ポール・マッカートニー @ 国立霞ヶ丘競技場の中止について / 初めて海外フェス“Governors Ball Music Festival”へ行きます
ポール・マッカートニー @ 国立霞ヶ丘競技場…の中止について
前日のリハを聞きに行きながら、思っていたこと
ポールの国立公演に向けてつぶやいていたこと色々。前日、ライヴと同じ時間にリハとかやってんじゃないかな、と思ってチャリでふらっと国立へ。そしたらビンゴ。前回のドーム公演でもやっていたビートルズのあの曲やあの曲!音の方向的に音漏れ聴くなら青山門(とか絵画館の広場)。ドームと違ってダイレクトに聞こえる!でもその前に新宿の金券ショップ覗いたら、定価前後の現実的な値段のチケットが結構あって。ドームの時よりも捌けてない感じ。焦ってB席買うこともなかったなーと。
自分の席は聖火台の近く。サッカー観戦では幾度と座った僕好みのエリア(笑)だけど、友人に1万3千出さすのには申し訳ない遠さかも…。友人が譲ってくれた(本来なら彼の親孝行用だった)親用のS席は武道館を考えなくてよいぐらい超良席で本当に感謝。ポールの前回のドーム公演の時、ビジョンにアルディージャのユニを着た老夫婦が映ったのを覚えている。最後の国立だしジュビロのユニとタオマフ持ってこうかなー、映りはしないだろうけど…。聖火台も点っててほしい!
そして中止に。
土曜日、千駄ヶ谷に向かう電車の中…たぶん中野あたりで中止を知る。親と会うためにとりあえず駅まで行くけどホームは大混雑。駅の「中止になったという情報が入ってきております」というアナウンスに、まだ把握していなかった人から「ええー」という悲鳴のような声。モッシュ状態の千駄ヶ谷駅に張り出されていた中止の貼り紙。親と代々木まで歩いてお茶。「人生長ければこういうこともある」って言って、待ってる間に他の人と話してもっと遠くから来た人も居たから、と。
翌日(18日)の当日券を予約するか僕の家の鍵を渡して月曜まで居るか打診したけど、「帰りが遅くなるのはきついから」と、日曜少しだけ音漏れを聞いていくことにしたみたい。GWからの喉風邪を二人とも引きずっているみたいで、ポールの年齢が年齢だから明日も果たして治るかなあと身を案じていた。親と別れた後もう一度国立へ戻ってみた。グッズ売り場だけまだ空いてたけど、売り切れてるものもあり(それが欲しかった…)。横で制服の子が見てて、やっぱ若い子でもビートルズファンって居るんだなあと。
うーん、帰ってきて改めて今日見れなかった悔しさのような気持ちがじんわりと。誰のせいでも何のせいでもない、運と縁と巡り合わせでしかないんだけど。明日他の人たちが同じ想いにならないよう、そして親が音漏れでもポールと同じ空間の空気を吸えるよう、ポールの体調が良くなるよう祈るだけです。親孝行のチャンスを逃して悔しかったけど。でも一つわかったのは、別に仕事の無い母親はうちに一泊すりゃいいのに、父親と一緒に帰りたがったから、ああ親以前に夫婦なんだなと思ったというかね。なんでも一人で行動しちゃう僕は誰に似たんだろうか。(熟年離婚した叔父さんに似た、と親は言うけど(笑))
最終的には、日曜、月曜も中止になり、「でもあったら行こうか」と迷った武道館や大阪、ソウル公演も中止になった(ソウル公演、航空券も安いけど、チケット代も遠ければ日本より全然安かったんです)。今年ちょうど親が還暦だったりするので、今回のチケット代は出そうと、僕なりの親孝行をしようとしていたんだけどね。兄弟で唯一結婚できてない僕ができることはこういうのにお金出すことなのかもなあーみたいなさ。どうせ30ぐらいで結婚するのかもなあと意味無く貯めてたお金だから。残念だけど、その後事態はもっと重いことになっていたわけだし、今回は本当に仕方なくって、また再公演があればいいな…と思う。
初めて海外フェス“Governors Ball Music Festival”に行きます
で、申請した辺りから、友達に「ブラジルいっちゃいなよー」なんて言われて、本気で調べたけど「1泊5日」とかで70万ぐらいだから、さすがにそれは厳しいなあと。だけどパスポート作ったんだからどうせだから海外に行かないと。行くならやっぱ海外フェスかな?なんて思って調べ始めた。
参考:2014年海外ロックフェスティバル ヘッドライナー・ラインナップまとめ
http://www.onryoku.com/music/festival/6167
6~7月の岐阜、山形、京都のアウェーは全部初めてで行きたいから、その週末を外すとプリマヴェーラかT in The Parkかピッチフォーク辺りかなと最初は思った。プリマヴェーラに関してはこの記事が非常に参考になる。けど日程近すぎるか(あといきなりスペイン語圏とか無理だろう)。一番行きたいのは実はBig Day Outなので(近くて英語圏だから)、冬の間に本気で行くつもりで居たらな…という後悔。
うーん、でも航空券の金額とか調べてるとバルセロナって案外高くないんだな…プリマヴェーラは木金土というのが良かった。けど、友人がスキャフルxキャプヘジのチケットとってくれた!のもあり、プリマヴェーラは断念することに。Pitchforkはせっかく海外行くには小規模ぽい。フジの前週に海外てのもなーとなるとT in the Parkに絞られてくる。詳しいことは知らないけど、昨年友人が行ってたので色々話を聞いてみよう…とも思いつつ、メンツはあんまりグッとこない 。
そしてパスポートを受け取ってきた日に行くことに決めたのが、約3週間後に迫っていた“Governors Ball Music Festival”(http://governorsballmusicfestival.com/)。出演者はこちら。メンツ的には7月までの海外フェスでは一番好みなんだけど、会場へのアクセスの情報や行った体験談が全然見つからなくて最初の検討からは落としていた。けどちゃんと調べたら、ニューヨークにある都会の公園って感じなので、むしろ行きやすいんじゃないか?という気がしてきて。3日券で$250というのもメンツがこれなら安い。
で、その日のうちに勢いで3日券を購入。チケットは当日までに届くのかなと思ったけど、ウェブでバーコード発行されてあとはこれを印刷して持っていけばオッケー。超便利。勢いだけど決断できたのは、会場のランドールズ島公園がニューヨークの地下鉄+バスで行ける、もしくは駅からも1マイルぐらいしかないから(サマソニみたいな感覚?)。初海外だからやっぱ有名な都市がよかったというのもある。ニューヨークの地理を勉強中で、英語も…勉強中には程遠いけど…まあどうにかなるかな?
これだけメンツも良いしアクセスも良いのに、始まったのが2、3年の新しいフェスだからか(参考:ウィキ)、日本語の体験談が全っ然無いのが最大の不安材料。なぜ海外のフェスに行きたいかって「海外フェスでジュビロのユニ着たい」程度でしかないんだけど、そんなんで行って大丈夫だろうか。チケット買った後にツアーとかを検索し始めて、ニューヨークのどの辺にホテルととればフェスと観光が両立できそうかも調べて。そしてカードの上限額の壁にぶち当たったりして、最終的にはANAのパッケージツアーに落ち着いた。そんなことをポールのライヴ前に、睡眠時間もそこそこにずっとやってた。
アプリもインストールしてタイムテーブル見て、3日とも早くから見たいものがそんなになくて。これから来るバンドたちかもしれないけど、まあ毎日午前は観光にあてられる気がする。ESTAも申請して、あとは当日までに準備を色々…。あードキドキ!2月から色々旅行してるけど休んでいる最中に北は北海道、南は沖縄に行きたいと思ってて、そして海外も。これ書いているのは、もうすでに北海道も来てる最中なんだけど、とりあえずまずは海外に無事行って無事帰ってこれますように!