ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

F東京-大宮

W杯によるリーグ中断前の最後の試合、FC東京-大宮アルディージャ味の素スタジアムへ行って来ました。結局地元帰ることもなかったし、行ける範囲の遠く(横国)へ行く気も起きなかったので自転車で味スタへ。今日は風が強く、行きが向かい風で大変だった。本当はサッカー行く前、午前中から久々に競馬場へ行こうかと思っていて昨日最短距離で何キロか、とか検索したりしていたんだけれど…まあやっぱ起きれなくて(笑)スタ到着もいつも通り遅れて前半35分ぐらいかなー。もう茂庭の交代後でした。

FC東京が前半8分に早々とPKで先制したらしく、前半は1-0でそのまま終了。それにしても太陽がギラギラ差していて今日は暑かった。後半開始から大宮は二人選手交代。藤本に替えて桜井を投入。後半は負けている大宮が一応試合を支配する流れだったが…どうもイマイチな戦いぶりで、ちょっとイライラした。と言うか、結局のところグラウの動きが好きではないのかなあ(笑)森田もグラウに合わせて段々動かなくなって、前が膠着した…時間帯での若林投入だったので、これは三浦監督の好采配だったんではないだろうか。

グラウは何だろう、相変わらずだなあと言う感じだったかな(笑)グラウとリズムが合うFWって誰なんだろう…と思ってたけれど、若林が合っていたように思った。でも、森田の時みたくFW2人が動かなくなって足元で求めるだけになって、中盤が窮屈になると辛いね。いつぞやのうちみたいだった(笑)あとは、せっかくサイドが空いてても全然勝負もしないし前へ前へ出てこないんだもんなー。これがFC東京と全然違うところ。なんで土屋が左SBなんだろ。

これはFC東京の逃げ切りかなーと言う流れだったけれど、後半35分頃右CKから大宮が決めて同点(DFの身体に当たって跳ね返ったので微妙でしたが、副審の判断が明らかだったのと、FC東京側も抗議が無かったので妥当だったのだろう)。1-1になった後、一進一退にはなったが…交代枠を使い切ったFC東京に試合を決める力は残っておらず、ロスタイム最後のFKのチャンスを小林大悟が決めて大宮が2-1で勝利。試合全体では「中位対中位の試合って感じかなー。」ってとこでしたが、最後の大悟のFKが劇的だったので良い試合だったなって思います。

この日最も輝きを放ったのは誰が見ても分かったように、何と言っても小林大悟。ルーキーイヤーから5年間この味の素スタジアムをホームスタジアムとして戦い、J2に降格したヴェルディから今年大宮へ移籍した彼だが、今日はFC東京のホームゲームであったと同時に彼のホームでもあったのではないか。そう思える程の活躍ぶりで、ラストプレーのFKは綺麗な弧を描き吸い込まれるかのようにゴールへ導かれた。ゴール後の喜びの爆発ぶりは、やはり「東京ダービー」を幾度と戦ってきた男としてのそれではなかっただろうか。

今日の1得点1アシストで、今シーズン通算6得点6アシスト。シーズンの1/3を終えてこの数字。ダブル・ダブルももう完全に視野の内だし、この調子でいければベストイレブンはほぼ確実でしょう。結果だけではなく技術の高さは相変わらずで…今の大宮は攻撃においては「大悟のチーム」になりつつあるのではないか、そう感じた(なーんて、見たの今年初めてですけどね)。個人的には…代表にも入って欲しいし、大宮サポには悪いが…もっと高いレベルのチームでやってほしいと思ったりする。多分ヴェルディにはもう戻らないでしょう。

まあ最後のプレーはグラウが中途半端なショートコーナーで初めて「もうグラウ本当にお前はコーナーまで来るな!」と思って(笑)このCK取った時点でもう十分「最後のプレー」って感じだったからさ。グラウにショートコーナー蹴らせるのやめた方がいいよ、ほんと。大悟が倒されたのも今日の基準からするとファールじゃないだろうな、って最初思ったら…そファールで。その後もトニーニョが執拗にボールをセットしていたから、蹴るのはトニーニョか?と思ったら大悟。決まった瞬間は「うわあ!すげえ!」って。今のところ今シーズンベストゴール。

試合終了後は自転車で…本当は試合の前に行くつもりだった競馬場まで。そこから北上して東行って南下して、と自転車で沢山走りました。時間が思ったものと違ってしまったけれど予定通りか…。やっぱこう、浜松居る時は夜でも無駄に自転車でCD屋さん行く為に走ったりしてたから、たまにこう自転車で走るのはいいのかもな。暗くなった後新青梅街道を走ってて思った。明日の等々力のチケットを買って帰宅。雨みたいなので明日は屋根の下(アウェーゴール裏2階)で見る予定。