ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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瀬戸内国際芸術祭2013(その2)直島〜犬島・犬島精錬所美術館

初日の本島、男木島はこちら

直島を自転車で巡る〜家プロジェクト・ANDO MUSEUM

この日は犬島へ行くのが目的。「その前に直島(9時15分発)と豊島(9時07分発)どっち行こう、直島は芸術祭期間外でも行きやすいし、豊島かなー」と思ってたんだけど、9時にフェリー乗り場に行くと、豊島行きはきっぷ売り場が長蛇の列。乗れそうもなかったので、(その後の犬島へ移動する便も不安になって)直島へ行くことにした。そもそも両方とも今年の年始に来ていたんだけれど、でもやっぱ豊島の石上純也さん作品も見たかったなあ。直島より豊島に行く人が多いのは、もう皆先に直島には行っていたからって感じなのかな。

着くなり犬島行きの整理券を受け取った後、いつものようにレンタサイクル。見たことあるのには極力行かず。今回出来たANDO MUSEUM、外観は古い日本の民家なのに、中は安藤建築。かっこよかった。本村の方からベネッセハウス方面へ――でもベネッセハウスは芸術祭期間中は自転車の乗り入れが出来ない。そういえば前もそうだった。仕方ないので、登ったことない坂を登ると、思った以上にこれが延々と坂だった…。お陰で良い景色が見られたけど(強がり)。






船の中では「直島行く人、前回より少ない?」と思ったけど、それでも地中美術館や南寺は2〜3時間待ちだったとのこと。そういえば直島に行くフェリー乗る前、添乗員さんがしきりに「芸術祭終わっても地中美術館は見れます。明日以降は待ち時間はありません。近隣のかたは明日以降にも来てください!」と言ってて、そりゃそうだなあと(笑)南寺や豊島美術館も数時間待ち。だったら絶対芸術祭じゃない時に来た方がいいよ…。

そして12時の高速船で直島を出て、犬島へ。約50分で犬島に到着。昨日のあいにくの雨から、この日の高松〜直島は好天に恵まれていた。のだけど、豊島〜犬島と向かうフェリーの中ではどんよりとした天気で、実際犬島着いてみるとあちこちに水溜りがあって(その後からっと晴れたけど)、通り雨でも降ったのかな?と思うような感じだった。

犬島・家プロジェクト〜犬島精錬所美術館



海がきれい。精錬所は後にして、先に家プロジェクトをまわります。最初に来るF邸は名和晃平さん作品。家プロジェクトの中で一番好きだった!










そして犬島精錬所美術館へ。家プロジェクトも面白かったけど、こちらも期待以上に面白かった…美術館作品も、最近廃墟ブログ好きな目線としても(笑)近代産業遺産、もうほんと、歩いていてワクワクした…。









15時35分の宝伝港行きで犬島を出る。これで僕の瀬戸内は終了。瀬戸内国際芸術祭、今回も楽しかった!秋会期の最後の最後になっちゃったけど来られてよかった。行動的には夏来るよりはやっぱ季節的に良いと思うし――タイミングが合えば春が一番気候的には良いんだろうけど。そしてまた関係無い時期にも来たいな。来年はJ2で岡山や四国に来るチャンスも多そうだし(笑)

しかし思ったより早く回り終わったというのが正直なところで(うーん、行程を逆にしていれば、もう少しどこか余裕を持って回れたかもなあ、とか)、西宝伝からの臨時直通バスで17時前には岡山に到着。でも後楽園も閉まっちゃうし良いライヴも無さそうだし、何をすればいいんだ…と思って調べてたら、街中にあるファジアーノ直営のフットサルコートで個サルがあると。おお、気になる。

そして電話して聞いたところ、ファジアーノフットサルパークはウェアやシューズのレンタルをしていなかった。せめてシューズのレンタルやってたらなー…(「アウェーへ行って個サルをやる」を実現できるかと思ったのに。ま、今回はサッカー遠征じゃなかったけどね)。。入った「小豆島ラーメン」の店内音楽がド洋楽インディーで、それでも面白いのに、ペインズとか来そうな流れだなーとか思ってたら、ほんとにペインズ流れた。そんなこんなでこの日は19時にはホテルにチェックインし、早めに就寝。翌日の火曜朝は日曜と同じく5時半起き、6時に岡山駅をバスで出て、飛行機で帰京し出社。岡山も多分また来年も来ます。

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