ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

FC東京-U-19日本代表・練習試合 @ 小平グラウンド / デヴィッド・リンチ展、『新しいルール』展 @ 渋谷ヒカリエ8/ / ルドルフ・シュタイナー“天使の国”展 @ ワタリウム美術館 など

7/1 FC東京-U-19日本代表・練習試合 @ 小平グラウンド

FC東京-U19日本代表@小平Gの練習試合を見に行きました。平日の昼間。自由人の為せる技、だけど結構観覧者多かった(おそらく普段からFC東京の練習を見に来ている人も多かっただろうけど、でもやっぱ代表を見に来たって感じの人も)。余談ですが自分が10代の頃にもFC東京-U-19日本代表の練習試合を小平に見に来た。同年代の川島、今野、大悟が中心で、あと馬場とか宇野沢とかの代。懐かしいけど、でもほんのちょっとだけ昔のことのよう。もう一回りしちゃったけどね。あの代からW杯に辿り着いたのは川島と今野ぐらいだと思うと、今回のU-19代表も――8年後のW杯では中心となる世代だけど、それでも残っているのは少人数なんだろうな。そう思うと厳しい世界。しかしまあ、U-19代表に水戸や福島の選手が居るっていうのがJリーグの積み重ねだなあと思う。→http://www.jfa.jp/news/00001102/

U-19の選手はあまり良く知らないけど、監督はジュビロの黄金時代を支えた鈴木政くん。FC東京も代表勢を除けばほぼベストメンバーで、塩田、松田、徳永、太田、高橋秀人、米本、河野、渡辺、エドゥーらがスタメン(11人に足りてないのは背番号と名前が一致してない人分)。1本目45分終了で1-0。後半、FC東京は武藤、三田、吉本辺りが入ってきたけどレギュラー組なのは変わらず。U-19はけっこう替わったっぽいけどとりあえずハーフナー・ニッキが入ってきたのはわかる。デカイ。平山とニッキ・ハーフナーの競り合いは迫力あった。2本目は0-0、トータル1-0で終了。

U-19は巧いし良く走るんだけど、大人の東京相手だとゴール前で迫力不足だったか。あと「練習試合だから結果よりも内容、自分達のサッカーを。」というのが基本にあったんだろうけど、でもアジア相手に終盤0-1で負けてたら、ニッキを前線に上げないんだろうか?練習で勝負に拘らないと、試合でやっても出来ないよなって気がした(それこそそれは今回のA代表にあった課題でもある)。これは代表に限らずクラブもそうだけど。ニッキ、クラブで使われるにはまだ課題はあるんだろうけどこういう「足長っ!」みたいな守備できる人材がJリーグにもっと必要だと思うんで頑張ってほしい。

リョーマリョーマ言われてたからジュビロ磐田ユースの石田崚真君は多分フル出場。スピードも運動量もあって良いSBだなあと思った。個人で行くよりコンビネーションで崩そうとするあたり、良くも悪くもジュビロぽいと思ったけど(前が空いてるんだからもっと行きゃーいいのにとちょっと思う)。ただ現在のジュビロの右SBは、駒野、櫻内、小川と枚数揃ってる…昔は右SBが最大の穴だったのにな…困った。

数年ぶりに多摩湖自転車道~花小金井~小平~小金井公園の道のりを走った。新しい道路が出来ていたり(新小金井街道が全通ってからは初めて行ったのかも)、自転車道沿いの開発も進んでいて――けっこう景色が変わっていた。ついでに「ジブリの立体建造物展」@江戸東京たてもの園も見たいと思って行ったんだけど来週からだった。また来るかー。

『新しいルール』展 @ 渋谷ヒカリエ8/ aiiima

「もうひとつのサッカー」を提案する展覧会が2会場同時開催、トラフ、平山昌尚ら参加
http://www.cinra.net/news/20140610-newrule


気になっていた『新しいルール』展、こういう趣旨だから現実のサッカーとかけ離れたアイデア勝負の展示かなと想像していたけど意外とそうじゃなく、「東京にスタジアムを作るならどこに作る?」「理想のスタジアムとは?」みたいなコーナー(「都市とスタジアム」)はチョン・テセ松原良香とか(元)選手の投書もあれば、フロンターレのスタッフやサッカージャーナリスト、あとはジョン・カビラみたいな人のもあれば、アート的なのもあり、面白かった。こういうのならアートに興味無いサッカーファンが見ても面白いと思う…チョン・テセみたいなある程度ネームバリューがある選手まで参加しているのなら尚のこと。けど、あまりそういったサッカーファンにはこういうの届いてないんだろうなって気も。

そしてその片隅(床)には新国立競技場の最新の完成予想図や、伊東豊雄さんの今年版の改修案があったりして(昨年の新国立競技場資料とは別物)。新国立競技場のイメージ図は当初のザハ案からだいぶ変わった!ウェブでも設計図含め色々公開されてました。設計図見てるともう座席や部屋割りもされていてすげえなって思うんだけど、でないと5年後の完成なんてムリか。ホープ軒はなんだかんだ工事作業者需要で生き残ったりして…。そんな感じで大変面白い展示でした。会期は14日まで。

デヴィッド・リンチ展 @ 小山登美夫ギャラリーヒカリエ


同じくヒカリエで会期がもうすぐだったデヴィッド・リンチの版画展。無茶苦茶良かった。

ルドルフ・シュタイナー“天使の国”展 @ ワタリウム美術館

こちらも会期は14日まで。デヴィッド・リンチ展からの流れで見るとそれはまた面白かった。

神明湯閉店。

三鷹台団地近くの「神明湯」が6月30日で閉店してしまった。最終日に行ってみると大にぎわい。自宅から一番近い銭湯でもあり、このクオリティの露天風呂がこんな近くで味わえるという意味でも好きな場所だった。フットサル後に行く黄金パターンだったのだけど…寂しい。最近は田無の個サル行くことが多くなっているので、田無の「松の湯」に浮気気味だったけど(そこはサウナがと石鹸、シャンプーが無料というのが良い)。2020年までに都内の銭湯の数が1/4になるなんて記事もあったけど、まあ採算面でも人材面でも大変は大変なんだろう。でも良いところは続いていってほしいな。