ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Mr.Children / the pillows @ Zepp Tokyo

昨日、今日はミスチルピロウズの対バンツアー「new big bang tour 〜This is Hybrid Innocent〜」の東京公演。僕と言うと勿論チケットは取れておらず、会社の人(先日のピロウズへ一緒へ行った方)が今日行くので、会社出る前ぐらいに「楽しんできてくださいよー。仕事終わったら音漏れだけでも期待してZEPP行こうかと(笑)」なんて話してみると、「そういえば一緒に行く予定だった人が来れなくなっちゃって1枚余ってるんだけど…行く?」はぃ!?何それ!もっと早く言ってくださいよ!(笑)行くに決まってるじゃないですか!と言う感じで、その人がもう会社を出る直前、17時の段階で急遽行くことになりました。仕事もう途中で止めて、一応戻ってくるつもりで。

ゆりかもめ使って青海から行くよりも東京テレポートから行った方が安いのかなー、とか最初考えてたんですが、調べると地下鉄で豊洲まで行ってそこからゆりかもめ使った方が最安だったんで、そのルート。今日は会社出るのが早いんだなー、とかは思ってたんですが、整理番号が物凄く早くて。ピロウズのファンクラブ会員の方なので、その枠なのですが…20番台。17時45分頃には到着して、55分から入場開始で入るのも早かった。名義は連れて行って下さった方なものなので、相方変更がOKだったということで。もう会社出る時からテンション上がりまくり。

まさかライブ見れると思ってなかったんで、なんかそれに備えた格好では全然無かったんだけど(笑)Tシャツじゃなく普通のシャツ。なんかあれだな、って思ったから上着着たまま(それもどうかと思うが)。とりあえずコインロッカーに荷物詰めて、待ち時間もまだまだ長いからドリンクも先に引き換えちゃってフロアへ。一番前のゾーンじゃなく、そこと後ろの区分になる最初の柵に手を掛けて前にもたれて、ここから(開始待ちの1時間含めて)4時間を過ごすことになりました。

ピロウズを見るのは先月のSTUDIO COASTのイベント以来ミスチルを見るのは今年のap bank fesを2日間見て以来ピロウズミスチルに関してはいついつ好きになってーっていうのは何度も書いているんだけれども、中学時代に一番聴いていたのはミスチルであり"深海"、高校時代前半の15〜16の頃に一番聴いていたのはピロウズであり"Little Busters" "Please Mr.Lostman"。それ以降は両者とも結構離れていた期間もあったのですが、ミスチルはフェスを2年続けて見たし、その中で"ストレンジカメレオン"に対しては物凄い書いていたから(笑)

そんな感じでまあ今回のライブへ熱意はあった。とか言いつつ取れなかった時点で諦めてはいたけれど…(←お金に任せた執着心は無いので)でもなんか、やはり僕の人生を語る上で(笑)、最重要バンドの2組の対バンだからね。その場だけでも行こうとは思ってたんだよね。そしたらまさかまさかで土壇場で手に入ったと。でもやはりこれも、人のおかげなので。"Black Sheep"を一杯聴いて育ってきていても(笑)、でもやっぱ人との関わりや繋がりは大切だなぁってつくづく思う。

お互い「もう大体開演に合わせて行くから、待ち時間って長い」なんて話をしたりしながら、なんか前にZEPP来た時もかなり早くて前の方だったので、んーこんな感じだったなーと。このぐらいの時間までは思ったより前にピロウズTシャツが多くて安心だねって感じで、今回のツアーTのバックのプリントがバスターくんのを着ている人は多分ピロウズファンだとか、一人ぐらいポリ辺りのTシャツを着てる人間が居るんじゃないかとかそんなことを言いながら。

そうそう、行く時に「そう言えば、今ピロウズの公式BBSが荒れてて」と一緒に行く方が話してて。ミスチルピロウズの両ファンクラブ枠はどうやら整理番号500番までだったようなので、合わせて1,000人、一般枠が1,000人…という感じだったのかな?一般枠だとやはり応募の割合がミスチルファンの方が桁が違うぐらいだったのだろうし、ピロウズファンに置けるミスチルも好き率と、ミスチルファンに置けるピロウズも好き率と…絶対後者の方が格段に低いんだろうから、まぁ難しいよなぁ。

f:id:airgyan:20061006002257j:imageあと入場して花が幾つかあったんだけれど、見ているとどれも「Mr.Children 様」としか書いていない花ばかり。ミスチルピロウズ連名の花はこの画像のSpace Shower TVだけ。まぁそりゃMステやらなんやらなんて、ピロウズ関係ないもんなあ。でも決して「ピロウズは前座」なツアーではないわけじゃない?なんかちょっとな、って思った。とりあえずスペシャありがとう。

入場チェックが今回はちゃんと身分証明書チェックまでしていたので、結構時間掛かるんじゃないの?と思っていたけれど、意外と定時の19時に開始。まずはいつものSEが鳴って、ピロウズ。さて今回はまだツアー中なのでライブの中身やセットリストは別ページに書きました。以下のリンク先でどうぞ。

Mr.Children / the pillows @ Zepp Tokyo

…と言うわけでライブ終了。いや、上の中身は思ったよりも長くなりました。話が飛んで、なんか別の機会に書くつもりだったんだけれど、最近オレスカバンドのアルバムをまともに聴いたんですよ。CMがやたら流れてたから段々あのイントロがうざくなって「そんな売りたいのかなー?スカなのに?」みたいなことを思ってたんだよ(笑)なのにいざアルバム聴いたら、なんかね、超良くて。と言うのも、なんかもういかにもPotshotKemuri、Gelugugu直系、TV-FREAKやSCHOOL BUSに影響受けましたって音が…もう有無言わず結局僕はこういう音が好きなんだなと(笑)

ボーカルもそんなきつくなく、癖のあまりない感じが昔のRYOJIっぽかったことや、メロディーやコーラスのラインもRyojiであったりドミノっぽかったと思うんだよね。あとは女性ボーカルで言うとDance Hall CrushersやOne Eightyとか。意外とスッと入ってきてむしろすごい良いじゃんって思って…やっぱあの頃聴いてた音楽は今でもある程度下地として残ってるんだなって思って。んで、PotshotのラストライブのDVDなんか見返したりしてみて、「やっぱPotshotや、あの頃シーンに居たバンドたちは僕の青春だったな。」って思ったんです。

で、話戻って。Potshot辺りは青春だなあって思ってたんだけれど、今回この2バンドを見てみて思ったのは…確かにこの2バンドも青春の時に居たには居たけれど、そうじゃないな。この2バンドはもっと僕のコアな部分にあるバンドだって。青春ってやっぱ終わりがあるものだったのかなって言うのもあるんだけど、なんかやっぱり――その後いろんな事があって、いろんなことを知ったけれど、当時の僕らが影響を受けた沢山の事、それはいまだブレずに、大きな軸として僕らの中にある――ということだと思います!

本当にラッキーだったんだけれど、この場に居ることが出来たことは後々じわじわと幸せなことだったと思うんじゃないかな、と思います。多分、もう二度とないと思うから、残念ながら(笑)いやね、終わった瞬間、あぁよかったなぁ。と思っていたら、隣に居た知らない女性同士が急に強い口調で口喧嘩し始めて「ライブハウスってそういうものですー!」みたいなこと言ってるのね。ライブ中見てる限り両方ともミスチルファンだったのに。ピロウズミスチルファンは違い過ぎるよな、大丈夫かな?と思っていたらミスチルファン同士とは…。内心ゲラゲラ笑いながら(笑)

うん、やっぱミスチルにライブハウスは難しいよな、人気やファン層的に。って思った。そりゃ、中にはハコにも慣れつつミスチルも強烈に好きって人も居るだろうし、そうでなくとも別にそれが悪いわけじゃなくて。カレンにワントップは無理だよ、今の名波にトップ下は無理だよ!って言うようなもんかな。タイプが違うというか…ミスチルにはやっぱ大きなホールが似合うんだ結局。せめて席有りじゃないとな(昨年の野音や97年の恵比寿ガーデンホールだって席有りだし)。

ライブ終了後、多分ミスチルファンの人がゴミ(フライヤーとか)を拾っていたよ。偉いというかなんだろう。僕はやっぱ建物内と野外はかなり別として考えているところがあるなあ、って。ライブハウスはそんなもんだ、って考えがち(いや、でも一切足元にゴミ捨てるようなことはないけどね。ペットボトル投げたりもしたことなかったよ(笑))。なんか見ていて偉いとは思うんだけど、でもあまりそれに捉われすぎず、肩に力は入れ過ぎずにやってほしいなって思った。帰りは東京テレポートから埼京線直通で渋谷まで戻り、会社に一度戻って少し仕事して終了。

そんな感じかなあ。もうこんな近くでミスチルを見ることは無いんだろうなって思うし(昔知人が6列目とかで見た気がするし、考えれば僕もゆずを5列目とかで見たはずなんだけど、やっぱ絶対ライブハウスの方が全然近いんだろうなー。もう慣れてると全然わかんないね。ましてや数日前にフロアの中央にマイク置いて演奏してたアーティストを見たばかりだっただけに(笑))、でもまた見たいし(また来年のap bankかな?)、勿論ピロウズもまた見たいって思ったし。ピロウズは12月にワンマンのツアー決定。なんかこれも行く気がしてきた。

今回でミスチルファンとピロウズファンの関係がどうなったかは知らないが(笑。というよりは、ピロウズファンにとってのミスチルファンの印象が。ミスチルファンは対して気にしてなさそうだから(笑))、でもミスチルピロウズが仲良いんだなあってのはよくわかったし、桜井和寿山中さわおの二人がソングライターとしてお互い尊敬し合っているのもよくわかったし。この組合せが見れなくてもまた林英男とかが見れる機会があればいいね(笑)いやマジで前座で出てくるんじゃないかって期待してたんだけどな(笑)本当に今日は連れてってくれた会社の方には本当に感謝、ここまで僕を生かしてくれた色んな人たち、音楽たち、そしてミスチルピロウズに改めて感謝したいと思うよ。そんな感じです。

ミスチル&ピロウズが14年ぶり合体
さわおが映ってるし、しかもちゃんと山中さわおって書かれている。デイリースポーツ偉い。デイリースポーツとSpace Shower TVに隠れ敢闘賞をあげたい(笑)