ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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秋の庭園巡り・広島県福山編①。神勝寺 禅と庭のミュージアム。名和晃平・SANDWICH《洸庭》、藤森照信《神勝寺寺務所「松堂」》、中根金作「神勝寺無明院庭園」など

2017年秋の庭園巡り、まだまだ続きます。今回は最終目的地は鹿児島県の12月終盤の旅――スタート地点は広島県で、福山⇒しまなみ海道で愛媛(今治・西条・新居浜→松山→宇和島)⇒フェリーで大分(八幡浜臼杵→佐伯)⇒そして宮崎(延岡→日向・美々津)→鹿児島(鹿児島→知覧→枕崎)そして最後に宮崎に戻って日南線で日南(飫肥)→志布志…という旅です。
まずは福山編。今回出てくる神勝寺に前回足を運んだ時は↓。
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神勝寺 禅と庭のミュージアム


「和」「モダン」「アート」といったキーワードが好きな人にはたまらない!『神勝寺 禅と庭のミュージアム

まず、今回の福山での目的地『神勝寺 禅と庭のミュージアム』について。
福山駅から「みろくの里・神勝寺」へのシャトルバス(※平日のみ。土日は同じくみろくの里・神勝寺まで行く路線バスが発着します。)に乗って向かいます。
3年前にみろくの里を訪れたのは藤森照信さんの建築「神勝寺寺務所」があると知ってそれを観たいなーと思ったからだった。その時には寺務所以外の工事中で、『禅と庭のミュージアム』がオープンしてからは今回が初。前回訪れた時は松永駅からみろくの里入口への路線バスを使って行ったので(そのバス停から神勝寺まではちょっと歩く。)、神勝寺までの直通で行くバスは滅茶苦茶便利だわ…。
szmg.jpで、結論から言うと3年ぶりに訪れた神勝寺は「和」「モダン」「アート」といったキーワードが好きな人にはたまらないスポットになっていた!

神勝寺庭園「賞心庭」






藤森照信さんの「神勝寺寺務所」が受付。入場料をお支払して前庭へ。「賞心庭」という池泉回遊式庭園で、中根庭園研究所・中根史郎さんの作庭。中根金作さんのご子息。詳しい解説は下記ページ。
shinshoji.com途中、五観堂、秀路軒、一来庵といった食堂・茶室の茶庭を通って本堂へ。





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神勝寺無明院庭園「無明の庭」「阿弥陀三尊の庭」「羅漢の庭」




敷地内の高台にあるのが本堂である「無明院」。その前に広がる石庭「無明の庭」「阿弥陀三尊の庭」「羅漢の庭」の作庭は中根金作。更には白隠の作品が展示されたミュージアムも。


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洸庭(名和晃平・SANDWICH設計)







「禅と庭のミュージアム」のアート面での目玉といえるのが名和晃平・SANDWICH設計の「洸庭」。浮かぶ船のようなパビリオンの中の作品は30分に一度の上映。名和晃平流の「禅」の世界。自分が入った時は観客が自分一人だけだったけど、、、作品以外の物音も聴こえない静寂の中、堪能。
洸庭の前に広がる庭園もきれい。確かここも中根庭園研究所が手掛けた…と聞いた気がするけど、黒いニョロニョロとかはSANDWICHのプロデュースで配置されたものなんだろうな。
oniwa.gardenというわけで超楽しかった。神勝寺だけでもかなり敷地が広いので約2時間の滞在でも割と忙しない感じ。今回は冬の訪問で芝や樹木は枯れ気味だったので、次は青々としている時期に来たいな〜。神勝寺のある一帯「みろくの里」にはテーマパークや温泉施設、前回ほげーっと試合を観た2面のきれいなサッカーグラウンドもあります。バイエルンの日本の育成組織がここで活動しているんだとか。

みろくの里入口」バス停へ移動して、路線バスで鞆の浦へ(1日4本のみのマイナー路線・沼南線)。福山編その2に続きます。
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