メッセージ・ソング?

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか。

大友良英“アンサンブルズ2010―共振”展 @ 水戸芸術館 / 藤本荘介“山のような建築 雲のような建築 森のような建築” @ ワタリウム美術館 / 篠山紀信“Team KISHIN from AKB48”@ hiromiyoshii roppongi






2週間空いてしまいました。前回、大友良英“アンサンブルズ2010”展が気になると書いていた通り、先週の土日に18きっぷの残り2回分を使って吉祥寺〜白河〜二本木〜郡山〜水戸〜吉祥寺…っていう旅行をしようと計画を立てた。9日日曜は展示の関連イベントとしてのコンサートもあったのでちょうどいいんじゃないかと。思っていたけど、まず土曜日起きれなかった。その時点でまず東北の城巡りを諦めた(意志が弱い)。水戸は日帰り出来るし明日(日曜)行こうかな…と思ったんだけど――半年ぐらい前に買って一度もパッケージを開けていなかったドラクエ5PS2)の存在を思い出し、土曜に始めてしまったのが運の尽き。ハマった。日曜、「来週でいいやー」と思っちゃってやっぱ行かず。ついでに言うと10日もはっきり言ってそのせいで起きれなくって、チケット買ってあったのに国立に行かなかった。面白い試合だったし行けばよかったな…。国立行っていれば連動して他の色々なところにも行けたのに。今年は何一つ計画通り行っていない(笑)うーん、良くない。

改めて仕切り直し。順番が逆になるけど、吉祥寺〜水戸〜郡山〜二本松〜白河と巡る計画を立てる。日曜は夕方からフットサルがあるので先週と違って日曜をフルに使えないのが痛いが。土曜の朝ホテルを予約し、予定通り駅到着。18きっぷを提示して通ろうとすると、駅員さんの反応が鈍い。「押してくれないですか?」と言うと、なんと「18きっぷは10日までなんですよ」という衝撃的な答え。ええ、マジで?見ると確かに1月10日までと記載されている…。そりゃ押してくれる筈がない(笑)いつのまに10日までになったの?知っていれば先週「来週でいいや」なんて思わなかったのにー。ちゃんと確認していない僕が悪いんだけど。10日短くなるのはデカいぞ。春もそうなんだろうか(気をつけなきゃ…遠征計画に大きく関わる)。さて、この時点で一気に予定が白紙。気分は完全に旅行モード。ウィークエンドパスを買えば同じ工程はこなせるけど…8,700円。18きっぷ2回分みすみす失った上にこれか。たぶんそこまでの工程じゃないよなあ。考えた末断念。ホテルもキャンセル。

でも部屋に帰る気分でもない。悔しいのでホリデーパスを買って日帰りで水戸へ行くことを決める。大友さんの展示は見たかったし。うーん…ほんと今年は何一つ計画通り行っていない(笑)ホリデーパス、存在は知ってたけど買うのは初めて。特急も(18きっぷと違って)特急券だけ買えば乗車可能だったので、上野からはスーパーひたちで水戸まで。道中、「やっぱ悔しいから2月の3連休は3連休パス買ってどっか行こうかな…」とか考える。キャンプ遠征よりは安い(笑。鹿児島もスカイマークが就航するようになったおかげで、昨年と比べると安く行けるんだけどね。でももう早割21とかが売り切れちゃってるので、そう思うとあまり安い気持ちになれなくなるというか…)。個人で来るのは昨年5月、Sense of Wonderの時以来。その時行かなかった水戸城跡、弘道館にも足を運んでみる。そして水戸芸術館での大友良英“アンサンブルズ2010―共振”展。わざわざ水戸まで来た甲斐があった!すっごい面白かった。これも音楽だよなあ。最後の週末なので人も結構多かった。

年末に片付けをしていたら、ちょうど1年前のSound & Recording Magazineが出てきた。テーマは“テン年代音楽の行方 これからの10年はどうなる?”。津田大介さんみたいなネット人間や、亀田誠治さん×蔦谷好位置さんといったアーティスト/プロデューサー本人、そして大友良英さん×渋谷慶一郎さんは“音楽という枠組みからの越境”というテーマで対談をしていた。その中で山口でのENSEMBLES展の話になって、大友さんが「準備に○百万と掛かって、入場料が500円じゃ元が取れない、割に合わない」ということ(ちょっと手元に雑誌が無いので言葉は違うかも)。今回の展示を見て「確かにこりゃ割に合わないわ」って気がした(笑)ちなみに今回の入場料は800円。素材の一つ一つは…それこそもう聞かれないであろうカセットテープやCD、レコードもなのかな、それらの再生デッキ、ポータブルCDプレイヤー。ハードオフのジャンクコーナーにすらもう置き場がないものも一部にはあっただろう。忘れられた音楽機。イヤフォンのコードを絡めた装飾。音が楽しい。色んな楽器に電気に繋いで楽器が自動で音を奏で出す。でもそれはメロディは奏でない。もっと自然な“音”。様々な音の組み合わせ。うん、楽しい!

先ほどの対談の話に戻ると、最初の津田大介×高橋健太郎さんの対談から始まる。どちらかと言うと、今後の音楽ビジネスを憂う話からだったような(うろ覚え)。そして実際に音そのものに携わる、亀田さん×蔦谷さん、大友さん×渋谷さん対談と続く。そういう流れを見ていて感じるのは、アーティストの方がすごく自分達が今置かれている立場、すべきことを前向きにリアルに真剣に考えて・捉えているというか。内田樹さんが最近使う言葉で言うと、身体性っていうか。それはインディーで活動するアーティストが増えたのとか、メジャーへ来るにもちゃんと地に足がついたアーティストが増えたとか。ハイスタがインディーで50万枚売り上げて、ネットで違法DLが活発になって、モンパチが同じくインディーでミリオン売って、あれからもう10年。とっくにアーティスト自身はその現状に対する免疫も意識も出来てタフになっている。若手アーティストのインタビューとかを読んでも「自分たちでリスナーに届けていくこと」に対してすごく戦略的になってきている印象を受ける。

10年前はオフィシャルサイトが無いアーティストなんてザラ、レーベルのオフィシャルサイトですらあやういものであることも少なくなかった。アーティストオフィシャルサイトこそあっても、アーティスト自身がその場で活動をしていく、というのとはまた違った。アーティストがファンに直接何かを届けられる環境も整ったし、音楽業界は厳しいと言われる状態を経て、アーティストは強くなった。そう考えれば、憂うべきことだろうか。もうどう足掻いたってビジネスモデルや価値観は変わらざるを得ない。でも、だからなんだ。どうせ本質に沿うものしか生き残らないし、なるようにしかならない。でも音が楽しい限り何らかの形で成立し続けるし、そこにビジネスモデルもついていくだろうし。今はその再構築段階なんじゃないか。僕自身が積極的に何をしたいというのは全く無いけど、音楽の楽しみの本質は忘れずにプロセスを見続けたいし、そう考えさせられる――まだ色々な音楽の形があるなって思わされた展示でした。10年後は37歳か。イヤだな(笑)その頃、僕はどうなってるんだろうなあ。

水戸芸術館から徒歩10分ぐらいの“キマワリ荘”(という民家)での関連展示も見る。こちらは写真撮影OKだったので撮らせてもらいました。水戸芸術館へ戻る。ちょうど今日、広場で大友良英さんと今回のプロジェクトに参加している矢口克信氏による“長靴即興演奏会”なんて催しがあった(サイトに載ってなかったから知らなかった。元は12月にやる予定だったイベントが順延されたものだそう)。面白そうだしせっかくだから見たかったんだけど、開始時間が16時46分。17時06分の電車で水戸を出る予定なんだよな…芸術館から徒歩で20分、バスで10分ぐらい…しかしバスはタイミング良く来るかわからない…。とりあえず2、3分だけでも見よう!と思って時間気にしながら待っていたんだけど、始まらなかった…。結局見れぬままその場を離れた。残念。バスにはタイミング良く乗れて、電車にも間に合った。その時間の電車で出る目的があみプレミアムアウトレットに寄るため。だったので、まあどっちの方が良かったかというのは難しいところ。23時頃帰宅。そんな1日。

日曜の話も明日追記したいと思います。

MOTの今の展示(オランダ/トランスフォーメーション)とか、1月中が会期の展示のチケットも幾つか買ってある。それらも1月のうちにかけて見て回るつもり。日本代表がアジアカップ中だったり、ジュビロは成岡に次いで上田まで抜けてしまい、サッカーのことで書きたいことは色々あるので。また別立てでエントリを書きたいなあと思います。