ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

“忘れないからね”

さて、絶賛引継ぎ中といきたいところなのですが、なかなか進まないのが現状…。で、あまりに新人の子が「忘れてました」って言葉を使うものだから、思わずこのタイトルでエントリを立てたくなりました。ザ・カスタネッツの"忘れないからね"です。(で、一応「思ってるより忘れてないと思う」と後で書く部分にも掛かってはいるのですが。)…「忘れてた」と言えば笑って許されると思っているのかなあ(会社のそういう風潮はあるのかもしれないけど)。本当に時々「忘れてた」って言うのならいいけど、今日だけで何度使ったの?って思う程、ことあるごとに「忘れてました」という言葉が出てくる。…4月中旬頃には僕の名前も忘れられてそうだね(笑)ジョークですけど。“名前忘れた♪声も忘れた♪パッパッパラッパッパッパ♪”なんて曲を思い出しつつ。(KAREN/"Lorraine")

で、一応送別会を開いてもらえるようで、最初は「別に僕なんかいいよ」って思ってたけど、そういえば前の会社では送別会ってなかったなあってことを思い出して。僕だけじゃなく送別会って文化がなかったよね?生活時間が人によってバラバラとか車社会だったとか色々理由はあったと思うけど(まぁ元同僚の友人は送別会を開いてもらえたという話を小耳に挟んだような気はしますが…)。なので、最初で最後かもしれないわけだし(笑)、せっかくだから送別されとけ、と思いました。まあ誰も来ないかもしれないけど(笑)…ジョークですけど。まあ…誰も来なかったら吉祥寺仲間のかたでも誘って井の頭公園でとぼとぼお花見でもするかなあ(笑)

そだ、昨年は行けなかった毎年のお花見の候補日が今のところ3/28(土)だそう。今年は開花予想が早いのもあり、逆に4/11(土)の頃は葉桜っぽい。比較的早く桜の咲く駒場野公園は再来週頃には咲くでしょうか。そうしたら井の頭線を途中下車して行ってみよう。4/5(日)にQUEでカスタネッツのライヴがあるようだからそこでもいいななんて内心思いつつ。さて、話を戻して。「バカなフリ(駄目そうなフリ)すれば許される」と染み付いてるその感覚が、厳しく言えば…信じられないよね。一応僕はケツバットとか罰走とか通ってきてるからさ(笑)…まああんまりケツバットされたことはなかったけど…(逆に守備の練習に対しては真面目だったから)。

これで怒鳴りたくなる人が居ないのがうちの会社の懐の広さだと思う。そこで自覚が芽生えるか、ぬるま湯にどっぷり浸かるか、だと思います。が、ラクな方に合わせるようになっていってしまう、のが得てしてある“コミュニティ”なんだとは思う…なんて話を元会社の人としていて、そうだなあと思った。んーだから今の若い子たちは“フリをする”のが上手いんじゃないかと思う。でもそのフリを見抜けなかったりしたらそれはコミュニケーションが足りないのかな。わかんないけど。いや、見抜けていないわけないか。でも昔のような体育会系文化できつく言ったところで、交わすのが上手いというか…今の若い子は“聞いて聞かぬフリ”も上手いと思う。

でもなんでしょう。僕も“上司に飲みに連れていってもらう”みたいなこと通ってきてないもんなあ。そういうコミュニケーションを知らない。そういう文化を羨ましくない若い人も居るだろうけど、僕は羨ましい。前の会社で2度キャバクラ連れてってもらったぐらいだなー。“バカなフリをして混ざろうとしてもキミには似合わない”なんてよく言ったもんで(ピロウズ)。…でもそう書いていながら、僕も完全に“駄目なフリ”とかしちゃう方だよな(笑)ちょっとそんな自覚はあるわけですが…。でもそんな自分もう半面を見て、それじゃいかんなと思って、もう半面に火がついて…こうなれたんだとは思うけど、でももし僕が背中を追い続けていたつもりのストイックだったあの子が、“駄目なフリ”をする年下男子とくっついて全くもう伸びていなかったりしたら(ということを知ったりしたら)、それはきっとショックだろうなあ(笑)

せめて、出来る年上男子とか、努力家とか天才とか、そういうのを捕まえていてほしいと願いたい。変な話ですが。“忘れられないからね きっと きっと君のことは”。あの頃の僕で申し訳無かったみたいな気持ちは一生引きずるんだろうなあと思う。引きずった結果ここまで来れたけど。話戻って。前向きな転職話を書いたばかりでなんですが、この期に及んでこの状態というのは(良い風にいうと頼られぶりというか面倒見なきゃいけない状況というか)、さすがにちょっとやばいなあと。自分が仕事をする相手を見定める目も、自分で気付かなきゃいけないものだから何も言わないでいようとは思っていたけど、サマソニの話とか音楽の話している場合じゃないしライヴとか行っている場合じゃないよ、ほんと…。僕もそうだけど、若い人は厳しい言われた時に交わすのが得意なので(笑)、いちいち言いたくもないけどさ。

たとえば「サイトの収益化を目標にしたかった」とか言ってたけど、“本当にしたいこと”なら別に目標なんかにしなくても(プランニングや調査なんて)いつだって出来ることだろうし、結局のところ今の状況見る限りではライヴに行ったり遊びたいが為の体の良い口実にしか思えないけどな。で、周りにそう(=不真面目な人と)思われたら余計に“自分のしたいこと”なんて出来なくなる。ここでもちょっと前に“自分が何をしたいのかわからないと言う人が居て”、という話をちょこっと書いたんだけど、それ以降もそのことについて考えていて、そして人と話していて「あー」と思ったことなんですが…「自分のやりたいことがわからない」のは、「自分に何が出来るかわからない」すなわち「自分で行動を起こす自信が無い」から、“本当は自分が欲しているもの”があっても、それを露わに出来ないのではないか、と。

当然、いくらやりたいことがしたくても、自分にそれに見合うスキルが無ければしたくても出来ない。僕の今回の話もそうだよね。たとえば3年半前浜松から東京来る時この会社受けてても絶対通るはずがない(当然そんなの分かりきっていたことです)。そんな一直線でどうにかなるものなんてそうそうない。でも、段階段階を踏んで、その間自分に対して肉付けを行ってきたから為し得る事が出来るわけで…(……まあ多分恋愛もそうなんでしょうけど……(笑))。で、その“スキル”…それは僕が言うと技術みたくなっちゃうけど、企画力だって当然そうだし、“コミュニケーション・スキル”だってそうでしょ。というかきっとそれこそが一番大事で、僕がこの会社で身に付いた部分はそこなんじゃないかなあ(むしろ別に技術力なんてさして伸びてはいない)。変な言い方すれば“根回しする能力”というか…。

この会社入った頃、“ネゴシエーション”について色々言われて、はーなるほどな、と。技術というより、コミュニケーション能力を…というのが僕の課題とは分かっていたけど、(今もまだまだだけど)でもそれでもだいぶ成長したと思うのです、その辺。たとえば、インタビューのような仕事をさせてもらったことも…「好きなアーティストに会える!嬉しい!」というようなことが無いわけじゃないけど、でも最初から“経験として自分でコンテンツを作ることをしてみたかった”って気持ちがすごくあった。結構色んなことを“経験”“スキル”“能力”という風に置き換えていた気がする…から、今の自分があるような気がする…し。それに関しては、相手について調べること、相手について知ること、相手から話を引き出そうとすること、言葉を選ぶこと、そういう色んなスキルにおいてとても経験になったと捉えているのです。

なんだかんだで僕も自分の好きなことを仕事にしたくて、でも人気のあるテーマやコンテンツで仕事が出来るなんて思わなかったからさ。それ以前に、自分の武器を必死で磨いた(プログラミングだって独学だから!)。“だから今の会社に入れた”し、今この会社でも忙しくなるのを分かっても自分で手を挙げて飛び込んでいったからこうなれたわけで…忙しくなるのが嫌な人、自分で手を挙げない人、“今すべき仕事を出来ていない”人が“したいことが出来ていない”のは、結局は仕方無いことなんだろうし、多分その自覚があるから自分を守る意味、言い訳や逃げ道を作る意味での“自分がしたいことがわからない”なのではないか、と分析。本当の本当に“やりたいことがわからない”人は、絶対仕事していないもん。というか、僕はそういう側も知ってるもん。ハローワークの就職セミナーとか受けてますからね(笑)

だからね、結局そこで自分で殻を破れるかどうかが、本気でやりたいかどうかの壁だってことだと思うし。考え方が逆なんだよね、なんというか…“やったことが無いから自分には出来ない”んじゃなくて、“やったことがないから、やってみよう”じゃなきゃ、“出来るかもしれないことも出来ない”と思う。ちなみに今回の僕の話も、本職システム屋なはずなのにこの“音楽の知識、コンテンツ経験”があってそれを一つの武器として捉えたからこそ、動くことも辿り着くことも出来たものだと思う。東京来る時は漠然と“せっかくだから音楽のコンテンツで”みたいな気持ちがあったけど、今回は単純な好きとか憧れとかそういう次元とはちょっと違ってる。

…なんかえらそうなこと書いてるなあ、と思いながら(笑)うーんでもだって“自分のやりたいこと”なんて何より自分自身のものだし、それが分かってスイッチが入るか入らないかは、すっごく紙一重なことだと思うから。だからこそ、変に自分に言い訳や逃げ道を作って、例えば外部要素を理由にしたりしていたら、そんなのただの“時間の無駄”だと思うから――なんて人と話しつつ、「…でもまぁ、時間が解決しますけどね、結局」なんて言って(笑)うん、否が応にも年も取るし新たな社会人も増えるし会社の環境も変わり続けるから、その中で気付くこともあるだろうし。結局のところ僕の暗闇も時間が解決してくれた、ような気がしているから、そんな風に思っちゃったりする(その辺の考え方のゆるさも同居している)。でも僕自身に関しては、今でも“一番後ろからスタートを切っている”自覚があるから、多分30過ぎまでは迫り来る時間を気にしながら、気持ち焦るように、仕事を頑張るんだと思うよ。“なるようにしからない”けど、“なるようになる”よう仕向けるのは、自分自身だから。


で、“そんな話している場合じゃない!”の(笑)、サマソニ。ヴァセリンズ来たねえ!昨年再結成の報は出てたけど、まさか来日が決まるとは!あとTFC。この2つがラーズの年みたく同じ日にならないかなー…(完全にSONIC、って感じです)。しかしMogwaiはフジに来るかと思いきやサマソニとはね。マーキュリー・レヴもそうだけど、フジっぽいバンド、SMASHっぽいバンドも全部取られているような…。僕もフジ派かサマソニ派かで言ったらフジ派だけど(まあそれ以上に朝霧派ですけど(笑))、このメンツ見て、フジが今年のサマソニのメンツを上回れるとは到底思えない。いや、上回るなんて期待はしちゃいないが。下手に期待したら思った以上にしょっぱいものになるんじゃないかという(行けるかわからないとは言え…)。当然グリーンステージは豪華な名前が出揃うだろうけど、全体的に見た時にはねえ…。

…迷案を思いついた。フジとサマソニをリーズ/レディングみたく、苗場、東京、大阪にすればいいんじゃないか(笑)3日間あれば全部ローテーションさせられるでしょ。したらブッキング費浮くし。キャンプ派、自然派は苗場行くだろうし。…まあでもそうなったら、なんだかんだでみんな東京や大阪で済ませちゃって苗場はガラガラなんだろうけどなあ…(笑)…でもこれだけサマソニSMASHっぽいのが出てると(昨年もそうだったけど。逆にフジにBloc PartyKasabianが出たり)、フランツとアークティックの交換とかあったりしそうじゃない?(…これは完全に僕の妄想ですが、下手に当たったりすると怖いのが、今後は音楽話書けなくなる気持ち。)

まーでもフジにあってサマソニに無いのってやっぱHEAVENやORANGEだと思うし、結局本心ではあの辺が好きな僕が居るのも事実。マイブラは別にフジのあのグリーン・ステージじゃなくてマリンスタジアムで見たとしても、同じぐらい感動したと思うんだけど(笑)、例えばマイス・パレードのあの空間はフジじゃないと成し得ないものだと思うんだよね。とかそういうことを思います。まぁそこばっか強くして行ったら全然ロックじゃなくなりますけど…。ただ、サマソニが昨年今年とRiverside Gardenからの写真をメインの写真としているところは、自然への憧れというか、時代の“エコや緑”を強調し出しているところに協調しているのかなと思わなくもない。

さて。3月の西日本旅行について色々考えてて、とりあえず休みは11〜16日で決定。この間をどう過ごすかなんだけど、広島まで行く理由が今更ながらなくて…(笑)“行ってみたい”って気持ちだけ…。ふと「ライヴとかそういう目的があったらなぁ」って思ったのが良くなくて、滞在を予定してた11〜13日の間だけだとバンバンバザールDXぐらい。それ以降でも(広島から直接飛行機で東京帰るようなスケジュールで考えて)16日のジェッジジョンソンとか。岡山とか神戸とかもそんなに無くて、大阪や京都はめぼしいのはもう売り切れてて。13日のOGRE YOU ASSHOLE@京都はなかなか良いのですが、13日に京都とか全然こっち側(東側)じゃん、って話で。となると、14日の試合の後に広島へ移動するようなスケジュールも考えられなくないよなあ、とか思い直して…(15日はビッグアーチで試合もあるから)。

…ていうかオウガもジェッジも東京でいつでも見れるだろ、と(笑)…「でもせっかく地方行くならそれはそれでライヴハウス行ってみたい」なんて気もするし…んーー。そして10日も実は万博でACLがあることや、11日には等々力でACLがあることにも気付いたり、当初立てたスケジュールだと、逆に浜松に居る時間が無くて、浜松の友人とはほぼ会えないなーと思ったり(まあいいか。どうせまたジュビロ見に帰るか(笑))。などなど色々迷っております。ついでに言うと3/14のFACTORYのメンツがやばいのですが(スペアザ、ボノボ、アヴェンジャーズ)、東京に居ないっつうの!なんかこの週に限って結構そういうの多いんだよ(笑)なんだかなー。

…でもとりあえず関西に行った際に会いたい人ってのは何人か居て、名古屋で一人(これは帰ってくる中で最後。)、大阪で2組(ガンバサポ家族は勿論のこと、あとこれも是非この話を報告したい古い友人)、兵庫(Not神戸)で一人。そういうところで先にスケジュール立てれば良いか。広島で会いたい人とかが居ればベストだったんだけどねー。いや、一人会いたい広島人が居るんだけど(これも10代の頃の…知人?)、連絡が取れないからなあ。それじゃ仕方無い。…しっかし改めて色々考えると、西日本へ行く機会って本当に珍しいというか、出張や修学旅行以外だと15以降では初なわけなので。ネットだと結構仲良かったけど(西の人だから)会ったことがなかった人って一杯居るな。とは言え全部僕が高校生の頃の話だから今更連絡取れるでもないんだけど、東京で会った人の数を考えれば、「居ないなあ」って。

本当はほんと、色んな人に感謝を伝えたいんだけどね。そういう人が見てくれているかはわかんないけど…多分、見てくれている人が思っているより、僕は“忘れていない”と思うよ。勉強は出来ないけど記憶力は良いので(笑)なんかね、すごくそう思います。近年は「一人でも強くやってきた」みたいな意識があったとはいえ、でもそうなれたバックボーンとして…なんだかんだであの頃色んな人とやりとりが出来たことが、支えって言うと違うかもしれないけど…生きてきたものがあるんじゃないかなあ、って気がする。(語弊がありそうなので、恋愛的なニュアンスでなく、人として→)年上にこそ興味津々になるのは、そういう積み重ねが大きいと思う。

というわけで、万が一西日本で会えそうな人が居たら連絡下さい。その日帰ってきてテレビ付けたらマンU-インテルがやっていた。CWCの時よりもよっぽど、こういうところに普通にパクチソンが居ることがすごいと思う。アジア人がどうとかお隣の韓国だからどうとかじゃなく(そういうのは興味無い)、普通にJ2でプレーしていた選手だし、普通に味スタや国立で見た選手だから!あの頃の彼のどこが、他のJでプレーしていた選手との差なのかなあ。高原なんてあんなキレキレだったのに。そういえば俊哉がユトレヒトでオランダ初ゴールを決めた時の相手が朴の所属してたPSVで、試合後に日本語で会話をした、なんてエピソードが昔あったような気がする。

朴がJでプレーしてた頃は正に俊哉の充実期。そんな俊哉はロッソだもんなあ…。朴もいつかは地元のKリーグとかに戻ってプレーするんだろうけど、その前にパクにとって最初のプロクラブであった京都は任天堂マネーで獲得すべきだと思いますよ、ほんと。…でもパクが戻って来ても「大物外国人を獲得!」なんて感じ一切しないんだろうなー、マンUでこれだけバリバリやってる選手だというのに(笑)なんというか、松井は人生において良いライバルを持ったよね。とかなんとか、そんな感じで今週はこのエントリに続く。土曜日はゼロックス見に行きます。タイトルのカスタネッツの次のライヴは3/7(土)ザーザーズー。その週末、旅行前に髪を切りたい。


木曜日は元会社の人と飲み。二人して全然食べなかった&話す割に飲まなかったので、二人で4,000円。安い。安いことはいいことだ。で、遡って21日に人と飲んでいた時に「男性が魚の骨をきれいに取ると女性としてはグッと来るんだよ」みたいな話をされていたのですが(その場の女性二人満場一致でした)、この日飲んだ男性が正にすっごくきれいに骨を取っておりまして!「うっわーなるほどなあ」と思った。男の僕でもぐっときました(笑)僕はもうほんと魚とか汚く食べちゃう方なので(笑)「いや、魚の骨とか本当に苦手で。だから細かく取るのに慣れちゃっただけなんだけど」と謙遜しつつきれいに骨をとる姿を、僕は尊敬の眼差しで見ていた(笑)

あと21日の方の飲みの時には「男は卵でとじておけばいい、って言葉あって」と言われて、僕はすごくハッとさせられたのですが(本当にハッとした顔をしていたらしいです)、でも検索したら「卵でとじるように黙らせておけばいい」という意味だそうです。なるほどー。でも別に喩えじゃなくても、卵でとじられているものは大概好きな気がする…。僕の場合、カツ丼が何より大好きなので、というだけですが。木曜の話に戻ります。色々タメになる話や刺激になる話を、お互い出来たのではないかなぁと。でもどこの業界もやはり今不景気だそうで、「今後、どんどん変化の時が来る」という認識は一致していて、「正直言って、憧れとか無しで言えば、今後尚不況になる環境に飛び込むわけじゃない?」といった話をしてくれた相手も、何気に初めてだった気がする。けど、改めてそこで気を引き締められた、と思う。

でもそれも自分でも思っていたことだったから、自分でそういう準備が出来てんだなあ、と。ある意味そういう思考回路も上の方で書いていたスキルの一つなんではないかなぁ。人に言われるであろうことを読むのも一つの能力として捉えてみるというか…。読む、というのは別に“心を読む”ようなんじゃなく、言われる側の自覚や自己分析がどれだけ出来ているかで。で、この日の話の中で、「でも“上にいけるところまでいこう”と思ったんですよね」みたいな話をした時、「好きなことだけ出来れば良いって人だと思っていたから、そういう“上へ”って言葉が出て、ちょっと安心した」と言われて。ああそっか、僕ってそう思われていたんだなあ、って。

まぁ今後も“好きなこと”の延長線上ではあるんですが、そうだなぁ…でも自分のことだけしか考えていなかったら、“上へ”なんて思わなかったと思う。別に僕はそんな理想高いわけじゃないし、プライドが高いわけでもない。「このままの君でいい」なんて言ってくれる人が居たら僕はとっくに成長が止まっていた、とは前も書きましたが、僕自身は普通の幸せさえ手に入ればいいと思ってる…けど、その普通の幸せがさ、手に入らんわけですよ!(笑)結婚願望とか子供願望が強いのは前から変わらないけどなかなかそこが進まないわけで(笑)、ああじゃあ僕が人としてもっと魅力的になるための一つの手段として“仕事”があるわけです。たとえば、服は重ね着しようにも限界がある。けど、一番“時間を費やせば費やすだけ返るものがある”のが“仕事”だと思うんだよ。まあ、ここまで来た以上は今後は「自分自身の今の状態を保つ」というのすら難しくなってくるから、今後はもっとより仕事を頑張らなきゃいけないなあって思って…気が引き締まることだらけなんですけど。

でも、“まだ足りない”と思う、きっと。そのステージも決して辿り着くことが目的ではないから。そんな感じで、木曜のお話は本当に良くって、こういう人たちと出会えたことも財産。特に違う業界で違う仕事をしている人の考えていることって、やっぱり面白いよね。人から言われて自分が自覚することって沢山あるし、3月はよりそういう機会を増やしたい。さて、最後はそれ以外の話。伊藤淳史がバッティングセンターでお金入れたら桑田が出てくるコーヒーのCM、あれ最高だよね。桑田全盛期に野球少年だった身としてはさ(笑)あれは夢の中の夢だわあ。“ 桑 田 ”ってユニも良いんだよ。あのCM考えた人、偉い。会社の自販機に「LEMONS LEMON」ってレモン系飲料が今あって(これ)、それを見るたび"Pain's a Pain"を思い出すのはたぶん僕だけだと思う。風邪ひいて喉が痛いので今日は飲めなかったけど。

あと音楽話。この中からあとどれだけのメンツが来日するんだろ、と思いながら。あと今更なのですが、パニック・アット・ザ・ディスコがすごく良いことに気付きました。何気に全然聴いたことなかったんですが、ライヴの音源聴いてたらめっちゃくっちゃいいなあと…なんで気付いてなかったんだろ(笑)昨年来てるから今年は来ないだろうなあ…。あとPhoenixのオフィシャル・サイトでDL出来る新曲聴きました。エレクトロっぽい音使いが目立つけど、でも基本的には3rd路線だよね、これ聴く限り。3rd路線ではありつつも、でもエレクトロな音使いが目立ちすぎてて、「3rdと同じ」という印象は受けない。Phoenixは毎回毎回結構ガラっと変わるなあ。だから逆に飽きないかも。これを聴いていて改めて、Phoenixは明らかに他のロック・バンドとは違うセンスを持っていることを感じます。一線を画してる。"Too Young"の頃からそうっちゃそうなんだけど。フランスだからなのかねえ…(Orwellとかもそうと言えばそうだし…Orwellの昨年の新譜はまだ未チェックです。)。Phoenixなんて正にサマソニ来そうだなあ。リリースのタイミング的にも、少なくとも、フジロックに出そうなバンドではないよね(笑)都会なバンドって感じです。そんな感じです。