ガーデン・シティ・ライフ・ログ

ジュビロ(Jリーグ)とか、野外フェスとかアートとか、庭園巡りや町歩き記録。

Your Song Is Good @ 渋谷AX

今日から下半期。うーん、今年ももう半年か…。未だに2006年のまとめ(あれ聴いたな、あのライヴよかったな。的なこと)も出来ていないなーと思うし、昨年のフジの日記も書き終えていないのだけれど。そういうのが気になってるのは良くないのでどっかで時間取ろう。なんか最近は1週間があっと言う間だ。ここ最近の週末の片方は、「寝溜める」ぐらいのつもりで思いっきり寝ている気がする。今日もそんな日で眠りまくった。おかげで結局ライヴ前は殆どどこへも行けず(と言っても最寄駅からじゃなく代々木駅から歩いてるので街を歩いたと言えばそうなのだけれど)SHIBUYA-AXへ。

本日はユアソンのツアーファイナル。いつもながら取材と称して。本当に近頃はライヴが続いているなー(金曜も本当はZeppへ行く予定だった。仕事が切り上げられそうになかったから断念したけど)。ユアソンを見るのは昨年12月以来。昨年一番多く見たのは確かユアソンなはずだけど今年はようやく初。到着とほぼ同時に開演。とりあえずツアーファイナルなのでセットリストは以下。今日は自分でメモったんだけれど、こう数えてみると30曲もやったのか("いつでも演奏中"を一曲と数えるかは微妙にしても)。思ったより長いな、とは思ったけど、すごいなー。

01. ウィッス!ウィッス!ウィッス!
02. SUMMER vs WINTER
03. AAH WEE
04. ROCKALYPSO
05. 続・熱帯ボーイ
06. Jump Up! Shimbashi Jump Up!
07. 週末はストラット
08. Splash
09. Walkin'
10. HOT GRAPEFRUIT
11. 無礼講な演奏
12. あいつによろしく
13. A Short Vacation
14. はねむ〜んしゃっふる
15. UNDER THE SEA
16. Up! Up!
17. Good Lookin'
18. CALYPeeeeee!SO
19. 6人は南をめざす
20. オイ、オレ、オマエ
21. Good Bye
22. ブガルー超特急
23. Super Soul Meetin'
24. The Outro

[ Encole ]
25. 2,4,6,6,1,64 Number
26. The Hot
27. Our Melody
28. 熱帯ボーイ
29. いつでも演奏中

ほぼ入場と同時に開演。ライヴが素晴らしかったのは言うまでもないので極力省略しつつ。正直アンコール無しでもいいぐらいの熱演、爆発っぷりでしたが、アンコールもあって約3時間。「20時には終わるかなー。そしたらRAGTAGとか寄って帰って、吉祥寺戻ったらロヂャーズ行こう。」なんて考えていたんですが、終わったのが21時なので全然そうはならなかった(笑)うーむ。やっぱもうちょっと早く起きて色々動くべきだったかな。今後週末も割と予定が詰まっている気が。

ただ今日は2階席から見たんだけれど、本当に前の方はモッシュ状態になってて。今までもそうって分かってたけど、改めて上から見るとまた違う。こういう音でモッシュってすごいよな。でも気持ちはすごい分かる。…こう上からゆっくり見てしまうようになったのは、年齢的なものなのか立場的なものなのかどちらとも言えないけれど。あと"Jump Up! Shimbashi〜"を久々に聴いて、これを最初に聴いた頃はピンと来てなかった「新橋」と言う単語。今や新橋へ通う身ですからね…。

今日の2階席は多分関係者のみだったのかな?居た人たちのテンションを見ているとそうなのかな、と思っていた。入場する時に書くやつの、僕の前の人が某フリーペーパーの編集長?プロデューサー?の宮○健さんで、「うお、すごいな」なんて思って…でもなんか、そういう人と今同じ土俵の上に居るのかな、と思うところもあって。他にもユアソンと親交のあるアーティストの方や、モデルさんなんだろうなーと思うきれいな方や、某大型フェス主催イベンターの代表っぽい人であったり…そういう人たちと同じ場所に立ってるんだなって思うとすごい。

すごいんだけれど、でも僕には何もない(笑)何ヶ月か後に地元帰ることになって何も残らないかもしれない。っていうかそうなったらきっと今は本当に夢みたいになって何も残らないんだろう。一人でCD屋行くかサッカー見に行くかだけの日々に後戻りっていう、その程度ですよ(笑)そんなことも考えながら、その程度なのにここに居れるって言うのが本当に運が良いと思う。運が良いって考えだけで終わらせられないから、「何もないよなぁ」って思ってしまうんだけれど(笑)

そもそもユアソンを好きになったのも、この仕事に関わり始める以前、無職3ヶ月目ぐらいの時期に一人でエコパにサッカー見に行った帰りに袋井の田舎のツタヤで新譜セールの中にあった500円の(まだ出て半年ぐらいの)"YOUR SONG IS GOOD"を買ってなので(笑)無職、一人、田舎。ですし。最初に見たYSIGは東京へ来た後ですが、一人でCDJで年越しして虚しくて眠った後の朝4時とかだしさ(笑)その後、初めてライヴを招待で見たのも、ライヴ取材したのもYSIGなので、どんどん大きくなっていったYSIGとは…遠いながら縁はあったのかもしれない。

そんな程度のすぐ消えてなくなるぐらいの僕ですが、この人たちに混じっても僕だけの武器、みたいなものってきっとあるんだろうし、うーん何もない僕にならこそ出来ることってきっとあるとは思う…なんかそういう意欲は色々沸いているかもしれない、今。ライヴ取材とかなんとかして、拙い文章を積み重ねっていっているわけだけれど、僕が出来ること、すべきことは、良い文章を書くことよりも、その文章が活きるスペースを作ること…なんだと思っている。

まだ他の媒体がやっていないことで、僕が出来ることって幾つもあると思っているし。なかなかその時間が割けていない現状、言うだけ言っといてどうせ何も出来ないんじゃないかという自信の無さもあったりするわけだけど(笑)そういうわけにもいかないし、やるからには…2階席の人々にも、1階席のフロアの人々にも、アーティストにも再評価されるような媒体を作りたいなぁとは思っている。

意欲ばっかりで自分にプレッシャー掛けてるだけなんだけど、「どうせ何も残らない」僕ならば、何か残すつもりでやっていくしかない。半年後、地元帰ってコンビニでバイトしてるかもしれないし、はたまた地元のシステムハウスで「あの人東京から戻ってきたらしいけど、全然使えねぇんっすけど。」とか言われているかもしれない(笑)それでも今出来ることを出来る限りやれれば何か残るはず。何か残っていれば、そうなった時の虚しさもまた違うもんでしょう!

ってな話はこの辺で終わりとして、最後にユアソンに戻ると本当に暑い暑い素晴らしいライヴでした。仕事で書いた方にそんな暑さは注ぎ込んだつもり。正直今日のパフォーマンス見ちゃうと、フジで短いのを見たりしたら物足りなく思いそうだ(笑)今ユアソンを10代やハタチぐらいで体験出来るリスナーは幸せじゃないかなぁ。いや別に自分の10代の音楽が幸せじゃないわけじゃなく(あの時代はあの時代で幸せだったと思うし)、ただやっぱ情報量は違うかなあと。…でももしかしたら、その「時代の情報量」に僕は逆行するのかもしれないけれど。

うんうん、何書いてもそんな程度の男の戯言なんですが、ほんとにねー、関係者の一人ぐらい知り合えたらよいのにな(儚い欲望)。そう思いながら一人で帰路へ。最近渋谷へ来ないので来た時ぐらいもうちょい歩きたかったんですが、TOWER、HMV、マツキヨに寄ったぐらいか。神泉から帰ろうと思って、松涛温泉の前通ったんだけれど…あれ?何も無くなっているかと思いきや、表玄関や看板は全くそのまま残ってるんですね。爆発したのは裏の方なのか。ちょっと拍子抜け。

月曜から朝礼をど忘れするわ、サーバートラブルがあるわ、なんか色々大変。実際のところ今までの1.5倍ぐらいにはなれていると思うのだけれど、でもどんどん増える(笑)ある意味、そうなりたかったと言えばそうなんだけれどね。データセンター行った後にもこれだけ仕事に集中して取り組めた日は初めてじゃないかぐらい。ワールドユースまでには帰ろうと思ってたけど無理だった。ていうか生中継かと思っていたら録画なのね。なんだつまんない。

それにしても、あんまり何も考えずに(いや、そんなことないか。色々考えてお願いしたことだけど、いざ移動してしまうとそんな深く考えてない)席を移動してみたら、今は2つ下の新卒の子たちに囲まれている。これはプレッシャー(笑)水曜も遅れちゃったんだけど、でもほんと…遅れちゃ駄目だなって思うし、サボれないなって思う。まぁそういうプレッシャーが欲しくて移動しようと思った部分もあるだろうし、それで成長するか、飛んで火に入る夏の虫になるかはやっぱ僕次第だと思う。ストイックなこと言おうと思えば幾らでも(言うだけなら)言えるものだと思うけれど、僕か誰かかわからないけど遠くない未来にまだどんどん動きがあるだろうし。「一体何やってたんだ」と思う状況にはならないよう。

ただ二日連続で人身事故で帰りの電車が遅れたのにはちょっと参った。生きていることについて改めて考える反面、それより何より…記憶がない時にふらついて線路降りたりしなくてよかったよなと(笑)でも本当に時間が過ぎるのが早くって。ap bank fesも今週末には金券ショップ回って置かないと間に合わないな。小田急の優待券が1枚余っているので行き帰りのどちらかは使うつもりだ。とりあえず相変わらず最近も色々聴いたり色々調べたりしている。