ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

秋の庭園巡り・伊豆編②。修善寺・修禅寺庭園、伊豆長岡・三養荘庭園 など

前エントリ、三島編はこちら↓。
romitou.hateblo.jp修善寺へ来るのは3年ぶり。前回同様駅前でレンタサイクルをして温泉街へ…ところでレンタサイクルが少し値上がりしていた。けど駅からの距離が近くなったし、レンタルできる自転車も切替8段&軽い、とても良い自転車だった。こんなん貸して大丈夫なのか逆に心配になる。温泉街まで行ければ良いという考えではなく、ベロドーム目的で来るようなサイクリスト向けでもあるのかな。
前回来た時のエントリは↓。これは読み返したくない。(笑)
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修禅寺庭園










今回伊豆へ立ち寄った目的の庭園!であり、「おにわさん」を作ろうと思ったエピソードの中でも名前を挙げていた庭園です。近年は秋の紅葉時期に1〜2週間程度庭園が特別公開されていて、3年前のように今回も多くの方が特別拝観に入場していた。
修禅寺」は伊豆の温泉地・修善寺の中心にある、修善寺の地名の由来である寺院で平安時代初期に弘法大師空海)によって創建。鎌倉時代には源頼朝の弟・源範頼と頼朝の息子で鎌倉幕府2代将軍・源頼家が幽閉・殺害されたお寺としても知られ、その後鎌倉時代を代表する禅僧・蘭渓道隆が住まわれていたことも。
現在の庭園は明治時代に完成したもので、三島・楽寿園より小松宮彰仁親王の別邸を移築した折に築庭されたそう。皇太子時代の大正天皇が訪れた際に「東海第一園」と仰せになった池泉回遊式庭園。斜面からのぞめる紅葉で色づいた伊豆の山々も美しい!
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修善寺温泉の町並み

やはりこの時期の修善寺の雰囲気は良い。人も多かったー。上の写真は国登録有形文化財となっている「新井旅館」。

竹林の小径



柳生の庄

外国人による日本庭園ランキング「しおさいプロジェクト」にもランクインしている庭園がある旅館なのですが、1人で泊まるのはちょっとムリ…な高級旅館。いつか泊まってみたい…。

指月殿

前述した修禅寺で亡くなった源頼家の冥福を祈って母・政子(源頼朝の妻)が寄進したお堂。

温泉街の町並み





↓ついでに駅前の商店街。修善寺は3回来てまだ一度も宿泊施設には泊まっていないので(オールナイトしたことはあるけど…懐かしのメタモ)、次は泊まってゆっくりしたいな〜。


そして伊豆長岡へ移動。沼津がラブライブ!とべったりなのは把握してたけど、伊豆箱根鉄道もそうなのか…!作中に登場してるのかな?

三養荘庭園









伊豆長岡駅から徒歩20分ほど。「三養荘」は伊豆長岡にあるプリンスホテル系列の旅館で2017年、三養荘本館とそれに付随する建物が国の登録有形文化財となりました。
昭和初期に三菱財閥3代目総帥・岩崎久彌(創業者・岩崎弥太郎の長男)の別邸として建てられ、庭園はその際に小川治兵衛により作庭されたもの。(…明記されていませんが、時代や東京の「国際文化会館庭園(旧岩崎邸庭園)」の関係性を踏まえると七代目・植治でしょうか。)
「岩崎氏の庭園」的なページ(これかな?いやこれとはまた違う気も)を見て知って、静岡にあるなら帰省ついでに行きたいなーと前から思っていた場所。宿泊するにはなかなか高いお値段のする旅館ですが、庭園と日帰り温泉が楽しめるコース(2,000円)があると知り今回はそれで見学。

広大な庭園は、借景となる色づいた伊豆の山々も美しい。庭園を見学した後は温泉へ。昭和〜平成に完成した新館は村野藤吾の最晩年の作品で、こちらの和モダンの建築も素敵だしエントランスや通路から見える庭園も素敵。良い湯だった〜。ちなみに日帰り温泉プランの受付可能な時間は要電話確認!



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伊豆長岡温泉街の町並み




伊豆長岡温泉には前から来たいと思っていたのですが今回が初めてでした。温泉街としての中心地は三養荘からまたちょっと違う場所に。次回は宿泊込みで来たいなー。

で、実家に帰っての最終節へ。
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