ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

川崎フロンターレ-名古屋グランパス @ 等々力陸上競技場





いつもより早めに仕事を終わらせて今日は川崎フロンターレ-名古屋グランパス等々力陸上競技場へ。等々力の平日ナイター来るのっていつ以来だろう?平日のこんな時間に東横線なんて普段乗らないから、真ん中ぐらいの車両に女性専用車両があるなんて知らず(笑)危うく乗りかけた。でもこの時間の東横線のカオスっぷりを体験するとあるのも納得。というか普通の私鉄はこの時間こうなんだろう。5月の川崎×磐田は行けなかったので今年初等々力。渋谷勤務になってから「平日仕事後に行きやすいスタジアムって国立の次は等々力なのかなあ」と思って、ずっとタイミングをうかがっていたのだけど、結局今までは行けず(ACLとか見たかったんだけど)。今日も早く終われるつもりで居たけど結果的に少し長引いて(それでも早く上がれた方)、試合は後半から。等々力には後半からだと半額っていうチケットシステムがあるみたい(平日限定?)。19時開始じゃ間に合わねえよ、ってサラリーマンって絶対すごく多いし、良いシステムだと思う。他のところもやればいいのに。

駅から歩いている途中から雨が結構降り出し、雨なのか汗なのかよくわからない状態でスタジアムに到着。川崎、名古屋ともに今年初めて見るので楽しみだった。両チームとも見るの久々で、フロンターレ昨年のナビスコ準決勝以来グランパスに至っては昨年の元旦…はほぼ見てなくて、一昨年の秋以来ということになります。川崎はスタートこそ躓いたけど、調子を取り戻し上位…だったけどここ最近の連敗で、ジュビロの隣の11位。名古屋は同じくスタート躓いたものの、あっという間に現在は勝ち点で抜けた4チームの中に名を連ねる。後半の印象を書いていきます。川崎もそんな連敗する程悪いチームじゃないと思うのだけど――でも川崎が良くないのか、名古屋が強いのかわからない、あとお互い今日の試合が何%の出来だったかはわからないけど、まあ名古屋が一枚上手かなと。名古屋は中での細かいパス回しもさることながら、相変わらずサイドチェンジとかのダイナミックなプレーが正確!那須だったら絶対サイドライン割っちゃう!みたいなボールを阿部もトゥーリオダニルソンもバンバン通す。ああやってピッチを広く使うから中でのパスも活きるんですよ。大概のJのパス回しにこだわるチームって「各駅停車」に偏ってるから。

でも先制は川崎。楠神の個人技からの先制ゴール。平日、そして雨にも関わらず2万人の大入りだった等々力は歓喜。連敗中だったからこのゴールは大きい。けどその直後、歓喜の中に居たはずの楠神がタンカで運ばれ交代。ここから名古屋が選手交代、攻勢を掛ける。それぞれ選手が誰だったかは憶えていないけど、深い位置からの折り返しを、GKが飛び出し無人のゴールへ流し込む。それを川崎・田中が身体ごと滑り込み、防ぐ。おお!と思った次の瞬間、主審が近寄ってレッドカードの提示。ハンドをとられたのかー。正直見ている距離からはそれが正しかったか間違っていたかはわからないけど、これが試合を分けた。後から気付いたけど、主審は扇谷さん。副審が主審に対して強く主張する珍しいシーンもあったりして(そんで覆ったり)、つくづく当事者じゃなくて良かった(笑)PKはケネディがきっちり決める。この一連の判定の前から、川崎は切り札・小林悠が準備していた。同点になったのもあるだろうけど、相馬監督は一枚欠けた後ろの枚数を整えるのではなく、そのまま前線の交代を行った。結果的にはこれは完全に裏目で、すぐに名古屋にあっさりサイドを破られ、マークが甘々になったケネディが2点目を豪快に叩き込む。

その後川崎も追いつこうと攻めたものの、試合はそのまま終了し1-2。川崎は6連敗、名古屋は上位をキープ。名古屋は仮に11対11でもケネディは止められたかな?というぐらいの風格がある。不安要素があるとしたら、楠神のゴールのような――個人技、スピードと、今日ディフェンス陣にカードが多かったあたり。川崎はあの退場で気落ちしちゃったというか、どう戦えばいいのか迷った隙を突かれた。不運と言えば不運だけど、それでも率直なところ相馬監督にJ1は早かったんじゃないか?と思った。水曜日で中3日での試合、名古屋は強いチームという条件下であったとしても、フロンターレってこんな動きが鈍いチームじゃなかったと思うし、ここまで中村憲剛がピッチ上で輝いていない試合を見たのは初めてじゃないか?チームのクオリティのせいなのか、憲剛がそうだからチームのクオリティが落ちているのかはわからないけど…動けているなーというのが山瀬ぐらい。2年前のACL・川崎-名古屋の時はこんなんじゃなかったなあという。ま、2年は十分長い時間だけど。

しかしまあ、上で書いたような力関係であったと思うけど、監督のインタビューを読んでいても――ピクシーは相手を正当に評価し、危機感を覚え、周到に戦略を練り準備をしていたんだなあと。決しておごっていない。素晴らしいよね。監督って大事だよー!山本、アジウソンを挟んで内山、というように、監督によってどんどんチームのクオリティを下げていったのをリアルに体験したチームのサポだから言える(笑)最初は誰しもJリーグの監督未経験の人で、それこそピクシーもそうだし、関塚監督のように当たる監督も居るかもしれない。それでもやっぱりコーチと監督が違うように、代表とJリーグが違うように、JFLJリーグも違うんじゃねえのかなあと思う。甲府〜富山の監督をやってる安間さんの頃のHonda FCもすごく面白くて且つ強いサッカーをしていたと思うんだけど、それでもJリーグになってから勝手が全然違っているし。今後どうなるのか――今季もう1試合ぐらい等々力に来よう。さすがに残留争いは無いと思うけど――ちなみに最終節はうちです。そんなうちはホームで仙台にドロー。リーグ戦で仙台に勝てないな。てか、全部先制されてないか…。まあ厳しい台所事情、連敗しなかっただけ上々かな?週末の大宮戦は勝ってほしいな。帰り、新丸子の駅に向かって歩いていたら、Bar Pillowsというお店が(笑)これは知ってつけたのか知らずにつけたのか…次回寄ってみようかな。