ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

柏-浦和

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部屋から駅まで向かって、いつも通り井の頭公園を歩いていたら。池の橋を渡り切ったところにある柱に何か人が集まっていたのでふと目を向けると、猫が寝ている。その上で…更に猫が寝ている。ただでさえ広くない柱で、ここに猫が寝ているだけでもきっと微笑ましいのに、その上の猫は(笑)なんでそこで寝ようと思ったのか(笑)明らかに上の猫は寝心地悪そうにしてるし、下の猫も重そう。そりゃそうだという。これは思わず写真撮ってしまいました(上の猫の目線も欲しかったな…)。毎朝駅へ通う中で何度も見ている猫だとは思うんだけれど。柱で寝ているのは初めて見たけど、一匹寝ているだけだったら撮ろうと思わなかっただろうね。

今日も天気が良い。吉祥寺から千駄ヶ谷へ向かい、J1第6節、柏レイソル-浦和レッドダイヤモンズ国立霞ヶ丘競技場。15分ぐらい遅れて到着。しかし昨年今年とこれだけ国立に来ているものの、千駄ヶ谷駅から来て千駄ヶ谷門から入ったのって「いつ以来だ?」ってぐらい、相当久々(今回引っ越してきてから初めてぐらいか?)。大体いつも青山門or代々木門だからな。外苑前から行ってたのもあったけど、千駄ヶ谷から来ても代々木門からいつも入ってたからなー(ホーム側ゴール裏へあんまり行かないから?)。今日は久々にホーム側。レイソルを見るのは開幕戦以来、浦和を見るのは先週の共にジュビロ戦以来。

さて、試合ですがこれ書いているのは試合から3ヶ月後ぐらいなので思い出すのもめんどい。因みに小野のゴール(2点目?)も皐月賞を見ていて完全に見逃しました。サンツェッペリンかなと思ったけど、首の上げ下げだったね。勝春、本当におめでとう!!!上位対決だったわけだけれど、レイソルが正直期待外れだったんだよなぁ。守備で…ワシントンにやられるのは仕方が無いかと思うんだけれど、全体的に…王者浦和に対して気持ちが引いてしまったのかわからないが、「もっと走れるんじゃないの?」って思いながら見ていた。確かに暑かったとは言え。

なんかボールが切れたところでも、負けているレイソルの選手すら結構ゆっくりやっていて…負けていることにもっと必死になれよと。王者に対してなんでそんな余裕持ってサッカーやろうとしてるんだよ。結局、もたもたしているうちに浦和が復活してしまったじゃないか(笑)フランサも面白いことしようとしていたけれど、さすがに浦和相手に(周りの技術力と合わせて)この運動量じゃ厳しかったか。谷澤には見るべきところがあった気がする。まあでもつまんない試合だった。なんかJリーグつまらなくなってきたなと思って…ここから1ヶ月超、J1の試合を結局見なかったんだけれど。負けてるチームはもっと勝つ気持ち出してほしいよ。

あと帰ってきたらジュビロ磐田から太田吉彰が日本代表候補に選出。もうこれは当然だよねー。先週の浦和戦をオシム見に来ていたからきっと今度こそ呼ばれるだろうと思ったけど。呼ばれることには驚きもしないし、ようやくと言ったところ。でも、おめでとうというか、ありがとう(笑)矢野貴章の活躍もそうだし、清水から横浜FCにレンタル中の和田もスタメン定着してるし、柏の平山もJ1復帰してからまた試合に出ている(今日も)し、旧・浜北市民としては嬉しい限りですよ。

…あとは太田兄が出れるチームに移籍してくれないかなと…。なんで結局今年も使われないのにチームは残留させたんだろう?んで、月曜のすぽるとで代表合宿のVをやってて、太田のインタビューを流してた!うっわあ、代表選手のインタビューにこんだけ引きつけられたのは初めてだ(笑)太田世代までの数年のジュビロの新人ってあんまり試合に出られずに移籍することが多かったし、太田の世代も5、6人の中で太田以外は全部2、3年目には外に出されて(加賀は戻ってきたけど)。

ジュビロのユースの選手ってその時までは正直決して育った選手が居たわけではなかったし(ギリギリ河村ぐらい)、太田も年代別で代表に選ばれていたわけではなかったから(静岡選抜が最高?)。ジュビロユース自体がそれまで特別強いチームだったというわけでもなかったし、太田ぐらいの選手にとっちゃチームで起用されるまでも大きな大きな山だと言うか、J1に出られずにJ2、JFL地域リーグへと移籍する選手と期待度的にはそう差がない、紙一重なものだったんじゃないかと。

そもそも太田兄も甲府へ移籍した時は(まだどん底時代の甲府だったから)「甲府かぁ…」と正直思ったところがあったし…でもそこで活躍して、清水戻って、一時期右サイドの切り札的存在まで上り詰めて。ただそんな太田兄の「弟」って印象でしかなかったからなー。そんな高いレベルの期待なんて、一切無かった。(ただ、ひしゃく氏のレポではいつも絶賛されていた気がする。アテネ世代の代表がジュビロにボコられた時も、太田がかなり活躍していたようだったし)

厚い選手層のうちで、リーグはおろかカップ戦でも出番が無く(2003年の天皇杯に1試合出たか)、ベンチ入りもままならない中で、急に右サイドスタメン抜擢されて。結果出して。監督替わって出番失っても、(西の怪我もあったが)また自慢の脚力でスタメン取り戻して不動のスタメンとして数字、結果も出して。シーズン変わってまた出番失っても、また(西の怪我もあったが)スタメン取り戻して不動のスタメンとして数字、結果も出して。今やジュビロの7番は違和感無く彼のものだ。

地元中の地元の選手だというのは勿論にせよ(記憶には一切無いですが、もしかしたら一緒にサッカーとかバスケとかやったことあるのかもしれないなー。)、やはりこういう気持ちと「走り」で上まで上り詰めた選手が代表に選ばれるのは違う嬉しさがあるよね。次残れるかはわからないけれど、今回選ばれたことで「スタート地点に立てた」ということは確かに実感出来るはず。今回駄目でチャンスが無くなるわけでも、絶対無い。見られていることを実感して、またチームで頑張って欲しい。