ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ジュビロ磐田-大宮アルディージャ @ ヤマハスタジアム / 愛知県・亀崎の町並みと重森三玲の望洲楼庭園

J2天王山。ジュビロ磐田-大宮アルディージャヤマハスタジアム

ジュビロ磐田-大宮アルディージャヤマハスタジアムを見ました。ジュビロを見るのは前節北九州戦以来、大宮を見るのは5月のナクスタでの試合以来。1位対2位の直接対決で、J2天王山…と言いたいところだけど勝ち点差は10。完全に独走態勢に入っている大宮にとっては単なる1試合に過ぎないのではないかと思っていたのだけれど、ホームのジュビロサポはともかく、ビジターゴール裏も一杯(隅をホーム開放しなかったのは今季他にあった?)。「天王山」であるような雰囲気を作ってくれた多くの大宮サポにまず感謝。

試合は前半を2-0で折り返すも、後半追いつかれ2-2のドロー。前半早々のアダイウトンの2得点が出来すぎていただけで、首位独走している大宮にそんな簡単に勝ち切れる訳が無かった。前節、前々節に続く2失点もある意味折込済みというか、決して「守備陣がダメ」という訳じゃなく、1点目は家長が巧すぎなだけだし、2点目も確かにカミンは飛び出してしまっていたけど、チーム全体の体力が落ちて、攻撃を上手く切れなかったり、攻守の切替に綻びが起きていた。しゃーない。

後半大宮に押し込まれるのはナクスタでの試合もそうだった。前半は祐希や川辺が前線からの寄せでボールを奪えそうだったシーンもあったけど、後半どうしても前で追ってくれる祐希やアダ、ジェイがバテる。そこから失点が始まる。これは前2戦も同じ。勝っている中で選手代えづらいはわかるけど、試合の流れが完全に相手に行っている中で後手後手だったのは否めない。だから、監督のそこでの決断が早くなることが必要なのか…あそこを耐えられるようになる選手の成長が必要なのか、どちらかは難しいけど。

まあ、ジュビロは引いて守りきれるチームでも無いと言うこと。カウンター下手なのもあるし。引いて結局追い付かれるような試合は近年沢山見てきてる。そう思うと首位・大宮相手に2-2のドローは上々というか妥当だったんだと思う。ポジでもネガでも無いけど、上位=勝ち点が計算しづらかった大宮相手に勝ち点1取れたことを前向きに考えるべきかと。昇格へ向けて、ほんと1つ1つ。大事なのは今日は今日、次は次と切替ることだと。別に水戸も札幌も熊本も勝利が約束されている相手ではない(前回大宮との激闘後、群馬に負けているから余計に!)。残り7試合、見れるのは4試合ぐらいかな…。


余談なんだけど、今日は今までないぐらいスタから磐田駅まで歩いている人が多かった!単純に客入りが多かったからなのか、健康志向な人が増えているのか、秋の散歩日和だったからなのか。なんか歩いている人多いと楽しい。なお日本代表・五郎丸選手が所属するジュビロの試合日程は画像に。まだジュビロとの対戦を残している皆様、ジュビロマラソンへエントリしている皆様、ヤマハスタジアムへどうぞ!(とりあえず乗っかってみる)

以下は今回の帰省ついでに見たもの。

愛知県・亀崎の町並みと重森三玲の望洲楼庭園


愛知県半田市亀崎という町へ行きました。愛知県の町並みでは昨年佐久島へ行ったついでに三河の小京都・西尾を歩いて以来かな。実は武豊線初めて乗った。目的はタイトルにある重森三玲の庭園で、町のことは全く知らずに居たけど、亀崎駅舎は「日本最古の現役駅舎」らしく、そこから少し歩くと結構古い町並みが残っていて歴史を感じる港町だった。時間が無くて回れなかったけど『亀崎せこみち展』という現代アート展もやっていたみたい。→http://handaart.com

望洲楼庭園

望洲楼庭園。作庭は重森三玲。望洲楼は江戸時代から続く料亭。事前にお電話して見せていただいた(作庭中の重森先生の写真まで!)。山に沿って立つ建物も迫力あったなー、お庭は入り口近くにあるので料亭内は歩けなかったけど。昔の料亭案内を復刻されたものも超かっこよかったし、色々親切に亀崎の町のこともお話いただいた。ありがとうございました。
oniwa.garden

亀崎の町並み





亀崎は猫が多い町だった。「亀崎尾道」という異名は坂や小径の多さからだけど、小路に猫が現れるところも似ている。ちなみに亀崎遊郭があったという記録は無いようだけれど、以下の辺りがそういう雰囲気があるなあと思いつつ…、




↑この坂を登っていったところに郭っぽい区画があったので行ってみたけど、今はただの住宅地だった。港を見下ろせる眺め良し。

そして気ままな旅は福井編へ。