山陰旅行②。津和野・日本遺産の町並みと旧堀氏庭園〜益田・雪舟庭園の医光寺庭園、萬福寺庭園
「山陰の小京都」津和野・日本遺産の町並み
山陰旅行その2。その1・山口市編はこちら。この日は津和野からスタート。2年前の山陰旅行の時、乗換で降りてはいるけど町には寄らなかった(重伝建を意識して巡るようになったのはそれ以降)。重要伝統的建造物群保存地区であり「日本遺産」にも選ばれたそうです。レンタサイクルのお店が朝8時から開くみたいだったので普段より早起き…ところでこの自転車…まさお!Jリーグマウンテンバイクよ…!きっと1992年頃発売されたやつなんだろうな…!Jリーグバブルの残骸がこういった地方でまだ息吹いてたことにグッとくる。しかも20年以上経った今でもちゃんとスピードが出たので自転車屋さんの整備に敬意を表したいです。順番的には先に旧堀氏庭園へ行ったけど、まずは町並みから。
かつては津和野藩の城下町。山口線の本数が少ないうえ、山口市から1時間半近く、益田から40分も掛かる――とだいぶ来づらい町だけど、その分貴重な風景が残っている。教会もあれば郵便局もオサレ和モダンな感じ。重伝建の町並みから少し離れたところに津和野城の面影を残す櫓や太皷谷稲成神社があり、更にその先の西周旧居や森鴎外記念館も駅からは少し離れている。
旧堀氏庭園
国指定名勝。今回津和野へ行くからには絶対に行きたかった場所。アクセスは津和野駅からバスで25分…しかしそのバスが1日2、3本しかない(笑)距離で調べたら8km程度だったのでレンタサイクルで行きました。行きはゆるやかな上り坂だけど紅葉のシーズンには他にもレンタサイクルで行く人が居るとのこと。山間に現れる明治時代の豪邸。まずは楽山荘の庭園。
そして道路を挟んだ向かいにあるのが「和楽園」。こちらは大正時代の庭園。完全に道に面していて、堀氏庭園に向かっていると道中に急に迫力がある岩壁が現れる。
oniwa.garden津和野の町並みから旧堀氏庭園までの道のりは、平泉から達谷窟への道のりのような、「原風景」という言葉が思い浮かぶ道のり。旧堀氏庭園は今となっては山の中…だけどその周辺には他にも大きな家屋があったり、復元中の?レトロな病院建築もあったりする。堀氏邸を中心に栄えた地域だったんだろうな。
財間氏庭園
こちらは津和野の町並みの通りから見える医院のお庭ですが、国登録天然記念物。このような津和野藩の時代の庭園が津和野には幾つかあるけど、基本的には公開されていない(開いているお店で2つ聞いて共に断られた…)。公開される時もあるみたいなので、またいつか来たいなー。
そして津和野から益田へ移動します。ちょうど来たのが、レノファ山口のラッピング列車…!昨日山口市内では見なかったのにこんなのあるんだ…!全国各地行ってるけど、Jリーグクラブ仕様の列車を見たのは島原鉄道のV・ファーレン列車以来だと思う(JRでは初めて見た気がする。JR西日本では初めてとのこと)。さっきまでのJリーグマウンテンバイクから20年の時を経ると、山口県には山口県のクラブの電車が走ってるんだよ!なんか面白いなあと思った。
しまねっこかわゆす。
益田・医光寺庭園
益田へ来たのは2年半ぶり。前回と同じように雪舟の名勝庭園を巡りました。まず医光寺庭園、国指定名勝。作庭は雪舟。着いた途端強い通り雨が降り出したので、、、しばらくぼーっと眺めていられた。
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