ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Fiction Plane @ 代官山UNIT とか

今週東京ドームで復活来日公演を行うThe Policeのスティングの息子のバンド、Fiction Planeのライヴへ行って来ました。ちょっとした電車代の節約を込めて、恵比寿や代官山からではなく井の頭線の神泉から徒歩。何度か代官山から神泉まで歩いたことはあったので問題無く。旧山手通りを南進して15〜20分程でUNIT到着。UNITは大体いつもB1Fもフロアも賑わっているイメージがあるのですが…今日はB1Fにグッズ売場があるでもなく人も少ない。もうライヴが始まっているのか?と思いフロアに降りても、別にライヴが始まっているでもなく人も少なめ。あんまし注目されていないのかな…。

30分程押して始まったライヴは、14曲程、1時間弱。スティングと同じくベース、ボーカルのジョー・サムナーも、3人ながらパワフルな演奏もかっこよかったし、昨日今日で覚えたんではないなかなかちゃんとした日本語も面白かったのだけれど、うーん、なんでこんなファン少ないんだろう(笑)盛り上がりに欠けたのが残念。なんていうか…この日の京都競馬でエアグルーヴの子、ポルトフィーノが勝っておりましたが、競馬は良血馬の善し悪しも見た結果(レースの結果)で分かる。幾ら僕がサンデー系は嫌いだとか良血馬は買わないだとか武豊は買わないだとか言ったところで(笑)、結局そういう馬は大抵走るし、実際勝つのだ。分かり易い。

しかし、音楽や芸術においては見る人、判断する人によって何百通り、何万通りの判断と答えがあるもの。競馬やスポーツのように目に見えたものが結果になるわけではない。当然音楽や芸術にも良血、サラブレッドという概念は存在するけれども(○代目とか)、ことさらロックというジャンルにおいては良血であることはむしろマイナスの意味合いになりがち、ではないか。当然、ロックの場合は精神的な部分でそういったエリート要素ってマイナスにしかならないと思うから。このバンドはそういう難しさがあるなって思った。幾らかっこよくても評価が難しくなる。

そういう意味ではRIZEは頑張ってるんだなあと。タイプ的にはRIZEに似ているのかな。そういうものを振り払おうとしているロック。レイジぽさとか。そいや、昨日「レイジ」でブログ検索をしていたら、レイジのライヴで眼鏡を壊してそれに対してうだうだ書いていた若者が居たのだけれど…「ていうかライヴで暴れるのに眼鏡なんて掛けるなよ」。ましてやレイジで眼鏡なんて、壊れるに決まってる。なんで自分でそんなリスクに気付けないのか?(激しめの)ライヴで前へ行くならソフトコンタクト!(か裸眼!)これは常識だと思っていたが…。この「守られすぎたリスナー」は、ロキノンフェスによって作り出されたものなのかという気もした。

この日この後は渋谷まで歩いて戻ってそっから井の頭で帰宅。過ぎてみると3連休。以降、それ以外の話。前々回に書いた、流されるとか、乗っかれるとかいう話に近いのだけれど、Perfumeは“良いか/悪いか”と言うより、楽しめるかどうか、なのだろうなぁと思った(Spank Happyと同じ土俵の上として捉えればしっくり来るのか。とは思ったけど)。ま、僕はそういう遊び心が無い人間だからなあ、とは思って。そういうのに乗りかかれない。花火だとか祭りがあるって人がそっちへ行っても「それよりいつもと同じゲームやってる方が楽しくねえ?」みたいな(笑)

まぁなんか…渋谷系と秋葉系の間で揺れているというか、ただ後者としてみれば、前者が後から乗っかかってきて良い思いはしていないんじゃないかという気もして。そう、だからそう思うから、あんまり後から面白がって(本当に好きで居られるとは思わないような)物事にのっかかるのは好きじゃないんだけれど。仮に面白がることが出来ても、絶対飽きるから(笑)これなんでもそうなんだけど、飽きることが分かってるものを好きになれる程、僕はキャパシティが大きくないというか、バイタリティはないね。でも"コンピューターシティー"って曲はかっこいいと思った。あとMEGの"dreamin dreamin"という曲は、こういうのに男性は弱いと思う。

前回終わりの方に社内恋愛の話を書いて思い出したのだけれど、年末に新橋で人と飲みに行った時。ビルのエレベーター待ちで、別の(僕らと比べればかなり年上の)スーツ姿のサラリーマンのグループは男性6人に女性1人とかそんな男女比。うちの会社(や、親会社もかな。)は女性が多いので忘れがちだが、それぐらいの男女比の会社はざらにあるということで。最初の会社も、僕が入ってから暫くは5:1ぐらいの比率だったはずだし。友人は逆に「女性の方が多い」と言っていたけれど、そういう意味では、今は羨ましがられる環境なのだろうなということは思った。

それこそ、そういう(少ない比率の)会社こそ争奪戦やチヤホヤがすごいんだと思うし、実際前の会社は社内恋愛多かったよね。ああ、自分も当事者になりかけたことは忘れていないけど(笑)なんだかんだで社内の女性の存在が仕事のモチベーションになるって人って居ると思うからさ。今のところ僕あんまりそういうの無いから、逆にそういうことがあると無駄だなあ、うぜえなあとか思いそうで。そういう意味では女性が多いとそういう無駄な争いが無いと思うので(ゼロってのはないだろうけど、目立つ程じゃない…?どうだろ)、いいんだろうな〜って気がする。

僕は仕事をガッチリやりたいからさ、時間や休日とかを気を遣わずに扱える男同士だけで仕事をしていたいところはあったりする。女性のプライベートに気を遣うのは面倒だ(終わりの時間とか)。親会社の今年の新卒がほぼ男子、来年の新卒が全員男性ってところが、本音と建前が見え隠れしているところだと思って。やっぱなんだかんだで、どれだけ育ててもいつ抜けられるかわからないのってリスク大きいものだし。小さな会社程一人の占める割合が大きくなるから余計にそうだとは。

…なんてことを考えていて、どこからどうなったのかわからないけれど…正月に友人から「友人(共通の友人)が我慢汁で子供が出来た」という話を聞いてすごい笑ったのを思い出した。でもそれまた別の友人が最後だけ外で出せば子供が出来ないと思い込んでてビックリ。怖。我慢汁という物言いが正しいのかはわからないけど、最中から先っぽには付着しているので、出来ますよって話。こんなの、授業じゃ習わないもんなあ。僕も確か高校の頃誰かに教えてもらったんだったし。

うちの学校は授業ではゴムの付け方も習わなかったのだけれど、別の学校の誰かさんは習っていたと話していて。避妊の手段こそ習ったけど――ああ、計画的な避妊とかそんな話からこういうこと思い出したんだ(笑)そういうことを習わないわけだから――わかんなければ付けなくても決して不思議じゃないよな。それこそ、辻ちゃんとか仕事でそんな授業は受けてなさそうだし、そういう知識も人に言われてなさそうじゃない。「外で出せば大丈夫だよ」とか言われて、実際に外で出したんだけど、実は我慢汁で子供が出来た…とかでも、話としてはおかしくない(笑)

でも、そういう間違った知識が広まっているから、どちらの子供かわかんないなんてことが起こるのだろうなあ(これも友人談。マジでそういう話があるのか、と思った)。個人的にはエイズ云々は全く興味ないけど、望まれていない生命が誕生するのが物凄く不幸だと思うので…(最初は幸せかもしれないけど、でも言い訳の要素になるから)。そういうリスクは回避してほしいなっていう。逆に、そういうリスクがわかっててもリスク冒せる人ってすごいと思うけれど。その辺の最大のリスク回避が結局のところ、その気のある人としかしないということではないかと。

3/20(祝)〜3/23(日)で4連休でもとって、実家帰ろうかと模索中。3/23(日)は今回の18きっぷ期間中、唯一のヤマスタでの試合なので(FC東京戦)。ナビスコだけど。でもこの1試合しか帰りたい感じの試合が無いなあ。昨年は帰る機会が多かったけれど、今年はこのタイミングで帰ったらその次は7月のap bank fesかなって感じがする。GWは例年帰らない人間なので…。休めるか微妙なところだけど、帰らないのなら尚更このタイミングでまた色々な人に会っておければなと。

水曜。風が強くクソ寒い中、インタビューへ。今回のインタビューは今までで一番上手くいったというか、自分としては完璧に近かったかと。30分の時間で、ストップが入ったわけじゃなく自分で録音止めたら丁度29分30秒ぐらい。ようやく、予め用意した質問だけじゃなく、出てきた言葉を繋いでいけるようにもなってきた。実は今回の来日では浜松へも行ったという、なんで?と思うようなこともあり(しかも話聞く限りでは、東名高速使ってたんじゃないかと…新幹線じゃなく…)。

それにしても、毎回毎回色んな方に僕の小型プレイヤー(兼レコーダー)には驚いて頂けて、それだけでも使い甲斐がある(笑)嬉しい。初対面の方に誉められるとやっぱ嬉しいよ。ウソだろー、と思うけど(笑)日付の変わった帰りの電車の中で一人でニヤニヤしてしまったのは、14日になってから良いことがあったわけじゃなくて、一緒に撮ってもらった画像を眺めてしまったからだ。ただ思うのは…ハロー的なこととサンキュー的なことは言えるようになったけど(アイムファインとミートゥーを言えるようになりました(笑))、グッバイ的なことが言葉が出てこなくてわからず困りました。それではまた!的なことって何て言えばいいんだろ…。

バレンタインに合わせて出てきた印象のあるマックの新商品の三角チョコパイはマジで美味しい。うなぎパイの街で育った影響があるのかないのかはわからないけど、パイの実とか源氏パイとか、パイ商品は好き。これ、貼っておいてちゃんと読んでないけど、彼女がいたらばむしろ僕がチョコ買ってあげたい。(逆のことをしたがりだということ。)でも多分僕よりも女性の方が絶対チョコ好きでしょう。で、今牛丼祭り中なのですきやにちょくちょく行っております(こういう期間じゃないと肉を食わない)。牛丼屋に女性が一人でいる姿ってほぼ見たことがないんですが(勇気要ると思うし)。よりによってバレンタイン(日付変わったけど。)の夜にすきやで一人で食べている女性がいて、なんだか切ない気持ちに(笑)しかも机の上にそれっぽいビニールバッグがあっただけに。なんかそういうのいいなあ。

何か感想を書く時、自分の過去とのシンクロだとかコントラスト的なことを書きがちなのは、書くことに対するバリエーションがないからである。でもそれってリアルなことだと思うし、僕にとってリアルなことは、誰かにとってもそうかもしれない。僕個人としては気にいっているけどなあ。今日書いたのもそう。でもやっぱ許されないと思っている限り、今後またこうして今日みたくスペシャルな人に会えていったって、同時に罪悪感は積み重ねられている、と思う。今はどこで何をしているかもう分かれない人たちのことも忘れやしないよ。申し訳ないことばかり。

僕は音楽のどの要素が好きなのかと考えると、曲だ。で、なんだかんだで、「曲」というアイテムは、今後どんどんタダになっていくのではないかと。MySpaceでこれだけタダで聞けちゃうんだから。「聴きたい曲を、アーカイブから引き出すための料金」は存在し続けるだろうけど、「新曲」というものはどんどん無料に近付いていくのではないか?僕個人としては、なんかそうやって今後を傍観していきたいから、バンドを身近に感じたり思い入れを持つことは今後あんまりないと思うし、持っちゃいけないと思っている。やっぱ単純に曲そのものを好きでいたいから、洋邦ジャンル問わずみたいな感じでいられたらな…まあライヴやフェスはまた別だけれどね。そうだ、ていうか僕は音楽よりも野外フェスが好きなんだっけ(笑)

もし1日が12時間伸びるのであれば、7時間仕事に費やして5時間は睡眠に費やすなぁと思った。ユーザーからのクレームのメールを見て、自分が守られすぎてるなと思って。システムのせいって言ってどうしようもないのは、僕ではなく間に入る人。そういう時のやるせなさも自分も知っていたはずなだけに、責任を感じる。それこそ昔と違って真っ当なことなのだから…それもこれも逃げ隠れする必要なんかなくって。多分最初は当然ユーザーと直とやっていたはずで、捌き切れないって経緯があって今の体制なはずなんだよね。そこが抜けていると意識が守りになってしまう。根底は結局対ユーザーで面白がられたいはず。そういうことがしたいはず。

とある会社の方とお話していて、同郷だと発覚。「浜松だと、あんまり音楽とIT、みたいなことって出来ないんで。」的な話に。で、それとまた別の方「でもヤマハがあるんじゃないですか?」。やー、実はヤマハもWeb音楽コンテンツは東京事務所なんだよねー。で、金曜は正にそこ(ヤマハの東京営業所)に居た方とお話する機会があったのだけれど、「東京事務所の人は浜松へ行きたがらない」と。そりゃそうだよね。でも僕ならそれはきっと厭わないところだったりして。地元だし。

なんていうか、音楽的な仕事×ネットの仕事に関われたらなあと思うのなら、浜松出身民にとっちゃやっぱヤマハって一つの目標なのかなーってのは内心ずっと思っていることだったりして(ヤマハは両方強いからね。そして古いわけでもないから)。それこそ、ヤマハにもし僕が入ったとか言うことになったら、家族親戚含めて、地元の知人や友人は皆安心させられるのではないか、と思っていて。でも、地元の人じゃなくても納得させられるメーカー名でもやはりあると思うわけです。

そういうメーカーへの拘りとかがもし“僕らしくない”と思わるとしたら、それは逆で。レールから外れたのは、やっぱ外れざるを得なかったことだから。どちらにせよ決定的に能力も人間力も足りないまともとは程遠い人間だったからで。でもやっぱ「いつかまともになりたい」とすごく思っていて、そういうメーカーっていうのがまともになった証明だと思っている節も僕のどこかにはあって。ま、実際そういうところいったら、不条理なしがらみとかも一杯あるんだろうけどね(笑)

結局僕はアイデア無しにストレートに走ったところで他人にかないやしないので、能力的にそのレベルに追いつき追い越すために考えたことが…アウトサイダー的な手法であって。あと走ること。そういう考え方を武器として、そんなところに入って仕事が出来る時がきたらな、と思っています。近い未来の予定ではないけど、チャレンジ出来るタイミングでするのではないかな。そうこうしていたら、もうずっと見えなかった線路が今ようやく見えてきて。線路沿いを立ちこぎで自転車で走っている感じ。先に駅まで辿り着けたら、電車に乗りたいって思ってるんです。

今もブランド名背負ってますが…まあやっぱヤマハは地元の大企業だから、別格だよね。今は全然ヤマハとは関係無いからヤマハって具体名出しちゃうけど(笑)でもそれとまた反面で思うこともあって。金曜、一度午前中会社まで行った後、お昼にまた吉祥寺まで戻ってきて歯医者へ。そのままとんぼ帰りもつまらないので、軽く井の頭公園を散歩して。これがまたやばい。天気が良かったのもあるけど、色んなものが吸い取られる(笑)会社に戻りたくないわけでも部屋に帰りたいわけでもなく、とりあえず井の頭公園でこのままダラダラしていたい…!景色や人を眺めていたい!と思わせられる。なんでこんないい感じなのだろう。やっぱ大好きだ。

平日のお昼だとやっぱ人も多くないので、尚最高で。やっぱ今は働いているから、なかなかこんな風に平日昼間にダラダラなんて出来ないけどねえ。一日有給とってでもダラダラしたい。こう思った後会社まで戻ると、ほんと無機質な環境で暮らしてるんだな〜と思う(仕方ないことだけど)。まあ、システム系の人間が何を言うかって話だけど(笑)でもやっぱ緑とか木とか土とか空気が大好きです。井の頭公園の近くにオフィスがあったらな…なんてことを考えていて思ったこと。

よくよく考えれば自分は自営業の親を見て育っているわけ。もしかしたら僕も自分で立ちたいと思う時が来るかもしれない。今はそんな気さらさらないけど、そういう時の為に今自分は得意じゃないお金のことを勉強する期間なんじゃないかって気がしたのです。今こそ体験する全ての物事がそういう成長に繋がっているはず。もしそういう時が訪れたら、絶対吉祥寺の井の頭公園側のエリアに部屋借りて、お昼は公園のベンチでとろうなんて妄想をして、会社に戻る電車に乗っていた(笑)

そういう“憧れ”めいたものは色々とあって。でも、上に書いたぐらいのことなら、別に10年先の話ではない。1年は厳しくても…3年、5年もあれば現実味があるかもしれない、尚更ヤマハ受けるぐらいなら別に今年だって来月にだって出来る(笑。いやしないけれどね)。今週は忙しくしていたけれど、先々(1年後?3年後?5年後?)そういったところへ向かっていくのかもなあと思っているから…その時必要とされるように、そして辿り着けるように頑張っていられるのではないか。

ただやっぱ人間的に課題がまだまだ大き過ぎて…「自分はなんて卑屈なんだろうなあ。」と思ってしまうことがまだまだある。そんな時、Spitzの群青が流れてきてぐっときたりして。僕としては既に幾つかの会社と、色んな人を見てきているだけに、あれはいい、これはいけない、という物差しはそれなりにあるつもりで。んで、正直今よりもよっぽど早いスピードで走っていた前の会社を見ているからこそ、自分も追い付きたいと思っているから、基準を下げる気は無いし、今までに学んできた何が良いか/何が悪いかってのを崩す気は無いし。甘えを許し合いたくない。

今は今で頑張ろうと思っているし、出来る限りのことをしたいけれど(全然時間足りないけど)、24と25で全然違えば、25と26でもまた全然違うと思っていて。そして26と27でも全然違うと思っているし。僕みたく大きく出遅れていて、且つ頼りになる肩書きが無い人間にとっては1年1年が勝負だと思っているのと…“そういう星の下に”みたいなことを、これはまた全然別のことで話していたのだけれど、僕としたらそれはそれで、"Black Sheep"とか"Ice Pick"とかさ、ああいう下で育ってきてるから(笑)そんな自分が、人として成長する手段として…絶対また新しい環境に飛び込んで、新たな物差しを作らなきゃいけない時が来るとは思っている。とかなんかそんなことを色々考えていた一週間だった気がするなー。届くものかな。