ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ニワソラナイト vol.2 U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS / 村雨辰剛 @ 渋谷Circus Tokyo が最高に楽しかった!

先週金曜日は『ニワソラナイト vol.2』@渋谷・Circus Tokyoへ。

庭園探訪レポートと歴史コラムのサイト・Niwasoraのイベント。
「若い世代に日本庭園の素晴らしさを知ってほしい」という趣旨で、トーク×音楽イベントとして開催します。

いや〜超楽しかったです。ライブ行った話とかはnoteをはじめた本筋からは少し逸れるかもしれないけど、元々『庭園』というテーマをどうライトに伝えるか…というのは自分の気持ちでもあったりするので、この楽しかったイベントのことを伝えたい。

今回KAKATOとU-zhaanが好きな植木屋さんの息子という今回のイベントにピッタリな友人と行ったのですが、自分よりちょい若い彼と同年代の村雨辰剛さんが「庭師」の仕事について一般層に語る姿に刺激を受けていたし、ライブパートではKAKATOとU-zhaanのパフォーマンスはもちろん、2人して永積タカシ登場に歓喜…!

村雨辰剛さん

序盤は、最近はTVでも活躍されている村雨辰剛さんの庭園トーク
後のライブを盛り上がりを観るに客層は“ライブ目的”の層の方がメインだったと思うのですが、元々“緑の仕事に興味がある”人ではなく、顕在化していない人に対して庭師・植木・造園の仕事についてお話するのはすごく意義深いと思った。

村雨辰剛さんのトークの中で金言だなと思ったのは『毎日違う現場に行くのは、自分にとっては毎日異なる美術館に行っているような気持ちだった』と。

この間のnoteでも少しふれたことで文化財庭園と住宅庭園は同じ庭とは言え少しジャンルが違うものと思っているのですが……一方で一緒に行った植木屋の息子は住宅庭園志向であり、施主のことを最大限に思って仕事をしている話を聞いていても面白くて。
どちらも魅力的な空間である――それを村雨さんが『美術館』と置き換えたのはすごく腑に落ちた。色んな美術館やアート・ギャラリーがあるのと同じ――そう思うとまた楽しい。

ちなみに村雨さんオススメの愛知の『華蔵寺庭園』、行きたいリストにはあってまだ行けていないところ。西尾には他にも再訪したい庭園あるので行きたいなあ…
ちなみにこのトーク、鎮さんが普通にフロアに降りてきて聴いていて、“庭の見付”や“石の顎”の話に頷いていたのが印象的だった。

U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS

そしてU-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS。ユザーンや環ROYさんは他のライブ、フェスで観たことあったけど(特に環ROYさんは蓮沼フィルにて)鎮さん及びこのユニットは観るの初めて。

いやーかっこよかった!既発曲は予習してあったけど、序盤、中盤、最後に差し込まれた「庭」フリースタイルもすごかった。“枯山水”“庭の見付”みたいな、先程のトークからの拾われたようなワードが早速入ってたのもスゲー。

そして“BUNKA”で、ハナレグミ永積タカシ登場!!まままマジで?豪華過ぎじゃない?超興奮した…。

BUNKAのMVのイラスト担当してたのを友人は把握していたので、「タカシ、タカシ…居るなら来いよ…」と鎮さんが言った時にピンと来たらしいけど、自分はそれ知らなかったので、フロアの後ろから人を分けてその姿を表した時にはただただ驚き&興奮…。ただ呼ばれて観に来ただけだったんだろうなあ、すごいサプライズ…

永積さんステージ残ったままの“サマージャム”も最幸…!歌詞も「お庭だねぇ 妥当な線として 夏!お庭!」とか言ってて最高だった。ライブ中はずっと夢窓疎石の庭園が借景になっててね。完全に俺得ってやつですわ…。

…ってな具合に後半はただのライブ楽しかった話になってるけど、普段「庭園」「造園」「植木」「庭師」というような言葉にふれない層に、こうしてそういう言葉が届くのはめちゃめちゃ意義深いと思った。
あ〜〜楽しかったな〜〜自分もやりたいなー音楽×お庭イベント。ただ好きなものを組合せたいだけでもあるけど。あーお金貯めたい(全部サッカーと庭園観に行くのに使っちゃうもんで…)。