ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

U21日本代表-U21韓国代表

日中韓サッカーU-21代表交流戦、U-21日本代表-U-21韓国代表国立霞ヶ丘競技場へ行って来ました。行った一ヶ月後(12月)に今これを書き始めているので、うろ覚えだけど思い出しつつ。代表絡みの試合、この年代の試合などは10月の中国戦以来。19時20分開始の試合で中国戦より遅かったけれど、でもやっぱり遅れて国立へ。この間と同じくバックスタンド上段。観客動員は…韓国戦は中国戦より多くなるものかな?と思ったけれど、同じぐらいでした。今回は聖火台近く。微妙に熱が風で流れてきたのか、顔が熱いなと思いながら。入り口でホッカイロもらった。

この日のスタメンってどうだったかな。調べた。GKが怪我の西川の代役としてジュビロの松井、DFが中村、青山直、千葉、家長、MFが青山敏、梶山、水野、増田、FWが平山、苔口。試合は、前半終了間際に韓国の選手にぶち抜かれて失点。後半、水野のクロスに平山が競った裏に飛び込んだ増田の頭で同点。1-1で試合終了。という展開。とりあえずざっくりとした印象だけでも思い出しながら。

この世代はサイドにはやはり良い選手が集まっているのかな。水野はナビスコ決勝で見た時と同じ様に相変わらずキレキレ。やっぱ勝負する姿勢が素晴らしいんだと思う。中村北斗の運動量、水野をフォローするタイミングも素晴らしいし、今回家長が左SBという位置をやっていたけれど、今回不在だった本田との共存を考えればこういう選択肢は有りなんだと思う(結果的には「本田の代わり」だと思ってた増田がまた得点を決めたわけだけど。増田はまだよくわからない)。

なんやかんや言って今の日本の選手は…Jレベルでは「良い選手沢山居るなぁ」って思うんだけれど、世界での大会や相手になると中途半端なサッカーになってしまうレベルなのかなー。と考えると、中途半端にバランスの良い選手をシステムに当てはめていくより、ベストの11人をチョイスして、それをベースとしたチームをまず構築して、それをカバーする選手層にして行く。って感じがベストなのかなあ。とか思いながら見ていて、そういう意味では本田、家長、水野、中村北斗はその中に入ってくるだろうし、共存して欲しいかなと思う。

そんなこと思ってたら中村北斗が怪我してしまった。しかも思ったよりひどく全治半年とのこと(一度は立って戻る気配を見せたし、歩いて戻っていたが…)。こうなると右サイドバックの控えっていないんだよね(笑)後半家長の代わりに出ていた伊野波も決して適職ではなかったし。とは言っても伊野波みたいに複数ポジションこなせる選手はこういう時こそ必要になってくるんだけどね。

あとはその「中途半端にバランスの良い選手」なんだけれど…なんだろう、もうU-20じゃないんだから下位チームでそこそこ出ている選手よりも積極的に上位チームで出ている選手を使って行くべきではないかと。梶山、青山コンビよりも絶対谷口をスタメンで使うべきだろう。普段から戦っているレベルが違うんだから。(アジア大会では、梶山が居ない影響か?、谷口は全試合スタメンでしたが)

苔口もスタメンって程かなぁ、って思うんだけれど…カレンがチームでレギュラーじゃないからな。カレンはこの日は途中出場。平山とのコンビネーション(というより距離感)は多分今でもカレンが一番いいんじゃないかな、と感じた。しかしこの日印象に残ったプレーは、カウンターで2対2でカレンがドリブル。右サイドに流れた平山にショートパスの選択。このプレーには心底ガッカリした。

あの時カレンはゴールを目指した上で、平山にパスした後、どんなプレーを期待したのだろうか?ダイレクトのクロス?平山が素早い切り返しで相手DFを振り切ってシュート?ダイレクトクロスを求めたならば、パスを出した後のカレンのスピードを緩めたのは全く以って頂けないし、後者のプレーを平山に求めれるわけがない(笑)案の定もっさりした足元の平山は韓国DFに対処されてしまった。

もうねー、スタメン外されてアピールしなきゃいけないのに、ましてやこんな2対2なんてビッグチャンスだ。平山がせっかくサイドに流れて片方のDFを釣ってくれたのに、わざわざそっちにパスだなんて。しかも平山にとっちゃ利き足じゃないサイドだ。これはただの逃げのパス。ここで勝負出来なくていつするんだってすごい思ったね…。やっぱそもそもメンタルの問題なのかもなー。

もうねー、昼には太田、夜には中山の爪の垢を煎じて飲みやがれと。(苔口が良かったとは思わないけど)これじゃ苔口ごときにスタメン奪われるわけだよ。右サイドで出た細貝でも積極的にシュートを打ってったぜ?あとはちっとぐらい水野を見習えと思うよ。勝負しないという選択肢は結構だけども、せめてもっとゴールを向けた意図のあるプレーをしなきゃ話にならなくなってくると思います。

平山は中国戦で見た時よりはだいぶよくなって来ていると思った。ボールも結構収まったし、ちゃんと周りにボール叩いていたし、競り合いもだいぶ勝っていた(そういや、韓国代表ジュビロ磐田のキムは居なかったな。なんで日本に居るのに呼ばなかったんだろう)。動きがもっさりしているところはまだまだあるんだけれど、仕方ないっちゃ仕方ないし…これだけ平山の特徴を活かせればというか、彼には彼の特徴があるわけだし。良くなってきていると思った。

ただもっとゴールへの姿勢を求めたい部分はあるし、何よりカレンがこんなん、カレンが駄目だとしても苔口と言うのはね…。前の世代のFWも、大久保、田中達也以外の背のあるFWは苦しんだけれど、なんやかんや言って高原、柳沢はかなり良い選手だったんだなあと思う。その他この試合の印象。結局谷口はあんまり使われず。反町も結構選手交代のタイミング遅いよね。テストと言う割に選手交代数が少ないのが気掛かり。近くに枝村を連呼する人が居た気がするが(中国戦と混同してるかな?)、使われず。野洲の乾はドリブルで仕掛けるシーンもあった。良いと思う。カレンも見習え(笑)試合が終わって会社に戻る。そんな感じでしょうか。