ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

F東京-川崎

今季のJリーグも佳境。まだ32節、33節どこへ行くかは決めていなかったのですが、最初は全然行くつもり無かった埼スタの浦和-甲府へ行きたくなってきた(←これ書きながら今調べたらAビジター席売り切れてたよ…)。やっぱ優勝が近付いているチームを、倒そうと挑むチームの試合は面白いだろうなぁと。この節で一番応援したいクラブは多分甲府だと思っているから。別に浦和に優勝して欲しくないわけではなく(むしろ今年はもう浦和でしょう)、最後ちょっと苦労して欲しいんだよ(笑)混戦になって欲しい。

一番の理想は、最終節の浦和-ガンバは勝ち点3差で浦和が首位だが、得失点差はガンバがリードしているから浦和も決して負けられない状況。でも引分けでも、別会場の川崎がもし勝ったら逆転される可能性があるから出来れば勝ちたい。でもその川崎も最終節のセレッソが順位確定しておらず入替戦の滑り込みに向け必死。と言うようなシチュエーション。入替戦も…ちょっと離されてしまった京都含めて3チームで最後までもつれて欲しいし。ドラマチックな展開希望。

と言うわけで本日はJ1第30節、FC東京-川崎フロンターレ味の素スタジアムへ行って来ました。FC東京は先月のガンバ戦以来、川崎は9月のジュビロ戦以来。今日は生憎の雨。味スタの前に今日こそ競馬場行こうと思ってたけど、雨だったから結局寝てた。まだ雨だったけど試合終了の時間には止みそうだったので、いつもの如く自転車で味スタへ。前半25分頃に到着するともう1-2。確かにこのカードはスコアが動くのが早そうなカードだが、3点も入ってんのね。

試合前の報道には3万〜3万5千人の動員を見込んだらしいものの、この雨と寒くなってきた気候のせいか観客数は2万3千人と伸びず。でもそのおかげでアウェーゴール裏2階のメインスタンド寄りという席に座れたので見易くてよかった。やっぱ味スタは2階席が良いね。2階に居るとサポーターの声もより反響して聴こえるので、雰囲気も良かったのではないかと思います。上に書いたように混戦になってもらう為には、川崎には普通にここは勝ってもらわないと。

試合の方は到着してちょっと見てて、ジュニーニョとマルコンのイエロー。全体的には結構流して流してって感じなのに、止まったと思ったらイエロー。ジュニーニョは(早い攻撃の中で)走りながら相手と交錯した、だけのように見えたが、ファールしかもイエロー。マルコンも斜め後ろからのスライディングだったが、ボールにいっていたように見えたし別に全く激しいプレーじゃなかったから、ここまでのプレーの流れではイエロー出す程ではなかったように思った。

それ以外にも…FC東京有利にジャッジされているなと言うシーンが幾つかあったので、そもそもあの程度のプレーでイエローが2枚出ているようではタイミングを計らってどちらかに2枚目のイエローが出るだろうなぁ、(10人の状態でFC東京を乗せるとハマるのは今季見ていて分かったので)そこまで川崎は何点リードしていられるだろうか。1点や2点じゃ辛いだろう。と思いながら見ていた。

攻撃力、仕掛け、地力ではやはり川崎の方が上。我那覇のポストは安定しているねー、絶対今の巻より良いと思う。左サイドからのマイナスのクロスにジュニーニョがジャンピングボレーで合わせ前半は1-3で終了。この時点でまだ2点差だから展開としてはこの間のガンバ戦と似たような展開だが、ガンバ戦と違うのは…平山が居なくて、それなりに走れているのにこの点差と言うことだろうか。

後半、早々とフィードに抜け出したマギヌンが土肥を引き付けてゴールへ流し込み、1-4。このままじゃ5点目、6点目もあるかなと言う試合展開に感じたけれど、今思えばこの直後に1点返されたという2点目が一番勿体無かった気がする。なんか気が抜けてたよね。1点返したものの、FC東京の中盤はまだ安定せず、川崎のプレスにボールを奪われる。ボールを奪ったジュニーニョが相手DFが5人ぐらい居て(足が動いてない)、その中を一人で交わしていって、引っ掛けられて倒れる。

まぁ見るからにPK程では無いプレーだったけれど、このプレーでジュニーニョのシミュレーションで2枚目のイエローカードで退場。思ったより早かった。まだ後半10分にもなっていない、ここから10人は幾ら2点リードしていてここまで余裕の試合運びだった川崎にとっては厳しいだろう。3点差欲しかったと思ったし、点を取られたばかりでその1点差を急いでしまった、という意味で「奥谷だったら出すだろう」と…見てて思ったには思ったけど、自分達が下手な奪われ方をしたのに結果相手が退場してくれた。FC東京にとってはラッキーなシーンだっただろう。

と言うか、ここ最近はシミュレーションでイエロー出されるのは以前と比べて減ってきてたんだと思ってたんだよね。「ノーファールだよ!立て立て!」ってジェスチャーする審判が最近は多くなってきてたから。だと思ってたのに、シミュレーションで退場だなんて。以前も書いているけれど、11対11のサッカーってスポーツを見たくてお金払ってるつもりなんだよ。退場者が見たくてお金払ってるんじゃない。

川崎絡みで言えば…ナビスコジェフ戦の佐原みたいに荒れて退場とかならばともかく、今日のこの試合は「激しくて、選手がイライラして、荒れていた」試合には、とてもじゃないが思えなかった(今日よりイライラの蔓延して、でもカードを抑えてコントロールされた試合は幾らでも見てきたと思う)。なのに退場者って何だろう。FC東京はすぐさま選手を交代し(石川下げたのは意外だったが)、反撃ムードへ。

ここから川崎は防戦一方。どうにか跳ね返し耐えていたし、我那覇も前線で頑張っていたが、数的不利な中でやはり一人で打開出来るジュニーニョが居ると居ないのとでは大きく違った。幾つかカウンターでチャンスがあったと思ったが、決定的なシーンには至らなかった。ちょっと守備を意識し過ぎて、走れていなかった部分はあったと思う。マギヌンに替えて佐原を投入と言う采配で、完全に姿勢を守りに。

それに合わせてFC東京は平山投入。早い時間(もしくはまだマギヌン辺りが居る時間帯)に平山を投入したら、運動量少ない平山の投入はむしろ楽じゃないかと思ったけど、「今のままでは追うゲームでしか使えない」と言うコメント通り、満を持しての平山投入。その平山が(GKが飛び出したこぼれ球を無人のゴールに流し込む完全にごっつぁんだったけど)得点し1点差。このシーンも、今までせっかく集中して守ってきたのに、飛び出しの判断ミスからゴールを空けるという勿体無い失点。

その直後、マルコンがボールのリスタートの位置をずらす遅延行為により2枚目のイエローで退場。川崎は9人に。まぁイエローが出てもおかしくないシーンではあったが、審判も一人の試合を創り上げる為のマネージャーだとするならば、「遅延行為で2枚目のイエローで退場、そして9人に。」ってことにしてしまうのは、ゲームマネジメントとしてはどうなのだろうか。念には念を、と言うことだったのかな(笑)

「カードが出てもおかしくないプレー」であることも分かるが、苦しい川崎がついあのプレーをしてしまうのは理解出来る。注意で「苦しいかもしれないけど頑張ろうよ」と言う姿勢の審判も居るだろう。今回奥谷は容赦無く即イエロー。遅延行為については、リードしていた川崎と追う立場のFC東京では公平さなんて無いから判断出来ないけれど、今日の奥谷は明らかに公平では無かった。

ただ、基準にはぶれがなく「川崎だったら取る、東京だったら取らない」。冷静になれば言い過ぎだが、過言ではないぐらい偏ったジャッジが一貫していたんじゃないだろうか。川崎の選手は倒されてもノーファールだったシーンが多かったし(ただ、線審はまともだったと思う。判断ミスは無かったと思います)。よっぽど川崎が嫌いなのか、はたまたFC東京を勝たせたい理由があったのか、または追われる立場の浦和レッズをサポートしたかったのか。別にこんなことせんでも、優勝争いで浦和がブレーキなんてこと考えにくいと思うけどねぇ。

以前…多分ヴェルディ-仙台の「八百長ヴェルディ」事件の時だったと思うけど、「陰謀説とかは宜しくない」とか書いていたと思うし、まぁ今回もFC東京の買収ってのは無いなぁってのは思ってたんだけど(今の順位ではする理由が無い)、こんな偏ったジャッジは本当に今季初めてで、今まで見てきた中でも限りなく1位に近いぐらい、露骨だった。(と言うか9人になる試合を見ること自体、2、3度目)

川崎を勝たせたくない何かは確実に働いていたと思わざるを得ない(笑)もう退場させたくて仕方が無かった感じがしたもんな。もうカード赤っていう血の色じゃなくて青とか緑にしようよ。そしたら審判も出したがらないよ(笑)川崎の選手が勝手にぶち切れてたなら同情の余地無し、選手が悪い。って思うが、全然そうじゃなく勝手に審判がカードを積み重ねて選手の数削ってるんだもん(笑)ぶち壊し。

そしてロスタイムは何と6分。まぁ早いうちから選手が少なくなったことで川崎の選手は時間稼ぎが多かったが、こんな長いロスタイムは勿論初めて見る。ただ時間稼ぎが多かったとは言っても、45分ハーフもある試合なのだからそのうちにどうにかしなきゃいかんと言うか、それもゲームの進め方だからロスタイムはさほど長くならない(まぁ4分だから長いな。ぐらい)って試合は何度か見ていると思うんだよな。今まで5分の試合は見たことあった気がするけど…6分は異例中の異例とも言っていいだろう。奥谷は絶対追い付かせたかった。または川崎を敵としていた。

ロスタイムの早い時間帯にFC東京は同点ゴール(オフサイドアピールしてるみたいだけど遠くだからわかんないや。どうだったんだろう)。もうここで見ていられなかったのでスタジアム出ました。自転車で出た頃、大きな歓声が聞こえたから逆転したんだろうって思った。しかし今日の試合はもうサッカーってスポーツの興行ではなかったと思う。劇場と言う言葉が相応しい。ヴェルディ-仙台戦と並ぶ、今季ワーストゲームです(←でも逆にあの試合では審判を擁護してたんだけどね)。

レッズは浦和市出身の水沼監督による機能してない4バックのマリノスに順当に勝利し、ガンバが敗れた為再度勝ち点差を広げた。せっかく勝ってやったのにガンバは何やってんのよ。後はもう全部勝ったら33節には優勝決まるんだなー(32節の甲府戦で決まるかもわからんけど。最短がここ?)。もう間違いなくなったでしょう。残留争いは仲良く3チーム足踏み(京都が1つ差を詰めた。3差ならまだわからないと思えるでしょう)。それにしても今日は退場者が出ている試合が多いね(京都も2人退場)。一体この2週間のうちに何があったのだろう…。J2は一番「なったら面白い」結果になって、再度2差に3チーム。面白い!

うーん、FC東京はどうだったんだろう。追いつく匂いはしていたけれど、ちょっと今日は奥谷のゲームコントロールに因るものが大き過ぎる。平山も同じく。ガンバ戦は11対11での逆転劇だったけど、今日は「上位いじめ」した印象は無いよ。奥谷に勝たせてもらっただけ。ただ…今日の試合を結果が良かったからって擁護していたら、浦和戦辺りでホームなのに同じ目に遭って不満が爆発したりするんじゃないかと思うよ(まぁSRが来るだろうけど)。根本的な問題はずっと潜んでいる。

なんつーか、自分がされたら嫌なことはしない、だと思うよ(笑)今日の基準で次の試合で全然違う公平な基準だったら、多分不利だって感じるでしょう。それで不満に感じたりしたら、すごい不健康だと思う。って来週はうちとか。どうなるかなあ。久々にJリーグ見るのが怖くなった。来週はそれ程でも無いんだけど、32節辺りは。33節はJ1じゃなくて国立のJ2に行くと思う。その方が気が楽だから(笑)

昨日「親御さんはJに連れていくべきだ!」って書いてるけど、それで今日の試合だったりしたらもっと絶望しちゃうかも。この世の不幸は、圧力と好き嫌いと偏向と操作で…この世の不幸は感情操作と嘘笑いで。それで何でもいいことなんてないはず。みんなが夢中になって暮らしていれば別に何でもいいやって言いたいけど、そうなれない(笑)だから昨日のその言葉は撤回!

さて、携帯を壊してしまいました。バキっと。ムシャクシャしてやった。今では反省している。部屋戻った後すぐ吉祥寺へ。良い機会だから検討中だったP901iTVにしようと。先日聞いて歩いた中で一番安かった渋谷の店舗に行こうかと思ったんだけれどその前に吉祥寺のお店を少し歩いたら、何とP901iTVFOMAFOMAの買増でも0円って言うミラクルなお店が!(これ、今日だけだったみたい)

24ヶ月以上でも量販店では普通に2万5千以上とか3万円台だったりするから、ちょっとお金おろしたのに。不幸中の幸いと言うか…壊れてなかったら吉祥寺歩かなかったかもしれないし、歩いていてこれ見ても「903iTVが出揃う来年春まで待とう」と思っただろうし。タイミングが良過ぎる。なんか、変なところで運を使っている気がする(笑)条件の割引の契約も、半数以上既に加入しておりました。

ただ…メモリが移せない状況だった。ので、アドレス帳は全部消え去りました(まぁメールも電話も履歴からすることが多かったけど…でもそれも消えちゃったわけだしね)。ここを見て下さっている、僕と携帯の連絡先が分かっている方いらっしゃいましたら、メールや電話など頂ければと…。登録し直します。僕から連絡することが多かった人は連絡出来なくなってしまったな。待つしかないや。今後はFOMAカードに登録しよう…ってそういう問題じゃないけど。ブックマークも消えちゃったし、着メロもだ。あ、これって着うた対応してんのかな。

スタジアムからの帰り、おおはた雄一の"おだやかな暮らし"を聴いていてようやく落ち着きを取り戻した気がする。画像はおおはた雄一"ラグタイム"のジャケ(試聴出来るサイト探したけど見つからず)。今年のRock On The Rock'06で聴いてうるっときて、夏頃から聴いている曲ですが、本当にこれ名曲。おだやかな暮らし、って言葉が良いよね。

そうだ、日本代表にジュビロ磐田からエースの前田遼一が選ばれましたね。前にも「そろそろ選ばれるんじゃないの」的なことは何度か書いていたと思うけど。先日、初招集を何人か選ぶって記事が出た時、「考えてみれば、好調なチームから選ぶって言うのなら上位3チーム破っていつの間にか5位まで上がってきたうちが一番好調でしょ?前田、太田、菊地辺り選ばれるか?」と思ってたので、まぁ妥当でしょう(太田も選ばれるべき結果出してると思うけど)。

巻に対して「前線の守備が云々」とかよく言ってる気がするけど、正直前線での運動量や守備は前田は日本トップクラスでしょう。元々技術は申し分無い選手だし(そもそも、アテネ世代で一番最初にA代表に合流した選手だ。合宿だけど。)ポストにもどんどん磨きが掛かってる。最初は…スタミナはあるのに走り方がわからなくて動けなくて、その後は走り過ぎて中を空けちゃうのが課題だった(笑)が、今はポジショニングもどんどん良くなっている。

近頃のジェフの試合見てる限りでは巻より前田の方が動いていると思うし、カレンもU-20代表で前線からの守備をしてくれる選手扱いだったけど、そんなカレンよりも前田は全然運動量も守備への意識も高いし。ただ、U-23代表でFWやってた頃に全然機能してなかったから、それが不安なんだけどねえ…。今回大分から高松も選ばれたし、今のこのパフォーマンスの巻は一度引き摺り下ろさないといけないと思うよ。今日見た限りでは我那覇がスタメンでも良い位だと思うし。前田なら完全なトップもセカンドストライカーも出来るし。使われるかな。楽しみです。てな感じ。