ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

東京ヴェルディ-ジュビロ磐田 @ 味の素スタジアム

開幕戦は行けなかったので、今年初ジュビロですよー。でも生憎の雨の為、自転車で味スタへ行くことは出来ず…かなり久々に味スタへ電車で行ったんだけれども(吉祥寺→明大前→飛田給)。もう試合開始過ぎてたから準特急飛田給に臨時停車してくれなくて。調布で下車して、次の各停が来るまで何分かあったから「もどかしい!」なんて思って、そのまま出ちゃって。タクシーでいこうかなあと思ったものの、甲州街道まで出た後にはタクシーが来ず…。結局調布から味スタまで歩いたんですが、そんなに近くはなかったです。途中走ったりしても20分ちょっと。これなら各停待った方が早かったんではないか…。

2008ヤマザキナビスコカップ第1節、東京ヴェルディ-ジュビロ磐田味の素スタジアムヴェルディ見るのは昨年11月の愛媛戦以来ジュビロ見るのも昨年11月の川崎戦以来。今年から1969が取れたヴェルディ。今、オフィスが日テレから結構近かったりするので、何か安くチケットが買える術とかねえかなあ。日テレ屋とかで安くなったりすると嬉しいのだけれど、…それよりはサイバーエージェントの人と仕事したりした方が今は良いのか?そんなことを考えながら当日券でアウェー側ゴール裏の2階へ。今日は雨だったので屋根に隠れ易い上が開いていてくれました。

アウェー側ゴール裏2階の一番メインスタンド寄りの階段を昇っていて、うーんこの辺でいいか…と席を見定めてパッと上見たら、…あれ?知ってる顔。友人だった(笑)前の列まで来ないと気付けない僕も僕だけど。居ると思っていなかった。せっかくなので一緒に観戦。前半は0-0。今日の風はアウェーゴール側へ向かって吹いているのか、ジュビロ側は1階ゴール裏は殆ど人が居ない(雨が奥まで入り込んでくる)のに、ヴェルディ側は1階の方が人が多く居た。ジュビロは声出しのサポーターも全員2階に来ていたね。2階の方が実のところ声が反響はしたりする。

ジュビロは相変わらずの3-5-2。代表で川口、駒野が不在。松井、秀人、田中誠、茶野、成岡、山本→犬塚、河村、上田、西、ジウシーニョ、万代。ヴェルディは今年は4-4-2かと思っていたけれどこの日は3-5-2。高木、飯田、萩村、那須、福田、福西、富沢、フランシスマール、ディエゴ、レアンドロ、井上。フランシスマールは昨年鳴り物入りで川崎入りして、大怪我で1年をほぼほぼ棒に振ってしまった選手。ちょっと今日見るのが楽しみだった一人。土肥でなく高木だったのは温存かな(服部も)。前半で萩村が退場になった為、後半頭から井上に代わって菅原。多分菅原がボランチに入って、富澤が左DF、那須が真ん中DFになったように見えた。

半信半疑の今年のジュビロだったけれど、まあ10人のヴェルディ相手にはさすがに負けないか…という試合だった。比較対象になる前回の試合は強かった川崎だから、今日みたいなサッカーが上のクラブ相手に出来るかっていうとわかんないけど。でも、結局2点ともカウンターだからね。得点パターンはアジウソンの時と変わらないし、でもカウンター=切替が速いってことなんだから、やっぱそれは全然ネガティヴな単語じゃないよなあと。カウンターからジウシーニョ→西で1点(でもこの時、万代が中で囮になってくれたから、スルスルと来た西が見られていなかった)、あとは名波→万代で1点(逆にこの時も逆側で太田が人引っ張ってくれた)。

うん、強い相手とやってみないとわからないな〜と言いつつも、とりあえず降格は無いかな?と思えた試合。失点0の試合が二つ続ければね。とりあえずやっぱ勝ち試合が見れると嬉しいし、思ったよりは良かった(笑)最後幾つか無駄なイエローもらったけれど。上田はアウトサイドの選手ではないはずなんだけれど、でも不思議と3-5-2でも上田が左に入った試合はサッカーがスムーズにいく。松井も安定していたかな?今日のキャプテンマークは秀人。やっぱり秀人の右からの上がりはぞくぞくするなあ。加賀も他の2人も良いけど、秀人にレギュラーで出てほしい…。

駒野不在とは言え成岡の右はどうなんだろ…。この日、太田はFWとして出てきたので(でも正直昨年見てる限りでは、右固定より前の方が良いとは思う)、太田をジョーカーとして考えるのなら成岡右でもいいのかなあ、とは思ったけれど。でもやっぱり物足りないんだよな、もっと自由に動いていいと思うし…成岡の適正ポジションってのは活躍した昨年中盤までを思うに、シャドーストライカー的なポジションと感じるからな。やはり“見えないところから中に入ってくる”のが持ち味。

ジウシーニョはまだよくわからん。西は以前を考えれば本当によく動くようになったなぁ。今の西のパフォーマンスを見ると、まぁ確かに西がトップ下でいいのかなという気もする…けど、でもちょっと動いて欲しい時に歩いている気はする(笑)とは言えゴールは見事。万代も形はどうあれ2試合連続ゴールで、サポの心は掴んだのではないか。カレンと違って割と走るし、ちゃんと前向くし、ゴールも狙うから。気持ちが強い選手。こういう選手は嫌われないと思う(笑)でも言われていた通り、ポストは下手。競り合いはそこそこ頑張ってくれてるんだけどねぇ…。課題はそこ。でも、前田が戻ってこない限り、FWのファーストチョイスは万代かな。

で、帰ってきた名波。トップ下に入って西をトップに上げるというポジション変更。正直どうなの?と思っていたけれど…いや、いいね(笑)カウンターの時の走れなさは相変わらずだとしても、そこで止めなくなったのが昔との違いな気がした。思ったよりは走れていた。確かに名波が入ってリズムが変わったし、名波の視野の広さとタメ、ダイレクトプレーってのは、ジュビロの他の選手には無いそれであることは確かで…まだ上田や船谷は及ばんのかなあ…と。原田郁子風に言うと“やわらかくて きもちいいパス”っていうかさ(笑)ほんと、ふわーっとしてて正確。なんだかんだでジュビロの名波が再び見れることには、嬉しさは感じたよ(笑)

そんなこんなで10人のヴェルディ相手に2-0で快勝。そんなに誇れる話じゃないけど、ジュビロの勝ち試合見るの自体が多分久々なので…(昨夏のFC東京戦以来?)、なんだかんだで嬉しくて気持ちも盛り上がった。そうそう、でも僕は(ここにもずっと書いてきているけど)試合中は一切サポの応援コールで声を発することはない。拍手や手拍子はするし、「おぉ!」「そこ!西!左!」みたいなことは言っても、「じゅびーろいわた!」みたいなことは言わない。8年目のこのスタイルですが、ジュビロの試合を今回の友人と見たのは初めてで…その友人は細々と声を出していたから、「あ、ほんとにこの人は声を出さないのか。」と思ったかもなあ。

それでも、ホイッスルが鳴った後は席を立って、(雨で濡れるからガラガラだった)最前席まで降りて行って選手に対して拍手を送ることぐらいはね。自然としたくなってしまう。拍手や手拍子はするよ。でもこういう時にもあんまり「○○(選手名)よかったぞー!」みたいなこと言うこともないなあ…行った記憶があんまり無い。何回かはあると思うんだけど…ヤマハスタジアムで「勝つ気あんのか!」って行ったことがある記憶があるのと…あとは太田圭輔エスパルスでのデビュー戦で「太田よかったぞー!」なんていった記憶があるけどそれも2002年頃だ、多分。

まーでも。気持ちは盛り上がったけど雨で北風も強かったこの日はマフラーを外すなんてとんでもない!ってぐらい寒かったので線路は続くよどこまでもはせずに退散。マジ寒かった。この日来る時にMP3プレイヤーを落とし、その時にイヤフォンジャックがいかれてしまって凹んで…、暇だなあと思ったので…友人と一緒に途中(下北)まで帰れたのが暇潰しになって丁度良かった(笑)マジで音楽聴けないと退屈過ぎる。依存はしている、確実に。この寒さだったけれど、丁度お花見の日程のお話も出来たし、きたるべきフジロックのお話も出来たし、よかったなあと。さて、ジュビロの試合は次回は23日のホーム・FC東京戦で帰省します。あと、4/2(水)の国立競技場のチケットも(金券屋にあったから)実は既に買ってあったり。

The Kooks @ LIQUIDROOM Ebisu とか

f:id:airgyan:20080322020851j:image飛田給から渋谷まで移動して、渋谷から徒歩で恵比寿まで。寒い中だったけど、JRへの乗換が勿体無いなと思って…。で、The Kooksのライヴ。クークス見るのは初めて。新譜聴いていていいなあ、と思っていたのだけれど、期待通りの良さ。でもただでさえ曲が短いのに、MCが意外と少なくて間髪入れずどんどん進むもんだから、あっちゅーまでした。18曲やって1時間弱?しかも開演もほぼ時間きっかりだったから、「外タレなのに遅れないって偉いなぁ」なんて思って(笑)でも、YouTubeに彼らがPeter Bjorn And Johnの"Young Folks"のカヴァーの動画があるんだけれど、それは聴けずにちょい残念…。

01. SEE THE WORLD
02. EDDIE'S GUN
03. ALWAYS WHERE I NEED TO BE
04. MATCHBOX
05. OOH LA
06. SWAY (新曲)
07. TIME WAITS
08. MR.MAKER (新曲)
09. I WANT YOU BACK
10. SHINE ON (新曲)
11. SHE MOVES IN HER OWN WAY
12. DO YOU WANNA (新曲)
13. NAIVE
14. YOU DON'T LOVE ME

[Encole]
15. SEASIDE
16. JACKIE BIG TITS
17. STORMY WEATHER (新曲)
18. SOFA SONG

ライヴ中にサマソニへの出演発表!そして、ライヴが終わって出口へ向かうと、サマソニの第三弾発表のポスターが貼ってあって…そこにはDEATH CAB FOR CUTIEの文字が!ひゃっほーい!来たねえ!書いていたやつは完全に勘だったけど期待してただけに嬉しい。今回は文字も前回よりも大きいから、大きなステージ(MOUNTAIN?)か、もしくはSONICのトリ前とかかな。あとはデスキャブとジザメリが同日になることを祈る…!でも正直ジザメリはMARINEでやっても絶対ガラガラだと思うんだよね(笑)The La'sみたくSONICのトリという気はするんだけどな。

帰りも恵比寿から徒歩で渋谷まで…だけれど、もーほんととにかく寒かった。結果的に翌日熱を出して会社もどうにか行ったって感じだったんだけれど…確実にこの寒さを舐めていたから、だと思う。マフラーはしてたんだけど、でもジュビロのやつだったからね。でも寒くて取りたくなかったから。ジュビロのマフラーして恵比寿や渋谷を歩いてました。こういう光景の違和感が少なくなればいいなあとは。ああ、ライヴ中もしてた。自分が音楽業界人や音楽ライターであるかは全く別として(どちらかと言えば、違うと思う。でも違ったら、ここまで繋がりも出来ないか、とも思うし)、その中でジュビロサポってあんまり居ないと思うのですよ…(海外サッカー好きや、首都圏クラブのサポは居るだろうけど)。だから頑張る(笑)

そして金曜は会社を退社した足でそのまま新幹線(最終のひかり)に飛び乗り、浜松へ。最終のひかり、静岡にも止まるようになったんだね…(浜松着が5分ぐらい遅くなった)。帰省はやめて部屋で寝込む選択肢も当然あったと言えばあったけど…どうせ一人で寝てても、ロクに食べないからさ。それなら実家帰って、沢山飯が出てくる環境の方がいいかなあと思って。同じゆっくりするでも、意外と実家の方がゆっくり出来るんじゃないかと…。金曜の夜はとにかく色々食べて飲んでその日はよーく眠ったので、土曜日はかなり体調が戻っていたのでよかった…。正解。

話は遡って、火曜日に3月で辞められる方々の送別会があった。昨年の3月の移転からはや1年。あっと言う間だった気もするし、長かった気もするし、何もなかった気もするけど、色々あったのは多分間違いない。色々あったように思えても、でも1年前のことも結構はっきり覚えているからな。前のオフィス最後の日の掃除のことも、誰のプチ送別会があって誰と一緒に帰ってきてどこの道で別れたかみたいなことも、(無駄に)よく覚えている。そういうことの記憶は良いというか…。

今回の送別会は微妙に時期が早いなあ〜と思いつつも、忘年会に続いてDJとは名ばかりのBGM係(僕のスキルでは。)をば。今回、タメで初めてのthe pillowsファン、そしてタメでは今までで一番音楽の話が出来た方が辞められるので…自分の流したい最近の洋楽の曲と、その間にピロウズとかShortcut Miffy!とかpre-schoolとか用意して。ピロウズの話出来る人が居なくなるのは…マジで寂しいんだけれど(やっぱ僕の人生で一番のバンドだからねえ。ピロウズのチャートアクションやライヴの一つで一喜一憂する人間なので、話が出来る人が居たのはすごい嬉しかった)、仕方ないこと。まぁ“ピロウズファンが群がるのはおかしい!”とか前に書いてたんで(高校時代そう思っていた、って)、やっぱり仕方ないと(笑)

でもピロウズもミフィ!も1曲ずつの予定だったんだけれど、その人の顔を見つけては結局両方1曲ずつ追加したんですけれど。まあ僕も流される人間だという(笑)ま、その子はミフィ!はよく知らなくてtaeファンなのだけれど、僕はミフィ!しか持っていなかったと(笑)でもマジでミフィ!は改めて聴いててかっこいいよなと思っていて…。"RADIO"と"NINA"を使ったんだけれどね、"RADIO"はほんとよく出来たかっこいい曲だと思うのです。この曲の最初のフレーズは、“It's too late”だけど(笑)この曲は割とさよならの歌だよね。でもやっぱすごい好きな曲。

ちなみにピロウズは"Juliet"と"Sad Sad Kiddie"。"ガールフレンド"とか"Tiny Boat"も8cmシングルを用意してたけど、曲の雰囲気が全然合わないから却下…。今回の為に普段はあまり聴かない'97-99年頃のバンドのCDを色々漁ったりして。やっぱこういうこと話せる人が居なくなるのはすごく寂しいんだけど。でも、チューインガム・ウィークエンドの"Killing Pop"のケースを開けたら、全然違うCDが入ってて。その違うCDのケースは、どこにもなくて(笑)うわー、チューインガムどこやっちゃったんだろ…。ちゃんと管理しないとこういうことがあるんだよなあ…。

今回辞められる人は全員それなりにからんだことのある人だと思うので全員にインパクトや寂しさってのはあるんだけれど…(僕も長くなったってことだよね)。まーでもなんだろ。前回の日記にああいう恋愛染みたこと書いているっていうのは、このまま更に2年3年恋愛せずに田舎帰る可能性だって生きている以上絶対あって…そうなった時に「あの頃の自分は色々あったんだな〜」みたく多分見て振り返れるものでもあると思っているから、その時美化して思い出せるようなものを散りばめつつ書いていたりするんだけれど(笑)ピロウズファンの子は、ここまで普段からタメの女子と関わるってこと自体が僕にとっちゃ高校時代以来ぐらいだったから、それなりにドキドキしたなあってのはあったりした(笑)駄目だよなあと…。

なんかねえ、駄目なんだよね。自分で自分が真面目なことしか言えない(思っていることしか言えない)人間だってわかってるから。冗談で言えない。だから、面白がって発言しているのか本気の発言なのか自分でも曖昧にすることぐらいしか出来なくて、それが自分の駄目なところなのだと思うけど、ただ意図してそうやって曖昧にしているといえばそうであって…ま、ド優柔不断な人間だということで…今後はもう連絡先もわかんなくしたし、アクションは一切しない(出来ない)わけなので。何でもそうだけど、冗談めいた言い方でそんなことを言えたってのが満足。

まあ…(これはちょっと前回書いていたことに付随して)ド優柔不断だからこそどっちつかずの距離感こそ良いと思っている節も僕の中にはあるし…それだからこそ“時間が解決してくれることこそ一番自然で、ベスト”なのだと思っているところがあったりする。この日みたく、最寄の駅(有楽町)から乗らずに、「まだ時間があるから」もう一つ先の駅(東京)まで一人で歩こうと思うのは、行動もそうだけど考え方としてもそうなんだろうなあ。もし電車が行っちゃったら、それは「仕方ない」のだ。多分。そしたらまた歩けるところまで歩く。まあでもそれもこれもどれも、後悔しないように過ごせればいいなあってのが結局自分の中の根底としてあるものなのかもしれない。そう思えて行動することは、損得勘定が無い状態だから。行動したことが自分の中で満足していて、そこで完結しているんじゃないかなあ。