ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

超群島 HYPER ARCHIPELAGO / 石川梵写真展“THE DAYS AFTER 東日本大震災の記憶”/ 佐内正史“ラレー”展 / 芸術家Mの舞台裏:福永一夫が撮った「森村泰昌」展 / とか

結局前回の日記も途中になって2週間。明日土曜見に行きたいものがなかったので、急遽帰省することにして浜松行きの高速バスの中でこれを書いています。浜松の往来がバスなのも久々。第二東名できたしね(通らないけど)。誰にも連絡してないけど…とりあえず今回はマリノス戦と姪と会うのが目的。明日雨降らないといいな。正月に次いで今回も滞在短いから、友人とは5月の時に…と思っているけどその時になったらなったで仕事で拘束されていそうな気も。日曜ライヴに間に合うようさくっと帰るけど、静岡市美術館のモリエンナーレとかヴァンジ庭園美術館とかも寄りたい(それも5月の時でもいいんだけど)。

超群島 HYPER ARCHIPELAGO @ EYE OF GYRE

先週土曜、外苑前で髪切って歩いて渋谷のオフィス向かったので、GYREの超群島にもう一度寄ってみた。キュレーター・藤村龍至さんRTの賛否両論の反応を知った上でもう一度見てみて。多分僕はこの展示をアート展として見ていないんだと思った。インフラとしての都市デザインだったり、Grafitti at Googleのメディアとしてだったり。という目線。

そういう意味では、出展のバラつきとか、そこから来る展示としてのまとまりがどうかってのはあるかもしれないけど――でも個々の何かが面白くて引っ掛かったでいいじゃんね、と思うのはGYREでの展示だからかな。東京・表参道〜原宿。情報が溢れているぐらいでいい。んでもってGrafitti at Googleは、最初の頃と違って関係無い画像が混ざってしまってたのが――それもまたまたこの作品の意味を感じられて面白かった。インターネットもGoogleも移ろい続ける。だから面白いメディアだと。

□ 超群島 HYPER ARCHIPELAGO | GYRE OMOTESANDO
http://gyre-omotesando.com/?p=784

 

石川梵写真展“THE DAYS AFTER 東日本大震災の記憶”@ 武蔵野市立吉祥寺美術館

「復興バブル」とも言われる仙台の街中に行った後に、武蔵野市美術館の今回の写真展を見ると、すごくハッとさせられる。「生徒の八割が流され廃校に」そういう現実を段々記憶の隅に追いやっているんだなあ。やっぱまた三陸沖の風景を見に行きたい。今年も東日本パスとか発売されないかな…。

□ 企画展示室 石川梵写真展 THE DAYS AFTER 東日本大震災の記憶
http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/exhibitioninfo/index.html

 

佐内正史“ラレー”展 @ NADiff Gallery

久しぶりに打合せで外出して恵比寿に行ったので、ついでにナディッフアパートへ。丁度やっていた佐内正史さんの“ラレー”展を見る。脳内で流れるBGMは矢野顕子“ラーメン食べたい”またはGRAPEVINE“マダカレークッテナイデショー”。

□ NADiff Gallery 佐内正史 ラレー
http://www.nadiff.com/gallery/sanaimasafumi.html
佐内正史 ラレー - MdN Design Interactive
http://www.mdn.co.jp/di/newstopics/22714/

 

芸術家Mの舞台裏:福永一夫が撮った「森村泰昌」@ B GALLERY

これも新宿に行ったついでにB GALLERYで見た展示。静岡市美術館でやっているモリエンナーレ展に行きたいところだったので、丁度良い展示!

□ 芸術家Mの舞台裏:福永一夫が撮った「森村泰昌
http://www.beams.co.jp/b-gallery/m-1.html

 

今後行きたい展示メモ

静岡に帰るついでに見たいものも含め。

森村泰昌モリエンナーレ まねぶ美術史 @ 静岡市美術館
http://www.shizubi.jp/exhibition/future_120407.php
□ 庭をめぐれば @ ヴァンジ彫刻庭園美術館
http://www.vangi-museum.jp/kikaku/120421.html
荒木経惟写真集展 アラーキー @ IZU PHOTO MUSEUM
http://www.izuphoto-museum.jp/exhibition/69793602.html
岩合光昭 写真展 ねこ @ 佐野美術館
http://www.sanobi.or.jp/exhibition/%E5%B2%A9%E5%90%88%E5%85%89%E6%98%AD%E5%86%99%E7%9C%9F%E5%B1%95%E3%80%8C%E3%81%AD%E3%81%93%E3%80%8D/
草間弥生 永遠の永遠の永遠 @ 埼玉県立近代美術館
http://www.asahi.com/kusama/
□ BEAT TAKESHI KITANO 絵描き小僧展 @ オペラシティアートギャラリー
http://www.btk2012.jp/
□ ひっくりかえる展 @ ワタリウム美術館
http://www.watarium.co.jp/museumcontents.html
□ テマヒマ展 <東北の食と住> @ 21-21 DESIGN SIGHT
http://www.2121designsight.jp/program/temahima/
杉本博司“ハダカから被服へ” @ 原美術館
http://www.axisjiku.com/jp/2012/04/12/%E5%8E%9F%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8%E3%80%8C%E6%9D%89%E6%9C%AC%E5%8D%9A%E5%8F%B8%E3%80%80%E3%83%8F%E3%83%80%E3%82%AB%E3%81%8B%E3%82%89%E8%A2%AB%E6%9C%8D%E3%81%B8%E3%80%8D%E5%B1%95%E3%80%81%E3%83%AC/

今号のART NAVIは今年度の各美術館の情報なんかも載っていて、色々今後のことも考えたりして楽しみ。

桜のように舞い散ってしまうのならばやるせない

昨年も似たようなタイトルで桜のエントリを立てたけど、今年は花見に行けなかったり、桜にイマイチ縁がありませんでした。昼休みに歩いた代官山〜中目黒、日曜の善福寺公園、あと毎日通る井の頭公園の写真など。昨年は…新潟で見た桜がきれいだったなあ。そんな話を髪切った時に新潟出身のアシスタントの子とも話した。これからアウェー行くチームがちょっと羨ましい。






 

近況

先週土曜はコーチェラ見ながら仕事。M83とSwedish House Mafia、むっちゃかっこよかった。そのままつけてたらまた頭からやっていたので、結局色々見た。Grouploveを見てて思ったのだけど、客席、カメラ掲げ過ぎじゃない?(笑)UstしてるのかYouTube用か写真かわからないけど。海外でもステージの撮影はマナー違反なのかな(そうじゃないのなら多くても納得だけど)。Explosions in the Sky(かっこよかった!フジで見たいな)の途中で仕事を切り上げる。M83もう一度見たかったな。リピート放送なら丁度時差1時間ぐらい?で丁度良かった。こんなフェス気分で仕事は悪くない。

フェスのWebcastをこんなにちゃんと見たの、初めてな気がしたので思ったのは、こういうののせいでフェスの動員減るとかって考え難いと思う。絶対行きたくなる(カメラワークも上手い具合に客映すんだ!)。絶対プロモーションとしてプラス。「映像だけでいいや…」と思うとしたら、よっぽど会場インフラが悪いんだろう。(そういう意味では山奥で毎年雨が降って足場が悪くドロドロになるフェスには向かないかもしれないけど(笑))日本ではまだ現実的には権利関係やフェスビジネスとして難しいだろうけど…でもチャンネルを切替る時の高揚感は、現場への行きたさに繋がってると思う。

でも例えば今年のフジロックでWebキャストやるってなったら…年齢層高いフェスでは、家庭の事情や仕事の事情、拘束時間、それによって得られる体験、そのバランスの中の判断で「画面でも十分興奮する」と折り合いをつける人が多く居る気がする(笑)そういう意味でもフジにはたぶん向かない。なんとなーく4代フェスの中ではサマソニやライジングが向く気がする。ライジングは、最近売切れないから間口を広げたい、邦楽だけだから若い層に向けられる、あと会場の雰囲気の良さ。サマソニは土曜良いと思ったら日曜行ける。ジャンル限られたり車が無いと行けないのには向かないという個人的見解。

そんな感じで相変わらず週末出たり徹夜もあったり。先月の家の電気代が1,600円と、一人暮し史上最安だった(会社で徹夜が多かったから…だから会社の電気代めっちゃ使ってるけど(笑))。それまでも1,700円台後半は何度かあったけど…同年代平均どれぐらいなんだろうなー。そこと原発問題を結びつけるのは強引だけど、今後人口も減り続けるんだし、電気の供給量は減ってもどうにかなるんじゃないかとか思ってみる。(同時に昨年の日本の人口減が30万人?というのを見て。30万人減るって、中堅の市がもげるぐらいの規模。すごいよなあ…)

そんな生活をしているからか。2年目の子に「○○さん、このサイト始まってからすごく老けましたよね」と言われる。「元々だよ」「いや絶対そんなことないです」そ、そうかなあ。その否定がポジかネガかわからん。「元々幼いのが年相応になったんじゃない」とは同期談。そうすか。とりあえず今度こそプロジェクト一段落…な筈。まあ老け込む前に新しい3人の姪と写真を撮っておきたい(笑)と思ったので急遽帰ることにしたんでした。週末のKAIKOO、toeとNo Ageが一緒の日とか、No Ageが見れて且つピロウズに移動出来る時間なら東京に留まったのになあ。多分。