ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Jリーグ開幕。ジュビロ磐田-ギラヴァンツ北九州 @ ヤマハスタジアム / 菅木志雄展 @ ヴァンジ彫刻庭園美術館 など

Jリーグ開幕。ジュビロ磐田-ギラヴァンツ北九州ヤマハスタジアム

新生ジュビロが昨季5位の北九州に快勝。

今年もJ2リーグが開幕。あのプレーオフからもう3ヶ月かと思うと早いもんです。早速帰省して、ジュビロ磐田-ギラヴァンツ北九州ヤマハスタジアムを見ました。今年はジュビロプレシーズンマッチや練習試合を見ていないので新戦力が加わってからは初観戦。ギラヴァンツを見るのは昨年9月の同カード以来。その試合では快勝した相手とはいえ(あの試合ではまだシャムスカだったんだよねえ)昨年5位と快進撃だったチーム。決して簡単な相手ではないと思っていたし、ジュビロも戦力が入替わって仕上がりもよく知らなかったから不安もあったけど――そんな不安を吹き飛ばす、3-1での開幕戦勝利!

ジュビロのスタメンは、カミンスキー、櫻内、伊野波、藤田、駒野、宮崎、上田、太田、小林、アダイウトンジェイ・ボスロイド。今年も基本陣形は4-2-3-1。前半試合の入りは良かったけど、先制点は北九州。ほぼ最初で唯一、良い位置で与えたFKを叩き込まれる。あれは原一樹のFKを誉めるしかなかった。けど昨年の開幕戦もこんな感じだったな――今年も「入りは良いけど、数少ないチャンスを決められてしまう」試合が続くのか?と頭を過ぎったところで、そこでチームが引きずらず、すぐにボスロイドのゴールで返せたのが良かった。きれいなゴールでは無かったけど、あそこで1点入ったのが大きい!

その後前半のうちにボスロイドの2点目とアダイウトンのゴール。チームがまだ固まっていない中で新戦力が決めてくれたのはチームの雰囲気としても大きい!後半追加点は奪えずスコアは3-1で勝利。全体的に運動量も多く、内容としても北九州を圧倒したと言えるのでは。サイドチェンジのような長いボールも増えてダイナミックさが加わったことで、細かいパス回しも生きる。でもまあ守備は危なっかしい後ろでの繋ぎやクリアがまだまだ多いし(自動昇格クラスのクラブはそういうの決めてくる!)、助っ人2人が下がって前線日本人になってからはゴールが遠い感じがしたし(森島にも早く1点取ってもらいたいね)、課題はあるけど。ま、その課題を考えても昨年までを思えば最後つまらない失点が無かったのは大きいのかな。

選手感想色々。カミンスキーはまだよくわからない。あまり活躍する場面は無かった。イケメン。渚は運動量多くて良かったね!3点目も渚のシュートが良かったからこそ。伊野波と藤田はなんで危機察知能力は一流なのに時々どやばい繋ぎやクリアのミスをしちゃうのだろう…。もう一人軸になるCB必要だなあ。俊の復帰が待たれる。駒野は安定の駒野。昨季後半の左より今日の左の方が良かった気がするのはチーム全体が攻撃的だったからかな。右と左どちらが良いのかなあ。

康太はゲームメイクは勿論として、守備の運動量も多くなってカバーから何から色々やって…感慨深いものがあるね。ほんと良かった。宮崎…は悪くはないんだけど、名波はまだボランチ起用にこだわるのかなあ?裕人もプレーオフで良かったと思うけどそれより宮崎なのか。この2人だとロビングに全然競り勝てない弱点もあると思ったんだよな、CKのカウンターから競り負けて危ないシーンとかあったし。今日の起用の中ではまだ一番疑問を感じる部分。でも最後に獲ったばかりの川辺くんを入れて宮崎を左SBにしたというのは、次節以降の布石なのか。川辺くんも自分から運んだシーンにせよパスにせよ良い選手そうだ。

吉彰は変わらず吉彰だった。スピードスター。吉彰が居るだけで前線でのチェックの速さが全然違う。アダイウトンは得点はごっつぁんだけど、山崎とはまた違うスピードのあるドリブラー。スピードタイプが増えるのはいいことで、この2人が裏に抜ける動きを繰り返すから、祐希やジェイが下がって受けたがっても窮屈にならずに良い距離感を保てている感じがした。ジェイが割と不思議なポジショニングをするので、祐希は今季より得点を期待。祐希というか2列目の3人にはジェイのマークが今後きつくなるであろう分、点を量産してほしいなあ。(松井や松浦についても)

イングランド代表、ジェイ・ボスロイドについて。

で、元イングランド代表、ジェイ・ボスロイド。タイから来て練習を経ての加入…ということで、一体どんなコンディションなんだ?と半信半疑でしたが、いきなりの2ゴール。高さもあるし身体も強いしポストプレーも出来るし、ドリブルで相手も交わせる(足元うまくて、電柱ではなかった)。足長くて相手よりも先にボール届く。運動量が多いわけじゃないけど、意外と前線からの守備はする。…前田の上位互換…?結構ボールはさわりたい方なのか、センターサークル付近まで下がってきたりサイドに流れたり…するのはともかく、その後そこに留まって中に入りにいかず中に誰も居ない…というシーンもしばしば。その辺も前田っぽいっちゃぽい(笑)思い入れとは別に、戦力的な穴は埋まった感。

心配なのは、Jリーグを舐めていないか(笑)そういうポジショニングも割と自分が中心でやるという自信があるからだろうし、前半最初の方にお洒落で軽いプレーした時に――イルハンフォルランみたいな例を少なからず頭が過ぎるところもあったし、あと後半も審判見てなかったけど相手DFを投げ倒し?ててヒヤっとした(笑)ちょっとやんちゃな感じがする…まあ、そうじゃなきゃプレミアでやってた選手がタイのクラブを経てJリーグに来たりなんかしないだろうけど。

そんなボスロイドですが、サポーターを大事に思ってくれてる感じがすごくする。試合後に残ってたサポーターと集合写真撮ったり、日本でのプレーを楽しんでいる感じもするし。あと英語の発音が分かりやすい!Jリーグでは貴重なイングランド人選手なので…活躍してもらって一緒にJ1上がって定着してもらって、イギリス人がジュビロを応援する流れが出来てUKっぽい企業がジュビロのスポンサー付いてスタジアムのBGMもUKロック中心になる、みたいな流れを今から妄想しておこう!


最後に。試合後の選手挨拶が変わってビックリした。ゴール裏からなんか距離あるなあ…って思ってたら、手を繋いで走って「うーーーおい!」って。ほおお。そして選手との「勝利は続くよ―」が復活!昨年無くて残念だったからこれは嬉しいなあ。やっぱあると「楽しかったね」って帰れるじゃん。ユースの子たちが戻ってきたから、というわけではないけど。去年苦しかったJ2を経たからこそ、もう一度ここへ立ち戻れたと思えば、去年一年も必要な一年だったんだって思う。今日はゴール裏の声も出てたしチャントも増えて良い雰囲気だった。今年のジュビロは、いいぞ。そう思いたい。

以下は今回の寄り道など。

菅木志雄展 @ ヴァンジ彫刻庭園美術館




今回の寄り道。菅木志雄展@ヴァンジ彫刻庭園美術館。先月東京都現代美術館で見た「置かれた潜在性」展も無茶苦茶面白かったけど、こちらの展示も面白かった!表現とは何かと考えさせられる。MOTと違ってこちらは撮影可。あと入り口の石庭はこの方の作だったのね!
oniwa.garden

自転車でクレマチスの丘行ってみた。



ヴァンジの直前は坂が続くと知った上で。バスまで1時間半ある時間に着いちゃったので、初めてレンタサイクルで行ってみた。坂が思った以上にしんどかった…(バカ)。7kmなら意外と近いじゃん、と思ったけど坂登る筋力が落ちてる気がした…越後妻有が思いやられる!写真の水色い建物は、せっかく自転車だからついでに寄った坂茂さん建築・特種東海製紙PAM(内部の見学は平日のみでした…)。ま、今年もこんな風に色々寄り道しながらホームの試合を見に帰りたい。少しずつまたまた寄りたいところが増えてる。熱海の旧日向邸、海峯楼、伊豆長岡の三養荘、南山荘、沼津の御用邸、静岡の芹沢けい介美術館、焼津の花沢の町並み、鷲津の本興寺、あと岳南鉄道大井川鐵道もぼちぼち制覇したいな…。

開幕前のジュビロに関するつぶやきいろいろ

オフの3ヶ月もあっという間でした。以下のことはメモとして。色々前後してます。

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