ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

the pillows @ Zepp Tokyo とか







12/16(木)のライブですが。ピロウズの今年最後のワンマン@Zepp Tokyoへ。当初チケット取ってもらってあって――でも仕事上行ける気がしなくなって、別の元同僚に譲ることにしてもらって――でも予定が変わって早く帰れそうだったから金券ショップで定価になってた2階席のチケットを買って――ってな感じで。見るのはshimokita round up以来、ワンマンで見るのは2月以来。今年たぶん5回目。今回はシングルだけのツアーだし、shimokita round upでも、LOVE LOVE LOVEとのライブでも古い曲を色々やっていたから、あまり聴けない曲を色々聴けるんじゃないかという期待がありつつ、開演まもなくのオンタイムで2階席へ。元々席が最上段だったので、荷物だけそこに置いて、1段上の通路で柵に寄り掛かって見ていた。2月のライブの時に書いているけど上から全体が見れる視点が好きだから2階席は嬉しいし、それでも(モッシュゾーンには行かないけれど、)でもピロウズは好きな曲だと跳ねたくなるから、通路立見は席に居るよりスペースもあるし好きなのだ。

ところで、僕の人生最初のライブはゆずだ。あれはもう12年前の12月、同じ中旬だったな。そんなことを思い出したのは、ちょうど僕の柵の真下の席(たぶん隣であったはず)の男子が――ライブ前に携帯をいじっていたのを見てしまったんだけど(笑)、『人生初ライブ☆』って書いていて――へええ、そうなんだ!初めてがピロウズでいいのか!?なんて思って…(笑)この日のライブのことは、何となくその「初めてのライブ」ってフィルタを通して色々見てしまった。最初のライブのことってどれだけ覚えてるかな。僕、当時からもうウェブに日記書いてたから曲順とかはそれ見れば…それ見なくてもそれを書いていた頃を思い出せば思い出せることもあるなあ、“大バカ者”だったよ確か。でも、何か、良いライブだったとかそういうことよりも、「これがライブなんだあ」みたいなふわっふわした気持ちの方が強かったな。5列目だとかいう、それ以後のゆず人気を考えれば有り得ない近さだったんだろうけど、当時は比較軸が無いからそれが近いとも思わなかったし――。

だから特別感動したわけでもないし(悪かったわけじゃないよ)、跳ねていたわけでもなかったし、ただただ手拍子をしていた気がするな。耳鳴りしていたことはなんとなく覚えている。それは最初に限ったことじゃないが。今では耳鳴りなんて殆どしない。そのゆずのライブでの自分は、固かったことははっきりと憶えている。ライブ慣れしたのっていつ頃だろうって考えると、6回目ぐらいのくるり/クラムボンの無料ライブ(今思えばすごい組合せだ。チケット余らせたのになあ)、その次のpre-school@名古屋ダイヤモンドホールの頃だった気がする。そんなことを思い出しながら。後述の通り、今回のライブは最近のピロウズの曲は少なかった。どこまでその子に刺さったかなあ、と不安になりながら(笑)その子に限らず全然知らない曲多い人少なくなかったようなのだけれど、過去曲も良い曲沢山あるって思ってもらいたいし、ライブのこの音の大きさ、どうだろう?さわおの今日のパフォーマンス、どうだろう?2階より、1階の方がよかったんじゃない?なんて考えながら。

序盤から“MY FOOT”“New Animal”“アナザーモーニング”“彼女は今日,”と、ベストアルバム収録&シングル曲を連発。ただ最初のMCで「今日初めて来た人ってどれぐらい居る?残念、今日はマニアックな日だ」みたいなこと言っていた通り、それ以降は古い曲中心。最近のavex時代の曲は最新シングルとアンコールでの“プロポーズ”だけ。(最近の曲がダメなわけじゃなくて、)古い曲の方に思い入れが強い僕としてはやっぱり嬉しかった。特に“アナザーモーニング”“彼女は今日,”もだけど、『HAPPY BIVOUAC』期の曲(“Crazy Sunshine”“Beautiful morning with you”“RUSH”“Sleepy Head”)は僕がピロウズ初めて見たのはこのツアーの時だから嬉しいし…(“Beautiful morning with you”なんてライブで聴いたのそれ以来だろうなあ)、“Midnight Down”や“Blues Drive Monster”なんかはどれだけ普段聴いていなかろうが、自分の中を流れている血に溶けている程聴いていた曲だって今日のライブで実感した。いや、ピロウズ自体がそうだ。

後半の“モールタウンプリズナー”は2年前の年末の赤坂BLITZワンマンでもやったっけ。あの時はちょうど入替戦が終わった時期で、入替戦に向かう中この曲を久々に引っ張り出してきて聴いていたんだっけ…と思い出しながら。ところで、今日のライブで今更ながら気付いたけど、ピロウズって男ファン多いよね。元々居ないわけじゃなかったけど――何と比較して言ってるのかも自分でわかんないけど、「さわおー!」「さわおさーん!」みたいなメンバーを呼ぶ声がこれだけ男率が高いギター・ロック・バンドって少ない。ピロウズのメンバーがゲイ人気が高いと思えないので、やっぱピロウズ山中さわお)の描く世界観に共感している男子がそれだけ多いということの表れだと思う。先日の先輩の結婚パーティーで音楽の会話をしていて、年下女子に「あーピロウズ好きなんですね。私、さわおみたいな男のセンチメンタリズムが好きになれない」と言われたんだけれど(笑)、ピロウズがこれだけ男性人気が高いのもまた事実で、だから――6年前の曲だけど、とっくに時代は“ローファイボーイ、ファイターガール”なんだよね。別のバンドの歌ですが、“男らしさとか広い心が残ればまだラッキーなのにね。”正にそんな時代なんじゃないかって思う。

「鬱な曲」コーナーでは“Robotman”や“FLAG STAR”みたいな曲が聴けて嬉しかったし(後者は昨年の20周年一連の中でも特に好きな曲だった)、色んな世代のアルバムの曲が聴けて楽しかった。それまで拍手だけで拳をあげなかった前の男の子も、最後の最後は拳をあげていて、良かったーと思った(笑)終わった後1階に下りたところで「3曲しかわかんなかった」と言っている人が居て、そっかあ、なんて思ったりしたけど、是非これを機会に色んなアルバム聴いてみてほしい。外へ出ると人だかり。バスターくんの着ぐるみが!激写。その後はピロウズ仲間の元同僚二人と合流して新宿で飲む。午前1時頃帰宅。ライブも素晴らしかったし、もしかしたらこれが会社以外では今年最後の飲む機会な気がしたので楽しかった(ピロウズで通ずる人は、やっぱり何か心の開き方が違う気がするのだ)。さて。来春のツアーのことは何も考えていなかったけど、来季のジュビロの試合日程出て、アウェーの試合とツアーの会場がかぶったりしたらそこで見たいなと思ったり。候補は福岡、広島、浜松、新潟、仙台、名古屋、大阪あたり(いずれも金曜か土日)。普通に東京で見りゃいいんだけど、一般じゃチケ取れないからなあ…。以下セットリスト。

01. MY FOOT
02. New Animal
03. アナザーモーニング
04. 彼女は今日、
05. Crazy Sunshine
06. Ritalin 202
07. Movement
08. 空中レジスタ
09. Midnight Down
10. ローファイボーイ、ファイターガール
11. Robotman
12. Split emotion
13. Gloomy night
14. FLAG STAR
15. Beautiful morning with you
16. RUSH
17. Sleepy Head
18. モールタウンプリズナ
19. この世の果てまで
20. Blues Drive Monster
アンコール
21. New Year's Eve
22. ROCK'N'ROLL SINNERS
アンコール2
23. プロポーズ

それ以外の話。Jリーグアウォーズの話とかも書いていないけどジュビロ絡みはまた別のタイミングで。いつのまにか今回東京へ来て5年が経っていた。足すと7年。5年前のブログ記事とか読み返すと面白い。覚えていることも沢山あるし、今と頭の中は全然変わっていないようで、でも当時は仕事のスピードについて行けるか不安だったんだな。僕、ずっと仕事への意識が異常に高い人間かと思ってたけどそうじゃなかったんだな(笑)5年前の時点でまさか5年後もまだ恋愛出来ていないとは考えても居なかったけど(笑)、この5年間で想像以上に多くの人と出会い、5年前には想像出来なかったスペシャルなことを沢山得たのもまた事実。でもいざ立ってみると「何が得られたのかなあ」って思うこともある。目に見えるものや形あるものが得られていないわけではないと思う。だって目に見える状況こそ形として得られているものなわけだし。仕事も私生活も生活。そこを分ければ後者に何もないかもしらんけど、そうしてまで僕は前者を欲したわけだからガッカリするようなことじゃない。と思うけど、でも何も得られていないのかなあ、って思っている現実もまた真実。未だにこんな新鮮な気持ちで居られるのは何よりなのかもしれないけど。

先週土日、ようやく善福寺公園へ。来年は花見の時期やトロールの森の時期に行きたい。自転車で高円寺まで。これもようやく。もっと自転車で走りたい。風が冷たい季節になると“RASPBERRY BELLE”を聴きたくなる。その土曜、友人と飲んでて話していたこと。僕らが高校生の頃には、カートやギャラガー兄弟、トム・ヨークとかビリー・ジョーとかザック・デラロッチャとかベックたんとか。何らかの(リアルタイムの)洋楽アーティストに憧れていた人間が学年にちょいちょい居たけど、今の若い子たちにとって、そういう存在は居るんだろうか。クリス・マーティンやアレックス・ターナーはそうなれているのだろうか?日本も、僕らの頃にはブルーハーツもボウイもフリッパーズもユニコーンもXも居なかったが(Xはギリ引っ掛かってるか)、10年前のトップランナーミスチルもグレイもラルクスピッツもゆずもバンプも未だ現役だしバリバリだ。新しいアーティストが出てきていないわけじゃないけど、こう、過去のバンドが伝説化しないわけさ(笑)ミッシェルやブランキー、ハイスタは伝説というにはセールスが…ってところはあるし。盛り上がってるのは僕ら前後の世代。…そんな会話をするようになって僕らもすっかりおっさんだねえと。

友人と話していたことのもう一つ。10年後には、音楽に映像がついているのが当たり前になっていたりして。音だけ聴く、ということが理解できない世代が登場するんじゃないかとか。YouTubeで予習して満足する世代の延長なんじゃないかなあ。週末、AKB48のアルバムを借りた。聴きたい曲があったからで(“言い訳Maybe”)、YouTubeで聴いている分には全然気にならなかったんだけど――普段の音楽環境(イヤフォン)で聴くと、なんでこんなシャリシャリしたMIXなんだろう??と、もっのすごい違和感を今日感じた。Perfumeとの違いをこういうところに感じる人、他にも居るんだろうなあ。でも、多分どんなジャンルでもサビが切ない曲にぐっと来る自覚を感じます。だから“大声ダイヤモンド”も好き。で、正にAKB48Perfumeなんか…音だけじゃなくて、ダンスフォーメーションを見ているとより楽しいし。時代は変わってゆく、気がする。ところで、ビルの売店の子の髪型が徐々に変わって前田敦子風になっていた。MEG風とは似て非なる感じ。来年流行ったりするかな。

今週末の話。ビークルのラストDVDを見ながら部屋の掃除。序盤の“LOVE DISCHORD”、あれは泣きだなあ。行きたかったな。DVD見て今更ながらそう思ったよ。今日は部屋の掃除しながら朝日杯FS。来週の今年の有馬って本当に豪華だな。ここにアーネストリーナカヤマフェスタが居れば完璧だったなあ。来週日曜はM-1もある。出社さえしていなければテレビに張りついてそうだけど、昨年の最終日曜は朝4時まで働いたっけ…。でもBRAHMAN/toeのチケが手に入ったらテレビは断念してそっちいきたい。24日(給料日)に18きっぷと25日の熊谷のチケと決勝のチケを買う。準決勝見れないけど、決勝にはエスパにきてほしいなあ。健太は胴上げされて然るべき人間だと思う…ヤンツーより(笑)優勝すれば少しぐらい気持ち引き止められる選手居るんじゃないか。今年の元旦は確実に朝まで働く見込み。帰って一眠りして国立…だと100%起きれないと思うので寝ずに行くつもりなのだけど、すごく試合中眠ってしまう気がする。あとそのまま浜松まで帰省出来る気がしない。鈍行だと乗り換え失敗する気がするし、新幹線だと寝過ごす気がする。…ので、今回は久しぶりに2日からの帰省にしようと。1日もどうせ試合後帰って寝るだけだ。

今年最後のフットサル。運動不足な割に身体がすっごく切れた。ゴールが入れられなかったのだけ残念。体重の増え方が初めて気になり始めたので来年は日常的に走りたいなー。今日は僕のMP3プレイヤーがBGM。こんな時に限ってシャッフルで暗いのやマイナーなのしか流れなかった…。フットサル後、プチ忘年会。結局今日も飲んだ。美味しかったし楽しかった。来年もフットサル頑張ろう。来年のこと考えると鬼が笑うかもしれないけど色々考えます。裸眼で頑張って見るにも目が疲れたので、来年ぐらいからメガネを常用しようかと考え中。度は弱めにする。似合う水色メガネを探す。「インディは世界を救うのか?」って見出し、ありそう。今なくても来年にはどっか使いそう。今年も休日として過ごせる日はあと少しだし、あと数日、あっという間に過ぎ去ってしまう。23日はコピスのリラックマキャラバンに行きたい。ミッフィーの生花店行きたい。下北に行きたい。25日は熊谷ての天皇杯、26日はこの日までのオペラシティでの展示行きたい。そして睡眠時間が欲しい!