は上位の直接対決だったのだけれど、この試合前の現在のV・ファーレンは15位。この日のジュビロのスタメンは八田、坪内、藤田、森下、フェルジナンド、祐希、櫻内、宮崎、松井、チンガ、前田。天皇杯で出場した駒野や伊野波はベンチ。これが今のレギュラーなんだろう(怪我のペクを除いて)。

そして試合。厳しい前半だった。セットプレーから相手の佐藤に決められ先制点を許す――いやでもこの失点より「シュート0」という低パフォーマンス。FC東京なら「シュート打て」コールするだろう――ってぐらいゴールマウスが遠かった――でも「シュート打て」って言うにも厳しいと感じるぐらい悪かった。前田と2シャドーの距離感が悪すぎるし、それどころか全選手の一歩目の速さが長崎に劣ってる。長崎のプレスにそこまで迫力があったかと言うと別にそこまでじゃない、ジュビロがチームとしてボールを持てなかったかと言うとそうではない。だからこそ「なのにシュート0」であるということが深刻だ。

後半。宮崎→山崎に替えて4バック(4-2-3-1)にスイッチ。左サイドバックに坪内、俊はセンター(逆でも良くね?俊の方がまだ攻撃面での期待も持てるような)。山崎はかなり効いたし、同点ゴールは山崎が決めてくれた。なんか最近苦しい時のゴールは山崎が決めてくれている気がする。後半長崎は足止まったから前半飛ばしていたのかな…と思うけど、それでも今のジュビロじゃ勝ちきれないし、チャンス自体は長崎にも多かった。特に深井が出てきてからは無茶苦茶怖かった(深井には鹿島時代からかなりやられているイメージ…まあ古くは駒大時代にもやられているけど)。1-1のまま試合終了。

見えてきた「5位」。そしてプレーオフ圏外7位との勝ち点差は8

前半のひどさを思えば「今の実力で良く追い付いた」って試合だった。後半だって、結果追いつけたしシステム変更によって多少攻めに出られるようになったとはいえ、「ようやく多少互角に戦えるようになった」だけで、攻撃の良いチームだったら2点ぐらい追加されていた可能性があるぐらいピンチを招いていた。でも長居でも思っていたのと同じで「やる気が無くてダメなわけじゃない」と感じるので、なんかもう応援するしかない。前を向けって言うしかない。なんかそれって残留争いしてた去年と同じ感じ(笑)

ジュビロの選手は一歩目の出足も遅いし、走り出しても持続力も無い(だから攻撃では「出すところが無い」ってなって八田に戻してしまうし、守備ではマークやルーズボールの譲合いが発生する)。平均年齢が高いからだけじゃないと思う、ほんと全員30代後半みたいな身体のキレなんじゃねえかって感じ。多分その0.何秒のスタートダッシュができる瞬発力ってこのレベルになると物凄く大きな差なんじゃないか。今日の試合に限らず今までもずっとそう(特に8月のアビスパ戦)。

今回飛行機で読んでいたキングカズの著書『ラストダンスは終わらない』の中で「2004年(37歳の時)にフィジカルコーチに“キレが無くなっている。トレーニングを変えませんか。そうすれば取り戻せる”言われて、トレーニングを変えたら身体のキレが劇的に変わった。今(2012年時点)も現役として走れているのはあの時の肉体改善のおかげ」的なこと書いてた。そういう側面もあるんだな――と思うと、ジュビロは監督が何度代わっても走れるチームにはならない。出て行った選手は走れるようになっている。ともすれば、フィジカルトレーニングの質量だったりフィジコを活用しきれていないところに原因があったりするんじゃないか?と思った。まあそういう練習メニューやバランスを決めるのも監督だと思うけどさ。でもシーズン中である以上「走量」の急な改善は厳しい。だからこれからも厳しい戦いが続くとしか思いようがない。3バックがマシとか4バックがマシとかその次元の問題ではない――。

4位北九州と5位岡山が勝って、勝ち点差がそれぞれ1と2に縮まった。次節は北九州との直接対決。北九州との対戦は4月には負けている。今のところジュビロは「前半戦に勝てなかった相手」に一つもやり返せていないし、ここ2ヶ月で勝った相手は讃岐(21位)、富山(22位)、奈良(アマチュア)。20位のヴェルディや16位だった栃木にも負けている。今のジュビロに「勝ちと予想できる」相手は居ない。「5位」も現実味帯びてきたし、プレーオフ圏外との勝ち点差も「8」。11月にはプレーオフを争っている千葉、山形、札幌との対戦がある。プレーオフ争いをするクラブの勢いに耐えられるかも今のままじゃ――それでも――駅までの帰り道でアウェー談義とかしてたら大分に行きたくなっちゃうよなあ、と(笑)

そういえばヴィヴィくんは会えなかった。試合前には国体の長崎県選抜の壮行会があって、メンバー紹介見てたら鳥栖で活躍した竹村や大分で活躍した小森田などがアマチュアとして選出されていて。ずるいなあと思いながら(笑)その後には、Jリーグの人種差別根絶に対するメッセージを両クラブのゲームキャプテンが読み上げて。先にジュビロ・松井が読み上げる時、V・ファーレンのサポーターが応援歌をやめなかったのがTwitterではぶつくさ言われていた。でもそれは長崎ゴール裏がビッグフラッグで完全に目隠しされていて、歌声がこもって音は聞こえないわ状況は見えないわって状態だっただけで(笑)悪意があったわけではない。だから別にそんな目くじら立てる程のことじゃないと現場では思ったけどな。

以下は旅行記です。なんだかんだ動き回った長崎アウェー旅行でした。今年10回以上飛行機乗ってるけど、成田ばっかで羽田からは今年初。というか電車も全国津々浦々乗ってるけど新幹線は1、2回しか乗ってない気がするな。長崎アウェーと合わせて行きたい場所といえば「軍艦島」。だけど昨年行っちゃったのでそれはこちら参照

長崎の色んな町並み。長崎・東山手、南山手とグラバー園、平戸・梅ヶ谷偕楽園佐世保、島原の城下町と遊郭跡、諫早伊万里 など

佐世保の繁華街~松浦鉄道の車窓風景





今回は土曜夜着。せっかくの3連休だけど早割が設定されてたのが夜だけだったので…。まず平戸へ行く為にこの日は佐世保泊。そして勧められていた草木ヶ原のラーメン&おでんはマジ絶品だった。おっちゃんが話し掛けてきたので「サッカー見に来た」と言ったら「ああー、ジュビロ磐田?」と。一応そういうのは把握しているもんなんだなー。呑みながら話せて楽しかった。繁華街から程近いサウナサンは仮眠室のクオリティが高過ぎて、カプセルにして後悔。翌日、朝7時には松浦鉄道佐世保を出る。こんな早かったので繁華街ぐらいしか歩けず残念。松浦鉄道はけっこう登坂する区間の多い路線。町の風景が面白かった。

たびら平戸口~平戸の町並み。梅ヶ谷偕楽園、丸山遊郭跡、寺院と教会が見える風景、オランダ商館跡 など

日本の最西端の駅・たびら平戸口に到着。9時からのレンタサイクルでいざ平戸へ。平戸は必ず歴史で習う町なのに日本最西端の市だけあってなかなか行きづらい、からこそ今回行けてよかった!駅から平戸大橋まで約2km、平戸の町までは4km。平戸大橋が掛かっている場所は思ったより高い場所で、風も強いしちょっと怖かった…けど、こんな島々の風景も遠方ならでは。



梅ヶ谷偕楽園。橋を渡ったところから平戸の中心街とは逆側にある国指定名勝。なのだけど、名勝庭園としてはイマイチだったかも…蚊がすごかった(笑)同じく名勝として平戸には「棲霞園」という池泉回遊式庭園もあるのですが、こちらは普段非公開。見たかったなー。


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↓そこから更に中心街から逆側を進みます。素晴らしい棚田風景(坂の上り下りがしんどい…)を進んだ先にある港町の集落がかつて「丸山遊郭」のあった場所。長崎の「丸山遊郭跡」のルーツはここだそうで、平戸から出島と一緒に移転したんだとかなんとか。





↓そして平戸の中心街へ。もうちょっと異国感がある古い町並みなのかと思っていたけど、そんなことなくて日本的な古い町並み。一番奥にオランダ商館跡。






↓平戸ザビエル教会と「寺院と教会が見える風景」。



↓御部屋の坂庭園。


平戸大橋を戻って、駅と逆方向(南)へ向かうと、丘の上にそびえ立つのが田平天主堂世界遺産登録を目指す「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」にも含まれている建物で、素晴らしい建物だった。

伊万里~有田の陶器の町並み(佐賀だけど)

たびら平戸口を13時前に出て、終点の伊万里まで。この間の車窓風景も面白かったし、その途中の松浦とかの町も気になったけれど…。伊万里伊万里焼の町。――かと言って陶器を見るかと言うとそんなことなく、とりあえずレンタサイクルで町を走ってみた。橋を渡ったところに幾つか旅館があり、その辺が遊郭跡だったそうな。でも飲み屋街?繁華街?は割と広範囲に渡ってある街だなあと思いつつ。








その後、松浦鉄道で有田まで。有田も言わずと知れた陶器の町で重伝建地区もあるのですが。今回は時間の都合で歩けず(元々ここで1時間とるか、平戸の時間を1時間長く過ごすか迷ってたんだけど。平戸はなかなか行ける場所じゃないしそちらを取った)。有田はまたいずれ。この後、諫早に移動して試合観戦。

長崎・グラバー園と、南山手と東山手の重伝建地区の町並み

日曜の試合後。この日は稲佐山の夜景の見えるホテル。ムダに。僕の携帯カメラの解像度じゃ全然綺麗さが伝わらないけど、「1,000万ドルの夜景」は試合のもやもやした気持ちを少なからず晴れさせてくれた。しかし改めて長崎って面白い町並みと地形だよなあって思う。日本全国の色んな町へ行ったけど、これ位の規模の都市で中心街にここまで坂の多い町って他に無い気がする(しいていえば那覇かな?)。「日本三大夜景」の函館や神戸は、山はあるけど夜景の先は平野と海だし。

↓月曜の行動。まず長崎の町歩き。今まで2回来たけど、重伝建地区である南山手とか東山手とかは歩いていなかったので今回はそちらへ…。石橋電停からグラバースカイロードでグラバー園へ。グラバー園すごいよかった!「ただの洋館群を中心とした観光地」かと思っていたけど、その洋館も道も風景も作りもの感が無い、歴史を感じさせる雰囲気だったからこそすごく面白かった。







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↓南山手の町並みと大浦天主堂グラバー園よりも奥へ進むと人は一気に少なくなるけど、洋館や道の独特の雰囲気は変わらない。特に「どんどん坂」の雰囲気はとてもよかった。





↓東山手の町並み。




島原鉄道~島原の古い町並み(城下町と港町と湊新地)


島原は時間の都合上行くかすごく迷っていた。更に「1,000円で乗り放題」のきっぷが第2、第4日曜日だと気付いてなくて、「なんだ昨日行けば安かったのに!」とちょっと気持ちが切れていた(笑)けどJRとセットで2,000円で乗り放題のきっぷがあると知って(普通運賃は片道1,500円ぐらい)、なかなか行ける場所じゃないぞと思い聞かせて行った。ちなみに今回寄らなかったけど、諫早から島原の間ぐらいの駅(神代)にも重伝建地区の城下町があるそうです。今度はそこ行きたいな…。

島原駅でレンタサイクルをして3kmぐらい離れた終点・島原外港駅からまず港町を散策。島原港からは熊本へフェリーが出ています。海沿いに近い通りを適当に走っていたら気になる区画が。「新地橋」という橋を渡ると「湊新地」という場所。「島原 遊郭」とかでググると京都ばかり出てきちゃうんだけど、いかにも廓って感じの区画になっている(出入り口がこの橋しかない)からきっと遊郭跡。





↓この新地を出て、また別の通りから北へ向かっていくとやはり古い町並みが見られて、そこから内地へ向かっていくと、アーケードのある商店街に辿り着く。







↓「四明荘庭園」とその周辺の町並み。無料で入れる庭園で、出来たのは明治。湧水による池とそれにせり出している屋敷が良い感じです。



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島原城武家屋敷跡。ちなみに天草四郎とキリシタンによる一揆島原の乱)の舞台となったのは南島原市の「原城跡」であってこのお城ではない。




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…最初は行くかすら迷っていたのに、島原だけでかなり写真を撮ったし、城下町と港町が広範囲で融合しているとても見応えのある町だった。というか猫多い。滞在時間も予定よりオーバー。

諫早の町を急ぎ足で歩く

島原から諫早まで戻る――ところで、諫早市の中心である「本諫早」で下車。ここから諫早駅まで約2km。諫早から乗りたいJRの快速まで約30分。急ぎ足で歩く中で、「眼鏡橋」とか「御書院・高城回廊」とか歴史的な古い場所を歩けた。写真はもう暗いし急いでいるしでぶれぶれだけど。本諫早の北側にある「栄町」とかが中心街なんだろうしそこは歩けなかったので、また来ることがあったら。



最後は。飛行機の時間が21時で、諫早駅or大村駅から出ている最終のバスだと19時10分には着いちゃう感じだったので、「それだと早いなー。ま、もう一本後の電車でも大丈夫かな?」みたいな感じで島原を出たんだけど。本気でそれが最終だったのでかなり焦って(笑)19時に大村駅に着いて、そこから30分かけて長崎空港行きのバスが停車するバス停(試験所前)まで歩いて、19時40分のバスに乗って19時50分に長崎空港に到着。そんな方法あっただけ助かったし、前回長崎来た時に大村を多少なりとも歩いてた(バス乗った)から土地感あったけど、そうじゃなかったらマジやばかった…。後から調べると竹松駅で降りて、そこから徒歩15分ぐらいの「ろう学校前」で乗車することも出来たんだなーと思う。ちかれた。

という感じで長崎アウェー旅行は終わりです。もし来年も長崎アウェー行くことになったら、ちゃんと丸3日確保して今度は五島列島に足を伸ばしたいなー(地図見て「遠いなー!」と思ったけど、特急的なフェリーなら90分で行ける)。世界遺産になろうがならなかろうが、旧野首天主堂へ行きたい気持ちはより強くなった!その他重伝建地区として指定されている平戸の大島村とか…なかなか離島は難しいけれど。まして野首教会は無人島。世界遺産になったら行きやすくなるツアーとかが組まれるかな…。

しかし今回長崎戦見て来週水戸戦見たら、その次ジュビロ見るまで1ヶ月以上空くんだなあと…そう思うと間にどっかで見たくなる(もやもやする試合を見せられたら見せられたでやっぱ大分も行きたくなる…)。んで美術手帖の国東半島芸術祭号読んだら、丁度大分アウェーの日からなんだよね…!うーピロウズ25周年蹴るか……?まあ現実的にはその前の週の愛媛FC戦を見に帰るってところに落ち着くと思うけど、ジェットスターの安さ次第でわからん…秋の乗り放題パスもちょうどそこから使えるんだよな。でも来年は来年で「別府混浴温泉世界」(2012年にもやってた芸術祭)があるんだよなあ。などと絶賛迷い中。行く気になったりしぼんだりを繰り返している。なんかでもandymori当選で運を使い果たした気がするんですよね…

東京はもう秋。

この旅行に出る前、吉祥寺は吉祥寺秋祭り、渋谷は金王八幡宮例大祭。この季節になるともう秋だなあと思う。特に後者は数年前のシルバーウィークの休日出勤を毎年思い起こすし、きっともっとずっと年を取るまで思い出すのかもな。熱い季節だったなあ。