ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ジャパンカップダート @ 東京競馬場

今回また引っ越して来てからずっと行きたい行きたいと思っていた東京競馬場。競馬は元々(中学の時から)好きで(←ダビスタ世代)、以前東京居た時も何度か行っていたし、浜松戻った後も東京遊びに来て良いレースとタイミングが合ったりするとWINSに寄ったりはしていたんですが、さすがに府中まで足を運ぶ気力は無くて(その時間を他の街を歩く時間に使いたかった)。で、今回越してきてまた問題無く行ける距離感にはなったものの、タイミングが合わず…というより行けそうな何もない週末に限って(というよりは、それだから)ちゃんと起きられない日が続き、今年の東京競馬最終開催週によーうやく足を運びました。最終週は好天に恵まれ。良い日を選んだかな。

でもやっぱこの日もちゃんと起きれずに競馬場着いたのが14時半ぐらいだったのかな。府中本町からの通路には明日のディープインパクトを近くで見る為の?徹夜で並ぶファンの列が既に出来ていた。200円払って入場して「うわあー、懐かしいな」と思って歩いていたらもう全然東京10レースを締め切っちゃったぐらい。なので今回は東京メインのGI、ジャパンカップダートと京都のメインのGIII京阪杯、あと東京の最終12Rしか買えなかった。まあ買うの目的じゃないのでいいんだけれど。

東京競馬場はやっぱ広い。そしてWINSと違って綺麗。天気良くて…風はあまりなかったんだけれど気持ちいい。多分GIの開催される日に来たのは初めて(他会場でGIがある、って日に来たことはあったけど、目の前では初めて)。だから土曜日ながら人は多かったと思うんだけれど、それでもやっぱ広いわ。そんなごちゃごちゃしていない。競馬場来るのは…02年の秋の東京か春の東京のどちらか以来なんだけれど…その時工事中だった大きな新スタンドももうすっかり完成して以前より全然広くなっているんだろう。快適さが変わっている気がする。

そもそも僕が野外フェスにハマり始める前…以前僕が「スタジアムが好きなんだ!」的なことを書いた時にも書いていると思うんだけれど、こう…開かれた野外な場所で芝生とか緑が広がっているみたいな、そういう場所が好きでスタジアム=Jリーグにハマり込んだってのがあって。競馬場も環境的にはそれと同じなので、やっぱ行くと好きだなあって思うんだよね。レースを見るとか、馬券とかそれよりも重要な要素だというか。まぁスタやフェスと違うのは、禁煙場所が決まって隅に存在する、ということがない(メインスタンドは結構どこでも喫煙可能)ってとこだろうな。内馬場はファミリー向けなのか、結構禁煙場所が多かった。

パドックとかも久々に行ったりして。うーん、昔は本気で馬体とか見てた気がするけどもう全然わかんないや(笑)なんかどうせもう今年最後なので、予想に掛ける時間は極力少なめでとにかく色々歩いてみた。いやーやっぱ良かったよ。また東京開催の時は絶対来ようと思った。馬券買うのは1年前のSwedish Styleの途中に立ち寄ったWINSでのアルゼンチン共和国杯サクラセンチュリー複勝を当てたんだった気が…)以来かな。その前が更に前年の有馬記念天皇杯準決勝の浦和-磐田を見に来たついでに前日発売で買って、1〜3着のワイド的中)以来になるのかな。もう予想めいたことも全然していないから結構不安だったけどそこそこやれた。

予想とレースの方。ジャパンカップダートはとりあえずメイショウバトラー中心。こういう血統好き。騎手も好き。芝では中距離の実績もあるし、ダートでも強かったから…距離は若干不安ながら行けるんじゃないかと。後は…意外と距離実績のある馬が少なかったので、距離実績のあるハードクリスタル、さすがに外せないシーキングザダイヤ、昨年の実績馬のサンライズバッカス…と購入。オッズは全く見てなかったんだけれど、フサイチリシャールは未知が魅力にしては期待が高過ぎでは、ブルーコンコルドは距離持たないだろう。と思っていた。

逃げたメイショウバトラーがあっさりと脱落。内から伸びてきた馬が最初赤じゃなくてオレンジ色の帽子に見えて「ハードクリスタルか!?」と思ったんだけれど全然違った。4番、アロンダイト。「4番?4番〜?4番て何?」とものすごい言ってた…。隣に居た人が当たったのか、興奮冷め遣らぬゴール後、色々この馬について語ってくれた。前走、同じ距離の金蹄S勝って4連勝中であることぐらいは新聞で見ていたが、重賞はおろかオープンも体験していない馬。レースぶりも見ていない以上まさかここで通用するとは思っていなかった…。

でも結局上位は距離実績ある馬で占めていたんだよね(ハードクリスタルは駄目だったけど)。東京の2100ってコースはやはりタフさが求められるんだろうなーと思った。でも1着がそんな上がり馬、3着も実績はさほどない馬だったということもあって「こんなのGIじゃねぇよー」との声がそこら中から(笑)でもGIらしく後藤のウイニングランとお辞儀も見れたりしたので、まぁ満足かな…。勝ち馬も単が15倍だったってことはそこそこ期待はされていたんだろうか。

続いて京阪杯京阪杯と言ったら1,800のハンデ戦って思い込んでた部分があったから直前に別定の1,200だと知ってビックリ。他に逃げ馬が居なかったから、内枠のコバノフウジンは絶対残る展開になると思ったからこれ中心に、アンバージャックリミットレスビット、タマモホットプレイタニノマティーニ。予想通りコバノフウジンが悠々逃げ粘り、アンバージャックがそれを差し、3着争いが差し馬で激戦。コバノ-アンバーとコバノ-タマモのワイド的中。アンバーじゃなくてリミットレスビットが来てくれたら3連複持ってたんだけれどな…。

東京の最終も6番人気の勝ち馬から、2番人気の2着馬のワイドを持ってた。京阪杯も東京の最終も人気が割れていたからワイドでも結構ついたんだよね。トータルで2,700円買って2,600円のリターン。電車代と新聞代が赤字ってところで、久々であることを考えればよくやったと思うし、負けなければ充分ぐらい(通算でも多分トントンか、1,000円〜2,000円とかそれぐらい勝ってる、って程度じゃないかな)。元々少しでも稼ぎになればなんても思ってないし、でも買い方は性格的なもので基本的に極力本命は嫌い、中穴を狙う感じ…でも中穴狙っても三連〜とか買わずにワイドでとりあえず当てに行くところが、気の弱さ(笑)

他にギャンブルってしないので、競馬の賭け方が僕の性格の現れている部分だとすると…。限りなくノーリスクローノーリターンに近い、ローリスクローリターンな人間だと思う。ここから話をちょっと内面に持っていくと、普段過ごしている中、もしくは自分が未来へ向かっていく中でそういう部分っていうのは…物事に対して、無意識のうちに(今のまま自分を守って)逃げ道や言い訳を用意しているんじゃないか、と。ちょっと前に会社を辞めた方に「他の人は自分が主役になれていることがあるなぁ、って感じるけど、僕にはそれが無い」なんて話をしたことがあったんですが、それは結局僕は「本気」になっていることがないのかも。

実際「これが無ければ。これだけは誰にも。」と言い切れる程入れ込んでいるもの(←出来るとかそういう実力的な部分とは別の、そもそもの気力の部分)は無いかもしれない。(多趣味では全然無いと思うけど)あれも好き、これも好き、と言うスタンスで居たいと思うのは今の自分には保険なのかもしれない。どれにしても、自分の能力や視野の範囲のものだけ広げて見ているだけと言うか…なんかそれを突き破らんとすることが無ければ駄目なのではないか、と言う気がする。別に仕事になることでも趣味でももっと普通の当たり前の生活としてあることでも、何でも良いんだけれど、何でも良いとしても今は無いし。

「何があるだろうなあ。」なんて考えてはみるものの、「でも別に無理に探すもんではなく、ふとした時に見つかるものでは」と思う部分もあれば「でもその考え自体が守りで、やっぱ本気で考えて考えなければ駄目なのでは」と思う部分もあるし。でも何か、こう…靴が欲しくて、気に入るようなのをすごい探しててでもなかなかなくって、「まぁ、これでいいか」と思って買ったら、次の週ようやく本当に気に入るものを見つけて「あーこっちが良かった」みたいな。そういうことって結構あるものだと思うので、僕自身が別にそれでいいと思うのならばやっぱり弓矢を引いて引いて、でもいいのかもしれない。と思う部分もある。

でもやっぱ言い訳出来ないぐらい本気になることって、「無きゃ駄目」って言い方とは違うんだけれど、あった方がいいと言うか、必要だとは思う。その方が刺激も成長もあると思うから。ちょっとしたきっかけであったり、ある程度時間が解決する物事もあると思うんだけれど、今すぐという心当たりも無いので…なんかあるかねえ。なんてことを考えていたのは後日の話。この日は競馬場を夕方に後にしてから、京王線の府中駅から下北に寄った後、新宿行って金券ショップやCD屋さん行ったりして。部屋帰ったのは23時ぐらいかな。

以下この日買ったCDとか。スクービーとユカリフレッシュ以外は全部知らないアーティスト。久々に新宿のタワレコでまともにCD見たんで、これまた久々にWORLDのコーナーのクリアランス棚でジャケ買いとか(見始めると5枚きりじゃ全然物足りないんだけれど…抑えた)。Basque Dub Foundationって名前が良いよ。あとParadeは普通にすごい良かった。ユカリ〜はそれこそ2000年の頃に欲しいと思ったアルバム。安い!ラッキー。スクービーはHMV渋谷で買おうと思ってたら、この日は新宿店でも3倍ポイントをやってたんでそこで購入しました。

Addosso Agli Scalini "Piripicchio"
Basque Dub Foundation "Basque Dub Foundation meets Loud&Lone"
El Pont d'Arcalis "Del pirineu estant"
Parade "Consecuencias de un mal uso de la electricidad"
Roy Paci & Aretuska "Baciamo Le Mani" 以上輸入盤クリアランス305円
Scoobie Do "Royal Funk-a-lismo!〜Live At 日比谷野外音楽堂〜"
Yukari Fresh "Cityrama" 中古210円

Scoobieは帰って早速見ました。やっぱこの日のライブは本当に良いライブだったなー。アンコールする気にならないぐらい、お腹一杯のライブだったなあ…と見てて改めて思った。やっぱ今年の一番はこれ。あと友人の言ってた通り、映ってた映ってた。改めて映像で見てるとこの程度の広さしかないんだな、と思うと…ちゃんと見てるともっと何度も映ってるんだろうな。

しっかし、僕はこんな踊り方してんのね。丁度すっごいだるそうな感じの(笑)朝霧でサッカーやってる映像を見た時も「こんな走り方してんだ。走ってる時の腰の位置が高いなぁ」とか思ったりしてたんだけど、すごいおかしい(笑)話は飛ぶんですがそういやこの間のコパサのライヴの模様が、天神蔵の社長のブログってのが存在していたようでその中に写真が何枚か載ってて、映ってた。カメラなんてあったっけ?気付かなかったな。今更ながら目立つ色だな、と思った。

この日の更に前の日、Scoobie DoのDVDをその日買うか、土曜(25日)のHMVのポイント3倍で買うか迷って、あー帰ってスクービーのDVD見たいなーとか思いながら結局その日は買わない、なんて日があって。仕方無いので帰ってから何となく代わりにpre-schoolのラストライヴのDVDを見ていたんだけれど、あれからもう3年かぁ。早いもんだなー。改めてあの日前のゾーンへ行かなかったことは今のところ一生でトップ5ぐらいに入る後悔かなと思う(笑)

とは言いながらも、本当に後悔する程重いことは、そう思い出そうとはしない程度に忘れたかのような存在にするから、割と「気持ちとしては軽いけど大きな出来事」として、このpre-schoolについては思っているんだろうと思う。DVD見てて改めて良いバンドだったなぁ、と思って、翌週(これを書いている週)妙にプリ熱が高まり、CDを再びリッピングしてMP3をプレイヤーに突っ込んだり、PSGFのTシャツを着たりしてみた。とりあえずこの日分はこんな感じで。