ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Scoobie Do @ 日比谷野外大音楽堂

スクービー・ドゥーの10周年ライブ、"Royal Funk-a-lismo!"へ行ってきました。行ってから2週間以上経った後から書き始めているので…終わった直後の温度で書くことが出来ないのですが、本当にこの日のライブは最高で、今年の上半期のNo.1――だけではなく、これだけ最高だったワンマンライブと言うのは、おそらく自分にとって初めてではなかろうか?今更伝えようにも伝え切れない部分は大いにあり…ただ言えることは、あの場に居られて良かった。最初はわざわざこの為に(笑)東京まで来ると言っていた友人の付き添いぐらいに思っていたのだけれど、5曲目ぐらいでもうすっかり忘れていたね。本当に最高でした。そんな日の記憶を書き起こしたいと思います。

前日は土曜だけど休日出勤で、終電で1時頃に帰宅。休日のオフィスは何故かエアコンが掛かっておらず、物凄い暑くて消耗したなあって思っていたんだったはず。だから翌日に備えて早目に眠りたかった気持ちはありながら、帰宅後は確かW杯の決勝トーナメント1回戦を見て。結局アルゼンチン-メキシコを朝まで見ていて、見終わったところで就寝。個人的な優勝予想はアルゼンチンだったのだけれど、メキシコは本当に見ていて好きなチーム(フィジカルや技術で特別優れているわけではなくとも、本当にチーム戦術がしっかりしていて、選手の動きに統一感とアイデアがある!)で、この段階で当たってしまったのは惜しかったな。

昼過ぎに起床したんだったかな。15時15分開場で16時開演だったので、まあ今回は指定席だし15時半頃に会場集合と言うことに前日していた。14時48分の急行で吉祥寺を出たんだった記憶がある。渋谷、見附で乗換えて15時半頃に霞ヶ関に到着。野音の入り口で友人と合流、チケットを受け取る。何時間か前に起きたばかりなのに食べ物とアルコール類を何本か購入し(まあ食べ物は起きてから食べていなかったので)、いざ入場。おそらく席についたのが15時40分ぐらい。

部屋を出て吉祥寺へ向かっている頃には雨が降っていて、レインコートも持参して友人にも「降ってきたよ〜」なんてメールしていたんだが、会場に着くと止んでいました。日比谷公園及び野音で来たのは初めてだったのですが、非常に良い雰囲気。会場内は思ったよりも広くなく(遠さがなく)、ステージが近くて(野外では平面の会場でしか見て来なかったから近く感じたのかな。)、席も思ったより大きかったので、とても快適に過ごせたように思う。

外(入り口付近)でも全然音聴こえていたから…飲食物の調達にも困らないし、何も無い時にでもふらっと来たら楽しいんだろうな。自転車で。会社から4km弱。全然(自転車で)来れる!…あ、でも自転車だったら一応飲んじゃ駄目か。難しいな。友人は新橋から徒歩で来たそう。改めて地図を見ると歩ける距離なんだなー。路線図は把握出来るようになってきたけど、改めて地図で見るとこういう距離感なんだなー、って…わかっていないことはまだ沢山あったりする。

大きなDJの音を聴きながらも、久々(っつっても1ヶ月前のRock On The Rock'06以来ですが)で話に夢中になっていた。ので、DJブースが下げられても「そろそろか…」と言うような感じもなく、ステージ上に白いスーツの人が現れた時は正に不意をつかれたと言う感じ。盛り上がる周囲を他所に、僕はまだ眼鏡掛けていなかった(そして裸眼で見える距離でも無かった)ので「あれ誰?」と友人に聞くと「猫ひろしだ!」との答え。あー、本当だ。白いスーツはコヤマシュウのようで、でも中のTシャツはいつもの赤い「猫魂」だ(笑)舌足らずの「ファンキーメロウフロウ…」「ウィーアー? ウィーアー? スクービーー、ニャーー」は…緊張感を解く物凄い良い演出だったと思います(笑)つかみがいいなー。

仕切り直してSEの"A Chant For Bu"に合わせ、Scoobie Doのメンバーが登場。コヤマシュウがいつもの白スーツじゃなく黒スーツだ!新しいアルバムの黒っぽさ仕様なんでしょうか。いつもの台詞から入り(やっぱ猫ひろしと違ってキレがあるな(笑))、ライブスタート!さて、どういう順番で書こうか迷ったんだけどやっぱいつも通りまずセットリスト。見ながら思い出す。因みにScoobie Doを見るのは2ヶ月ぶりぐらいでこれが3回目です。

01. FLASH!
02. Funk Of One Nighter
03. Disco Ride
04. Plus One More
05. OH YEAH!
06. ?
07. 茜色が燃えるとき
08. Rock'n Roll
09. Breakin' Beaters
10. Star Dread
11. 勝手にしやがれ
12. ?
13. ゆうべあのこが
14. Walkin Around
15. Believer
16. PARADE
17. 最終列車
18. ビーチパーティー
19. 風の恋人
20. ラストナンバー
21. アフィルグ
22. Back On
23. Funky New Day pt.3

[第二部]
24. A Chant For Bu
25. Swingin' Rebels
26. 路上のハードボイルド
27. 愛はどこだ
28. Steppin' Loud
29. BATDANCE
30. What's Goin' On
31. ?(いつもやっているインスト)
32. やっぱ音楽は素晴らしい

[ Encole ]
33. 月光
34. 音楽を鳴らすように
35. GET UP
36. ?(いつもやってるイエイエーオーライって曲)
[ Encole 2 ]
37. 夕焼けのメロディー

今回は席もあるし、まあ僕は「踊り狂おう!」的な気持ちで行っていたわけではなくゆるい気持ちだったから、曲名をメモ取ってたんです。わからない曲も何曲かあって(過去のフルアルバムに収録されているやつは聴き直して埋めた)、他所でアップされていたセットリストと結構違う部分があったりしたんだけど(笑)、まあいいや。と言うか、どこかで"Funk-a-lismo!"をやったはずだけど書いてないし、"Beautiful Life"もやっていないはずがないんだけど書いていないし。その辺の集中を切らす程度は引き込まれていたんだと思います。

まずは今回のアルバムから3曲。その後は新旧織り交ぜながら曲が続く。MCがとにかく面白くって、本当にコヤマシュウってすごいなーって思いながら見ていたのですが、色々あり過ぎて覚えていないので思い出そうとはしないことにします。途中MOBYによるドラムソロがあったりしたんだけれどそこでのコヤマシュウの話術のセンスが素晴らしかった。この日は結局(ずっと曇りではあったが)雨は一滴も降らず、時間帯も早かったから酒もうまい。すすむ、まわる。スクービーに引き込まれるのは、このトークの占める割合は小さくは無いと思う!

前回見た時に「野外より中の方が映えるのかな」なんてこと書いているんですが、今回は全くそんなこと忘れてて、5曲目ぐらいでもう「今日のライブは多分最高のライブだな」って思ってた。やっぱこういう明るい時間帯で野外でのライブって楽しいなー。なんかもうこの辺は良過ぎたよ、条件が(笑)前方はコール&レスポンスで盛り上がりまくりで、僕の隣の席の人がまだ来てなかったから僕の辺りはまだスペースがあって楽だったんだったかな。本当に楽しい。"勝手にしやがれ"でもう11曲目。時間が過ぎるのが早い、が、まだ明るい。

"ゆうべあのこが"かその前の曲辺りから、パーカッションの人(ナガノタイジさん?)とKeyに高野勲さんを迎えて6人編成で「メロウスタイル」とか何かでゆったり目の曲が続く。「まだ長いから今の時間は席離れてトイレなり酒なり行ってくれていいからよー」とかそんなMCがあり、僕も席を離れてトイレ行ってお酒も買いに行きました。半年ぐらい前に昼間からビールか何か飲んでて「これがワンカップに替わったら君もおっさんの仲間入りだよ(笑)」とか言われた記憶があるんだが、この日は明るい時間帯からワンカップ飲んでました。うー。

"ラストナンバー"を最後にまた4人編成へ。"月曜日の朝からとってもいい感じー"と、アフィルグ。それにしてもこの日は土曜日みたいな気分だった。日曜だけど。休み今日だけなのに、また明日からのこと考えると憂鬱だなーとか言ってた(笑)この勢いで割と新しい曲の"Back On" "Funky New Day pt.3"と続く。ここで第一部終了。僕は今回第一部、第二部と分かれていると知らなかったので「あ、そうなんだ…」と思ったのだけれど、それにしても二部制の割に長い。まだ空は多少明るいが、もう20数曲。まだあの曲もこの曲もやっていない。この時点で最高のライブにならないなんて、もう考えにくい状況ではあった。

第二部。ナガイケジョー、MOBY、マツキダイジロウの順に現れ、各自がおもむろに演奏し出したのは実際の演奏での"A Chant For Bu"。コヤマシュウが現れ、曲の中でホーンが入るであろうパート…で、生のホーンの音が鳴り響く。Soil&"Pimp"Sessionsのホーンズ、元晴、タブゾンビが登場。外部メンバーなのに、外部メンバーとは思わせないような馴染みっぷり(受け入れ側のスクービー含め)。本当にすごい!会場も高ぶらないはずがない。こうして第二部開始。

コヤマシュウの存在感は相変わらずなのだが、新たに脇を固める形となったSoilの二人のパフォーマンスも見てて楽しい。"BATDANCE"はCDでは変な感じのインストだなーって印象だったんですが、この雰囲気の中で演奏されるにはこれ以上のキラーチューンは無かったんではないかと思える程の盛り上がり、キレっぷり。女性の3人組のダンサーをステージ上に迎え入れ、完全にメーターを振り切って突き抜けたのはこの曲だったんではないかなと思います。盛り上がりっぷりが異常(笑)

コヤマシュウの「ワッツゴーインオン!」の声で"What's Going On"。4月に4人Verは聴いていたが、やっぱホーン付きだと更にかっこいいなー。2番のサビ前頃にターンテーブルが運び込まれ、会場は一際歓声が。そしてサビでRhymesterの3人が登場。Mummy-Dは昨年3月にマボロシを見て以来かー。それにしても、あの頃は「やっぱこういうのあんま好きじゃないのかなー」って視点で見てたもんだけど、何か今となっては全然そういう印象でもなく、普通にかっこよかった。

"What's Going On"の次はいつもやっているインスト。ここから最後まではパーカスの方、高野さん、ダンサーの女性3人、猫ひろしも交えてのステージだった…はず。これは最後の曲だけだっけ?このインストからパーカスの人と高野さんは入ってコヤマシュウが「丁度11人なんだよな」「日本代表と違って決定力がある」とか「FWが11人だからな」なんて言っていたのは覚えている。

ただこういう発言される前、Soilの2人が現れた時に自分の中では「あ、3トップ(コヤマ、Soilの2人)になった」って印象があって、Rhymesterが登場した時に5トップ(3人+宇多丸Mummy-D)って印象があって…全員FWとは思わなかったかな(笑)MOBYがGKで、パーカスの人、高野さん、DJ JINが3バックで、マツキ、ジョーが中盤…みたいなことを考えていた(笑)

しかし攻撃的なチームであることは間違いない。客はもう踊り狂い、席関係なく通路で踊る人も続出し(釣られて僕も)、「ダンスパーティー日比谷!」のコールアンドレスポンスはこの日一番の客からの声だったんではないだろうか。続けて"やっぱ音楽は素晴らしい"。ここではダンサーの3人、猫ひろしもステージ上に迎え入れ、正に大団円を迎えた――と言う感じ。

煽り系のかっこよく面白いMCばかりではなく、(「10年とか言うけれど、全然大したことじゃないぜ、これからだぜ」的なことも言いつつも)「"シュウちゃんさ、俺バンドやりてぇんだ。"と言うリーダーの一言から始まったバンドだけどさ、ついにこの日が来たんだ。」的な、ちょっと昔を振り返って遂に辿り着いたぜ、と感傷的にもなるようなMCが含まれていたので、もうファンにとっては泣けるライブだったんだろうなー。本当に感動的で、最高なステージだった!!

もう最高って幾ら言っても伝えきれない素晴らしいライブだったので、あの曲もこの曲もやっていないけれど、ここまでやられたらもうアンコールなんて強要出来ないよなーと個人的には思って(笑)いや、多分会場の雰囲気自体がそうで(ここまででもう30曲以上やっているし)、「どうするんだ、アンコールあんのか…?」と言う半信半疑な雰囲気が手拍子に現れていたと思うのだが、段々「……ンコール。アンコール。アンコール。…。…っこひーろし。ねっこひーろし。ねっこひーろし。」と自分で手拍子とコールをしながら猫ひろしが再度登場。

最初はアンコールって言ってたけど、途中から猫ひろしコールに言い換えていた(笑)猫ひろしがいつもやっているネタをやった後(こういう雰囲気だからもうとにかく面白くて、何かまた緊張感が解れる良い演出だったと思う)、もう一回手拍子。そしてScoobie Doの4人が登場。しっとりと"月光" "音楽を鳴らすよ"を演奏し、MC。覚えていないんですが、比較的感謝を述べるようなMCの中で「4年前にさ、こうなることを予言していたやつが居るんだ。」「リーダーは予感していて、この曲を作ったんだ。その曲をやります。」と言って、アンコール3曲目。

「あはは、なんで10周年なのに4年前の曲なんだろ」とか始まる前に言ってて。次の瞬間、(もう僕はアンコールしないでいいやぐらいだったからすっかり忘れていた)"GET UP"のイントロが鳴った瞬間、涙腺がプツンと切れて、涙がボロボロボロボロ(笑)別に僕はすごくScoobie Doのファンなわけでも無いし、今日のライブも「すごい最高で感動した」とは言ってても、たまに書いていたような「泣きそうだったわー」的なことは全く無くて、この時にいきなり急にプツンと切れた。

ライブで涙流すのなんて初めてだし、ましてや今日なんて一人じゃなくて友人が居るんだから一体もうなんだろうと(笑)結構アルコール入ってて、その辺の感覚が割とルーズになっていたのかもしれないけれど。イントロが鳴った瞬間、何が起こったかと考えると―――正にこの曲がリリースされた「4年前」の僕が、リアルに蘇って、走馬灯…と言う程じゃないにせよ、記憶であったり考えていたことを思い出して、あとはもう"GET UP"の歌詞、今の自分の状況、Scoobie Doのパフォーマンス、コヤマのMC…色々な要素が絡み合って、涙が流れ出したんだと思う。

僕がScoobie Doを好きになったのは正に4年前、この"GET UP"。あかぎあい時代、丁度4年前のW杯シーズンのsakusakuのエンディングテーマだったんだったかな。それを見て知って、それまであまりこういうバンドって居なかったと思ったから好きになったのかな。この年はこの曲は本当によく聴いて、この頃にインディー時代のアルバムとかも全部借りて。これ以後、01〜04年の間あまりリアルタイムで日本のアーティストを聴いていなかった僕の中にとって、Scoobie Doは数少ないリアルタイムで聴いていた日本のアーティストであった。

丁度この前の週に、それまた4年前に本格的にハマったカジくんに実際に対面し会話させて頂いた!信じられない!と言うことがあり、友人に「音楽業界だよー、1、2年前じゃ信じられないよ(笑)」なんて、ライブ前に話していたんですよ。でもその1年前や2年前よりも、4年前は…今僕が(この程度の状況だとしても、)こんな状況にまでなれているなんて、思っても居なかった…。4年前、僕が何をしていたかと言えば、何もしていなかった。だからひたすらW杯をテレビで見ていた。部屋から出ず、人に会わず。この時の一ヶ月は多分人と会わなかった、はず。

まあそういう状況は別にその一ヶ月に限った話でもなく、この頃の暗い話は…多分しようと思えばまだまだ色々思い出せるんだろうけれど…でも書くつもりも無く(あまりに暗いんで残ってもないんだよな、この頃の文章)、かと言って隠し通せるものでも無いんだと思う。話すつもりは無いんだけれど、この時ばかりはライブ後に一緒に居た友人に「そういう状況だったから、思うことが一杯あって」って話をしたんだった。恥ずかしながら。心を開いているということですよ(笑)

"憧れに手を振ろうぜ"って、本当になんて良いフレーズなんだろうって、改めて思った。あの頃の僕は正に憧れに手を振って…全てを諦めていた(笑)でもわからないもので、今ではその憧れに少しばかり届いている。絶対もう届くはずが無いと思ってたのに。今思えばそう思っていた感覚はリアルなものじゃないから「なんて馬鹿なこと考えてたんだろうな」なんて言っちゃうことが出来るんだけれどさ、当時は当時で本気で本気で本気でそう思ってたわけだから。なんか、その頃の感覚が蘇ったんだったと思う。本当に今は信じられないぐらい、すごく良い状況なんだと。ま、長生きしたけりゃこの程度で満足してちゃいかんのだけれど。

1度目のアンコールの最後がいつも最後にやる「イエイイエイ オーライ!」ってサビで歌うやつ。やっぱり最後はこれか、と言う感じで大盛り上がり。コヤマはマイクスタンドを左から右から正面まで伸ばし、オーディエンスに歌わせ。それ以外の客は踊り狂い。以前「プリスクールのライブはアンコールが無いから、逆にアンコールがある時は100だったライブが120にも150にもなる!」なんてこと書いたことがある気がするんですが、この日のScoobie Doは一部で100まで達し、2部で150とか60、アンコールで200近くまで持ってきたんじゃないか。それぐらい最高過ぎた。…でもこの頃はまだ僕は涙が零れてたんだけど(笑)

一回目のアンコール終了の時は4人で前に並んでお辞儀。ああ、これでもう終わりかあ…本当にすごかった…と思いながら友人に「涙が止まらん(笑)」とか話してたんだけれども、更に2度目のアンコール。"夕焼けのメロディー"1曲を歌い上げ、3人が引っ込んだ後コヤマシュウが一人ステージの最前方に立ち、オーディエンスの歓声を止めて、マイク無しの生声で一言、「愛してるぜ!」。かっこよすぎる!!!!!!なんだこれは!!!!(笑)コヤマシュウだから出来ること、似合うこと。様になり過ぎ。このシーンまで合わせて、本当にこの日のライブは最高としか言いようが無い、最高の二文字では言い表せない、素晴らしいライブでした。

このライブが3,500円なんて安過ぎだし、それでも空席があるだなんて本当に日本のリスナーは何考えているんだ。そう思うぐらい素晴らしかったんですが、でも僕も一人じゃ来なかったんだろうし、本当に友人に感謝しなければいけない。これだけまともに泣いたのも久々(笑)何だか個人的にはすっきりしたし、こういう気持ちも忘れちゃいかんのだろうし。友人の方が最近のファンなので、勝手に一人で古い曲で泣いてんのは申し訳無いなって思ったけど、でもまあ…それだけScoobie Doに対して泣いてたってわけじゃなく…4年前の自分に対して、だから(笑)

でも、僕をこうするには今このタイミング(W杯期間中)のScoobie Doのこのライブしか無かったんだろうな、って思うし…人生は良く出来ているものかもしれない(笑)すっかり日も暮れ、19時45分頃終演。結局雨は一滴も降らず、ライブ後は霞が関から渋谷方面へ行き、友人をちょっと案内した後、飯を食って渋谷でお別れ。また来月!僕は24時頃帰宅したのかな。最高だったが、本当に疲れた。また明日から仕事か―――信じられない(笑)以下は、その時は終わったばかりのW杯での日本代表と絡めてライブを見ながら感じたこと。もっと上手いことを最初思いついたつもりだったんですが、全然そんなことなかった(笑)書き方の問題かなあ。

スクービー・ドゥーは現代の日本のロックシーンにおける数少ない「ストライカー」だ。サッカー日本代表の決定力不足を少しでも憂う人は、今すぐ弱弱しいオルタナロックバンド、パワーポップバンドの音楽なんて聴くのを止めて、スクービー・ドゥーの音楽を聴くべきだ!

↑あんまり「べきだ」という言葉は押し付けがましくて嫌だから今までここでは使ってこなかったんですが、今回ばかりは言わざるを得ない。上半期のナンバーワンのライブは確定。これを越えるライブ今年現れないだろう。他のとあるバンドのチラシ見ながら「もうこんなバンドとかさ、女は甘やかしちゃいけないよ。女がこういう弱そうなのを甘やかすから、柳沢や中村や本山みたいなのが出てくるんだ!」とか言ってた(笑)でも絶対そういうのってあると思うよ。

しかしこんな素晴らしいロックンロールバンドが大手野外ロックフェスに一切呼ばれないのが全ーーーく解せない。何か音楽以外のしがらみでもあんのか(笑)この日のライブの模様はノーカットでDVDになるそう。欲しいなー。そしてこの日の素晴らしいライブのことを思い出したい。絶対本当に本当にかっこいいし、買って損はしない!でも「本当に貴方は買うのか」って問われたら買うとは言い切れない!(笑)いや普通に僕ってあんまりDVD見ないし買わないからさ。でもライブCDよりは、DVDに触れてほしいなあ。DVD如きじゃ絶対伝わり切らないぐらい本当に素晴らしかったんだけれど(笑)、損はしないと思いますよ。楽しみに待ちたい。また、こんな素晴らしいライブを見れたら!Scoobie Doの今後の更なる活躍を祈りたい!