ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

F東京-福岡

2日続けての国立競技場。J1第19節、FC東京-アビスパ福岡国立霞ヶ丘競技場へ行ってきました。FC東京を見るのは意外にも?3ヶ月ぶり。味スタでのナビスコの同じく福岡戦以来。度重なるJ1中断やら夏フェスやらあったので考えてみればこんなもんだけど、ヴェルディを見ている回数と比べるとやっぱ「そんなに見ていなかったんだな」と。前半25分ぐらいにスタに到着。昨日と同じく青山門から入って…急ぎながらチケをもぎってもらって…ってなんかこの人見覚えあるぞ。あれ?と思って受取る時に顔を見たら今年のフジで一緒に行動した時間帯もあった知人だった(笑)時々国立や味スタの試合でバイトしてるとはメールでもらってたけど、いざ会うと笑った(笑)

今日もアウェー側のゴール裏。前回見た時とはお互い監督が替わった両チームなのだけれど、スタンドに座ってすぐに藤山の先制ゴール。「何か福岡は前回と比べて守備への走りがかなり甘いな?」とは感じていたけれど、この先制点の後のキックオフの時に人数を数えたら4-3-2だったので…1人少ないのか、それだからか。と気付く。まあ一人少ないとは言えFC東京はこの先制点のシーンではミドルシュートを積極的に何人かが続けて打っていたので、打てばこういうこともあるんだろうと。コースが変わっても球も死んでいなかったし。

藤山のゴールなんてレアだなー。監督解任になって、左サイドのスタメンに戻ったところは…FC東京が原点を思い起こさせる為に重要な起用なんだろう、とは思ってたけど。さて、3ヶ月ぶりなんで3バックのFC東京も末期ガーロサッカーも結局知らないんだけれど、今日に関してはFC東京はサイドを思い切って使う、“らしい”サッカーをしていたなあと思った。先制点の後もFC東京が一方的に攻め立て、前半1点で乗り切れたのは福岡にとっては運が良かったと思う。福岡はたまらず前半のうちに走れないバロンに替えて城後を投入し、前半終了。

後半、福岡はシステムを替えてきたのかな?それかただ選手が走る意識を持ったからなのかわからないが、これがハマり前からのプレスが掛かるし攻撃にスピード感が増す。オウンゴールを導いた中村北斗か誰かの右サイドからのクロスも、そこまでの展開も良かったし中にもちゃんと人が居たので「ラッキー」だけで済むものではなかったと思う。その後も一人少ない福岡の方がビッグチャンスが多かったように思う。各選手よく走っていて、田中、城後の前の二人がスペースや裏をよく突いていたし、サイドの中村、アレックスにもキレがあった。

中村か誰かの右サイドを破ってのサイドネットへ外したシュート、カウンターから完全に抜け出して土肥との1対1を城後が外したシーン…他にも幾つかあったと思うけど、1点でも決まっていれば(決まる可能性は十分にあったと思う)、また全然違う展開になっていただろう。しかしさすがにそこは10人なので、対11人に崩れる時は脆い。FC東京に2点目が入る直前のプレー、カウンターから福岡のFWが左サイドで抜け出し、FC東京のDF(誰かは忘れた)が止めたシーン…ノーファールでFC東京ボールとなり、それが2点目に繋がったのだけれど、審判によってはFC東京のファールでイエロー、でもおかしくないシーンだったように感じた。

点を取らざるを得なくなった福岡に対し、すぐさまFC東京が追加点。これは石川のアウトサイドでのミドルが見事だった。福岡の選手は1点目の時もこの時も、この前のプレーでFC東京の選手にハンドがあったんじゃないか的なことをアピールしていた気はするし、4点目も副審が福岡のゴールキックと判定したものを吉田さんがCKに訂正して、そのCKでゴールだったから…まあなんかFC東京寄りだったんじゃないかな、とは感じたけど。前半0分で信男にイエローが出てる時点でどっちに転んでもおかしくない試合ではあったんだろうが。

試合終了直前にまたもCKからFC東京が加点し5-1。まあFC東京の圧勝劇でしたが、この試合のキーポイントは何と言っても前半20分で退場者が出ていたからとしか言いようがないんじゃないかな。次のキーポイントとしては城後の外した1対1で、あれが入ってたら…。それでもFC東京も1人少ない相手に対してピッチを広く使って揺さぶっていたから、仮にあそこで逆転されていても4-2ぐらいで勝っていた気はするけれどね。後半15分頃「福岡は今はまだ走れているし点とってリード出来そうだけど、FC東京のこのサッカーはボディーブローのように効いてくるんじゃないか」なんて思っていて…そしたらすぐ点入っちゃったけど(笑)

しかしまぁでもやっぱ前半20分で黄色2枚で退場ってどうなんだろうね。見ていないから何が起こったのかわかんないけれどさ…。思ったのは、勝利やゴール、良いプレーや良いサッカーを見に試合にお金を払っている人は一杯居ると思うのですが、レッドカードを見るために試合にお金を払っている人は限りなくゼロに近いと思うんだよね。自由と責任が背中合わせだとするならば、主審にはカードを出す権利を持つと同時に、出来る限り11対11で試合を終わらせるように選手をコントロールする努力はしなければいけないと思うのだが。

どんなプレーでの2枚目だったかは知らないので今日のこの試合を指すわけではないが、どの試合でもよっぽどのプレーで無い限り(100%黄色で仕方無いだとか、むしろ一発赤に値するプレーだとか…)、やっぱり11人対11人で開始されるサッカーってスポーツを見に来ている以上、前半での退場者って出て欲しくない(同じく吉田さんの裁いた試合では、04年のナビスコ決勝のジャーンの退場の時もそれをすごい感じたし、書いたはず)。ましてや前半20分でイエロー2枚で退場なんて、試合であったりジャッジとして最早崩壊してるんじゃないかとさえ思う(FC東京ホームなので興行としては間違ってないかもしれないけど(笑))。

別に今回福岡やFC東京であったから…じゃなく、上に書いた通り04年ナビスコFC東京が逆の立場でも同じ事を思っているわけで、考えてみればジュビロの試合でも昨年の元旦の相手の小林慶行の退場の時に「2枚目は出さなくていいんだ!11対11の良い試合が見たいんだ!」って思ってたし。そりゃあ「1人少ないながらも必死に守って一つのチャンスをモノにして後は死に物狂いで守りきって勝利!」とかも、感動的ではあるかもしれないが…それより11対11のサッカーが僕は見たい。ま、嫌いなチームが被害者ならば別かもしれないけどさ(笑)1人少なくなればそれだけ甘いサッカーになるんだし、リーグ発展の為とも思えんしさ。

福岡は後半良い時間帯もあったんだけどね。ああいうリズムでサッカーを続けられればまだまだ上昇の芽はあると思うが…2試合連続5失点はダメージ以外の何者でもないだろうなー。FC東京は復活を感じつつも、相手が格下である上に1人少なかったのだからまだ評価は早いかな。後半、1人少ない福岡に対し攻め立てられたシーンなんかもまだまだ脆さを感じるところではあったし。何にせよやはり今日は到着した時点で1人少なかったのが残念な試合でした。試合終了後は会社に戻って仕事して…立読みなどしてたら遅くなって1時過ぎに帰宅。「朝霧代を稼ぐ!」とメールが来ていた。お疲れ様でした(笑)

ジュビロは前半18分のキムの一発レッドで10人となる展開も(一発レッドになる程なら仕方無いのかなと思ってたが…家本か!)、何故だかこれまであれだけあっさりと走り負けていたジェフに何と3-1で勝利。ジュビロのカウンターがハマったのか(太田2得点!!!)、はたまたジェフがやっぱり今年は走れていないのか。見たかったなー。清水の枝村は4試合連続ゴール?すっごいなー。(昨年もユースで出てたと言えば出てたけど)高卒プロ1年目で4試合連続ゴール決めた選手ってどれだけ居るだろうか?ましてやボランチだよ。ボランチではさすがに初じゃないか。

セレッソ、京都の下位対決は壮絶な打ち合いの末4-4でドロー。移籍について肯定的なこと書いてたけどさ、よくよく考えれば来週は国立で名波が見られるのか。そこまで考えてなかったんだけど、もう見れるんだなと思うと楽しみだな(笑)しかしよく見ると残留争いはJ2経験チームがずらっと並んでいる展開。出来ればJ2未経験チームに1つぐらいは落ちてほしいのだけれど…(笑)人の不幸を祈るような言い方をする気は無いんだけど、そうなる方がJ2も活性化すると思っているので…。サッカー以外の話はまた明日以降に書こうと思います。今日はそんな感じ。