ガーデン・シティ・ライフ・ログ

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東京V-柏

J2 第34節、東京ヴェルディ1969-柏レイソル国立霞ヶ丘競技場へ行って来ました。何かヴェルディに新しい外人が入っているなあ、と思っていたら開幕時にエースと目されたバジーリオは退団していたようで…。チーム作りの未熟さをいつまでも選手入替だけで補おうとしているラモスヴェルディにはもう一年J2で戦って頂くべきだろうと言うことで、本日はアウェー側での観戦。こういう補強はもう逆にラモスの為でも何でも無いと思うんだけどねえ。今後ヴェルディの試合見に行く時は全部アウェー側だと思われる(でも別にアンチヴェルディに舞い戻ったわけではない)。

さてそんな相変わらず首位を守り続けている柏と、鳥栖戦の頃と比べると若干順位は盛り返したものの依然昇格圏とは勝ち点12ぐらいの差があるヴェルディの対戦ですが、前半25分頃にスタに到着するとヴェルディが2-0でリード。どんな展開でのゴールだったかは知らないけれど、前半見ている限りは「ヴェルディの選手ってやっぱ個々は上手いなー」と感じさせれる展開。負けている柏が前へ出ざるを得ないので、ヴェルディの選手がスピードとスペースを活かす展開。

柏は何か動きが重いと言うか…攻め切れていない。バジーリオに代わって入団したシウバもなかなかスピードがあってスペースへの嗅覚もあって悪くなさそうな選手でてこずっていた(って、バジーリオもそういう選手だった気がするが…。シウバのシミュレーションのイエローは掛かっていたようには見えたけどね。目の前だったので。)。今日は風もあって比較的スタンドは涼しく、超過ごし易かったので…柏はもっと無理して走っていいと思うんだけどな。

柏を見るのは4月の同じカード以来か。GKが南じゃなくて、平山が出ていなくて、北嶋じゃなくてフランサで。谷澤はベンチにも居ない。怪我か何かなのかな。それ以外は特に変わっていた印象はないかなー?スタメンでは4バックの登録だったけれど、2-0になっていたからか、3-5-2のようなシステムだったような印象が(と思ったら最初から3-5-2だったようです)。今日は国立と、味スタより東寄りだからか柏サポも結構多く来ていました。さすが声が大きい。

ヴェルディの選手は大体いつも変わっているので(笑)、大体そんな感じ。前回見た時から変わってないのは石川とマルクスぐらいかな。主審は6月のこの国立での仙台戦で八百長コールを浴びたあの鍋島さん。因みにそのコールを浴びた次に吹いた試合は柏-横浜FCのその時点でのJ2天王山。あの時は僕も結構擁護視線で書いていて見るのはそれ以来になると思うので、今回はどうかなと思いつつ見ていた。27歳でまだ先は長いと思うし、若くして八百長コール浴びることもなかなか無いと思うから(笑)、頑張ってほしいなあ。

後半10分にカウンターからヴェルディが3点目を加点。シウバの裏へ素早い走り込みが見事なシーンだったと思う(僕はオフサイドには見えなかったが、どうか)。カウンターの前の柏が攻めているシーンで、左サイドで回している時に右サイドが超がら空きだったのね。でもヴェルディのシウバが(ヴェルディ側の)左サイドに居たからか、柏の右のDFはそこで無理して右サイドを突くようなことは無かったの。

でもゼ・ルイスが奪って一気に攻め上がったと同時に、シウバは左サイドから消えるように一気に右斜めの裏のスペースを突くことで相手のマークを無効なものとしていた(柏の右サイドの待っていたDFも、他のDFも、掴めていなかった)。2点のリードを許しているんだからリスクを冒して柏のDFは攻め上がって欲しいシーンだった気もするし、一人が攻めて転じることで相手のFWに守備の意識を持たせることが出来たりするものだと思うし。こういう「待ち」の守備程、スピードの餌食になりやすいと思うし、正にそういうシーンだったのではないか。

後半開始時にレイソルエスパルスからシーズン途中に加入したんだった記憶のある佐藤由紀彦を投入、後半15分頃ににフランサ、李に替えて北嶋、鈴木とFWを2枚交代。この直後、オフサイドぎりぎりの飛び出しから鈴木がループシュートを放ち、それを最後北嶋が詰めてごっつぁん(詰めなくても入っていた)。それにしてもやっぱし柏サポは何か面白いなあ。リカルジーニョのミドルが枠を外れたシーンがあったのだけれど、(バックスタンド寄りの一番上の方で見ていたから)柏サポが皆で立ち上がって→崩れる。ってシーンがねえ、すごい分かり易いと言うか、人間臭くて良かった。皆レイソルが好きなんだなー、と(笑)

これ以後はレイソルが攻め立てる展開だったものの、後半35分頃にカウンターからまたもヴェルディが加点。4-1。レイソルも前掛かりになっていたから仕方無いシーンではあったが…。どうもレイソルはサイドのスペースを有効活用出来ていなかった気がするな。サイドを破っても簡単にクロス上げてしまったりして攻撃を終えてしまって。もっと切り込めたよなあ、と言うシーンが幾つか。逆にヴェルディの4点目は思い切って切り込んだところから生まれた得点だっただけにね。ディエゴも上手いしパワフルなのだが…ちょっと持ち過ぎなシーンもあったかな。

やっぱりヴェルディの選手って元々上手いのは上手いなーって思ったし、マルクス、シウバとヴェルディの外国人が良いのは良い。それでも…今の順位のこのヴェルディ相手にこの程度のサッカーしているようではレイソルは首位でJ1に上がっても来年は厳しいんじゃないかと感じる(何となくこのまま今年は柏が優勝するとは思っているけれど。あとレンタル組が戻っては来るだろうが…)。今が正念場だと思うけれど、もうよっと走って欲しいと言うか…頑張って欲しいところ。試合はこのまま4-1で終了。ヴェルディは上位相手に望みを繋ぐ勝ち点3と言ったところか。

試合終了後、柏のゴール裏からは怒号のようなブーイング、でもバックスタンドは比較的拍手が多く。そんなゴール裏のブーイングの中、スタンドの本当に真ん前まで来て柏の選手たちは礼をしていた。どこぞの水色のチームなんて陸上スタでやったり、ちょっとひどく負けたりすると絶対看板の外のピッチ側でしか礼をしないのに、柏の選手達は偉いなと思った。これ、いつもなのかな?まぁホームが日立台だから、あのぐらいの距離まで行くのが当たり前と言えば当たり前なんでしょうけど、うちもホームは専用スタなのに↑だからなぁ…。これ(この内容で、怒号を浴びながら、それでもスタンド真ん前まで来て挨拶)だけでも拍手したくなる気持ちは分かる。まあ、試合内容はブーイングで当然だけど。

試合終了後、自転車の鍵を失くし無茶苦茶焦る。「自転車に付け忘れたかな…」と思って自転車まで戻るも、やはり無く。バッグの中に無い。うわーどうしよう。落とし物にも無く、最後(清掃に入るぎりぎりに)もう一度座ってた席まで戻って足元を探したら、前の列に落ちてた!色がコンクリートと同じだから分かりにくかったが…すっごくホッとしました。やっぱキーホルダーか何か付けることにしよう。合鍵も(こういう鍵でも作れるのならば)作らないとな。今日は本当はもうこのまま帰るつもりだったんですが、結局会社出るまでに片付いてなかったのでまた戻って仕事した。

さて、明日も国立です。いいなあこういうの。今日はノートPCを持っていて試合見ながらこれを書いていた。帰ってきてから書くと色々無駄なことを思い出してそれも書こうとするから長くなるんだけど、試合見ながらだと見たことしか書かないから、丁度いいぐらいではないかと思う。明日は天気も微妙なので持っていかないけど。帰り、日経BP関係のセキュリティ絡みの冊子を読んでいたのですが(流し読みだけど)、今日はノートPCを部屋から持ち出して会社にも持っていってたと言っても、さすがに会社のLANには繋いでいない。

でも本当はノートPCに会社へ繋げる情報が入っている時点でリスクがあるんだろうな。早く部屋でデスクトップ使えるようにして、ノートには重要な情報は入れないようにするべきだと思う。話が飛ぶのですが、インテリア系の冊子とか読んでいるとロフト型ベッドがあるような部屋がいいなーって思うんです。でも、実際買ったら寝ぼけて転落する気がしてやまない(笑)そして物置場になりそうで…。とりあえず今回一人暮らしする時に第一に考えたのが「炬燵でテレビ見ながらノートPC使いたい」だったので、ノートPCをメインで使用するのはなかなか変わりにくいだろうなあ。

話がサッカーに戻って。レイソルレイソルサポは人間臭さを感じるなんて上で書きましたが、人間臭さが好きだからサッカーでありスタジアムが好きなんだよね、結局。僕はテレビで見るだけのサッカーだけだったら絶対こんなサッカー好きじゃない(テクニックへのパーセンテージは全然高くないから)。レベルの高い試合だって、レベルの高い同士、負けたくないプライドが強くてその分の気持ちを表すから面白いんだと思う。幸か不幸か今現在会社に僕ほど表に出しているサッカー好き(Jリーグ好き)が居ないのだけれど、もし居たらすぐに語ってると思う(笑)

どれかと言うと僕は無気力病とか言われる人間が多い世代だと思うからさ。だからこういう、人間らしさが出せるものにのめり込んでいたのは絶対効果があって、きっとこれは大きいし良かったと思うよ。こういう人間臭いものを好きで居たから、なんかずーっと一人で感情の共有をあんまりしていなくても、空虚感にハマり込むことがあんまり無いんだと思うし(今のままでいいとは思っていないけど…)。僕にとって音楽は何だかんだ言ってどちらかと言えば結構冷たいものなんだと思う(←この発言、以前ならまだしも、今だとこれだけ夏フェス行っといて何言ってんだって感じかも)。なんかスタジアムは暖かさを感じてホッとします。

そうだ最後に昨日の甲子園決勝の話。会社で途中から見ていて…斉藤君と田中君が投げ合っててビックリ。しかも1回から!?そして斉藤君はコントロールも乱れていなかったし(外の縦のスライダーのコントロール!)、球のキレも相変わらず良かった。1点返された後に3人でぴしゃっと抑えて、その裏に2アウトから1点取り返した時点で「決まったなあ」と。最後の2ランで「いや、まだわからないか」と思ったけれど、2アウトで田中君迎えた時点で「あ、これで三振で終わるのが一番綺麗な終わり方なんだろうな」って思って。いや、世の中上手く出来ているものだ(笑)良い試合だった。僕の判断でMTVからNHK総合に替えて見てたんだけど(笑)、結局皆気になっているみたいだったし、スポーツってやっぱいいもんだなあと。そう思った。