ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

ラグビー日本選手権 ヤマハ発動機ジュビロ-関東学院大学 と、ラグビーを見て思う「ジュビロ磐田はカウンターサッカー?」

11日の日曜日に秩父宮ラグビー場へ行って来ました。ラグビー初観戦。カテゴリはFootballにしてますが、一応ラグビーフットボールと言うし。ラグビー日本選手権2回戦、ヤマハ発動機ジュビロ-関東学院大学秩父宮ラグビー場。でもスタで見たのはこの試合の後半だけ。この日は12時から1試合目があったからもっと早く来れればよかったんだけれど…まず会社に着いたのがもう2試合目開始の14時ぐらいで、前半は仕事しつつテレビでこの試合見たり、窓から眺めて「あーお客さん入ってる。選手も見えるなー」みたいな感じ。これちょっと面白かったのでまたしたいな。また準決勝、決勝とあるし。後半からスタジアムへ(しっかし伊○忠商事のビルからは本当に丸見えなんだろうなあ)。

秩父宮ラグビー場は、入り口の前は幾度と通ってきたけれど中に入るのは初めてということで。実際に敷地内に入ってみると…何となくヤマハスタジアムに感覚が似ている?メインスタンドがでかくてバックスタンドの傾斜が緩いってのが全然違うんだけれど、なんだろうな。雰囲気が。日立台や西が丘程簡素でもなく、フクアリとか程造りがかっこいいわけでもない。サイドスタンドの通路っぽさ(?)が、三ツ沢とか他の球技場と比べても、磐田スタに近いのかなぁって思うのかも。

とりあえず普段のサッカー観戦の感覚で言う、バックスタンドのアウェー寄り(の最上段)へ。ヤマ発ジュビロがこちらへ攻めてきていたからこっちへ来たんだけれど、実際はヤマハホームチームだったらしい。ラグビーは後半攻める方向は大体自チームサポが居ない側へ行くのか、単純に風上の関係で攻める方向をこう選んだだけなのか。どちらかわからないけれど。確かに後々確認してると、バックスタンドのホーム寄りにヤマ発ファンのファンは座っていたようなのだけれど。でもホーム側サイドスタンドに陣取っていたのは関東学院を応援する(動員された)少年団だったり。この辺の決め事はまだ理解出来ず。でもやっぱ良い雰囲気。

ラグビーはほんと全然興味無いスポーツだったんで、少しなりとも見始めたのはいつだろう。多分トップリーグが始まる前年、ヤマハ発動機神戸製鋼を下して西日本王者か何かになった年に、ヤマハ発動機が来年からトップリーグに入ってジュビロを名乗る…なんて話があったんで、それでテレビでちょこっと気に掛けて見るようになったんじゃないかな。多少ルールも理解してきてはいたけれど、ノットリリースザボールのルールはこの日テレビ見てて初めて知った(笑)とかそんなん。

ラグビーのルールに関してはそんな感じだったけれど、ヤマ発ジュビロに関してはジュビロと絡めてニュースを見ていたりしたので選手の名前とかは多少知ってたのかな。トップリーグ初年度か2年目に、当時も2強だった早稲田大と関東学院大のキャプテン、大田尾と山村が入団し、同時に現役(?)ニュージーランド代表の司令塔・マクドナルドが加入。関東のクラブ(サントリー東芝府中)ではなく先の二人がヤマ発を選んだのには、出場機会という要素もあったのだろうし、何か彼らが初期ジュビロ磐田に置ける藤田俊哉と名波、マクドナルドがファネンブルグドゥンガみてぇだなぁ…とか、思ってたんだと思う。

実際マクドナルドが居た年はかなり躍進したと思うんだけれど、国からの帰国要請か何かで退団しちゃったんだよね。今のところヤマ発トップリーグ以降、上位争いはしながらタイトルまでは辿り着けていないと思うんだけれど、それでも多分トップリーグ設立前の前評判が高かったという話は(知らないだけかもしれないけど)無かったんじゃないかって思うし、ジュビロトップリーグで屈指の観客動員数を誇る。という話なので、そう考えれば…やはりジュビロは優良クラブであるし、磐田市ヤマハスタジアムと良い距離感である。と言うことなのかな、と思う部分はある。

試合の話へ行こうかな。今季ヤマハ発動機トップリーグ3位、プレーオフマイクロソフトカップでもサントリーに1点差で破れ敗退。という成績。この日は学生の関東学院大学にリードを許す(最大14点差)という展開。しかし後半は風上?に立ったのもあってか勢いを取り戻し、関東学院大を圧倒。1点も許さず、41点を追加し圧勝。順当に力の差を見せ付けた、という試合。この日は北風が強くて、試合終了に近付くにつれ寒くなってはいたんだけれど、やっぱラグビーってボールの形がああだから風の抵抗受けやすいのかな、とか思った。

ラグビーのセオリーというのもよくわからないので、拍手が起こるタイミングもわからないものがあったり、外に蹴り出したシーンと言うのが、どういうのがよくてどういうのが悪いのかあまりよくわからなかったりする(笑)んだけれど、とりあえず攻めている時と言うのは歓声が起こるし「うおぉ」って思いながら見ていた。野球やサッカーみたくファンから大きな歓声を受け続けるわけではないけれど(でもたまに「ヤ・マ・ハ!」みたいなコールが起こってた)、やはりプレーに沸き上がる歓声こそその空間と雰囲気を創る最重要要素で、ピッチに引き込まれる要因になるのだと思う。

まあ元々サッカー見に行くの好きになったのって、屋外で(ライブハウスと比べて)空気が気持ちいいのと、芝生の緑色が好きだったこと、(想像よりも全然)プロの興行らしい雰囲気がスタジアムには漂っていること、ピッチのプレーに人々が引き込まれていて、それぞれの思いをはせていること。とかそういうのが好きなんで、今回のラグビー観戦も十分その感覚は堪能出来たし、「やってて好きだった野球行かないのに、ラグビーは行くんだ?」ってのは、サッカーと同じくプレー時間が決まっている(前後半40分)とか、サッカーと同じスタンドとピッチの位置関係だから。かなあ。

この日の後半はやはり学生の関東学院大が最後に一矢報いられないか…という雰囲気だったで、それはそれでやはり良いところでプレス掛かると(←サッカー感覚で言葉使ってます)、わって歓声上がってたし。でもやっぱヤマハの方がフィジカル面で上回っていたからなあ。それでも大田尾という選手をこの日見ていて、(これまたサッカー感覚で言葉使うんだけれど)キレキレだなぁと。ラグビーのキレキレってこんな感じなのだろうな。個人で見事な身のこなしとスピードで人を交わしていく様を見るのは、サッカーのドリブルと同じで結構ゾクっとするのかも。

後半の終盤ぐらいには、ヤマハ発動機ジュビロにとっての中山的存在になる?、39歳のベテランの村田も登場。これまた他の選手とは違う、中山みたいな歓声が上がったような気もしたし、割と近くに居たヤマハの旗を持っていた人が、グッズを入れる袋に使っていたのが普通にジュビロ磐田のグッズショップの袋だったし(笑)、僕も何気にジュビロマフラー持参してたんですが、他にもジュビロ磐田のタオマフしてた人居たしね。ラグビーとサッカーじゃファン層違うだろ、って普通思うと思うんだけれど、「ジュビロ、磐田」というクラブ、土地にとっては両方ともファミリー的な存在としてあっても不思議じゃないんだろうと思った。

という感じで、元々初のラグビー観戦はヤマハ発動機ジュビロの試合が良いなとは思っていたけれど、思った以上に楽しめた。前半スタに居たら「なんで学生にこんなやられるの?」ってイライラしたかもしんないから(笑)、後半だけでもよかったかな。また準決勝も秩父宮のようなので、見に行きたいと思ってます。というかやっぱこういうスタジアムがいいよねー。秩父宮でJの試合とか見れたらものすっごい試合に入り込むだろうな…なんて言ったらラグビーファンからは怒られるんだろうけど。

でも、帰りに会場にあったラグビーのフリーペーパーもらって帰ったら、「お互い共存していきましょうよ」的な記事があってね。そういう方向がいいとは思うんだけれど、一部の頭固いのが…拒むだけならいいのに、要らんこと言ったりするから、まだなかなかというところなのかな。でも、ジュビロは勿論、サントリー東芝府中、多分トヨタサニックスJリーグのクラブと絡んでいると思うし。同じ地域で戦うスポーツクラブ同士、連携していければそれはファンの為にもなっていくんではないかな。

…さて、この日ラグビーを見たから?別に関係無く?感じていること。ジュビロの公式掲示板を時々見ると、「カウンターサッカー=つまらない、悪」とするような意見が多数を占めているように思うのだけれど、果たしてカウンターサッカーはつまらないだろうか?否、そうは思わない。まぁ、カウンターサッカーってなんなのよ?どこからどこまでがカウンターサッカー?という見た感じの印象は人それぞれなので、…だから僕がアジウソン体制後の試合を何試合か見た印象では、別にカウンターサッカーになっている印象なかったりするんだけれど(笑)

僕がサッカーを見ていてやはり一番気持ちが盛り上がるのって、面白いサッカーだとかパス回しだとか勝利の瞬間じゃなくて「ゴールの瞬間」。勿論それが…焼け石に水のゴールより勝利に近付くゴールが良いし、綺麗な展開であるにこしたことはないけれど、でも印象の強さは「ゴールそのもの」>「試合結果へのプロセスとして」>「ゴールまでの展開」かなと思う。

んで、根本の話になるんだけれど、ぶっちゃけカウンターって展開としては綺麗じゃん(笑)手数少なく、早くゴールへ向かっているものだからさ。僕サッカーをスタで見始めた初期に大熊時代のFC東京を見ているからか、やっぱカウンターのプレーそのものの勢いにしても、それが生み出す会場の雰囲気にしても、やはり気持ちが上がるものだと思うんだよね。3、4人と物凄い相手ゴールへ向かって勢いよく向かっていくっていうのは、「ゴールの数で結果を競う」サッカーというスポーツに置いて、一番「気持ちの感じられる」シーンの一つと言っても過言ではないのではないか。

そして果たしてカウンターはつまらないのか。浦和は以前居たエメは勿論、今はワシントンもポンテも達也も割とカウンターのような展開で一人で複数人相手に勝負して行く選手だと思うし、ガンバはマグノアウベスも播戸も相手の裏のスペースを狙える選手だと思う。川崎のジュニーニョだってそう。そういう選手を応援していて、各チームのサポはつまらないと思っているかと言ったら、思ってないでしょう(笑)

もっとすごく大きな話で言えば、エトーだってサビオラだってシェフチェンコだってアンリだってロッベンだって…スピードで一人でカウンターで勝負しては点を決めてきている選手でしょう?考え直してみれば、そもそも強かった頃のジュビロって手数少なくゴールへ向かっていくことって結構多かったんじゃないかと思うのだ。

98年の中山がめっちゃ決めてた頃は結構ボール奪ってから勢いよく攻めていくゴール多いように感じるし、99年の名波がボランチになってからも名波のロングフィードが活きていて、00年のハジェブスキー体制の時も結構イケイケなサッカーだったはず(この辺、VTRでの印象)。そもそも中山、高原、藤田、奥辺りが自分でスペースを突くのが上手い選手で、川口がスピードでサイドを突破するのが得意な選手だったので、当時は十分スピードを活かして攻めていたシーンは多かった。

引かれるから、ポジションを頻繁にチェンジしながらボールを回して相手を崩すスタイルも確立されたんであって、別に最初からポゼッションサッカー、パスサッカーが出来ていたわけではないと思う。中山が元気な頃は割と手数が少なくゴールに迫っていたシーンはまだまだあったんだよね。素早い攻撃という手法が出来ていたからこそ、遅効というかポゼッションサッカーも活きていたのだと思う。

それが崩れてポゼッションサッカー、パスサッカーというものに偏るようになってきたのは、中山が怪我して裏を取れないグラウ前田の2トップが定着して、中盤の選手に衰えがきて頻繁にポジションチェンジする運動量が足りなくなってきて、名波が衰え始めて動き出した前の選手に素早くボールが送れなくなって…結局のところ、衰えからきていたものだったと思うんだよな。

03年2nd以降は(引いてくる下位相手には無駄にボール回しが出来ていたけれど)強いチーム相手には大して試合も支配出来なくなっていたし、ボール回そうにも相手の中盤のプレスの方が素早くなってきて勝てなくなっていった感じだったし(柳下時代からもうそんな良いチームじゃなかった。天皇杯優勝と全く別カテゴリの札幌での3年率いた実績でうやむやになっている気がするけれど)。ボールは回せても「シュート打て!」って試合もかなり多かったしなあ。

正直04年頃からのジュビロは、カウンターが出来ない(それだけの脚力がない)チームだったと思ってるんだよね。相手が戻り切れてないのにボールを奪った後にろくに走らずたらたら中盤、バックラインでパスを回したりして相手が戻る時間を作っていたシーンが本当に多かったし、それがまた足元足元のパス回しが多かったし、前線で誰かが動き出してもタイミングが合わず出せない、ってことが多かった。

なかなか前に出せず、んで切り返してバックパスみたいな。これが正に「名波のリズム」で、ゲームを組み立てるには良い選手であることには疑いようはないんだけれど、名波の衰えがジュビロのサッカー、成績の衰えとしてそのまま出た部分はあると思うんだよね。04年の2ndのガンバ戦で、西野監督に「前半はボランチの名波を自由にさせすぎた。後半、そこに重点的にプレスに行くようにしたら勝てた。」的なことを言われたことがあったし(笑)そして05年に主力級が怪我して、前田、カレン、太田、成岡、菊地辺りの…若くて脚力がある選手が出場機会が増えてきたことでカウンターを繰り出せるシーンも徐々に出てきて。

最近は相手もジュビロに対して段々引かなくなってきてるのに加えて、うちとしても脚力(スピード)が再び武器として使えるようになってきているわけだから…そういう長所を活かさないでどうする?と逆に思うし。05年はカレンの60mドリブルゴールとかありましたが、あれはつまらないゴールだろうか?太田もスピードで相手をちぎってゴールへ向かうことが出来る選手だけれど、つまらないプレイヤーだろうか?中山は勿論、高原や俊哉も割と裏へ抜けてカウンターでゴールを決めたりしてきてる選手ですが、つまらないプレイヤーだろうか?

名波や福西が居ようが居なかろうがどうせうちはここ3年間、中上位程度のクラブなわけだし、勝利へ向けて身の丈にあったサッカーをするのは当然のことでしょう。まあ、ポゼッションサッカー、パスサッカーの悪い例って言うのが昨年のJ2でのヴェルディだと思うんだけれど、別にパスだけたらたら回して楽してるサッカー見てても、楽しいと思えないもん。こういう例えもどうかと思うが、カウンターで勢い良くゴールへ迫るシーンは激しいピストン運動で、中盤でパスをたらたら回してるのは緩いピストン運動みたいなもんで、どっちが興奮するだろうという話。「シュート」でもトリプルカウンターアタックとか出てくると「来る!」みたく盛り上がるじゃん(笑)DEAR BOYSでも哀川のスピード活かしたカウンターとかすごい上がるじゃん(バスケ)。

「別に中盤でたらたら回すのがパスサッカーじゃないでしょ?」という突っ込み方はあるんだけど、ジュビロはそうだったということ。パスサッカーという名の下にごまかしていただけ。一時期のヴェルディや、今の甲府のサッカーぐらい本当に無駄に積極的にパスアンドゴーしてりゃ、「独自のスタイル」としての面白いパスサッカーって言えるとは思うけれどね。甲府は本当に面白いサッカーしていると思うんだけれど、いかんせん個の能力がね(笑)でもそれがまた魅力なのかも。面白いパスサッカーを見たい人は是非甲府を今年見るべきだと思うよ(勝てるかはわからんけど(笑))。甲府なら富士乗換で身延線で行けるでしょ?

今のジュビロの戦力では、ポゼッションサッカーよりはカウンターサッカーの方が多少なりとも勝てる確率は高いんだろうし、ジュビロが好きだということを大前提として、「勝てなくてもポゼッションサッカーをするジュビロ」「カウンターサッカーだけど勝てるジュビロ」。どっちが見たいかと言ったら、僕は後者だ。だって勝ち試合の方が、絶対会場の雰囲気も良いことには違いないし、負けが込むのに比べれば絶対きっと磐田という小さな街にとっても明るいニュースになるわけだし。

…ただまあ上に書いたように、僕は別にアジウソン体制後のサッカーをカウンターサッカーだとは思っていないので(笑)以前と比べれば確かにカウンターを繰り出すシーンが増えてるけど、他のチームの試合も色々見ているからなんだろうな。後ろが空いてたら狙うのは当たり前。勝つ為に相手の穴を突かないでどうする。つーか別に90分間ずっとカウンターやってるわけでもないし、そんなスペースに出してヨーイドンとか、前にロングボール入れて縦ポンとか、そんなこと全くやってなくない?逆に、裏取るのとかジュビロの今の選手はそんな上手くないし、ロングボール入れたところで競れる人間が居ない(笑)

あとはやっぱうちの前線〜中盤の若い衆ってのは、ジュビロの全盛期のパスサッカーを見て、ジュビロに憧れてここへ来ているわけじゃない。ユースやサテライトでもそういうことをして育ってきているはず。その子たちにカウンターだけやれって、それはそれで無理だと思う(笑)上田も船谷も太田も前田も、割と中盤でリズムを作るのは上手い方だと思うよ。多分まだ素質でそれがやれているって程度のレベルだとは思うんだけれど。でも天皇杯浦和戦、福西が抜けてからの時間帯から若いのだけで築いたチャンスは、十分パスを繋いで相手を崩すスタイルだったと思います。

しかしなんだろうなー。山本時代にあれだけひどい内容のサッカーをしていて(山本さんは…面白いサッカーを目指すようなことを言いつつ、15秒以内にゴールまで行け的なことを言っておいて、それをする為の手法がDFラインからのターゲット不明の縦ポンだという、本当にひどかったよな(笑)でもその「言葉」だけはまだ引きずってるのかなー?結構上手い言葉で夢見させることは言ってたからね、あの人。)、アジウソンになってようやく人もボールも動くサッカーになってきたのに、カウンターサッカーはつまらない的な話になっているのが不思議なんだよな。

出ていった人間の「言葉」が先行し過ぎていると言うか…。要らない守備固めとかはあるにせよ(笑)、実際の試合の組立て/攻めの部分は悪くないと思うし、ドン引きカウンターサッカーを実際やってたら、こんな得点もしていないだろうし失点もしていないと思う(笑)試合の内容よりも言葉の印象が先行し過ぎていないか?まあ落ち目のもの、攻めのターゲットとしやすいものに対して、言葉の印象が先行してその要素で攻め立てる…というのは、多分何に対してもあることだと思うんだけれど。

まぁもう、どんなサッカーやるか関係なく、前田が怪我で使えるかが微妙でうちのチームが一気に下位争いも視野のチームであることは変わりないんだから(笑)、どんなサッカーするかよりこの戦力じゃ純粋にやばいってことを言えばいいのにな、って気がした。U-21でカレン、上田、第二GKの松井が取られてロクに開幕までチームで調整出来ず、A代表にも第一GKの川口が取られる。もしや太田も?前田は(手術は回避したが)怪我、中山と秀人も怪我?ほんとねー、やばい(笑)

ジュビロって、「磐田」っていう一般には全く無名といって市にあるクラブだから、全く別の土地に住んでいる人でも(知識が無いのと同じだから)割と思い入れをするにはとっつき易かったのかな、って思った。これが「浜松」だったら、まだ…うなぎ、ホンダ、スズキ、ヤマハ、KAWAI、徳川家康とか…予備知識があって、「別に浜松とか関係無いしな」的な意識がもうちょっと生まれたんじゃないかな。磐田は、関係無いと言うか何も知らないだろうから普通(笑)

やっぱ普通に磐田市の街並みと規模考えれば、経営規模が鳥栖辺りと同レベルでもおかしくないんじゃないかなぁ。所詮基盤はその程度で、ヤマ発にある程度おんぶに抱っこであるということ。その割合を減らすには、外部からの大口スポンサーは、仮に飯田産業だろうが大切だということ。一年間稼いで暮らすのに掛かるお金の中で、シーチケに掛かる値段なんでほんっとうに微々たるもんで、本当に磐田に貢献したけりゃやっぱ磐田経済圏(?)に住まなきゃいかんのかもね。

やっぱ今の僕なんか幾らジュビロ好きだろうが、今住んでる市がFC東京のホームタウンだし(笑)、東京ガスにだって金払ってるし、ENESTAにだってampmにだって…。って感じだからなあ(笑)見に行くっつったって、電車じゃそのお金はむしろジェフに行くわけで(笑。あ、新幹線はJR東海だからジェフには行かないのかな?)、その分の交通費を全部磐田や浜松の店舗に落としていたら、登り登ってジュビロ以外のクラブに行く…って確率はやはり減るよね。

ジュビロがある程度の規模を保ってほしいことを祈るならば、やっぱ早いところどこぞのクラブみたく「ジュビロ磐田・浜松」にしなきゃいけないのだと思う(笑)まあフクアリ的なスタ建設予定がないけど…。今でも浜松市民は十分磐田に足を運んでいるとは思うけれど、その一方で無関心な浜松市民も数多くいるわけで。所詮磐田にスタがあれば、取り込むのはなかなか難しいとは思うんだけれどね。

でもザ・地方都市(パチンコ店多め)の浜松の市民がその気になりゃ、中規模ながら結構客の入るクラブとかが出来たっておかしくないと思うんだけれどねえ。今のところ経済界がそうなってきてないのと…隣の磐田にジュビロ程のクラブがあるということ。とかがあるから盛り上がってこないんだろうとは思うんだけれど。浜松に磐田市以下のクラブ出来たって仕方無いという気もするしなー。浜松にクラブ出来たら僕はどうなるだろうな?Honda FCはカテゴリが違うから今応援してるけどさ。

まあなんか話脱線しまくったけど、「別に(僕はジュビロはカウンターサッカーだと思ってないけど、)カウンターサッカーでいいじゃん!早くてきれいで盛り上がるし!シンプルにシュート一杯打った方が興奮するし点一杯入った方が面白いじゃん!」ということです。ラグビー見てて、やっぱり選手が人の少ないサイドをスピード上げて攻めあがると、歓声もわって上がるし、僕の気持ちも高ぶったからさ。で、最後独走になると「うおー」って思うじゃん。火事とカウンターはサッカーの華。以上!

金曜日のDCPRGO-EASTを前にして、テレビ朝日の地上波に登場している栗原さん関島さん(栗コーダーカルテットやぐちひとり)。いやたまたまテレビ付けてたらやってたんだけど、この人らが週末ラブホ街でカオスなポリリズムだとか云々を鳴らすとは思えないな(笑)4月の東京公演が川崎のACLの試合とかぶってて「どうしようかな」って思ってたけど、今週末のに行ければそのアルバムレコ発は行かなくてもいいかなと。どうせ今回もアルバムの中の曲バンバンやるだろうし。栗コーダーの面々は浜松でちょくちょくやってるみたいなんだよな。ジュビロの試合とタイミング合わないかね。エスケリータも一度行ってみたい。