ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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「BYE BYE BYE ASAHI ART SQUARE」蓮沼執太フィル @ アサヒアートスクエアと、蓮沼執太『メロディーズ』について

「BYE BYE BYE ASAHI ART SQUARE」蓮沼執太フィル @ アサヒアートスクエア


「BYE BYE BYE ASAHI ART SQUARE」蓮沼執太フィル@アサヒアートスクエア。首都高から見えるウ●コ…こと、アサヒアートスクエアの閉館を惜しむライブで2年ぶりに蓮沼フィルが始動。蓮沼くんソロやアンプラグド除いて、フィルを見るのは2年前のMIMOCA以来。J2初のアウェー讃岐戦の前日に丸亀で蓮沼くんというとても思い入れ深い遠征の一つ。“Earphone & Headphone in my Head”、“ONEMAN”、“Triooo - Vol”、“YY”、“wannapunch!〜Discover Tokyo〜Sunny Day in Saginomiya”、“ZERO CONCERTO”、“Soul Osci”、“Hello Everything”。かな?アルバムから8曲で70分ぐらい。

久々の蓮沼フィルのライブは言うまでもなく至福で最高……。基本的にはポップな曲の方が好きではあるんだけど、なんか“ZERO CONCERTO”のような本当に緊張感がある変拍子の曲をコンダクトしている蓮沼君を見ていて、“メロディーズ”って勿論ポップスとして素晴らしい楽曲が詰まったアルバムだと思うんだけど、例えばタワレコのポップに書かれていた小沢健二『LIFE』との比較や、星野源みたいな音楽が好きな人にお勧め――みたいな評価の仕方は、気持ちはわかるけど(CD売るために)、でもそれは正しくないよって思う。勿論そういう音楽も好きだけど、でも蓮沼くんがやっている音楽のフィールドは全然違う場所。今後『メロディーズ』から入った人が居たとして、蓮沼執太の他のプロジェクトを知っていくとしたら――その過程はそれはそれで面白い音楽体験かもしれない。次回のフィルも楽しみーー。

蓮沼執太『メロディーズ』

メロディーズ

メロディーズ

もう先月のことだけど、蓮沼執太『メロディーズ』を買いました。記憶を辿ってもCD棚を見ても昨年は1枚をCDを買ってないはずだし、まして発売週に新譜を買ったなんて数年間記憶に無い。そんな「音楽好き」失格の僕ですが、蓮沼執太の芸術活動には貢献したいと思った。1月のライブで観ていた通り、まあグッドミュージックなので(↑上のライブ感想の中でも書いたけど)CD店のポップにはシティポップだとか小沢健二『LIFE』とか引合いに出されていたけど――本人は、声という音を試したにすぎない、正に「歌ってみた」なのが蓮沼執太という人の面白さだなあと。個人的に、ほんと以前と違って「新しいアルバムを数聴く」ということをしなくなってしまったので――発売日に買った時点で今年最も聴くアルバム確定!しかしビルボードライヴ鳥栖アウェーなんだよなあ…。森道市場行くかどうしようか…。